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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   食事の色々   ひよこ

 食事というものは、いろいろな条件に制約された文化という構造体の重要な部分である。何をいつ食べるか、それをどう食べるか、食べてはいけないものは何か、といったことに関して、どの国の食事にも、さまざまな制限や規則が習慣として存在する。日本食の場合には、おかずからご飯、ご飯からお汁と、あちこち飛びまわらなければ、行儀が良いとは言えない。ところが、食事の一段階ごとに一品ずつの食物を片付けていく、通時的展開方式の性格の強い食文化もある。
 インドでは、牛が神様としてあつかわれている。それは、何百頭という牛が野放しで歩いているほどだ。だから、神様の『牛』を食べたりはしない。でも、日本では『牛』をステーキやすき焼きにして食べる。私は、国が違うと牛の見方も変わるのだ、と思った。
 私は、母に、
「外国と日本で食事の仕方でちがうところは、どんなところがある?」
と聞いてみた。すると、
「料理の食べ方がちがうよ。」
と言われた。日本では、ご飯を食べながら、おかずやみそ汁を食べる。それが、外国では、前菜を食べてからスープ。という感じで、前の料理を食べてから、次の料理が出てくるそうだ。つまり、前菜とメインディッシュを一緒に食べることはないのだ。
 日本では、おはしを上手に使ってご飯を食べる。これは当たり前のことだ。小さいころは、フォーク
を使って食べるのを、おはしで食べるようになった時は、成長したように思える。しかし、外国では、はしを使わない。スプーンやフォーク、ナイフを器用に使って食べる。
 私は、この長文を読んで、国によって食事の文化は異なるが、その文化を大切にしているということが分かった。食の文化は十人十色という四字熟語があるように、国によって色々違っている。私は食事の時間がきてうれしくなった。

   講評   kaki

最後の「わかった」の文が、グッと良くなりました。
楽しい冬休みをすごしてね。


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