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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   フィンランドの   まじめさん

 六百人をAグループとして、定期健診や栄養学的な調査などを受けてもらった。その健康管理を十五年間続けた。それとは別に、六百人をBグループとしこの人たちは、いかなる健康管理も実施しなかった。十五年経って両方を比較してみた。一方のグループグループでは、病気になった人の数が少なかった。その原因に治療上の過保護と管理が依存や抵抗力の低下をもたらすという結論だった。フィランドの子供たちの育て方や教育のあり方にも通じることだ。自律が自立につながるのだ。子供は、手や頭を使い、さまざまな道具を使って使い、遊びや手伝いをする。人類の歴史的発展をもう一度たどっているような気がする。子供一人ひとりが動物としての感覚を持ち続け、磨きなら成長するために必要である。
 確かに、管理されてばかりは良くない事もある。それは、自分の頭の中で工夫して体に良い事をしようとする行動ができなくなってしまうからだ。自分の体は、自分が良く知っているので誰からも命令させず自分の頭の中で考えて行動したら良いと思う。僕の体験では、僕が小学生の頃映画を見に行く時とか何か出掛けに行く時に一人でその目的地までたどり着く自信はなかった。いつもいつも出掛けると言ったら親と一緒に電車やバスに乗ったりした。でも、今中学生にもなると、小学生の頃と違って今は一人で行くようにしている。多少、まだ一回もそこへ行ったことがない所は不安と緊張はする。一回行った事のある所はすらすらと行ける。親といつまでも同行していると、ずっと迷っても解決しようとしないし、能力が伸びないと思う。だから、勇気を出して少しでも一人で挑戦をする事が良いと思う。
 しかし、全ての事ばかりを管理してもらった方が良い場合もある。例えば、小学生が手元の貯金が数十万あったとする。自分で管理をしようと思うとできるが、やっぱり何十万といったお金なのでなくしたりするとすごく不安になる。だから、親の人に「自分ではこんな大金を管理できないから親が管理して」と言って、親の人に管理してもらうと、気が楽になる。それに親もきっと、銀行に行ってきちんと入金してもらえるから安心だと思う。その他にも野球選手。野球選手の食事はいつも栄養士さんが考えた食事を食べているのである。栄養士さんはいつも栄養の事ばかりを気にしているので、この人にはビタミン豊富な食材を摂取させたりこの人には何個の卵を食べさせなければ、筋肉が出来上がらないと考えて管理しているのだ。
 保護をし過ぎるのは、良くない。『かわいい子には旅をさせよ』と言う名言があるように、一人である程度できなくてはならない事が大事とか、全てばかりを管理してもらう事が大事とかではなく、一番大事なことは、必要に応じてそれなりにその子がどうしたらうまく成長してくれるかと言うのが一番大切なのである。

   講評   utiwa

 こんにちは、まじめちゃん。
とても早く書きあげましたね。
(よかったところ)
☆4段落の構成がしっかりできています。第一段落は要約、第二段落は、管理されてばかりではいけないという話、第三段落は管理してもらうことも必要な時があるという話、第四段落はまとめです。
☆体験実例も具体的に書けていてよいです。構成用紙が役に立っているようですね。
(アドバイス)
★要約はよくまとまっていますが、ひとつわかりにくいところがあります。「一方のグループグループでは、病気になった人の数が少なかった。」のところ。どちらのグループかわかるように、「管理されなかったBグループでは」とはっきり書きましょう。
★「全ての事ばかりを管理してもらった方がよい場合もある」では意味がはっきりしません。「全て管理してもらった方がよい場合もある」と直すとわかりやすくなります。
★書き終わったあと、必ず読み返す習慣をつけてください。文章の意味がとおらないところを自分で発見できるようになります。


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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