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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   住まい   いまの

ふわっと木のにおいがしたとき。心が落ち着く。私は、快適に整えられた建物より、落ち着く木造の建物のほうが良いと思う。
 その理由は第一に、快適で冷たい印象の建物よりも、毎日過ごすなら木造の建物のほうが落ち着くからだ。やはり、人間は広くてすっきりした寒々しい部屋よりも、狭くて机やいすやこたつなどがおいてあり、みんなが集まる部屋のほうが好きになると思う。私も、住まいにはきれいさよりも、居心地の良さや快適さを求めるべきだと思う。わざわざお金をかけてまで、まるでヨーロッパの王宮の様な、だだっ広くて金がたくさんの生活感のない部屋にする事はないと思う。庶民には、居心地の良さが一番大切で、外から帰ったらほっとするような家にするべきだと私は思う。
 第二の理由としては、快適に作られたコンクリートの建物よりも、長い目で見れば木で造られた建物のほうが、丈夫で安全だからだ。東大寺の建物などは千年以上の月日がたっているのに、今くずれる心配もなく堂々と建っている。コンクリートの建物よりは、よほど丈夫だ。こういうデータがある。1番住みたい所を全国でアンケートをとったところ、1位は東京だった。また、1番住みたくない所をアンケートでとった。すると、また1位は東京だった。このデータから、東京に対するあこがれは強いものの、静かでほっとできる郊外のほうがいいという人も多くいることが分かる。住まいは、便利というだけではなく居心地の良さというのもかなり大事になってくることが分かる。
 確かに高い技術が導入されて最近の建物は暮らしやすくなっているという意見もある。しかし、「大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」という名言があるように住む人が心地よい安心できる家が、本当に暮らしやすい家なのだと思う。だから私は快適に整えられた建物より、落ち着く木造の建物のほうが良いと思う。これから私は、物事の本質を見ることを大切にしたい。

   講評   komiko

 いまのちゃん、こんにちは! 清書では、直すといいよ、とお話していた部分を意識してくれました。「書き出しの工夫」も素敵な印象に仕上がりました、いい表現が書けましたね!

 いまのちゃんらしさが伝わるいい意見文が書けています、この調子で「体験実例」を活き活きと、「社会実例」を知的に描ける意見文をこれからも書いていきましょうね。
 
 次は、二月四日(木)に電話をさせていただきます。課題は「本質的な問題に(感)」です。二月の暗唱長文の1.2.3の暗唱にもチャレンジしてくださいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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