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● 標準算数小5 (137字) あかそよ akasoyo 2024年02月02日 21時03分
15745 算数数学掲示板より
190ページ4-1
24cmの所を省いて半円にするところまでは分かります。
解答と解説に書いてあった、半円の周りの長さの中の式の直径の2.57倍だという式が1+3.14÷2というのががあるのがどうしてなのか分かりません。÷2は半円だからだと分かります。
よろしくお願いいたします。
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● 言葉の森新聞2024年2月1週号 通算第1789号 (13503字) 言葉の森事務局 jun 2024年01月31日 10時03分
15737 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2024年2月1週号 通算第1789号
文責 中根克明(森川林)
■■自習室の利用を進めます。例えば、毎日の暗唱の練習は、自習室に入るかたちでできます。オンラインクラスで授業の始まる前の生徒どうしのお喋りはOK。授業後のお喋りは自習室のブレークアウトルームで10分以内に
言葉の森では、これから、自習室の利用を進めていきます。
先日、Sさん(小6)から、ホームページの記事へのコメントがありました。
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いつもありがとうございます。
私はよく自習室を利用していますが、利用することで緊張感が高まり、はかどります。とても嬉しいです。
ですが、利用者があまりにすくないので、私ひとりということがあり、もったいないです。せっかくなので、他の人がいたほうが頑張ろうと思えます。
とってもわがままですが、上級生に、わからないことを質問などをしたいです。ぐぐるよりもいいと思います。わがままですが。
自習室感謝してます!
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ということです。
勉強は、家庭でするのが、時間もかからないし自由にできるので、最も能率がいいのですが、難点は、いざ勉強を開始しようとするときの気持ちのきっかけがつかめないことです。
オンラインクラスの授業の中では、勉強することのほとんどは、普段の家庭学習の結果の発表です。
だから、授業に出ること以上に、家庭学習を毎日しっかり続けておくことが大切です。
作文だったら、毎日読書をして、その週の課題を考えて、お父さんやお母さんに取材したり、ネットの情報を調べたりすることが勉強の中身です。
それを、授業の中で作文として書くのです。
国語読解の勉強だったら、毎日問題集読書を説明文読書(高学年の場合)を行い、読解検定を受け、毎週2問読検の解説を書く、というのが勉強の中身です。
また、長文をもとに短歌作りをすることもあります。
それを授業の中で、みんなの前で発表し、先生にチェックしてもらうのです。
算数数学の勉強も同じです。
毎日、問題集を1ページ解き、間違えていたところは解法を見て理解しておくことと、月に1回確認テストをやることが勉強の中身です。
また、オリジナルな問題作成をすることもあります。
それを授業の中で、みんなの前で発表し、先生にチェックしてもらうのです。
英語の勉強も同じです。
毎日、英文の暗唱をし、問題集を1ページ解き、答えを理解しておくことと、毎月の確認テストを解いておくことが勉強の中身です。
また、Google翻訳やChatGPTを使って、自由英作文をすることもあります。
基礎学力クラスも、総合学力クラスも同様です。
基礎学力クラスの場合は、月に1回暗唱のチェックをするので、毎日家庭で暗唱の練習を10分しておくといいのです。
しかし、家庭学習は、家庭の管轄になるので、やる子もやらない子もいます。
授業をいくら真面目に出ていても、家庭学習をしていなければ、実力はつきません。
ほとんどの子は、学校やじゅくから出された宿題をやることが家庭学習になっています。
しかし、宿題をこなすような勉強だけでは実力はつきません。
毎日、自分で決めた勉強を続けることが大事です。
その中には、毎日読書をすることも含まれます。
そこで活用できるのが自習室です。
この自習室で想定しているのは、主に小5から中2にかけての生徒です。
それは、小5から勉強が難しくなることと、中2まではなかなかひとりで勉強する自覚がわかない時期だからです。
もちろん、何年生の生徒でも自習室に参加できます。
しかし、小4までは読書を中心に家庭学習をしていれば十分ですし、中3以降は、自分ひとりでも勉強が進められるので、特に自習室を利用しなくても勉強ができると思います。
自習室は、言葉の森と家庭との連携でやっていくものです。
例として、家庭学習の中でも続けにくい暗唱の練習を例に挙げます。
次のような勉強は、家庭では続けにくいものです。
小学123年生の基礎学力クラスの暗唱や、小学456年生の総合学力クラスの英文暗唱や、英語クラスの英文暗唱や、作文クラスの長文音読や、国語読解クラスの問題集読書などは、家庭学習として続けにくい勉強です。
それは、なぜかというと、問題集を解くような形が残る勉強の仕方ではないので、張り合いがわかないからです。
また、暗唱や問題集読書は、学校や塾ではまず行われない形の勉強です。
だから、なかなか家庭学習として取り組めないのです。
そこで、家庭で子供に、「毎日○時になったら、自習室に入って、10分間暗唱の練習をすること」と決めます。
読書の進まない子だったら、「毎日○時になった、自習室で読書を30分すること」と決めてもいいと思います。
自習室には、カメラオン、マイクオフで入ります。
カメラは、外付けカメラとカメラアームで机上に向けておくのがいいと思います。
自習室に入ると、みんながそれぞれに勉強している様子が見えるので、自然に勉強を始めるきっかけが作れます。
勉強は、30分続けたら10分休むというふうに、時々リフレッシュしながらやったいきましょう。
10分以内の休憩は、自習時間に含みます。
知っている友達がいて、少し話をしたいときは、ブレークアウトルームに行き、お喋りをしてもいいことにします。
お喋りの時間は10分以内です。
このお喋りのような時間をなぜ認めるかというと、人間は、知識だけでなく他の人間や自然との関わりの中で成長するからです。
京都大学の前総長の山極さんも、教育における共感力の必要性を述べています。
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「共感力」―ゴリラ研究の第一人者山極壽一氏から見た、いま教育に必要なものとは?
