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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   今の日本語   タケル

 日本語は英語に比べて、まだ世界で広く使われていないため、好き放題にいろいろなきまりがある。だから、文法が複雑で外国人には学びにくい。
 僕は地方の方言に苦しんだ経験がある。それは中学生以下の子供が大阪、東京、名古屋から集まり、長野のキャンプ場でキャンプをするというイベントだった。そのキャンプで大阪の人と何度か会話をしたが、話が通じない、相手の言っている意味がわからない、という事がよくあった。一つは、僕が椅子をつってと言った時に、どうやって?と返されたことがあった。つるとは、名古屋の方言で運ぶという意味がある。つまり、僕は椅子を運んでと言ったつもりだった。しかし、その人にはロープで上につってという意味にとられてしまった。もう一つは、大阪人の話す内容が聞き取れないことだった。大阪の人は話すのがすごく早い。それに、かなりなまっている上に、方言も混ざっていた。まるで外国人のようだった。僕は中学生なので英語を勉強している。その英語の中で、リスニングという英語の聞き取りをすることがある。僕が大阪の人を外国人みたいだと思ったのは、その英語の聞き取りよりも大阪弁の聞き取りの方が難しいと思ったからだ。
 日本語は外国人にとって非常に難しく、学びにくい言語だと思う。なぜなら日本語のきまりが複雑だからだ。何かを数える時も日本語にはきまりが多い。例えば一匹、一羽、一頭、一首、一膳など数える物の違いで単位が変わる。数えるときはたいてい、いち、に、さんだが、日にちを言う時には言い方がかわり、ついたち、ふつか、ようか、はつかなど、全く別の形になる。そういうところが外国人にとって非常に難しく学びづらいところだと思う。
 さて、大阪弁には大阪の人にしかわからないこと、名古屋弁には名古屋の人にしかわからないことがあるように、日本語には日本人にしかわからないことがある。それは気持ちの伝え方なのかもしれない。日本人にとって日本語とは自分の気持ちを素直に表せるものだ。ただし、これからは外来語や方言がなく、簡単な文法でできた外国人に学びやすい日本語も作るべきだ。

   講評   mae

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