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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   shortタイム or longタイム   むさし

イスラエルを旅していた時「ここでは全員一致の裁決は採用してないんですよ」と聞かされた。理由は三つある。例えば、みんなが塾慮せずいい加減に答えているというケースがある。また、反対意見を素直に言い表せない状況が、そこに伏在しているケースも少なからずありそうだ。さらにまた、あまりかんばしくない根回しが行われているケースもあるだろう。こういう事案を勘案すれば、一つのパラドックスとして「全員一致は採用せず」と言う理屈も理解できる。
確かに、多数決で物事を決める事は大切だ。僕が小学生の時、クラスの学級委員を決める時は、いつも多数決だった。みんなが机に顔を伏せ先生が、
「・・さんの人」と言ったら手を挙げたり挙げなかったりという風だった。多数決はあっという間だから、僕は、学級委員に立候補していた時いつも胸がドキドキしていたのを覚えている。僕が中学生になってから中高祭というイベントがあってその時にクラスで何か一つ劇か何かやるのだがその時も何がやりたいかという事を多数決で決める。やっぱり多数決だと決まるのが早い。多数決はパッとshort『短い』時間で物事を決められる。 しかし、全員一致になるまで話し合う事も大切である。先程挙げた例だと確かに何をやるかまでは、多数決で決める。しかし、例えば劇が決まったとすると何の劇をやるかはみんなでじっくり話し合って決める。僕が、ちなみに一年生の時は「ロミオとジュリエット」の劇をやった。この劇ももちろんみんなで話し合って決めた。
昔話に「桃太郎」があるが桃太郎と家来たちが全員一致で鬼征伐に向かったからこそ力力を合わせて鬼を征伐することができたのだ。話し合いはじっくり『長い』時間かけてするものである。
確かに、多数決にも全員一致まで話し合う事もどちらも大切なことである。しかし、「議会の目的は、議論を殴り合いの代用にすることである」と言う名言もあるように一番大切なことは話し合いの過程である。

   講評   sugi

 こちらの題名のほうがわかりやすくてよさそうだね! いいアイディアです。内容も、さらにふくらませることができました。

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