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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の目標   みんと

 「もうすぐ中学だね!!!」
「そうだね、卒業しても友達だからね!」
悲しくもあり、嬉しいような言葉は教室や廊下のあちこちで飛び回っていた。小学校で仲の良かった友達は私とは違う中学に行ってしまう。部活をやるとその友達とは会えなくなってしまうのか・・・、そう思うと急に胸が苦しくなってくる。でもそんな苦しい中でも小さな光はあった。5年生の時にとても仲の良かった友達が私と同じ中学に行くというなを聞いたからである。
 私は中学に行ったら友達をたくさん作りたい。同じ中学に行く友達とも仲良くするけど、いろんな人と仲良くなって小学校では出会えなかった自分と向き合ってみたい。友達の意見ばかり聞いている自分とは離れて自分の意見をしっかりと持ってその意見をはっきりと伝えることができる自分に出会いたい。だから今の自分はまるで小学1年生のようなウキウキ感でいっぱいなのだ。 目標というのは「自分が目指したい物に向かって頑張る力=自分との戦い」だと思う。自分の限界を試すから、目指しているものを手に入れたいから、人は目標を立てて目標を目標のまま終わらせずに現実にしたいと思うのかもしれない。
 目標はかなえたら終わってしまうけれど、卒業式の時、涙しながら言ったこの言葉は目標がかなってもずっとずっと、永遠に終わらない。「卒業してもずっとずっと友達だよ・・・」

   講評   souyo

 <構成> 書き出しの工夫をします。「もうすぐ中学だね!!!」「そうだね、卒業しても友達だからね!」
会話による書き出しでした。会話は「悲しくもあり、嬉しいような言葉」で、「教室や廊下のあちこちで飛び回っていた。」と、声の様子を上手に伝えることができました。

<題材> 体験実例をかきます。卒業式をむかえ、友達と離れるのは寂しいが、5年生のときに仲のよかった友達と同じ中学に進学すると聞いたので「光」を見出したのですね。うれしい偶然ですね。

<表現> たとえをかきます。「今の自分はまるで小学1年生のようなウキウキ感でいっぱいなのだ」と、表現できました。読み手までがうれしくなるような元気な気持ちが伝わってきます。新しい世界には、快活にいどみたいものですね。

<主題> 目標というのは、自分との戦いであるという主題でした。中学生になると、自分とは何か分からなくて苦しくなるときもあります。自分という人間とうまくつきあいながら、楽しい中学生活を送れることをおいのりしています。


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