https://manabi-with.shopro.co.jp/manabico/2309/
現代の子どもたちは、知識は人や本から得るものではなく、インターネットの中にあると思い込んでいる節があります。ですが、そこにあるのは既存の知識。
一方で人から学べるのは、人間の外に出せなかった知恵や体験、まだ文字化されていない、未来につながる能力です。そういうことを、実践しながら身体で学ぶということをしないといけない。
身体を共鳴させながら学ぶということ、共感力をつかった学びの場をいたるところに作るということが大切なのです。
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これに関連して、オンラインクラスの授業の始まる前のちょっとした時間は、マイクをオンにして自由に友達どうしでお喋りをしてもいいことにします。
ちょうど、学校で、授業が始まる前に、みんなでお喋りをするのと同じです。
また、オンラインクラスの授業のあと、お喋りの続きをしたい場合は、自習室に入り直し、ブレークアウトルームでお喋りをしてもいいです。
これも、時間は10分以内とします。
自習室のメインルームは、静かに勉強する場、ブレークアウトルームは、自由にお喋りもできる場とします。
ブレークアウトルームは10か所作りますから、そのどこに参加してもいいです。
さて、家庭でお母さんやお父さんが、「子供がどんなことを自習したか」ということを見る場合は、自習室の自習記録を参考にできます。
名前のところをクリックすると、本人だけの自習記録が、学年のところをクリックすると、その学年の自習の記録が表示されます。
「自習がどのくらい進んでいるか」ということを見る場合は、自習グラフを参考にしてください。
毎月の自習時間と、1日平均あたりの自習時間がグラフとして表示されます。
ブレークアウトルームのお喋りは、勉強のアドバイスとしても活用することもできます。
例えば、自分がわからないことや相談したいことがあった場合、メインルームのチャットで、「○年生の算数の○○という問題がわからないけど、教えてくれる人いますか。いたら手を挙げて、ブレークアウトルーム○番に来てください」という感じで呼びかけることもできます。
ただし、問題のほとんどは、解法をよく読めばわかるものですから、あまり人を頼りにしないことも大事です。
今後、家庭で、子供とお母さんお父さんが相談して、家庭学習の予定を決めやすいように、自習予定のフォームも、今後作る予定です。
■■自習室の利用者、少しずつ増える。これからの家庭学習は、自習室の利用で。オンラインなので、音読や暗唱の自習もできる。言葉の森の生徒の兄弟の方も利用できる
少し前の記事で、自習室の利用に関するコメントを掲載しました。
その一部を再掲すると、こういう内容です。
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私はよく自習室を利用していますが、利用することで緊張感が高まり、はかどります。とても嬉しいです。
ですが、利用者があまりにすくないので、私ひとりということがあり、もったいないです。せっかくなので、他の人がいたほうが頑張ろうと思えます。
とってもわがままですが、上級生に、わからないことを質問などをしたいです。ぐぐるよりもいいと思います。
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そこで、自習室の利用を進めることにしました。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
音読や暗唱の自習などは、5分か10分の短時間でできるので、かえって家庭では毎日続けにくいものです。
しかし、自習室に入って音読や暗唱を行うと決めれば、勉強のきっかけがつかめます。
また、自習室での10分以内の息抜きは、リフレッシュタイムとして必要です。
知っている友達がいれば、チャットで連絡を取って、ブレークアウトルームに移り、時間を決めてお喋りをすることもできます。
知っている人がいなければ、ZOOMのチャットで、
「私は小6の女子です。今からブレークアウトルーム1番で10分間休憩します。誰か一緒に話をする人がいれば、来てください」
などと呼びかけることもできます。
メインルームは勉強の部屋、ブレークアウトルームは息抜きの部屋と区別しておけば、ほかの人の勉強の迷惑にはなりません。
ただし、ブレークアウトルームの息抜きは、10分以内と決めておいてください。
先生に聞きたい質問が出てきたときは、それぞれの教科の掲示板に書いておいてください。
国語読解掲示板
算数数学掲示板
英語掲示板
これらの掲示板には、言葉の森のホームページの「生徒関係リンク」から行くことができます。
自習記録のページに、自習グラフへのリンクがあります。
https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php
ここを見ると、自分がその月にどのくらい自習室で勉強したかがわかります。
自習室は、言葉の森の生徒の兄弟の方も利用できます。
勉強には、面白いものもありますが、退屈なものもあります。
勉強のきっかけをつかむために、勉強の環境を変えることが役立ちます。
自習室は、ほとんど24時間開いています。
いつでも、入って結構です。
自習室では、カメラオン、マイクオフで勉強をしてください。
カメラは、外付けカメラを利用して、机の上に向けておくといいと思います。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
■■自習室は、毎日10人以上、多いときは20人近くが利用。自習グラフを自分の1日の勉強時間の目標にすると家庭学習が進めやすくなる。自習室は生徒と生徒のお友達とご兄弟なら1日24時間いつでも使える
自習室を使う人が増えてきました。
保護者懇談会の資料でお知らせしてからか、それまで1日に1人か2人だった自習室の利用が、毎日10人以上、多いときは20人近くになりました。
自習室の利用は、言葉の森の生徒と、生徒のお友達とご兄弟であれば、誰でもできます。
生徒とお友達とご兄弟に限定させていただくのは安全のためです。
自習室のメインルームは、カメラオン、マイクオフですが、ブレークアウトルームで息抜きをするときは、ブレークアウトルームでお喋りもできます。
ただし、ブレークアウトルームでの休憩は10分以内とします。
自習室は無料ですから、24時間いつでも自由に使えます。
ほとんどの時間、先生も一緒に自習室に入っているので、安全面での心配はありません。
今日1月30日(火)は、平日ですが、朝3時に自習をしていた小学生、朝6時に自習をしていた中学生がいました(笑)。
