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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   学問の意義   ターミネーター

 昔から学問というものは社会のためにあるべきだという考えが存在する。その言葉通り江戸時代の幕末では、一般庶民の初等教育機関である寺子屋はおびただしい数に上り、村役人、僧侶、神職、裕福な町人などによって経営され、読み・書き・そろばんなどの日常生活に役立つ教育をおこない、道徳までも教えた。この庶民教育は都市を中心に広まり読み書きを中心となる初等教育が世界の中でも抜きん出ていた。こうした生活に役立つ教育と違って、今の教育は受験勉強のための教育となっている。現代の教育は受験勉強のための教養ではなく、まず生活に役立つ教養を身に付けていくことだ。
第一の方法として、初歩的なことをできるためにも生活に役立つ教養を受けて知識を増やしていくことだ。最近、今の子どもは昔の子どもと比べると知能の低下が見られるといわれている。こういう低下が見られるということはまず土台となる基礎が大事なのではないか?受験を意識する教養は基礎問題などの発展した問題ばかりでやるにしても早すぎなのだ。だから生活に役立つ基礎的な問題を小さい頃から教え込まれるのが大切である。
 第二の方法として、生活に役立つ問題より受験勉強のための勉強は今の現代社会を象徴している。昔戻って学問に対する意識を深く考えるべきだ。なぜなら受験勉強に役立つ勉強は、将来の自分のためにやっているのである。つまり第一に自分にとっての利益を大切にしているところから現代社会の状況と煮ていると思う。明治時代に「学問のススメ」を出版した福沢諭吉は言う。学問は実用に役立てるためにあるんだと主張している。今と昔とでは学問の意識が全然違う。昔に子どもは利益を目的として学問を学んでいるのではなく。学問は立派な人間になるためにあると江戸時代の人は言うが、現在は違う学問とはテストのためだけに勉強するという考えである。
確かに、生活に役立つ教養は面倒見がいいし、知識が身につくスピードは一番速い。だが受験勉強を意識した教養は後に大人になってもすごい役に立つ。「人には全く正反対な武器を持つことも大事だ。」という言葉にもあるように、たった一つだけに武器だけでは先へ進むことは難しい。二つ武器があることで先へ進むことが容易になる。だから生活に役立つ教養や受験勉強のための教養があればこの世の中をとまることなく進めることができると思う。今振り返ってみると受験するということはとても大変であった。この体験は自分に精神力というものを養わせてくれたということでもある。どんなことにもめげずにやり通すという気持ちを持てるようにもなり、役になっている。これから自分も二つ以上の武器を持っていけるよう頑張っていきたい。

   講評   inoko

 ターミネーターさん、こんにちは。インフルエンザがますますはやっています。気をつけましょう。次回は、11月6日です。




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