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　　　三メートル八十センチ　　　ジョーカー

「三メートル十センチ。」
跳んでから声がした。体育の時間、はば跳びをやっていた時の事。僕の今までの記録は、二メートル八十センチくらい。まあ、四年の時までの記録なので、あまりひかく出来ないが、それでもやはり自分が三メートル跳んだのは、自分でもすごいと思った。まるで鳥のように跳べたかも・・とまでもおもった。
でも、それは少し思いこみが激しすぎたかな・・・・・と思う。なぜって、他にも三メートル五十センチとか、跳んでる人がいたからだ。っしかし、僕もバスケをやっているので、一応足の力は、有るのだ。
たとえば、ふつうの子が二メートル、六十センチだったとする。そうしたら、僕は、まるで、月とスッポンとはいかないが、キムチなべとふつうのナベぐらいの差はあると思う。
はば跳びは、僕はけっこう得意だ。口には出さないが、心の中では、けっこう飛べる方かなぁなどと思っている。まあクラスの中でだが、思っている。

　　　講評　　　utiwa