プレ受験作文4.2週
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■■問A又は問Bのどちらかを選択してください。
■問A
「塾」
▼資料
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説明
1.2人の文章を読んで、勉強とはどういうものであるべきかを考え、
2.そのための方法を(できれば複数)
3.自分の体験や、両親への取材や、調べたデータなどを盛り込みながら(全部でなくてもよい)
4.反対理解と自作名言を入れてまとめよう。
■問B
音を立ててものを食べる作法
説明 都立 立川地区 中高一貫校
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説明
「、」や「。」も字数に数えるということは、句読点を行頭に打ってもよいという意味。(通常は、前の行に詰めて打つ)
資料1を選ぶとしたら、「文章」に書かれていることは、他国の文化に対する思いやり、「資料1」でトップになっているのは、「思いやりのある人になりたい」という項目。ここから、次のように展開。
「私は、文章の……というところから、思いやりの大切さを感じた。また、資料1では……となっているように、私たちの多くが思いやりを大切だと思うという結果が出ている。
では、思いやりを持つためには、どうしたらよいのだろうか。私は、その方法は二つあると思う。
第一は、相手のことをよく知ることだ。例えば、この文章では、……ということが書かれている。私の経験でも、相手のことをよく知らないときは誤解をしていたが、相手の立場がわかると理解が深まったということがある。それは、小学1年生のときだった。……(などと具体例)
第二は、思いやりの心を深めるためには、自分の考えもはっきり主張することだ。人間は、この文章にも……と書いてあるように、相手のことを誤解することもある。しかし、そこで、その誤解を解くための行動を取れば、問題は早めに解決する。以前、中国で反日デモがあったが、これも、誤解している相手が悪いと考えるのではなく、自分たちから誤解を解く働きかけをすることが大事だと思う。私にも、似た体験がある。それは……(などと具体例)
(結びの感想は一般化の主題で)思いやりとは、性格も考え方も違う人間どうしが仲よく暮らすために欠かせないものだと思う。私もこれから……
資料2を選ぶとしたら、「文章」に書かれていることは、国による作法の違い、「資料2」に書かれていることは、国別のしぐさや習慣の違い。これは、次のように展開できる。
「私は、文章と資料2に書かれているように、国によって作法やしぐさや習慣が違うと思う。この違いが、お互いの反発になるのではなく、お互いの文化を豊かにすることにつなげるにはどうればよいかを考えた。
第一は、違いをなくそうとするのではなく、互いの違いを尊重することだ。スパゲティを音を立てて食べるということが、何十年後かには、欧米の新しい食べ方の作法の一つになるかもしれない。それは、音を立てない食べ方と音を立てる食べ方の二種類ができて、それだけ文化が豊かになったことになる。日本の国内でも、人によって生活習慣がさまざまに違う。しかし、その違いをなくそうとするのではなく、違いを認めていくことが大事なのだと思う。例えば、私にも次のような経験がある。昔、祖母の家に遊びに行ったとき、祖母が不要になった包み紙などをきれいに保存しているのを見て驚いた。私の家では、不要なものはすぐに捨てて家の中をすっきりさせるようにしているので、祖母の生活の仕方に驚いたのだった。しかし、それは……(などと具体例)
第二は、違いを尊重し合う前提として、相手のことをよく知ろうとすることだ。資料2にあるように、日本と韓国では、ご飯を食べるときに茶碗の持ち方が違う。もしこれを文化の違いだと知らなければ、お互いに心の中で「何て無作法な」と思うだけで終わりになるだろう。相手の文化を知ることで、本当の尊重ができるのだと思う。私は以前、似た話を聞いたことがある。イギリスに、アフリカの王様が訪問したとき、指を洗うために水を入れてあるボウルを、そのアフリカの王様が飲んでしまったらしい。そのときに、イギリスの女王様は何事もなかったように自分もその水を同じように飲んだということだった。これなども……(などと具体例)
(結びは一般化の主題で)作法や習慣は、それぞれの国の伝統と深く結びついている。その歴史的な背景を知らずに、単に表面的な違いを見ていては、さまざまな文化が共存することはできないだろう。私もこれから……。
▼資料2
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https://www.mori7.com/izumi/gazou/2020/4031118042.jpg
(読解・作文力の本P67)
▼授業の動画
https://youtu.be/gziM_aIKBk8