対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ごめんね、きんちゃん。」   レモン

 わたしがまだ年長さんの時に、きんぎょすくいをしました。名前はきんちゃんと言います。帰り道、わたしはきんちゃんを道に落としてしまいました。道でピチピチとはねている所、お父さんがたすけ、急いで家に帰りました。
 水そうに水を入れ、えさも買ってきて入れました。ブクブクも買ってあげました。わたしは、ようちえんへ行くときも、家に帰ったときもかならず、
「いってきまーす」
「ただいまー。」
と、話しかけていました。
 ある日、わたしがきんちゃんに声をかけるとななめをむいて白くなったひれを動かして、いっしょうけんめい泳いでいました。きんちゃんは病気だったのです。毎日お休みの日でも、明るい声で、きんちゃんに話しかけていました。でも、きんちゃんは死んでしまいました。今、わたしはマリモを三びきかっていますが、いまでもきんちゃんのことをわすれられません。
 お母さんは、ハムスター・インコ・ブンチョウをかっていたと言っています。ハムスターは共ぐいするので、土手にさよならしてきたと言っていました。インコとブンチョウは死んでしまったそうです。
 わたしが、きんちゃんをうめてから三年がたちます。わたしはまだ、きんちゃんのことをおぼえています。マリモの水そうを見ると、何でもっときんちゃんの世話をしてやらなかったのだろう。帰り道、何で落としてしまったのだろう。そう思うと、きんちゃんを思い出してなみだが出てきます。
 何できんちゃんをうめる時、一言
「ごめんね。」
と言ってあげなかったのかなぁ。
「ごめんね。きんちゃん。」

   講評   hoemi

今月もしっかり清書、読解問題、そして長文暗唱に取り組めました。
次回は進級試験です。進級を目指していこう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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