対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   友情を作るきっかけ   201系

「ついて来ないで」(書き出しの工夫)
小学六年生のときだ。僕が友達と遊ぼうとしたらS君がこう言った。「なんでだよー」と僕が言ったら、怒ってきた。取っ組み合いはしなかったが、口でのけんかになり、それ以来ほとんど口を利かずに卒業した。誰でもけんかをしたことはあるだろうが、僕はけんかをすることはいいことだと思う。(是非の主題)
 その理由はまず、けんかをすることによって、相手の本音がわかるということだ。(複数の理由1)僕は六月ごろにN君に、「ちょっと立ってて」
と言われ、立っていると…ちょっとした取っ組み合いになった。(体験実例)僕は足を引っ掛けられ倒されてしまった。そしてもう続けられなくなって、何だよアイツ…と思いきや、
「何でやったんだよ」
とN君に聞いてみた。すると、
「ちょっと面白そうだからやっただけだよ」
ああ、悪気はなかったのだなと、僕は思った。こんな下らないことでけんかをするなんて、あほみたいという人もいるかもしれない。先ほどの6年生のときの体験で、S君は
「ほかの人と遊びたかった」
と言っていた。けんかをすることによって、相手の気持ち、心をつかむことができるというメリットがある。
 もうひとつの理由としては、自分の考えを出すことによって、自分のことを相手に理解してもらえるということがあげられる。(複数の理由2)けんかは自分が相手と違う考えを持つと始まる。例えば僕が
「文化祭の実行委員をやりたいな。」
と友達に言ったとする。でも
「似合ってないし、みんなをまとめられないと思うな。僕はA君のほうがいい。」
と言われたら少しムカッとするだろう。ここでもしけんかにチャレンジすると、後で
「分かったよ。お前がやりたいんだろ。」
と言われるかもしれない。つまり、自分の考えを表したほうが得なのだ。課題フォルダのデータ集31「人間関係における意識調査」に載っていたが、「ケータイメールのほうが気持ちを伝えやすい」という人は28%なのに対し、伝えにくい人は64%だ。(データ実例)つまり面と向かって話したほうがいいという人が多い。意見をぶつけてけんかになってしまうパターンが多いが、どこにぶつけるの?(笑)ということは考えなくて大丈夫だ。
 確かに、けんかをすると相手が傷ついたり怪我をしたりる。(反対意見への理解)しかし、けんかはしたほうがいい時もある。(是非の主題)「人間というものは、結果から事のよしあしを判断する」という名言のように、けんかの後お互いに相手の言い分を聞いて、同じ人と些細なことで何度もけんかしないようにすれば、それがきっかけになって、さらに良い友情を築いていくことができると思う。

   講評   kei

早いものでもう10月もおしまいです。この間、夏休みだったのにね!インフルエンザになんか負けないで、いっぱい楽しみましょうね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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