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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   テストについて   まりあ

 「あぁ、どうしよう、どうしよう。」
最近はずっと焦っている。なぜなら7月考査というとても恐ろしい(笑)テストが迫っているからである。その7月考査のせいで私は、とても忙しい生活を送っている。もちろん寝る時間も遅くなる。考査は、私にとっての津波ともいえよう。今回のテストは、中学に入っての2回目のテストだが私は、毎日真面目に勉強する事の大切さを知った。(笑)そんな私でもテストは、あった方が良いと思う。
 その理由として第一に、テストがなければ、私のような人は気を引き締めて勉強に励めず、最悪の場合身につかないからである。いつもノホホンとまるでナマケモノのように生活している私の中の辞書に『勤勉』と言う言葉はない。もちろん、ノホホンとしている時間を勉強に明け暮れる、何ていう綺麗な事は私に出来ない。きちんとこなすのは、宿題と言う名の物だけで自主学習どころではない。しかし、今の様に考査間際となっては、やるしかない。私はこの様に追い詰められると集中できる。だから良いと思う。
 第2に、テストをやってってきて、その結果で本当に身に付いているかが分かる。例えば、私の学校の国語のテストでは、課題図書に関する問題が出る。そしてその部分の点数が悪かった。その為今回のテストで課題図書は、しっかり読むようにと力を入れている。この例の様に次のテストでは、この様にすると良い、などと知る事が出来る。そして、次は頑張ろうと意欲を持つ事ができるのだ。
 確かにテストがなければ楽な生活を送る事ができる。又、大切な友達との僻み合いがあるのでは、と思ったりする方もいるかもしれない。その通りである。しかしテストがなくて、楽な道より大変だろう。けれども、伸びる道を歩んだ方が良いし、友達と僻み合うのではなくて、互いに伸びようと努力した方が良い。何事もしない者だけが失敗しないと言う名言もあるが、私は今回テストという津波にチャレンジし、立ち向かうことで自分が伸びるのだと思う。又、ライオンは、1匹のウサギを倒すためにも全力を尽くす、とも言う様に少しの事にも全力になってみれば良いと思う。私も頑張ろう。

   講評   yuta

 今学期から【是非の主題】の構成を練習していきます。

●是非の主題:「〜は良い」という意見を打ち出します。 状況説明の後『テストは、あった方が良い』という意見を挙げられました。
●複数の理由一:『テストがなければ、私のような人は気を引き締めて勉強に励めず、最悪の場合身につかないからである』。テストがない場合のマイナス面ね。
●体験実例:ノホホンと過ごす日々。私もそうでした(^^;)。だからこそ焦るのですが、だからこそここぞというときに集中できるのというのもアリ。
●複数の理由ニ:『テストをやってってきて、その結果で本当に身に付いているかが分かる』。テストがあることのプラス面。定期テストで日頃気づかない弱点を見つけることができますね。
●反対意見への理解:『確かにテストがなければ楽な生活を送る事ができる……』。しかし
●名言の引用:「何事もしない者だけが失敗しない」というように
●是非の主題:最後にもう一度『だから私は、テストはあった方が良いと思う』と書いてしめくくりましょう。 津波に負けずかんばろう!
       

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