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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   努力すれば必ず喜ぶ日が来る   すずめ

 私はこのお話を読んでソクラテスは外見は悪いけれど、内面はとてもすなおで、心が綺麗なんだと思い、感心した。私の塾のある先生も同じだ。男子にからかわれていて、年も四十一歳なのにまだ独身。だけどとてもおもしろくて、おこる時はおこり、勉強の教え方も上手。そして、私は今まで内面がよければ外見もいいんだなと思っていたけれど、それはちがうと思った。
 「うわあ、どうしよう。四十点だ。」
私は今日やった学力判定テストの算数の過去問がとても悪かった。百点中合格点は九十点。このままでは上のクラスから下のクラスに落ちてしまう。私はそうなることがとてもとてもはずかしくて、必死で必死で勉強をした。学判まで後三日。百点は絶対とるぞお。結果は百三点。一応、自分の目標点数はこえたが、あまり満足ではない。せめて、百二十点は取りたかった。あの時もっと勉強しておけばよかった。テストの時にちゃんと問題を読んで、ケアレスミスをなくしておけばよかった。そんな気持ちが結果を見た瞬間こみあげてきた。私は自分を責めた。でも、その思いがあって、あきらめないでがんばったから、その次の総合組み分けテストは百点中八十二点という結果だった。国語も合わせて2科目では一位だった。その時の気持ちはお腹の中でカエルがピョンピョンはねているような気持ちだった。
 私が今、わかったことは、
「あきらめないでずっとやっていたらいつか必ず喜ぶ日が来る。」
ということ。哲学者は知恵を手に入れようと努力する人のことだ。ソクラテスは哲学者になって、とても努力した。そうしたら、歴史上の人物として世界の誰もが知っているほどの有名な人になった。今ごろ、ソクラテスは天国で喜んでいることだろう。
 また、ソクラテスは知らないことは知らない、知っていることは知っているという風に絶対知ったかぶりをしない人だ。私はときどき知ったかぶりをしてしまう人だと自分で自分のことを思っている。だから、私だったら、この文章に書いてあった大切な問いには目をつぶって前に進むことをすっかりあきらめる道を選ぶなあと思う。でも、やっぱり自分にすなおになった方が人からすかれるし、そのほうがプラスだ。だからその知ったかぶりを直していきたい。

   講評   takeko

 いい清書になりました。書き直した部分もとてもよくできています!

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