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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   起きたかな〜?   なかく

 私はあだ名で人を呼ばないほうが良いと思います。
 その理由は第一に、あだ名は時に人を傷つけるときがあります。私も実際に小さいころから今現在もずっと「おきたかな〜?」(まぁ、文字だけじゃあアクセントはわかんないだろうけど。)と言われています。最初のころは笑い飛ばしていたのですが、途中からだんだんいやになってきて、ある日、本当に怒りが爆発してしまいました…(恥泣)私の場合は本当に短気なのである程度「心のフィルター」←(なんじゃそりゃ)(笑)がいっぱいになると発散するのですが、引っ込み思案で普段あまり話さない無口な子にとっては「いや!」と言うのはとても大変なことで、私の友達もすごく悩んでいます。だからやはり、あだ名はきらいです。
 理由第二に、あだ名で呼んでいると、本名が分からなくなって混乱するからです。あだ名で呼び合っているうちに本名を忘れてしまって、卒業したり、別れちゃった後に「あれ!?○○○○って本名何だっけ〜!?」ってことになってしまうので、あまり変なあだ名にはしないほうがいいと思います。(笑)
 でも確かに、同じ名前の人を区別するにはしかたがないと思います。しかし面白がって、人の気にしている事や、くせを、揚げ足を取るようにあだ名にするのはいけないと思います。なので私はあだ名を使うのには反対です。

   講評   ito

 なかくさん、こんにちは!
 いよいよ4月、新年度がスタートしましたね。
「言葉の森」の勉強も、中学生用の課題に突入です。

 これまでの体験作文、感想文からさらに一歩進んで、与えられた課題に対しての自分の考えを書いていく「意見文」にもチャレンジしていってもらうことになります。
 ●項目も、それにのっとった【是非の主題】、【複数の理由一、二】、【反対意見への理解】などからなっています。
 しっかりとコツを身につけていきましょう!

 そんな4.1週の課題は、「あだ名はよいか(悪いか)」。
 なかくさんは「あだ名はよくない、使うべきではない」という考えで、意見を書いていってくれましたね。
「自分が言われていやだった」というだけではなく、「自分のように気持ちを出せず、いやと言えない人にとってはさらに辛い」と、他の人のケースについても考えた意見になっているのが、たいへん良かったです。

 そして、意見文のできばえを左右する【反対意見への理解】も、「あだ名をつけることで区別を明確にすることは必要だ」と、その実用性を認める内容が書けていましたね。
 その上で、「だからといって人の傷つくようなあだ名をつけてはいけない」とより自分の意見、【是非の主題】を強調してまとめることができていて、立派でした。
「あだ名が突飛(とっぴ)すぎると本名のほうを忘れてしまう」というちょっとした【ユーモア表現】も、適度な息抜きになっていて良かったですね。(笑)

 4.2週以降は、この書き方で感想文を書いていってもらうことになります。
 今までよりさらに、課題文の本質、テーマをしっかりと読み取ることが重要になってくるので、気合いを入れて頑張っていきましょう!

 暗唱は、次回から仕切り直しですね。
 中学生用の長文は、内容も書き方もたいへん難しいものですが、これまでクリアしてきたとおりに取り組んでいけばきっと大丈夫。
 むしろ、これまでの暗唱の積み重ねによって、頭に入ってきやすくなっているということもあるかもしれません。
 改めて、頑張ってチャレンジしていってくださいね!


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