学校に行く前に、勉強をしているのだと思います。
自習室を利用するとき、他の人も同じように勉強しているのを見ると、自分もがんばろうという気になります。
ですから、できるだけ多くの人が利用してくれるといいと思います。
勉強の基本は家庭学習です。
学校に行ったり、塾に行ったりして、みんなと一緒に勉強する時間は、たんなるきっかけ作りの時間です。
学校や塾で勉強をするのではなく、家庭で勉強をするというのが勉強の基本です。
ところが、家庭学習は、始めるときが難しいのです。
何もないところで、問題集を開いて「さあ、勉強を始めよう」ということは、なかなかできません。
そのときに、「とりあえずパソコンを開いてみよう」、そして「自習の記録を書いてみよう」、そして「自習室に入ってみよう」と、段階を置いて勉強の準備をすれば、比較的スムーズに自習を開始できます。
そして、いざ自習室に入って、ほかの人の勉強している姿を見れば、自然に自分も勉強モードになります。
勉強が終わったあと、自分の自習グラフを見れば、明日もがんばろうという気持ちになります。
ぜひ、多くのみなさんが、自習室を利用して、家庭学習を無理なく進められるようにしていってください。
▽森の自習記録(自習室の入口)
https://www.mori7.com/teraon/js.php
■■塾が忙しくなる小学3年生、4年生は、いつまで作文の勉強を続けたらいいか。言葉の森の生徒には、小学生から作文を始めて高3まで続け、東大、京大、早稲田大、慶應大、上智大などにそれぞれ合格した生徒もいる
●動画:
https://youtu.be/rd-j4KMc8e4?si=GgdY07uSpOPNlhsU
言葉の森の生徒は、東京都、神奈川県をはじめとして中学受験が普通に行われている地域に住んでいる子が多いです。
そのため、小学3年生や4年生になると、塾が多忙になるため、作文の勉強を続けるかどうか迷う人も出てきます。
特に、塾を始めたばかりの最初の数ヶ月は大変です。
そのうち、塾のある生活に慣れるとしても、最初のうちは、これまでの習い事と両立できるかどうか誰でも悩むものです。
しかし、以前、バイリンガルを育てるTLC for Kids代表の船津徹さんの記事を紹介したように、少なくともひとつの習い事は、続けていくのがいいのです。
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中学受験で「習い事をやめて塾に専念」を絶対やってはいけない理由
https://diamond.jp/articles/-/336184
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受験勉強で多忙な中でも何かひとつのことを続けたということは、その子の自信になります。
ある意味で、続けたことの勲章のようなものが残るのです。
また、どうしても続けられない時期があったとしても、そのときは、親子で話し合って、「受験が終わったらまた再開しようね」という受験のあとの話をして、いったん休むようにすることです。
逆に、「受験が終わったら、いくらでも遊んでいいからね」という空約束をすると、子供は本当に受験のあとに遊んでしまいます。
実は、受験のあとの勉強こそ本当の勉強なのですから、受験のあとも勉強は継続することが大事です。
言葉の森で、これまで教えてきた中で、しっかりした子は、小学生から作文の勉強を始めて、受験の間も作文を書き、中学生、高校生と作文の勉強を続けてきた子が数多くいます。
その中には、中学受験をするなど作文を教えている先生も知らなかった子が、受験勉強中も普通に作文の勉強を続けていて、「実は、桜蔭に受かりました」というようなこともありました。
高校3年生まで作文の勉強を続けてきた子の中には、東大、京大、早稲田大、慶應大、上智大などにそれぞれ合格した子たちもいます
こういうひとつのことを継続した子は、そのことが一種の勲章になります。
別に作文でなくても、音楽でも、ダンスでも、趣味の生き物飼育でも何でもいいのですが、しかし、将来のことを考えると、やはり継続する習い事としては、作文がいちばんいいと思います。
作文なら、考える力も、書く力も、長文を読む力もつくので、子供が社会人になってからも役立つ能力になります。
受験勉強中も、少なくとも作文の勉強は続け、受験が終わったら、国語読解、算数数学、英語、創造発表、プログラミングなどの勉強も始めていくといいと思います。
そして、中学受験をする予定のない小学5、6年生は、学校の勉強とスポーツ活動だけでは、頭がなまります。
小学校高学年の生徒も、オンラインでできる国語読解、算数数学、英語で、中学生の勉強を先取りし、創造発表、プログラミングなどで、創造的な勉強を始めていくといいと思います。
■■言葉の森の目指す新しい教育。明日の日本を支える、思考力創造力共感力のある子供たちを育てる。受験から実力、学校から家庭、点数から発表、競争から創造へ。オンライン少人数クラスの新しい教育プラットフォーム
言葉の森は、新しい教育を目指します。
それは、従来の教育とは、次元が異なります。
言葉の森の目指す教育の目的は、明日の日本を支える、思考力、創造力、共感力のある子供たちを育てることです。
将来は、これらに加えて心身力を育てることも入ります。
そのための教育改革の4つの方向は、受験から実力へ、学校から家庭へ、点数から発表へ、競争から創造へ、という言葉で説明できます。
これを、オンライン少人数クラスという新しい教育プラットフォームで実現します。
この場合の少人数とは、4人から5人という意味です。
オンライン教育では、世界中が教室になります。
距離を超えて、同学年、同レベルの生徒が少人数で学習し合い、その学習が、小1から高3まで続き、一生の学友ができる教室になります。
教育改革の4つの方向のうち、「学校から家庭へ」というのは、今の不登校の増加の問題を見ると、よくわかると思います。
学校だけが教育の場ではなく、むしろ家庭が教育の場であるべきだというのは、少しずつ理解されています。
「明日の日本を支える子供たちを育てる」という考えをすれば、教育の全体像がはっきりわかります。
これまでの教育は、子供たちだけの教育を考えていました。
すると、今の社会では、「いい点数を取りたい」とか、「受験に合格したい」とかいう個人の願望を実現することが教育の目標になります。
その願望自体は、もちろんいいことですが、その考えの前提になっているものは、競争社会という現実です。
競争に勝つことが、教育の目的になっていることに、ずっと違和感を感じていました。
しかし、子供たちの学力を育てることは、その子が競争に勝つためではなく、日本の社会をよりよくするためです。
