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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   緊張した事   その

 「海の不思議について」
私は自由研究の題名を黒板にゆっくりと書いた。
 私は一昨年の夏休み明け、自由研究の発表が行われた。その発表は出席番号順なので、私は一番最後となった。最初に、黒板に自由研究の題名を書くのだが、その時私は一文字一文字丁寧に書き、緊張を落ち着かせるために時間を稼いだ。そして黒板に書き終わり、前を向くときもなるべく時間を稼げるようにとゆっくりと後ろを向いた。いざしゃべってみるとしゃべり方がすごく早くなり、足もがくがく震えた。自分で何を言ってるのかも分からなく、みんなもあまり聞き取れない様子だったが自分の中ではしっかりと言ったつもりだった。でも、何回もこの日のために練習を重ねて来たので最後まで頑張って発表した。発表が終ってからも私の足はまだずっと震えていて、すごく顔が赤かった。でも、最後まで発表できたし、科学好きな男の子が
「すごっ!これ〜」
と言って自由研究のノートを見に来てくれたのですごく嬉しかったし、安心感が出た。また、友達にちゃんと言えてたか聞いてみると、
「大丈夫だったよ、足は震えてたけど・・・」
と言われた。足が震えてたのは仕方ないかもしれないけど、大丈夫と言われてすごく嬉しかった。
 私は母に、私と同じように緊張した事はないかと聞いてみた。すると、私の中学校の合格発表らしい。内部進学なので、合格しないわけはないが、無かったらどうしよう、と思ったそうだ。深呼吸をしたり、いろいろな事をしたりしたそうだ。
 人間にとって緊張はよくある事だが、それをなくす事はできないので、それを押さえられるような事ができたらいいな、と思う。

   講評   kiri



 こんにちは。今回は「緊張したこと」という課題です。だれでも緊張することはあるよね。

<構成> とても印象的な書き出しができたね。これを作文の結びにも生かせるといいね。
<題材> みんなの前で発表をするときは、本当にドキドキするね。人から見れば緊張してないように見えるかもしれないけお、内心はまったくちがうね。そのちゃんの頭の中が真っ白になってしまったようす、よくわかるよ。お友達からはほめてもらえてうれしかったね。お母さんにも、緊張した思い出を聞くことができました。そのちゃんの合格発表のことだったのだね。ないはずはないとわかっていても均衡するものだね。
<表現> 「まるで」をつかった表現は、今回入れることができなかったのが残念。どこかに一つ、光る表現を入れてみてね。
<主題> だれでも緊張することはあるけれど、それをなくしたり、軽くする方法があればうれしいね。お母さんのしていた「深呼吸」もその方法のひとつかもしれないね。
                             
                         

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