対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   いくらなんでも   Qちゃん

寄せ集めの中古部品ばかりごたごた重なっている小さな店である。そこに持ちこまれるのも、いかにも実用品といった、さんざん使い古したしろものだ。そこでパンク直し、部品交換をし、また雑踏の町中に走って行く。子どもたちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。インドの子供らが見たら何と思うだろう。限りある地球の資源を、一方は富に任せて不必要に浪費し、一方はどんなものでもとことん使いきろうとする。 寄せ集めの中古部品ばかりごたごた重なっている小さな店である。そこに持ちこまれるのも、いかにも実用品といった、さんざん使い古したしろものだ。そこでパンク直し、部品交換をし、また雑踏の町中に走って行く。子どもたちは変速ギアのついたしゃれたのを平気で公園に置き去りにしていく。インドの子供らが見たら何と思うだろう。限りある地球の資源を、一方は富に任せて不必要に浪費し、一方はどんなものでもとことん使いきろうとする。
 私がこのお話の中で一番感心したのはインドの人たちがなんでもこわれたら修理することだ。たぶん私だったら五回くらいこわれたら捨ててしまうだろうなーと思った。でも家の中はまるでインドのようだ。私の今の自転車だって姉のお古だし、今の姉の自転車の父のお古がからだ。それに、おふろの残り湯はせんたくに使っている。実はせんたくきを回しているのは私だ。ずっと私がやっているから母は洗たく機の回し方を知らない。(二年ぐらい前に、せんたくきを買いかえた。二年前から私がせんたくきを回している。)一番すごいのは、父のティッシュの使い方だ。まずティッシュでメガネをふき、その後鼻をかんで、最後には、そのティッシュを
「使う?」
と聞いてくる。もちろんだが断る。いくらなんでもそこまでしなくてもいいんじゃないかなと思った。
 私はけっこう物を大切にしているつもりだが、なぜか私の身の回りの物は自然とこわれてしまう。カチューシャは友達がまちがえて折ってしまって、折りたたみがさは持ち手が大きいからさくに持ち手がひっかかり気付かずに歩いて行ったら折れてしまった。カチューシャはボンドでくっつけようとしたがうまくいかず、折りたたみがさの方はくっつけるのもむずかしい状態だった。
 私がこの話を読んでわかったことは、地球は資源に限りがあるということだった。

   講評   tama


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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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