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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   盛り上がった正月   かふた

 「あけましておめでとうございます!!」(書き出しの工夫)
私は父の実家にお正月に行った。今回は特別にKねえちゃん(父の妹)が未来の旦那様を連れてきた。その人はスティーブといって、アメリカ人だ。Kねえちゃんは東京で仕事をしていて、ふだんはいそがしくて来れない。でも、お正月だけは、絶対里帰りするのだ。たぶん半年ぶりだろう。そして、今日は実家に泊まるのだ。前、スティーブが来れなかったときがあった。だから、お正月にKねえちゃんは、祖父に結婚の許しをもらうためにスティーブと一緒に来たのだ。Kねえちゃんはふだんは化粧品を作る仕事をしている。それでいろいろ会議が開かれる。そのときは、ずっと英語でしゃべる。中学生のころから英語が得意だったそうだが、会議で英語をしゃべることから、もっと英語がペラペラになったそうだ。Kねちゃんは、英語で分かんないことは1つもない。スティーブはちょっと分かんない日本語がある。そのときは、Kねえちゃんが通訳するのだ。それに、いつも化粧品を持ってきてくれる。実際自分で500本ぐらいは作ったことがあると言っていた。
 その次の日父はKねえちゃんたちを迎えに行った。私の家の隣のホテルに泊まることになっていたからだ。スティーブが       
「最近運動不足だから泳ぎたい」
といっていたので、ホテルまで送ってきたそうだ。4時半になるとむかいに行き、ホテルの部屋を少しだけ見せてもらった。
「とても住み心地がいいでも、トイレの水が流れにくくて不便」
とスティーブとKねえちゃんは言っていた。そのあと受付でかよねえちゃんは
「トイレの水が流れにくいんですけど・・・。」
といった。
家や小学校、父の会社を紹介した。くじも引いた。かよねえちゃんが恋おみくじを引いて見てみると、ラッキーなことに辰年の人が1番よいと書いてあった。
スティーブが
「ワタシ、タツドシデス。」
といったので、みんなで
「ヤッター!」
と大喜び。その声はまるでブザーのようにあたりに響き渡った。その後私の家に招待した。そして、私と母で作ったキュウイマフィンとバナナマフィンを食べた。そのおいしいことといったら。みんなで
「おいしいー❤」
といって盛り上がった。(似ている話)
 私は去年の2月ぐらい東京にスティーブとKねえちゃんに会いに行った。東京は気温が低く私は洋服3枚しか持ってきてなかったので、すごく寒かった。でも、そのおかげでそのときは結構寒さに慣れたのであんまり寒がりではなくなった。実際、学校で私だけ半そでということもあった。2人と一緒に私たち家族は中華料理を食べに行った。そこであるハプニングが起こった。スティーブと一緒に私の親友がくれたメモ帳で遊んでいたら、スティーブがその上にうっかりお茶をこぼしてしまったのだ。スティーブが
「ゴメーン」
と謝ってくれた。私はメモ帳も乾けば書けるし、わざとこぼしたわけでもないからいいやと思って、許してあげた。(前の話)
 私はKねえちゃんが英語を努力して覚えたので、継続は力なりだと分かった。  
2人は明日の飛行機の7時10分の便で帰ることになっている。(わかったこと)
「じゃあね。東京にまたいつかあそびにくるね。」(書き出しの結び)

   講評   taimu

 さくらんぼちゃん、こんにちは。お正月はにぎやかに過ごせたようですね(^^)。今年もどうぞよろしく〜。

<表現>お姉さんと、スティーブさんの相性は抜群のようですね(うらやましいなぁ〜)。歓喜(かんき)のあまり、みんなの声が「まるでブザーのように響き渡った」のですね。みんなに祝福されて、お姉さんもうれしかったでしょうね。

<題材>スティーブさんとは初対面ではなかったのですね。さくらんぼちゃんご一家とも、すっかり打ち解けているのがよくわかります。最初にさくらんぼちゃんとスティーブさんが出会ったときのエピソードや(前の話)、以前にもお正月に久しぶりに再会を果たしたことがあったというお話(前の話・聞いた話)でも書けそうですね。

<主題>人生のお手本となる人が身近にいるなんて、すてきですね。格言をもちいて「わかったこと」をまとめることができました。「お正月」というテーマを意識したまとめ方にしてもいいね。

例「お正月は、気持ちを新たにリセットできる節目の行事であるとわかった。継続は力なりというが、私も……という自分の夢にむかってお姉さんのように努力していこうと自分に言い聞かせた。」

<構成>書き出しでは、久しぶりに顔をあわせたお姉さんと新年のあいさつをかわし、結びでは次の再会までのお別れをする場面でおしまいにすることができました。今年はうれしい年になりそうですね(^^)。

●分かんない→分からない
●むかいにいく→むかえにいく
●心地がいいでも、→心地がいい、でも
●あそびにくるね→あそびにいくね

              

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