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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今年がんばったこと   ロールケーキ

 「運動会の応えんは三三七びょうしでいいですか?」
私が今年入ったサポート委員会で運動会の応えんをやることになった。この委員会ではいろんなことで手助けをするものだ。私も今年の春六年生になり、何かやらなければと思っていた。「さすが六年生」言われるようなことを。
 その第一歩が運動会の応えんだ。最高学年となり、いろんな係で低学年のころみたいにのんびり観戦できなかった。とにかくいそがしくてお茶を飲むひまもなかった。去年もその前の六年生もこうやってやってきたんだなと思うと六年生はやだと思う。運動会の応えんソング(かえ歌)は私が考えたおものだった。私が考えたかえ歌が採用されたのだ。とってもうれしかった。低学年のために何かやるということがとても気持ちいいことなんだとこの時実感した。運動会といえばもう一つ。一年生からのあこがれのロックソーランだ。ロックソーランは六年生だけの晴れ舞台だ。でその裏側はとても厳しかった。練習は毎日何回もおどり、どなられ怒られ。こしえお低くしなければいけず、筋肉痛になったりしてつらかった。いつオッケーが出されるかも分からず放課も使ってただひたすら練習。その苦労の上でロックソーランをおどり拍手がとてもうれしかった。一年からずっとあこがれのロックソーラン、はっぴがひらひらと動く、みんなの息のぴったりさにただ早くやってみたいと思っていた。そして今年はその注目の的になってみんなをそのような思いのできたらいいなと思いながらおどった。
 六年生としてがんばってきたことで特に思い出深いのが運動会ともう一つ、部活動だ。もともとはバレー部に入っていた。バレーはやったことがないものの必死にがんばってきた。入りたてのころはオーバーパスもできなかったくらいだった私。夏休みもむしむしする暑い体育館でがんばった。練習で何か少しでもできなかったことができるようにばるととってもうれしかった。新しい部員も入ってきてめんどうを見た。私はもうこんな立場なんだと思うときがたびたびあった。五月になり、陸上部が始まった。バレー部の友達と一緒に入った。五十メートル走を何本も走りふらふらだった。ハードルの選手に選ばれた時は信じられなかった。でも学校の看板としてがんばらなくてはと思いこれもまた必死でがんばった。そしてバレー部も終わり駅伝部に入った。今年はインフルエンザの関係で二月までのびてしまった。毎日ハードな練習をやり選手のほけつになった。バレー部もそうだった。陸上部は選手になったとしても大会で失敗。なかなか上へ行けない私はまるでバンクーバーオリンピックの選手のようだった。くやしさがたくさん残る。だが、六年生として必死にがんばってきたんだかたそのくいはない。
 人にとって責任のある立場に立つということは、自分の器を大きくするために必要なこである。私たちが六年生になってこの一年は働く一年だった。私たちはもうすぐ卒業する。最後の最後まで「さすが六年生」と言われるようにがんばりたい。そして次は「さすが中学生」と言われるように一歩ふみだすのだ。

   講評   onopi

 ご卒業おめでとうございます。今年一念がんばったことが書けています。気持ちの伝わってくるいい作文です。
 

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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