結果として、競争に勝っても負けても、その子がその子らしく成長すれば、それが日本の社会をよりよくすることにつながります。
近い将来、エネルギーがフリーになれば、競争とか勝敗自体が意味のないものになります。
それらは、小さな娯楽としては残るでしょうが、人生の目的にはならなくなります。
そういう未来の社会で大事なことは、一人ひとりが自分の個性を生かして成長し、その力を社会への貢献として使うことです。
これを、遠い先の話として考える人もいると思いますが、私は、そういう時代がもう目前まで来ているように思っています。
大学入試にも、教育の変化が現れています。
これまでは、テストの成績だけで合格者を選抜していましたが、これからは、本人の意欲、やりたいこと、個性を中心に合格者を選抜するという方向になります。
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東北大学「AO入試への全面移行」にまつわる大誤解、入学者の学力不足が進むのか?
https://diamond.jp/articles/-/335650
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「成績はいいけど、何をしたいかわからないから、とりあえず○○大の○○学部に行こう」と考えるのは、昔の中国の科挙を目指した人と同じ発想です。
科挙の時代には、社会が閉塞していたので、そういう選択肢しかありませんが、今の社会は開かれています。
やる気とやりたいことさえあれば、お金も学歴も人脈も必要ありません。
ただ、そのやる気を実現するためのほどほどの学力が必要なだけです。
ほどほどの学力とは、高校で学ぶ勉強が平均オール4で、大学入試共通テストで8割が取れるという、努力次第で誰でもできる学力です。
「成績だけがいい人よりも、やりたいことがある人」を選ぶというのは、結局、社会に貢献できる人を優先するということです。
勉強の目的は、社会をよりよくするために自分が向上するということなのです。
言葉の森のオンライン少人数クラスのプラットフォームは、コロナ禍に本格的にスタートしてから、まだ4年目に入ったところです。
これまで、いろいろ改良を加えてきましたが、まだ改善することが数多くあります。
しかし、作文教育に関しては、他のどんな作文通信教育や作文教室より優れた実績と指導法を持っています。
また、作文以外の国語読解、算数数学、英語、基礎学力、総合学力についても、確認テストや自習室の利用など、新しい改良を加えています。
創造発表、プログラミングについては、今後、新しい概念と方法を提案する予定です。
日本の社会をよりよくするために、言葉の森オンラインスクールをこれから更に広げていきたいと思います。
■■ChatGPTを活用する未来の学習。探究学習より一歩進んだ、一人ひとりの個性を生かす創造発表クラス。学校や塾ではできない面白い勉強をしたい小5から中3の生徒の体験学習を募集
創造発表クラスは、自由な実験や研究の発表をするクラスです。
これまでの勉強は、すでに完成されている知識を与えられ、それを覚えて、試験のときに再現するというサイクルの中で行われていました。
だから、記憶力のよい人や、長時間勉強する人が、いい成績を取れる仕組みになっていました。
確かに、知識を習得することは大切です。
しかし、今の教育は、学年が上がるにつれて、試験で点数の差をつけるために行われる面が強くなります。
そのために、試験が終わればすぐに忘れてしまうような瑣末な知識を詰め込むような学習が行われてきたのです。
現在の中学入試、高校入試あたりまでは、まだ知識の詰め込み中心の試験が続いていますが、その先の大学入試では、一足先に総合選抜型の入試が広がっています。
総合選抜で評価される学力は、思考力、創造力、発表力、作文力、面接力などです。
これに、個性、意欲、問題意識などが加わります。
高校では、2022年度から探究学習が授業に取り入れられるようになりました。
この探究学習は、大学入試の総合選抜と共通の考え方にもとづいています。
つまり、知識の詰め込み教育から、創造力と発表力の教育へと、学習の重点が大きく変わりつつあるのです。
最近でも、次のような総合選抜の記事がありました。
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「総合型へ入試をシフト」 東北大総長が語る改革、25年後の姿
https://www.asahi.com/articles/ASS1R6FQ3S1RUTIL048.html
東北大の大野英男総長は昨年、入試の一般選抜について「全て総合型選抜へ移行したい」と表明した。これまで増やしてきた総合型の枠をさらに広げ、「未来を描ける人」「多様な才能を持つ人」を世界から集めたい、と狙いを語る。
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筑波大学長「入試は面接と論文中心に」 背景に留学生と少子化
https://www.asahi.com/articles/ASS1R6DKHS1RUTIL046.html?iref=pc_extlink
どんな入試を開発したらいいかは難しいが、何年もかけてやるしかない。
海外の有名大学の入試では、筆記の難度は大学入試センター試験ぐらいだが、長時間の面接と長い論文を課す。テーマは正解のない問いで、例えば「死刑はなぜ廃止しなくてはならないのか」など。日ごろから物事を論理的に考えていることが要求される。
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東大が「推薦」出願枠を増やし、異例のメッセージを出した理由とは? 武田副学長に聞く
https://www.asahi.com/edua/article/13616568
教員側からは、推薦生について、総じて一般生より高い評価がありました。学力はもちろん、意欲や積極性、リーダーシップについては一般生より高いと。詳しく言うと、プレゼンテーション能力、表現力、社会に対する問題意識、協調性も高い。つまり5年間の評価として、推薦生は非常に優秀で、うまくいっているんだと。
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では、総合選抜型の入試には、どういう対策をしたらいいのでしょうか。
それは、作文の学習と同じです。
小学生のころから、作文の練習をしている生徒は、書くことに慣れ、文章を書くことに自信が持てるようになります。
同じように、小学生のころから、創造的な学習を行い、みんなの前で発表することに慣れている生徒は、総合選抜型の入試にも自信を持って対応できるのです。
