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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   全てのものをゴミにしない   いちごサクラ

 最近の人間は、多くのものを新しく開発し、だんだんとそういったものの消費量を多くしている。しかし、消費量が多い分、ゴミの量も多くなっている。昔はものを大切に使い、なるべく無駄がないように生きていた人が多かったが、今では、まだ使えそうなものまで捨て、新しいものに目を向ける人のほうが多い。だから、ゴミも増えるし、環境が悪くなっている。私は、そういう環境に優しくない人にはなりたくない。できるだけ地球に優しくし、良いところになるよう、頑張って生きたい。環境に優しくする 方法は二つある。
 第一の方法としては、できるだけリサイクルや、ゴミを分けることだ。小さいことでも、何もしないよりは絶対に良い。それに、それをずっと続けていれば、少しずつでも環境は良くなる。リサイクルも、また新しいものに生まれ変わることができるから、リサイクルをすることで、環境に悪いプラスチックを捨てずに済む。私は、いつもできる時はリサイクルをしている。私の家族は、地球を良くしようと努力しているから、いつもリサイクルのゴミと燃やすゴミを分けて捨てている。でも、学校ではそういう風景はあまり見ない。学校も一応リサイクルできるゴミ箱とできないゴミ箱を別々にしているが、それに関係なく何でも燃えるゴミ箱の中に捨てている人がほとんどだ。だから、私はみんなにリサイクルしてもらおうとできるだけ友達にも説得している。
 また、第二の方法は、ものをなるべく無駄にしないことだ。最後まで大切に全部使い切ることをいつも意識することで、無駄なゴミを減らせる。例えば、歯磨き粉がもうすぐなくなるというところで、そこで捨てるのではなく、全部なくなるまで使うということでも、環境に良いことだ。最近はアメリカでも、食べ物を無駄にしない、という環境に良い考えが広がっている。オバマ大統領も、なるべくものを大切に使い、地球を未来でも暮らしやすい場所にしようと色々なスピーチをして、アメリカに住んでいる人に環境を良くする方法などを意識させている。そういった行動が、アメリカの社会を良くしていくと良いのだが(笑)。
 確かに、古いものはなくし、新しいものを取り入れて、豊かな暮らしをすることも良い。あまりにも節約をしすぎると、返って幸せな暮らしができない。だから、ものをたくさん消費して、少しでも豊富な人生を生きることは大事だ。しかし、「自国に対する賞賛が他国に対する軽蔑によって支えらているのであってはならない」という名言があるように、自分と自分の周りの人だけが豊かであるのに、他国の人が苦労していることは良くない。私は、全ての人が幸せになるためになるべくものを無駄にしないで、環境を良くしたい。そして、地球に住んでいる人々に優しくして生きたい。

   講評   suman

  いちごサクラさん、こんにちは。「ゴミ」について、地球環境という点から捉えて、意見がしっかり書けましたね。
 現代は、地球の資源は有限であり、また、資源を一部の国だけが独占・占有するのは良くないという考えが、心有る人々の中には広がってきています。 いちごサクラさんの家族が、地球を良くしようと努力する取り組みをしているのは、すばらしいことですね。でも、学校でのゴミの捨て方の例にあるように、地球環境の問題を自分自身の問題だと考えない人たちがまだまだ多いのは、残念なことです。
 大量消費を善とするのは、アメリカの社会が最たるものだったと思いますが、オバマ大統領のスピーチなどにより、人々の意識が変わっていくといいですね。

※「できるだけリサイクルや、ゴミを分けることだ」→「できるだけリサイクルや、ゴミの分別をすることだ」(「リサイクル」は名詞なので、「リサイクル」+「ゴミの分別」を「する」)

         
 

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