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勉強の基本は手取り足取り  2018年3月24日  No.3255
 URLは、https://www.mori7.com/index.php?e=3255      



 子供が何か質問すると、自分で調べなさいとか、自分で考えなさいとか、先生に聞きなさいとか言ってしまうお母さんは多いと思います。

 それは、子供が自分の力でやるようにさせたいという気持ちの表れかもしれませんが、このやり方は実はよくないやり方なのです。

 なぜかというと、子供は、「自分で○○しなさい」と言われると、話が面倒になるので、次第にそういう質問を親にしなくなるからです。
 それで、静かになってよかったと思ったら、大間違い(笑)。
 子供の質問をもとにした学力向上のチャンスが、どんどん少なくなっていくということだからです。

 小学校低学年の場合は特に、子供が何かを聞いてきたら、お母さんがすぐにその場で答えてあげたり、一緒に楽しく考えてあげたりすることが大事です。
 すると、子供はどんどん質問をするようになります。
 この質問と応答のやりとりが、子供の学力を育てていきます。

 子供の学力は、学校や塾で育つのではありません。
 家庭での親子の対話の中で育つものなのです。

▽関連記事
「小学1年生の勉強の仕方が、その後の勉強のスタイルを作る」
https://www.mori7.com/index.php?e=2812
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 小学1年生で勉強することなど、たかが知れています。どの教材でも誰が教えても、大差ないものです。ですから、市販の教材でも通信の教材でも自由に選んで、身近なお母さんが教える形で十分に勉強できるのです。

 しかし、大事なのは、このときの勉強の仕方です。勉強の中身そのものは誰でもできる(できなければならない)基本的なものなので、どういう教材をどう教えてもできるようになります。しかし、そのときの勉強の仕方は、実は千差万別なのです。
 そして、このときの勉強の仕方が、その後の子供の勉強の仕方の土台になります。だから、この時期は、何をやるかとか何を身につけるかということよりも、どうやるかということが大事になってくるのです。

 では、どうやればよいのでしょうか。

 まず第一に大事なことは、明るく楽しくやることです。少学校低学年は、苦しい勉強をする時期ではありません。苦しい勉強の方がやりがいが出てくるのは、もっとずっとあとになってからです。小学1年生のときは、できるだけ楽にできるように、少しでも子供が困っていることがあったら、どんどん手助けしてあげることです。
 これは、作文でも同じです。低学年の子に、無理に自分の力で書かせる必要はありまぜん。楽に書かせることが大事で、そのためにはいくらでも助け舟を出してあげることです。

 しかし第二に、自分のペースで自主的にやる勉強スタイルを作ることです。そのためには、何をいつどういう順序でやるかということを、一つの流れとして作り、子供が自分の意思でその流れに乗るようにすることです。
 よく、お母さんが、「次は、これ。それが終わったら、今度はこれ」と指示するような勉強の仕方をしている家庭が多いのですが、それでは、やらされる勉強になってしまいます。勉強の開始は、親が指示しないと始められないこともありますが、どういう順序でやっていくかということは、子供が自主的にやるような仕組みを作っておくことです。
(つづく)
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 コメント欄

森川林 20180324  
 学力は、学校や塾でつくのではありません。
 家庭の対話の中でつきます。
 だから、作文力をつけるためには、予習シートなどをもとにした親子の事前の対話が第一です。
 その親子の対話ができるようにするには、親が子供との対話を楽しむという姿勢を持つことです。
 親はどんなに忙しいときでも、子供が何かを聞いてきたら、気持ちを切り換えて楽しく答えてあげることです。


nane 20180324 1 
 小学1、2年生でよくできる子の場合、親が難しい問題集で勉強させてしまうことが多いと思います。
 しかし、小学生のころの問題集の難しさというのは、実は意味のない難しさです。
 それは、わざとわかりにくい遠回りの説明をしたり、ややこしい間違えやすい計算をしたりという難しさにすぎないからです。
 そういう難しさは、年齢が上がれば自然に誰でもできるようになります。
 難しい問題は、年齢に不相応な難しさを子供に要求することで、勉強嫌いの子を作っているだけです。
 では、難しい問題はやる必要がないかというとそうではなく、それは受験期の半年か1年前から集中してやればいいのです。
 受験期の難しい問題も、あまり意味のある難しさではありませんが、そういう難しい問題を解くことは、高学年の子供にとっては頭の体操のような面白さがあるからです。
 そして、その難しさに意味があるとすれば、それは物事を緻密に厳密に考える習慣が身につくということだと思います。

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