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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   勝ち負け   えさな

 私は、小学校二年生の頃からずっと水泳を続けている。今は、学校でほかの部活動をやっているため、水泳は週に一回スイミングスクールに通って続けている。一時間に十人程一つのコースで泳ぐ。しかし、周りはほとんど小学生ばかりでなかなか思うようには練習できない。また、タイムは毎回練習の最後に測るが、二ヶ月に一度進級テストがある。年齢と種目によって一定の基準があり、それ越したら合格という形でテストをやる。テストの時は二コースで一回に同じ種目の人と二人で泳ぐ。先月、テストの時に、背泳ぎで横に私とタイムが近いこと泳ぐことになった。いつも必ず思うのは、負けたくない!という気持ちだが、タイムも近いということでさらに競争心が強まり、ベストを出すことができた。このような小さな勝負でもモチベーションはあがり、自分のベストを尽くすことができるようになるのではないか。
 しかし、勝ち負けにこだわるのはよくないという考えもある。よく、バスケットボールやバレーボールなどのチームスポーツをやる時は、勝ち負けにこだわりすぎて楽しめなくなってしまうことはないだろうか。スポーツだけでなく、合唱コンクールなどの行事でも同じことが言えるだろう。私の学校では、各学年から最優秀と優秀賞を審査委員が決める。各クラスはこのためにすごく頑張る。しかし、練習しているうちに、クラス同士でコンクールのことで仲が悪くなったりしてしまうことがある。このように勝ち負けにこだわりすぎて、学年として空気が悪くなるのはすごく悲しい。クラスとしてやはり賞を狙うのはよいことだが、勝ち負けにこだわらず、どんな結果でも悔いがないように努力するべきだと思う。
 また、スポーツに勝ち負けは必要だという考えもある。勝ち負けがあることによって人は熱心に取り組み、進歩する。「うさぎとかめ」という昔話がある。この話はうさぎとかめの競争だ。常識で考えれば、ウサギの勝利は間違いなかった。しかし、油断したウサギは途中で昼寝をしてしまった。その間に亀は黙々とウサギを追い越し、先にゴールをする。もし、この競争に勝ち負けがなければ、疲れたかめも、ウサギと一緒に休憩をとり、やる気なしでゆっくりとゴールをしていたかもしれない。したがって、勝ち負けがないと人は努力しないかもしれない。
 このように、スポーツの勝ち負けには良い面も悪い面もある。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言があるように、大切なのは勝ち負けそのものではなく、その勝ち負けの内容を通して互いに成長していけるかということだ。

   講評   kiri



 こんにちは。
今月も、がんばって清書ができました。
 もう11月。すっかり秋だね。11月もがんばりましょう。

                   

 

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