これは、大学入試だけでなく、自己アピールを必要とする就職試験などにもあてはまります。
創造性を生かす学習をしてきた生徒は、社会人になってからも、自分らしい創造的なことに挑戦しようと思うようになるのです。
これからの教育は、知識詰め込み型の教育から、創造発表的な教育や作文的な教育へと大きく重点が変わりつつあります。
創造発表クラスでは、参加者は、自分の興味のあるテーマで、自由に実験、研究、調査、工作などを行います。
それをみんなの前で発表し、ほかの人の発表について質問や感想を述べます。
高校で行われている探究学習は、グループ学習というかたちで進められます。
グループでひとつのテーマに取り組むため、自分のあまり関心のない分野の研究を割り当てられることもあります。
また、発表もグループとして行われるので、個人が責任を持って発表をするわけではありません。
探究学習を真に意味あるものにするためには、一人ひとりが個人の関心にもとづいて、ひとりで研究を深め、ひとりで発表を工夫する必要があります。
そこで、活用できるのがChatGPTです。
研究テーマが個性的であればあるほど、相談できる人や、参考になる本は限られてきます。
すると、問題意識自体は個性的で優れたものであったとしても、それを深めることができません。
そのときに、ChatGPTに研究の方向を相談するのです。
ChatGPTは、どんな分野についても詳しい知識を持っている友達のようなものです。
いくら聞いても、同じように詳しく親切に教えてくれます。
ChatGPTのアカウントを作るには、メールアドレスが必要です。
メールアドレスは、Gmailで13歳になれば取得できますから、中学生は自分のChatGPTアカウントを作ることができます。
ついでにZOOMとYouTubeのアカウントを作っておくといいと思います。
そうすると、作品の発表を動画で作成することができるようになるからです。
ChatGPTは、無料で使えるのがChatGPT-3.5で、有料の場合はChatGPT-4になります。
有料の金額は月額2000円ぐらいですから、無料のアカウントでいいのですが、有料にすれば高機能になります。
小学生の場合は、お父さんやお母さんに作ってもらったChatGPTのアカウントを利用するといいと思います。
自分の研究したいことが決まったら、次のようにChatGPTに聞きます。
「私は、中学○年生です。今、○○について研究をして発表したいと思っています。どういう方向で研究を進めたらいいと思いますか」
自分の学年も言っておくと、その学年にふさわしい方向で話をしてくれます。
ChatGPTは、友達ですから、気軽に聞くことができます。
「それでは、具体的にどこを探せばいいの」
とか、
「それに関連するサイトや本を教えて」
などと、追加の質問を次々にしていきます。
自分の知りたいことを検索で探すのは時間がかかりますが、ChatGPTに聞けば焦点の絞られた話をすぐに教えてくれます。
参考資料や参考画像を集めて、自分の研究結果がまとまれば、今度はそれをChatGPTに聞いてみます。
「私は、次のような研究レポートを作りました。これについて、アドバイスをしてください」
そして、自分の書いたレポートを貼り付けるのです。
すると、ChatGPTは、どこが説得力に乏しいとか、どこに誤字があるとかいうことを細々と教えてくれます。
最後に、「このレポートを150字に要約して」と頼めば、レポートの梗概(こうがい)も作成してくれます。
もちろん、要約は、自分で作ってもいいのです。
こうして發表するレポートができたら、ZOOMの共有画面でそのレポートを広げながら、レコーディング機能で、動画を作成します。
カメラをオンにすれば、自分の顔も一緒に写りますが、カメラをオフにしておけば、共有画面だけが動画になります。
10分以内の動画であれば、言葉の森の発表室に送信できます。
しかし、将来、自分の動画をまとめて蓄積しておきたいと思う場合は、YouTubeのアカウントを作り、そこにアップロードしておくといいでしょう。
YouTubeにアップロードする動画は、公開、限定公開、非公開のいずれかを選べます。途中で変更することもできます。
いずれ、将来、入試で自己アピールをする際などには、この動画を見せるのが最も説得力があるということになると思います。
YouTubeのような外部のサービスにアップロードするだけでなく、SSDなどに保存しておけば、将来、YouTubeのサービスが使えなくなっても安心です。
現在1TB(テラバイト)のSSDは、9,000円程度です。
ZOOMで作る約10分の動画は35MB(メガバイト)ぐらいです。
1TBは1,000GBで、1GBは1,000MBですから、1枚のSSDで、ZOOMで作った10分の動画が28,500本ぐらい保存することができます。
現在の勉強を、多くの生徒は苦しい勉強だと思っています。
それは、将来使うあてのない細かい知識を覚えさせられたり、調べればすぐにわかることを記憶させられたり、わざと間違えやすいように工夫された計算問題を出されたりして、それを点数化して競争させられる勉強になっているからです。
本来の勉強は、自分のやりたいことがあり、それをするために必要な知識を学ぶという前向きのものです。
そして、学ぶだけでなく、更にその勉強に工夫を加えることもしたくなるのが本当の勉強です。
勉強は、もともと楽しいものであるはずなのです。
創造発表クラスは、本来の楽しい勉強をするための教育です。
こういう先取りの勉強に参加することが、自分の未来の先取りになります。
今の中学生は、退屈な勉強と楽しい部活を中心に生活していると思います。
部活動は、友達との交流があり、勝敗やコンクールという共通の目標があります。
だから、多くの子が部活に熱中しますが、その部活の方向は、既存の与えられた枠組みの中での狭い競争です。
ほとんどすべての子は、その部活の延長でプロになるわけでも何でもありません。
ただ競争と勝敗があるから、そのときだけ熱中しているという一時的なゲームの世界の熱中なのです。
もちろん、熱中したことは、人間を成長させ、生涯の懐かしい思い出になります。
しかし、これからの時代は、自分らしく生きることが大切になります。
勉強も、遊びも、自分らしいことが基本です。
人に合わせた勉強や遊びではなく、自分の中から湧いてくる勉強と遊びを育てていくことが大事になるのです。
■■【合格速報】
●大宮国際中等教育学校 O.N.さん (小4~5年生でご受講)
<担当講師より>
難しい適性検査も、楽しんで乗り越えてくれたと聞きました。
難関突破、おめでとうございます。素敵な中学校生活を送ってください!
