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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   三つのお気に入りの場所   Qちゃん

カリカリ…カリカリ…ズッ、バシャーン。
私はびっくりして本から目をはなした。
 私の家ではカメを飼っている。ゴロンという名だ。もともとカメゴロンという名なのだが、省略されてゴロンとなった。さっきの音はゴロンがこうら干しをするために、レンガの上に上がろうとし、失敗して落ちたところだ。私はみんなにあまやかされて、エサをもらいすぎて太ったから、あまり上がれなくなったのではないかと思った。ゴロンはたまにまるでどろぼうのようにコソコソとレンガに上ってすいそうから脱出しようと大脱走計画を練る。もちろんそのたびに家族のだれかが見つけて、父が飛んでいってゴロンをにがさないように、すいそうの中に入れる。私は脱出した後どうするのか、考えているのかな、と思ったが、このごろはそういうことはないので自分には無理だとあきらめたのかなと思った。
 ゴロンはたまにすいそうから家の中に出してもらえる。いつも出す時は新聞を出すので、自分のすいそうの前に新聞が置かれるとゴロンはこうふんする。だから出してあげる人の手をガリガリ引っかきながら外に出る。(これがけっこういたい。)そして・・・外に出たらいちもくさんにかけ出す!そして自分のお気に入りの場所えとかけて行く。このお気に入りの場所とは、アンダーダパソコンとアンダーダベッドとアンダーダピアノのことだある。つまり、カメがパソコンという名のメカの下にかけて行くということになる。私はカメってけっこう頭良くなさそうだけど、記憶力はいいのかなと思った。
 私がカメを飼ってわかったことは、カメはけっこう記憶力がいいということでした。

   講評   tama

 カメのゴロンちゃんのお話は、前にも聞かせてもらったことがありますが、今回もとてもかわいらしくてユーモラスな一面を見ることができました。ペットがいると、おもしろいことやびっくりすることがたくさんありますね。先生が最近、いちばんおどろいたことは、飼っているカメが卵を産んだことです! 

≪構成≫ ゴロンちゃんの動きがよくわかる書き出しです。うちのカメも同じようなことをするので、想像して笑ってしまいました。

≪題材≫ カメはどうして脱走したがるのでしょうね? その後のことを考えているのかどうか、気になります。
 新聞を置かれるだけで、外に出られることがわかってこうふんするところ、お気に入りの場所に一目散にかけ出すというところが、何ともかわいらしいです。
(「アンダーダ…」は「アンダー・ダ(ザ)・○○」と区切るか、日本語が一般的です。)

≪表現≫ 「カメ」と「メカ」。ダジャレでつながりました。ゴロンちゃんがひっくり返ったみたいでおもしろい!

≪主題≫ 長い間飼っていると、ペットの特ちょうもよくわかってきますね。

                  

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