対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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おふろのいろいろ りすっぴ
「モワモワモワモワモワモワーン。」
わたしがおふろに入って、ゆぶねのふたをとると、止まっていたゆげが出てきます。おふろは、そういうのもおもしろいけれど、やっぱり父や母と入るのが一番おもしろいです。父と入ると、水かけをしたりして遊んでくれるので楽しいです。母は、おしゃべりとか手遊びとかをしてくれます。母とのおふろも楽しいけれど、やっぱり父とのおふろの方が楽しいです。この作文では、おふろのいろいろなことを書いていきたいと思います。毎日おふろに入るのが楽しくなるといいです。
わたしは、おふろが大すきです。まだ小さい小さい赤ちゃんのころは、大きらいで、だれかが
「おふろ。」
と、一言でも言うと、大なきでした。わたしは、ちがうことでもいつも大なきだったので、同じくらいだったと思います。そういう話は、わたしはよくおぼえていないけれど、母や父が話してくれて、わたしが人一倍大なきしていたことを知りました。
わたしのうちは、一回ひっこしをして、今の家にすんでいます。前にいたうちは、ものすごい古いアパートでした。もちろん、おふろもすごく古くて、カビがいっぱいいました。まるで、カビカビ王国みたいになっていました。もしもわたしがカビだったら、あのアパートはすごくすみやすい場所だと思います。でも、新しく来た人がきれいにそうじしてしまったかもしれません。
七月六日に、母にインタビューしました。
「今までで、一番よかったおふろはどこですか。」
と聞きました。母は、
「北海道のくしろしつ原をながめながら入れるろてんぶろが一番よかったかなあ。」
と、言ってくれました。わたしが、
「えーっとー。」
と、何か聞こうとすると、母が
「でも、わすれられないおふろもあるよ。けっして、いい思い出じゃないけどね。明里が入いんしているときに、ママもつきそいで入いんして通っていたせんとう。あのおふろは、一生わすれられないね。」
と、言いました。わたしは、
「どうして。」
と、聞きました。母は、
「それは言葉にならない。」
と言いました。
前のカビカビ王国のおふろに入りたいというのが、おふろにたいしてのわたしの本音です。でも、もっとカビがふえているかもしれないと考えると、やっぱり今のおふろがいいと思いました。
講評 watumi
何度読んでも楽しくてうまい作文です。よくがんばりました。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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