●陸上自衛隊高等工科学校(推薦) H.K.さん
<保護者様より>
作文が全く書けなかった息子に、言わば突貫工事の如く、受験に勝つための作文テクニックを授けてくださり、本当に感謝しています。
今回の問題も例年に倣った内容で、教わった構成、制限内で字数ぴったり、誤字確認の見直しもできたそうです。重ね重ね、本当にありがとうございました。
●横浜創英高校 T,M.さん
<担当講師より>
作文試験では、言葉の森の意見文の書き方を生かして、自分らしい考えを主張することができたと思います。通常コースに切り替えて、継続してくださるとのこと。さらに文章力を磨いていってください。
おめでとうございます!
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● 共感すること (340字) 森川林 nane 2024年01月31日 10時02分
15736 森川林日記より
共感すること
毎日、電話をかけてくる元生徒がいる。
忙しくて電話に出られないときは、30回でも40回でもかけてくる。
話す内容は、とりとめないことだ。
今何してる、今日は何するの、天気はどう、……。
人間との応答があることが大事なのだから、自分でなくていいのだが、そういう電話をかけられる人はほかにはいない。
しかし、誰もがそういう状況の中にある。
人間は、結局みんな同じなのだ。
そこに共感を持つこと。
悪い人も、いい人も、いるのではない。
誰もが、悪い心も、いい心も持っている。
それが表に出るときも、裏にあって出ないこともある。
表面だけ見て、人を判断しないこと。
そして、相手を自分自身であるかのように共感すること。
人間は、みんな、ひとつの人生を分かち合って生きている。
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● 間違い送信 (66字) 森川林 nane 2024年01月28日 12時10分
15722 森の掲示板より
先ほどお送りした記事は間違いでした。
ウェブには表示されていません。
メールが届いた方は、削除しておいてくださるようお願いします。
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● 「どこの中学に入ろう」とか (544字) 森川林 nane 2024年01月27日 15時22分
15720 森川林日記より
「どこの中学に入ろう」とか、「どこの高校に入ろう」とか、「どこの大学に入ろう」とか、「どこの企業に入ろう」とかいうのは、もう古い。
また、サッカー、バスケットボール、野球、ダンス、音楽、スポーツなどの勝ち負けも、もう古い。
それらは、既存の社会秩序の中で階層化された狭い道で、人より先に進むことを競い合う世界だ。
最初は、わかりやすい競争の目標でもいい。
さかなクンも、最初に自信を持ったのは、魚のクイズで優勝してからだったと思う。
だから、競争に勝つことは、自信をつける。
だが、競争に勝つことは目的にはならない。
それは、たえずあとから参入してくる新しいライバルとの不断の競争を続けることだからだ。
競争が、今のように世の中全体の関心になったのは、競争の勝敗が金銭に結びついていたからだ。
だが、やがてベーシックインカムの時代には、金銭は、二次的な目標になる。
真の目標は、自分の個性と創造性を生かすことになる。
これまでの社会は、勝ったものが、勝った度合いに応じて幸福になった。
これからの社会は、創造したものが、創造の度合いに応じて幸福になるから、誰もが幸福になる。
そういう社会を予想するとき、今、大事なことは、自分の個性を生かし、その個性をより生かすために学問をすることだ。
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● 言葉の森は、新しい教育を目指す (311字) 森川林 nane 2024年01月24日 07時03分
15692 森川林日記より
言葉の森は、新しい教育を目指す。
それは、従来の教育とは、次元が異なる。
言葉の森の目指す教育の目的は、明日の日本を支える、思考力、創造力、共感力のある子供たちを育てることだ。
そして、将来はこれらに加えて心身力を育てることも入る。
教育改革の4つの方向は、
受験から実力へ、
学校から家庭へ、
点数から発表へ、
競争から創造へ、
である。
これを、オンライン少人数クラスという新しい教育プラットフォームで実現する。
この場合の少人数とは、4人から5人という意味だ。
オンライン教育では、世界中がクラスになるから、同学年同レベルの相性のよい生徒が少人数で学習し合い、その学習が、小1から高3まで続き、一生の学友ができる教室になる。
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● Re: 他人を批判するのは簡単 (81字) 森川林 nane 2024年01月24日 04時54分
15691 森川林日記より
Xには、そういう批判が多い。
暇なんだろう。
オリジナルな考えのない人は、何か言いたいときに、批判を始める。
それよりも、俳句や短歌を作っていた方がいい(笑)。
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● 他人を批判するのは簡単 (75字) 森川林 nane 2024年01月24日 04時50分
