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お父さん、お母さん、子供の対話のきっかけになる作文課題  2016年10月28日  No.2730
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=2730      




 言葉の森の作文課題は、小3からは、題名課題と感想文課題になります。
 小2までは、自由な題名で書いていたので、小3の題名課題になると、誰も最初はとまどいます。中には、自由なままの方がいいと言う子もいますが、しばらくすると、題名課題の方が焦点が絞れていいと言うようになります。

 しかし、初めての感想文課題のときは、どの子もほとんど書けないのが普通です。
 実は、小3では感想文課題をやるのはまだ無理があるのですが、今の学校教育の中では、小学校低学年から感想文の宿題を出すところが多いので、それに対応するためにやっているのです。

 さて、この題名課題も、感想文課題も、どちらも事前の準備が作文の出来を左右します。
 料理では材料七分に腕三分という言葉がありますが、作文も同じです。いい材料が仕入れてあれば、あとはどういうふうに書いてもいい作文になるのです。

 この材料集めで大事なことは、自分の体験だけではなく、両親に聞いた話や、今の社会で起きている話を盛り込んでいくことです。
 取材によって材料の幅が広くなると、そのテーマを見る視点も一段と高くなってきます。

 例えば、11.1週の小6の作文課題は、「うちにある古い物」ですが、単に家の中にある古くなった道具やおもちゃを持ち出して書いてみても、深い感想は書きにくいものです。
 ところが、ここに、日本の歴史の中にある古いもの、世界文化遺産の例などを結びつけると、古いということの意味をもう一段深く考えることができるのです。

 そして、こういう材料集めに、お父さんやお母さんが参加すると、子供と一緒に家族の知的な対話が生まれるようになります。
 子供が小学校高学年になると、父親は子供との共通の話題がだんだん少なくなります。すると、自然に親子の話題が勉強や成績の話だけになってきます。
 小中学生のころの思考力は、親子の対話によって育つので、家族でいろいろなテーマを幅広く話し合う機会があるといいのです。

 こういう話し合いは、父親が単身赴任の場合でも可能です。
 遠方にいるお父さんが、ハングアウトやskypeのグループ通話で参加できるような形で、毎週の家族の対話の時間を決めておくのです。
 作文の課題は、ウェブで見ることができますから、お父さんも事前に子供の作文課題を見て準備をしておけば、更に充実した話になります。

 こういう親子の対話は、小学校低学年のころからつけておけば、高学年になっても自然に続けられるようになります。
 小学3年生の題名課題と感想文課題になったころから、家族で作文の課題について話をする時間をとっていくと、作文の勉強と家庭の対話が連動して、勉強面でも子供の生活面でもより充実した取り組みができるようになります。

 今週から、小3~小6のオンエア講座「作文と勉強」モニターを始めました。
 その際に、作文の課題に関連したyoutubeの動画を参考資料にしました。こういう動画などを見ながら親子で作文の課題についてのいろいろな対話をしていくと面白いと思います。

小3「たまごやきを作ったこと」
・半熟目玉焼きの作り方

・卵を片手で割る方法

・卵を立ててみる


小4「わたしの好きな食べ物」
・世界で一番美味しい食べ物 ランキングベスト50


小5「木のぼりをしたこと」
・道具を使った木登り

・縄を使った木登り

・手と足の力で木登り


小6「うちにある古いもの」
・日本世界自然遺産]

 
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 コメント欄

森川林 20161028 1 
 学力も文化力も、基礎になるのは言葉です。
 だから、家庭での読書と対話が、学校での勉強以上に子供を成長させます。
 しかも、勉強は退屈で面倒なものですが、読書と対話は楽しく気軽にいつでもできるのです。


namura 20161029 10 
親子の会話から学ぶことは、机上の勉強以上に多くありそうです。

kira 20161031 52 
 木登りをしたこと、高いところに登る話は、お父さんの参加で盛り上がりそうですね。お母さんも、けっこうおてんばしているかも。
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