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山菜採りに出かけよう――実行課題集より  2018年3月21日  No.3250
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 小学1、2年生の作文は、自由な題名が中心です。
 その理由は、題名を指定して書かせるようにすると、書けなくなるからことが多いからです。
 例えば、ごく簡単な題名と思われそうな「私の好きな食べ物」などで作文を書かせようとした場合、「カレーライスです。」と書いてそれで終わってしまうのが普通です。
 あるテーマをもとにして、身近な実例を結びつけるというのは、実はかなり高度な頭の使い方を必要とするのです。

 そこで、小学1、2年生の生徒には、実行課題集を渡しています。
 これは、季節ごとの行事や遊びを紹介するものです。
 その実行課題集を参考に、お父さんやお母さんが子供と一緒にいろいろな経験をしてみるのです。
 そうすれば、作文の題材が自然に生まれます。

 実行課題集は、下記のページで見ることができます。
▽実行課題集
https://www.mori7.com/jk/

 「山菜採りに出かけよう」は、4月の実行課題集の一部です。
====
山菜(さんさい)採り(と )に出かけよ(で   )う

山菜(さんさい)とは

 山菜(さんさい)とは、山(やま)や野(の)に自生(じせい)している食用(しょくよう)の植物(しょくぶつ)のことで、苦味(にがみ)があり、アクが強い(つよ )のが特徴(とくちょう)です。アケビ、ウド、セリ、ゼンマイ、タケノコ、タラの芽(め)、ツクシ、フキノトウ、ワラビなど、いろいろな種類(しゅるい)があります。 
 山菜(さんさい)が食べ(た )られ始め(はじ )たのは、縄文(じょうもん)時代(じだい)ではないかと言わ(い )れています。平安(へいあん)時代(じだい)には、体(からだ)に良い(よ )食べ物(た もの)として広まり(ひろ  )ましたが、山菜(さんさい)が広く(ひろ )知ら(し )れるようになったのは江戸(えど)時代(じだい)です。江戸(えど)時代(じだい)の三大(だい)飢饉(ききん)のときの食糧難(しょくりょうなん)により、山菜(さんさい)のいろいろな食べ(た )方(かた)が考案(こうあん)されました。米沢(よねざわ)藩(はん)の莅戸(のぞき)善政(よしまさ)が執筆(しっぴつ)した「かてもの」には、約(やく)80種類(しゅるい)の山菜(さんさい)の特徴(とくちょう)と調理(ちょうり)法(ほう)が解説(かいせつ)されています。 
 山菜(さんさい)には、血圧(けつあつ)を下げる(さ  )効果(こうか)があるもの、抗(こう)酸化(さんか)作用(さよう)のあるもの、糖尿(とうにょう)病(びょう)を予防(よぼう)するもの、鎮痛(ちんつう)作用(さよう)のあるもの、解毒(げどく)作用(さよう)のあるものなど、種類(しゅるい)によってさまざまな健康(けんこう)効果(こうか)があります。

山菜(さんさい)採り(と )の注意(ちゅうい)点(てん)

 山菜(さんさい)採り(と )に行く(い )ときは、長袖(ながそで)、長(なが)ズボンで、帽子(ぼうし)と軍手(ぐんて)も必需(ひつじゅ)品(ひん)です。 
 山(やま)の中(なか)は迷い(まよ )やすいので、経験(けいけん)者(しゃ)と一緒(いっしょ)に行き(い )ましょう。クマよけ対策(たいさく)も必要(ひつよう)です。 
 家族(かぞく)で食べ(た )られる必要(ひつよう)な分(ぶん)だけを採り(と )ましょう。また、次期(じき)の繁殖(はんしょく)のために、根こそぎ(ね   )採っ(と )てしまわないように気(き)をつけましょう。ウドやタケノコは、土(つち)ギリギリのところをナイフで切り(き )ます。ワラビ、ゼンマイ、たらの芽(め)などは、手(て)で自然(しぜん)に折れる(お  )ところから採り(と )ます。食べごろ(た   )を過ぎ(す )てしまったものは採ら(と )ないようにしましょう。 
 ウルシ、スイセン、ドクゼリなど、山菜(さんさい)とよく似(に)た、毒性(どくせい)植物(しょくぶつ)もあるので注意(ちゅうい)してください。

山菜(さんさい)を使っ(つか )た料理(りょうり)

・タラの芽(め)の天ぷら(てん  ) 
 タラの芽(め)のはかまの部分(ぶぶん)を取り(と )、天ぷら(てん  )粉(こ)をつけて揚げ(あ )ます。 
 天つゆ(てん  )か塩(しお)をつけて食べ(た )ます。 
・ウドの炒め(いた )もの 
 塩ゆで(しお  )をしたウドを炒め(いた )ます。最後(さいご)にしょう油(   ゆ)、みりん、砂糖(さとう)で味つけ(あじ  )をします。 
 豚肉(ぶたにく)やシーチキンと一緒(いっしょ)に炒め(いた )てもおいしいです。 
 フキ味噌(みそ)、ゼンマイのお浸し(ひた )、セリの白和え(しらあ )、ツクシの卵(たまご)とじ、タケノコご飯( はん)など、山菜(さんさい)を使っ(つか )た料理(りょうり)はほかにもたくさんあります。とりあえず、タラの芽(め)の天ぷら(てん  )を作っ(つく )てみタラ? ツクシづくしもいいかもしれませんね。

   

233-0015 横浜市港南区日限山4-4-9●言葉の森オンラインスクール 電話045-353-9061
 
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 コメント欄

森川林 20180321 1 ▽
 実行課題集の中には、お父さん、お母さんがやったことのないようなものも含まれています。
 節分やひな祭りは大体どこの家でもやりますが、針供養をする家はまずないでしょう(笑)。
 山菜採りも、お父さんお母さんの性格によってかなり差があると思います。
 しかし、こういう季節の行事が、子供の作文の題材の参考として出されていると、家族の話題ができていいのではないかと思います。
 特に、海外で暮らす日本の子供たちにとっては、日本の季節の行事が課題として出されるのは、貴重な経験になると思います。


nane 20180321 1 ▽
 山菜採りか。子供のころは、よくやったなあ。
 フキノトウとか、タラの芽とか、ツクシとか、ヨモギとか、タケノコとか。
 今は、そういうのが汚いとか危険だとか言う人もいそうですが、少し汚いぐらいの方が免疫ができていいのではないかと思います(笑)。

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