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元の記事:
言葉の森新聞2026年4月1週号 通算第1893号 (2740字) 言葉の森事務局(jun) 2026/03/31 10:49:26 18345   0     

言葉の森新聞2026年4月1週号 通算第1893号
文責 中根克明(森川林)

■■受講料改定のお知らせ(4月より)(再掲)

 「森からゆうびん」、「言葉の森新聞」でお知らせしましたように、誠に恐縮ながら、昨今の物価高騰に伴い、4月より以下の通り受講料を改定させていただきます。4月5日のお引き落とし分からになります。
 対象クラス: 全科学力、国語読解、算数・数学、英語、プログラミング、創造発表

 受講料: 現行 8,800円 → 改定後 11,000円
 何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。


■■作文検定の評価のサンプル

 勉強は、やれば誰でもできるようになります。
 それは、すでにAIができるようになっているのと同じです。

 大事なのは、知識を蓄積するような教育ではなく、知識を生かして、その人の個性と想像力と思考力を伸ばすような教育です。

 そのために作文教育を始めました。

 しかし、それまでの作文教育の問題点は、評価に客観性がないことと、指導する先生の添削や講評の負担が大きいことでした。

 そのために、作文教育の必要性は、多くの人が認めながらも、実際には学校教育の場でも学習塾の場でもほとんど行われていませんでした。

 大学入試についても、近年、小論文による評価が行われるようになりましたが、その場合でも、実際にどういう評価が行われているのかは不明です。

 私の推測では、大人数の受験生の小論文を評価する場合、評価は、字数や表記による減点、誤字による減点という形の評価がほとんどで、内容による評価は行われていないと思います。


 作文検定は、独自のアルゴリズムによる語彙力評価と、 AI による内容の評価と、多様な表現力の評価を組み合わせたシステムで、これによって、作文力を客観的、多面的に評価することができます。

 この作文検定の仕組みが広がれば、現在の知識の習得に重点を置いた教育ではなく、個性と思考力と創造力の育成に基づいた教育ができていくと思います。


 作文検定で、作文の評価がどのように行なわれるか、動画で説明しました。

 https://youtu.be/aPessuCgDAE


■■2月の森リン大賞の更新――新しい森リン3.0の仕組みと作文検定

◆動画 https://www.youtube.com/watch?v=aLdfZr1R9ac

●2月の森リン大賞更新と森リン3.0の新機能

 2月の森リン大賞の更新が遅れていましたが、本日、最新版をアップロードしました。
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

 本来は3月10日に更新予定でしたが、プログラムのミスが見つかり修正に時間がかかりました。

●森リン3.0の進化点――内容評価と項目評価の追加

 森リン大賞の話だけではつまらないので、新しい森リン3.0の仕組みを説明します。

 これまでの森リン2.0は、AIによる講評作成まででしたが、森リン3.0では内容の評価と項目の評価も併せて行えるようにしました。
 従来は内容や項目の評価には踏み込まず、語彙の集計による点数のみを出していました。その理由は、内容や項目の評価は人間にしかできないと考えていたからです。

 内容とは、作文に感動・挑戦・個性・共感などの要素があるかどうかです。また笑いの概念もありますが、本質がまだ不十分なため、現時点では搭載していません。将来的に笑いの認識が進むと、ダジャレや川柳の面白さもAIで扱えるようになるでしょう。

●内容評価の特徴と項目評価の意義

 内容の評価は点数をつけません。題材によって左右される面が大きいからです。

 新機能のポイントは項目評価の導入です。
 従来、構成・題材・表現・主題・表記などの評価は人間が行っていました。
 表記関係(読点・段落・常体敬体・誤字など)はAIでも十分対応可能でした。

 しかし作文教育の本質は、できていないところを直すことではなく、良いところを伸ばすことです。
 そのため、指導とセットで項目評価を行う形にしました。

●指導と結びついた作文検定の価値

 世の中の作文模擬試験は、ほとんどが事後評価のみで指導と結びついていません。
 良い点を取った子は嬉しいですが、悪い点の子は次にどう努力すればいいかわかりません。
 事前指導のない評価だけでは、大半の子の作文は上達しません。

 今回の森リン3.0は作文検定に搭載されているため、評価が指導とセットで可能です。
(ただし、まだ「作文の丘」や「山のたより」への移植は完了していません。複雑化したため時間がかかります。)

 学校や塾で作文検定を導入すれば、結果表示だけで終わらず、「次にどこに力を入れればいいか」が明確になります。
 単なる評価試験ではなく、指導連動型の評価が特徴です。

●作文検定が実現する教育改革

 これにより、どの学校・塾でも日常的な作文指導が可能になります。
 先生の負担はほとんどありません。

 従来、作文指導が少なかったのは添削・講評の負担が大きかったからです。
 今後の先生の役割は、子供の作文とAI評価を見て、勉強の方向を相談することに変わります。
 添削の代わりに、考えたり話し合ったりすることが中心です。
 生徒自身も評価結果を見て、次にどう努力すればいいかを考えるようになります。

 これにより、知識詰め込み中心の教育から、思考力・想像力を伸ばす教育への転換が進みます。
 作文検定は、教育改革のひとつの柱となるのです。


■■森リンベストの表示について

 リアルタイムで更新されている「森リンベスト」の順位は、「総合点」で並んでいます。
https://www.mori7.com/mri/mri_best.php
 その総合点に均衡点を加えたものが「新総合点」です。

 森リン大賞は、4週目の作文の「新総合点」の順位で並んでいます。
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php

 なお、森リン点の集計は、学年に応じた後半の字数を基準にしています。

 そのため、4週目の清書の週に、長く書き直した作文が、もとの週の短い字数の作文よりも点数が低くなることがあります。
 それは、もとの週の後半の字数や密度やバランスよりも、4週目に書き直した作文の後半の密度やバランスが低くなることがあるからです。


■■【合格速報】常翔学園高等学校

●常翔学園高等学校 U.Y.さん

<担当講師より>
 
 小学生の頃からずっと作文を続けています。受験勉強も、部活動と両立して頑張りました。これからは、理系の環境の整った学校で、さらに学びの世界をひろげていけますね。また、作文の勉強に戻ってきてくれるので、共にがんばりましょう。



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