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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   虫は自然界に、、、、   Qちゃん

 ふつう草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということはせず、もっと栄養のつまっている果実や種子や貯蔵根(いも)を食べる。小さい哺乳類は、体重当たりで比べれば、非常に多くの食べ物を必要とするから、栄養の低い葉だけで生きていくことはむずかしいのだろう。ほとんどの鳥は葉っぱは食べない。白鳥などの大型のものをのぞき、草食性の鳥は果実か穀物を食べる。これは飛ぶことと関係すると思われる。葉をたべるということは、栄養価の低いものを大量に摂取することを意味している。これでは胃袋ばかり重くなって、飛び回るには都合が悪い。しかし、小さくてイモムしのようにはいまわっていては、ひろく子孫をばらまいたり、よい環境を探して移動するには不利である。そこで、じゅうぶん草を食べて育ったら、変身して羽をのばして飛び回ることにした。
 私がこの話を読んでまず一番初めに思ったことは、へぇ、いちいち成虫になるのは子孫を残すために飛び回るからか。ということだ。私は今までどうして虫が成虫になるのか知らなかったからこの話を聞いておどろいた。
 私の家のベランダで育てているマリーゴールドという花の葉が、ものすごい勢いで食いあらされている。たぶんガか、チョウの幼虫がいるのだろう。だれでもできればチョウがいいと思うでチョウ。
 今日、母とモスバーガーに行った。私はケーキバーの「ティラミス」を注文した。おいしいのだろうと思ったのだが、苦くてあまりおいしくない。だがらそれを母にあげたら、
「え、おいしいけど。」 
 と言った。やはり大人は苦いのをおいしいと感じるのかと思った。
 私がこの話を読んでわかったことは、虫は自然界にうまく適応しているということだった。

   講評   tama

 虫は自分が生きていくため、そして子孫を残すために食べ物や体の形を変えていくのですね。人間も虫と同じように、子どもと大人では食べ物の好みが変わってくるのだと考えると、おもしろいですね。

≪構成≫ 要約がきちんとできました。

≪題材≫ ベランダのマリーゴールドの葉を食べている幼虫の食欲には、おどろかされるでしょう。食べても食べてもまだ足りないのは、栄養価が少ない葉っぱを食べ物としながら、体を大きくしなければならないからなのでしょうね。
 Qちゃんにとっては苦いティラミスが、お母さんにとってはおいしかったというのも、興味深いお話ですね。「虫と同じように大人と子どもでは食べ物の好みがちがう」ということを書いておくと、話がつながりますね。

≪表現≫ さりげないダジャレにウケました!(笑)

≪主題≫ 小さくて弱い立場の虫たちも、きびしい自然の中で必死に生きているのですね。


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