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スマホの時間が長いと成績が上がらない、というのは本当か。  2026年6月24日  No.5536
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https://youtu.be/6pp0pB0OsRw

◆◆スマホと学力の関係をどう考えるか

 川島隆太氏の調査で、スマホの時間の長さと成績の伸びない度合いに深い関連があるという調査結果が出ていました。

 同じ勉強時間でもテストで約20%の差…「3年間で脳の発達がほぼ止まる」たった1つの習慣
https://diamond.jp/articles/-/391629

 これと似たことは、過去にも言われたことがあります。

 例えば、「テレビを見る時間が長いと」とか、「漫画ばかり読んでいると」とか、「ゲームばかりしていると」とかいうような話です。

 しかし、読書好きな子は、総じて漫画も好きです。
 けれども、漫画好きな子が読書好きになるというわけではありません。

 勉強のできる子は、ゲームも好きです。
 しかし、ゲームの好きな子が勉強好きになるというわけではありません。

 大事なことは、ゲームをしているかしていないかではなく、勉強をしているかしていないかの方なのです。

◆◆本当に大事なのは読書の時間

 同様に、スマホについても次のことが言えると思います。

 大人の人は、「子供がスマホを見る」という、自分たちが子供時代に経験しなかったことを見ると違和感を覚えます。
 そこで、スマホを見ることを禁止すれば、勉強もできるようになると思ってしまいがちです。

 しかし、本当はスマホを見るか見ないかということではなく、読書の時間が確保されているかどうかということなのです。

 スマホを見る子の中には、惰性でスマホを見ている子もいます。
 そういう子は、ほかの時間に本を開いて読むというようなことはありません。

 毎日読書をしている子が、折に触れてスマホを見るというのは、特に問題はありません。

◆◆禁止よりも免疫をつける

 大人は、自分が経験しなかったことに触れると、すぐに禁止しようとします。
 大事なことは、禁止するのではなく、早めに免疫をつけておくことなのです。

 今はスマホが子供たちにも普及し始めた時期ですから、ほとんどの子供はまだ免疫ができていません。
 だから、それを親が工夫して、免疫をつける方向でスマホを利用するようにするといいのです。

◆◆わが家のゲームとの付き合い方

 実は、私の家でも、子供が小学校低学年か幼稚園のころに、ゲームが流行り始めていました。

 私も最初は、保護者からの質問で、「子供がゲームばかりしていて困る」という話を聞いて、ゲームのしすぎはよくないと思っていました。

 しかし、途中から考えを変えました。

 そんなに子供たちが熱中するゲームだとしたら、早めに免疫をつけておいた方がいいと思ったのです。

 そして、子供2人が、たぶん小学1年生と幼児だったと思いますが、中古のゲーム機とゲームソフトを買ってきて、家で一緒に遊ぶようにしたのです。

 そのゲームの名前は「ゼルダの伝説」と「ファイナルファンタジー」でした。

 そこで、一緒にゲームをやり始めてみると、面白いのなんのって(笑)、親が熱中するほどの面白さでした。

◆◆読書を中心にしたルール作り

 小学1年生の子は、攻略本を隅から隅まで読みました。

 攻略本にはルビが振ってあったので、爆弾とか呪文とかいう漢字もスラスラ読めるようになりました。

 そして、そのあとは、毎日15分だけゲームをするという時間を決めるようにしたのです。

 雨の日などで子供が外で遊べず退屈しているときは、「読書を50ページ読んだら、ゲームを15分やっていい」というようなことをしていました。

 そういうことをしている家庭は、当時たぶんどこにもなかったので、すべて試行錯誤でした。

◆◆読書を生活の中心に置く

 こういうやり方が、誰にとっても参考になるかどうかはわかりません。

 しかし、禁止するのではなくコントロールする力をつけるということと、読書を生活の中心に置くということは、あらゆる子育てに共通していると思います。


※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007

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