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　　　ポイ捨ての誘惑　　　F：F

　この前、僕は近所の道路に置いてある自動販売機の側溝の周りに集中的にタバコが捨てられているのを見た。その近くに使ってもいい灰皿が置いてあった。その灰皿にタバコはあまり入っていなかった。僕はポイ捨てはよくないことだと思う。
　ポイ捨てがよくないと思う理由は、第一にポイ捨てはまたポイ捨てを呼ぶからだ。自分が空の缶を持っていていつかゴミ箱に捨てようと思っていたら、目の前の人が草むらに捨てていた。見ていたら、自分も『見つからなければいいだろう』と思ったが、環境に悪いと思って、捨てずに、逆に拾っていた。この時、最初にポイ捨てをした人は軽い気持ち化もしれないが、一人が捨てると、自分が捨ててもいいという誘惑に負けてしまうことが分かった。
　第二の理由は、ポイ捨ては地球環境によくないからだ。データによると日本の年間ゴミ排出量は五千二十万トン。東京ドーム百三十五杯分と書かれている。ゴミは大気汚染の原因になる。大気汚染とは、文字通り空気が汚れるということだ。これによって人間に与える害とは何だろうか。まず、汚い空気が自分の周りにあるとあまりいい気持ちになれない。それどころか、光化学スモッグなどは身体に支障が出てしまう。またそれらの原因としては車の排気ガスや工場の排煙などが挙げられる。これを読んで、暴走族が大量に出す排気ガスは環境にとても悪い事がわかった。
　確かに、だれでもゴミを持ち歩きたくはないと思う。しかし、『問題とは、そこにあるのではなく、自分が作るものである』という名言もあるように軽い気持ちでしたポイ捨てが大きな問題につながることもあるという点を認識するべきだ。

　　　講評　　　tamon