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　　　みんなで作っておいしさ百倍　　　suteki

「手伝ってくれる、チキンカツの衣つけるの。」
「やりたい、やりたい、衣つけ大好き。」
と、わたしは、はりきってすぐにエプロンをしました。
　まず、お母さんがチキンを切って、それにわたしが塩、こしょうをふりかけました。お母さんから教えてもらったように、二十センチくらい上から、まんべんなくパラパラとふりかけました。はしで切るようにたまごもときました。お父さんが米粉とときたまごをチキンにつけ、その後、わたしがパン粉をつけました。一番むずかしかったのは、チキンの表面全部にきちんとパン粉をつけることでした。上と下の広い面にはかん単につきます。でも、サイドにはつけにくく、パン粉を手でつまんでおしつけて、必死になってつけました。
　いよいよあげる番です。わたしは、お母さんがあげるのをとなりに立ってじっと見ていました。
「油の温度は、パン粉を落としてみて、ジュワジュワとういてきたら、お肉を入れるのよ。」と、チキンを入れながら教えてくれました。
　あげたてアツアツのフライをさっそく家族三人で食べました。米粉と自家製の生パン粉のおかげで、まるでレストランのチキンカツのように、外がカリっとしていて、中はジューシーでした。
「みんなで作って食べると、本当においしいものね。」
と、お母さんも大喜びでした。わたしも、もし、一人で作って一人で食べてもこんなにはおいしくないだろうなと思いました。また、土日にみんなで料理をしたいです。

　　　講評　　　kei

今月もよくがんばりましたね。　オーケストラのれんしゅうは進んでいますか。次の演奏会はいつですか。楽しみですね。