対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
志望校別の対応ができる受験作文。作文の専科教育で40年の実績。

昨日3330 今日1404 合計7300
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   おとうとがいなくなった   おはろ

「ピーポーピーポー」
「ウーウウーウーウウーウーウー」
「ゴゴーゴーザザゴーザーザゴゴーザザー」
川の音がザーザーなっています。
「それで不明者の名前とねんれいをおしえてください。」
けいさつかんがきいています。
「はい、2さい7ヶ月の男の子で、このお兄ちゃんと同じ服をきています。」
「はい、今すぐそうさくします。」
しょうぼうしゃがかけつけてきました。
 お母さんが遅れてかけつけてきました。ぼくのおとうとがいなくなったのです。そのときのお母さんのかおは青ざめていてまるでゆうれいのようでした。するとその時お母さんの電話がなりました。おじいちゃんからです。
「おい、○○がひとりで家にきたけどどういうことや。」
話によるとおとうとは、おじいちゃんの家の近くまで歩いていって、近くの人がたくさんの家を回って、やっとおじいちゃんの家についたそうです。そのときのたけおはずいぶん日焼けをしていて、まっかなかおでした。
 おとうとによると、おとうとはおじいちゃんの家にあるウルトラマンのうちわをとりにいくつもりで、2kmはなれたおじいちゃんの家にいったそうです。おじいちゃんのいえのかんばんをめじるしにしてどんどん歩いていったところを近くの人にほごされたそうです。
 それにしてもよく2kmはなれたところへ行こうと考えたなと思いました。おとうとがゆくえふめいになったキャンプ場をとおると、弟が川のだくりゅうにのみこまれてしまったんじゃないかというどきどきした気持ちを思いだします。その川は、いまでもごうごうと流れています。

   講評   kan

 こんにちは、おはろくん。今回はドキドキしたことという課題でしたが、これ以上のドキドキはないというくらいの題材ですね。弟くんのゆくえがわからなくなったときは、お母さんはもちろん、みんな真っ青になったことでしょう。みんなのドキドキが伝わってきます。ぶじにほごされて、ほんとうによかったです。読んでいる先生も、ドキドキでいっぱいになりました。りんじょう感たっぷりの作文ですね。
★動作情景の結び よい結びです。川のだくりゅうとドキドキが見事に合っています。さっそくこんな素晴らしい情景の結びができるなんてさすがおはろくん、センスがありますよ。
★たとえ 真っ青になったところがゆうれいなのですね。う〜ん、これもじょうずです。
★心の中で思ったこと たった2さいですが、ものすごいぼうけんを思いついたものですね。しょうらいは、おはろくんに負けないくらいの大物になりそうですね。
 ドキドキしたことにぴったりの作文でした。よくがんばりましたね。
     

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)