15690 森川林日記より
他人を批判するのは簡単。
だから、批判は人を成長させない。
大事なことは創造すること。
その創造の出発点として批判があるのなら、それはそれでいいが。
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● 言葉の森新聞2024年1月4週号 通算第1788号 (6619字) 言葉の森事務局 jun 2024年01月22日 17時16分
15685 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2024年1月4週号 通算第1788号
文責 中根克明(森川林)
■■ 1月29日(月)・30日(火)・31日(水)は休み
1月29日(月)・30日(火)・31日(水)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。振替授業もお休みです。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■自習室が利用しやすくなりました。ほぼ24時間いつでも使えます。自習グラフで勉強時間の目標を管理しやすくなりました。自習室を使って、毎日の勉強を進めましょう
家庭学習を進めるときに、最も難しいのは、最初のきっかけをつかむことです。
そのため、受験生などはよく図書館を利用したり、塾の自習室を利用したりして、勉強する気持ちに切り替えます。
言葉の森の自習室も、家庭学習の最初のきっかけを作るのに利用できます。
これまでは、ただ記録をして入室して勉強するだけでしたが、今度からは、自習の記録が、それぞれの月ごとに集計できるようになりました。
毎回の自習の内容も蓄積できるので、自分がどんな勉強をしていたかがわかります。
勉強が難しくなる小学5年生以上の方は、できるだけ自習室を利用して勉強していってください。
自習室は、言葉の森も生徒であれば、どなたでも使えます。
生徒のご兄弟の方も使うことができます。
自習室を利用する場合は、
1.自習記録をつけてください。自習記録には、終了予定時間と自習の内容を記録します。
2.勉強中は、カメラをオンにしておいてください。カメラは、机上に向けられるといいと思います。
3.終了したら、そのまま退出してください。
4.指定の問題集に関して質問がある場合は、授業の際に担当の先生に聞くか、下記の掲示板に入れておいてください。
国語読解掲示板
算数数学掲示板
英語掲示板
自習記録のページは、ホームページの「自習記録」のリンクから行けます。
自習グラフのページは、自習記録の「自習グラフ」から、オンラインクラス一覧表の「J」のリンクから、検索の坂の「自グ」のリンクから行けます。
▼自習グラフのサンプル
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2024/1160527150.jpg
■■確認ベストのページができました
1月から、確認テストは、1回目で点数を確定するようにしました。
解答を送信して、1週間以内に答えが見られるようになりました。
1回目で点数が確定するので、確認ベストというページで、80点以上取れた人を表示するようにしました。
https://www.mori7.com/kt/kt_best.php
確認ベストには、確認テストのページから行くことができます。
https://www.mori7.com/kt/
また、オンラインクラス一覧表の自分の生徒コードの表示の右側にあるGJKの「K」のリンクから行くこともできます。
検索の坂の左下の「確ベ」というリンク先からも行くことができます。
確認テストは、問題集に対応しているので、問題集を繰り返しやっていれば、基本的に100点を取れるテストです。
問題集は、1冊の5回反復を目標に繰り返し取り組んでいきましょう。
https://www.mori7.com/teraon/gs_graph.php
家庭学習がなかなか進まない人は、自習室に参加して勉強していきましょう。
https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php
■■「R80メソッド」とは何か。作文の本質は、書くことではなく考えること。しかし、導入部分ではとりあえず書くことが必要になることがある。将来は、人間の仕事は考えること、ChatGPTの仕事は書くことになる
高校生にとって、これから小論文が重要になるということをわかりやすく解説した記事がありました。
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400字の作文は「80字を5回書く」と考える…だれでもすぐに論理的な文章が書ける「R80メソッド」とは
https://president.jp/articles/-/77706
(1)学校推薦型選抜(旧・推薦入試)
(2)総合型選抜(旧・AO入試)
(3)一般選抜(旧・一般入試)
現在、(1)と(2)の選抜で、私立大学への入学者は5割を超えています。
国公立はまだ2割程度ですが、ゆくゆくはもっと増やすという目標が掲げられています。
では、大学はどうやってそれだけの学生を「選抜」していると思いますか?
