低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


これまでの全記事
効果のある読書法、作文法(その3)  2010年2月14日  No.779
ホームページの記事は→779



 前回は、価値ある中身を書く方法として項目法の説明をしました。

 今回は、創造的な中身を書く方法として構成図法の説明をします。

 文章を書くということは、書く過程と考える過程に分けることができます。通常、書く過程と考える過程は融合しているので、考えながら書き、書きながら考えるという書き方が一般的です。しかし、この方法は実はあまり能率がよくありません。

 構成図を使うと、考えの部分だけを独立させて深めていくことできます。書こうと思うテーマについて、自分の考えをビジュアルに書いていくだけなので、1200字程度の作文の内容が10分以内にできあがります。作文の一種のシミュレーションといってもよいでしょう。

 全体像が簡単にできあがるので、構成図を完成したあとはただそれを文章化するだけです。中学生や高校生になると、作文を書く時間がないときは10分程度で構成図を書いて、その日はそれで仕上げという書き方もできます

 作文は、書いている途中で中断することがなかなかできませんが、構成図であれば図を完成させておけば、あとですぐに文章化することができます。

【構成図の見本1】

 小学生の生徒向けに書いた構成図の見本です。



【構成図の見本2】

 中学1年生の生徒が実際に書いた構成図です。



【構成図の見本3】

 私(森川林)がホームページの記事などを書くときに実際に書いている構成図です。


233-0015 233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9063
 
 同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文の書き方(108) 構成図(25) 

 コメント欄
コメントフォーム

効果のある読書法、作文法(その3) 森川林 20100214 に対するコメント

▽コメントはここにお書きください。 お名前(ペンネーム):

 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。


 国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

受講案内の郵送(無料)をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:受講案内の郵送を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

電話通信の無料体験学習をご希望の方は、こちらをごらんください。
(無料体験学習をお申し込みの方に、勉強に役立つ小冊子をお送りします。)

Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」