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　　　もっと大きくなってよ、ミニトマトさん　　　とらたいがくん

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（題名の工夫、はじめに絵を描く）
　トマトの大きさは、まだチビだなあ。
　五月に種を植えたミニトマトのくきは三十八センチの高さになりました。玉子の黄身のように黄色い花びらのトマトの花はたくさんさいているけれど、実はやっと四つになりました。（数字、たとえ）
「お母さん、葉っぱが緑色から茶色になってきてしまったよ。」（長い会話）
ある日、よく見ると、毛が生えた二、三ミリの虫が葉のうらについていたのです。
「あら、大変。」
母とぼくは、その虫をわりばしで取りました。でも、まだ葉は緑にもどりません。
　それでも毎日水をやって
「早く花からミニトマトになりますように。」
とお話しします。どうしてかというと、大きく育ったら、食べてみたいからです。（どうして）
　今一番大きいミニトマトの実は三センチ五ミリでチビだけど、ここまで育ってくれてありがとう。（とちゅうの思ったこと）
　ミニトマトさん、もっともっと大きくなってね。そうしたら、ぼくはうれしくて、飛び上がって、写真をとってあげるよ。（思ったことを長く）

　　　講評　　　naruko

　葉っぱが茶色になったのは、虫のせいだったのかな？　もしかしたら、おいしいミニトマトにするために、えいよう分が花や実のほうにいっているからではないかしら？　食べられる日が楽しみですね。
　とらたいがくんらしいやさしさがかんじられる作文になりました。
こうせいはじめに絵をかく
　元気いっぱいにえがけたミニトマトは、まだチビトマトなのですね。色あいのうすいぶ分が、だんだん赤くなって、あまーくなっていくのでしょうね。じょうずにえがけました。
だいざい名前・数字
　トマトのくきの高さ、実や虫の大きさなども、わかりやすく数字をつかってあらわせましたね。かん字もしっかりつかえました。
ひょうげんたとえ
　「玉子の黄身のように」と花びらの色をひょうげんできました。葉っぱや実の色も何かにたとえてみてはどうでしょう？
しゅだい思ったことを長く
　ミニトマトにたいするかんしゃの気もちやねがいが長く書けました。