対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
小1から作文力を上達させれば、これからの入試は有利になる。
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   Y先生   シャーロック・ホームズ

「アッハッハッハッハッ!!」
ぼくの学校では、図工の授業ではいつも笑いが起きる。その原因は、図工のY先生だ。男の先生で、見た目はなんとも言えないが、いつも自分で自分を美しいと言っている。
性格も一言で表すのは難しいが、茶目っ気があり雑談をよくする。あんなにすらすらと雑談が出てくるのはぼくはとても不思議だ。まるで、雑談のデパートのようだ。特技は
分からないというより誰も知らないと思う。
 Y先生の話を一つ紹介する。Y先生は子供のとき、お兄さんと空き地へ行った。そしてなんと、いきなり花火を投げ合い始めたのだ(!)。まず、二人はそれぞれ陣地を作
った。そして、火を点けて五秒後に破裂する花火を投げ合い始めたのだ。最初、Y先生が猛攻を掛けた。その間、お兄さんはほとんど応戦していなかったようだ。そして、Y
先生は手持ちの花火が少なくなってきた。そして、その時を待ってましたと言わんばかりにお兄さんは一気に攻勢に出た。Y先生は応戦出来ない。なぜなら、花火がもう払底
しているからだ。でも、Y先生はお兄さんが投げて来た物を投げ返したようだ。破裂するのは五秒後だ。投げ返せば間に合う。ところが、そんなことをしている内に花火が一
つ他の家の方に飛んで行ってしまった。花火はそこで破裂。その家の屋根を少し焼いてしまった。そして、二人ともお母さんに物凄く怒られたようだ。
「こら、何で花火なんか投げ合うの!!」
「ごめんなさ〜い。」
たぶん、こんな会話が交わされたことだろう。(笑)
 そのY先生が小学校に行っていた時、こんな先生がいたそうだ。それは、なんとテストの答えを教えてくれるのだ。それを聞いて、ぼくは思わずいいなぁと言いたくなった。
Y先生によると、その先生はテスト中、生徒の答案を見て間違っていると、そこを指さしてくれるそうだ。聞いていた友達が
「その先生随分優しいですね。」
と言うと、Y先生は、
「ん、私が?」と言った。(笑)
 ぼくは、面白い先生は面白い先生に教えてもらったことが分かった。

   講評   komiko

 シャーロック・ホームズくん、こんにちは! 今回は、お疲れで新しいペンネームについてのお話もできませんでしたね。テスト前なのにもう清書入力も済ませてくれたのですね。すばらしいです!

 いよいよ7月2日(金)からは、言葉の森の「新学期」がはじまります。新しい大事なポイントになれていけるようにがんばりましょうね。課題は、どちらが書きやすそうか、選んでおいてください。また新しいニシキギの課題フォルダの7月の「暗唱長文」の1.2.3の三百字の暗唱にチャレンジしてくださいね。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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