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作文の出口と入口(facebook記事より)  2012年2月20日  No.1444
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 かまどの火をうまく焚くには、
 入り口からまきをくべること、煙の出口をふさがないこと。
 作文をうまく書くには、
 読書をすること、書いたものを注意しないこと。

 同じなんだ(笑)。

 読書をすることは、特に中高生に必要です。
 中学生、高校生で論説文がなかなか書けないのは、意見の裏づけとなる実例や語彙が自分の中にまだないからです。

 小学校中高学年の場合は、読書だけでなく対話も必要です。
 書こうとするテーマについて、家族と話して準備していることが、作文を書きやすくする第一の条件です。

 書いたものを注意しないのは、特に小学校低学年で重要です。
 小学校1、2年生の作文は欠点だらけです。そして、そのころは、大人の言うことを素直に聞きます。
 だから、親や先生は、小学校1、2年生の書いた作文をすぐ直そうとしてしまうのです。
 そして、どの子も、直される度合いに比例して作文を書くのが苦手になっていきます。
 作文は、直すのではなく、読む力をつけて自然に直していくのです。

 火がどんどん燃えてきたら、煙の出口をふさいでも大丈夫。
 直すのは、子供の読む力が十分についてからです。
 作文そのものに目を奪われずに、作文の出口と入口に目を向けることが大事です。

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