選抜方法で圧倒的に重きを置かれているのが、小論文なんです。
大学によって違いはありますが、小論文に面接やプレゼンテーションがついてくるというのが基本です(東大の推薦だと共通テストも)。
つまり、書く力や話す力を測られて大学に入る時代へと変化してきているわけです。
付け加えると、(3)の一般選抜も、以前とは様変わりしています。
1つは、一般選抜にも記述問題が増えているということ。
やっぱり書く力が重視される時代になってきたという表れですね。
====
入試小論文では、どんなテーマが与えられても、1時間か1時間半で1000字から1200字の文章を書ける力が必要になっているのです。
しかし、この引用した記事ですすめられている「R80メソッド」というのは、とりあえず字数を埋めるための方法だと思います。
この方法で書くことに抵抗がなくなったあとは、全体の構成を考えてから書くという書き方に進んでいくといいと思います。
■■言葉の森の作文教育は43年の実績。すべてオリジナルに、小1から高3の作文の指導法を開発してきた。言葉の森が作文教室を始める前までは、日本に作文教室はなかったから、言葉の森は、日本の作文教育の草分け。
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=2aQMZO-hHVQ
私は、過去を振り返らないことにしているので、言葉の森を何年も前からやっていたということはあまり言いません。
そんなことを自慢しても意味がないと思っているからです。
昔を懐かしんでも仕方ないので、何十周年記念なども企画したことはありません。
しかし、今回は、言葉の森に参加している人たちの参考までに、昔の話を書くことにしました。
私の学生時代、人気のあった就職先のひとつはマスコミ関係でした。
新聞、出版、テレビなどは、憧れの職業だったのです。
私は学生時代、自治会活動をずっとしていたために、就職活動に遅れ、気がついたときに残っている就職先はマスコミぐらいしかありませんでした。
マスコミの就職試験では、一般常識問題と作文試験問題があります。
一般常識をつけるために、図書館に行き、新聞の縮刷版を1年間分読みました。
これには、かなり時間がかかりましたが、そのおかげで時事問題はすべてできるようになりました。
作文試験対策については、毎日、すいている喫茶店に入り、自分の決めたテーマで1200字の作文を書くことにしました。
書き終えるまで店を出ないと決めていたので、勉強は能率よく進みました。
そのときに、自分の書いた文章に使われている漢字を、すべて辞書で調べ直したので、漢字の書き間違いはなくなりました。
実は、小学生時代は遊んでばかりいたので、小学456年生で習ったはずの漢字で、間違えて覚えているものがかなりありました。
誤字がほとんどなくなるまで、ほぼ1年かかりました。
K出版社、A新聞社などを受けましたが、受験したA新聞社は、筆記試験が10倍、面接が10倍でした。
K社もA社も、筆記試験は楽に受かりましたが、面接で落とされました。
今考えれば、常識があまりなかったので、面接で落とされたのは仕方ないと思っています(笑)。
それまで試験で落とされたことがなかったので、かなりショックでしたが、すぐに立ち直り、マスコミに変わるものとして、教育を志そうと思ったのです。
それは、就職の動機が、言葉の力で世の中をよりよくしたいということだったからです。
そして、最初に始めたのが、マスコミ受験を目指す大学4年生を対象にした作文教室でした。
そのときに出した広告で、「のびのび文章教室」という名前を使ったのが、広告に載った日本で最初の作文教室の名前です。
これは、私が25歳ごろの話です。
生徒の大学4年生の中には、浪人している人もいたので、私と2、3歳しか年が違いません。
その人たちに、受講料を取って作文指導をしていたのですから、自分でもかなり自信があったのだと思います。
幸い、大手の出版社に合格した人もいました。
そのあと、作文教育の可能性を感じたので、小学生からの作文教室を本格的に始めることにしました。
しかし、小学生や中学生に教える作文教育の方法論は、当時もほとんどありませんでしたから、指導法はすべてオリジナルに作っていきました。
その中に、作文の自動採点ソフト「森リン(もりりん)」の開発もあります。
これは、特許を取得し、今でも子供たちの作文評価のひとつとして使っています。
機械による評価と人間による評価は、かなり相関が高いです。
人間が、2つの作文を見比べて、漠然と「こっちの作文の方が上手に思えるなあ。その理由はわからないけど」と思ったとき、森リンではそれが数値の差として出てきます。
もちろん、誤差はあるので、最終的な判断には人間が必要ですが。
しかし、将来、作文評価は、AI評価になります。
その方法は、かなり簡単です。
小1から高3までの子供たちの作文を大量にデータベースに読み込ませておけば、ある作文を評価するときに、その作文が何年生ぐらいのレベルに相当するかAIが判断できるようになるからです。
現在、OCR機能が発達しているので、将来は、手書きの作文をAIが評価する作文試験というものが行われるようになると思います。
受験生が、試験会場でパソコンのような端末を使えれば、機械による自動採点の作文試験は今でもできます。
作文教育の重要性が言われながらも、作文試験が普及していなかったのは、人間による評価に時間がかかっていたためです。
機械による自動採点ができれば、作文試験はもっと広がります。
将来、試験の中心は、作文と面接の2つになると思います。
ところで、話は変わりますが、今日の朝日小学生新聞に、小学生向け作文通信教育講座のブンブンどりむが広告を載せていました。
毎週2回のペースで、広告を出しているようです。
そのブンブンどりむは、31年の実績ということです。
ブンブンどりむの監修をしている齋藤孝さんが3年前に出版された「こども文章力」を見ると、小学校低学年向けの穴埋め作文の方法が載っています。
言葉の森の作文指導法とは、かなり違うと思います。
■■「ほめて伸ばす作文添削」で、伸びるのは小学校低学年まで。学年が上がれば、事前指導をもとにした褒め方が必要になる。「何でもいいから褒める」のではなく、「○○ができたから褒める」という指導の方向性が大事
作文指導で大事なことは、「ほめて伸ばす」ことです。
文章を書くのが得意な先生や保護者が、子供の作文指導をすると、最初はほとんどの人が、「ここは、もっとこうしたらいい」とアドバイスをしてしまいます。
子供は、自分なりにがんばって時間をかけて書いた作文に、そういうアドバイスをされると、「自分の書いた作文はダメだったんだ」と思います。
ここが、教える人と教わる人との感覚の違いです。
そうして、アドバイスをされ続けて、やがて子供は作文が苦手になるのです。
文章を書くのが得意なお母さんや、作文指導が得意な先生に教わると、多くの子が作文嫌いになるのはそのためです。
では、どうしたら作文が上手になるかというと、その方法は三つあります。
第一は、書き続けることです。
長い間、作文を書き続けていれば、時間はかかっても、誰でも少しずつ上達します。
早く上手にさせようと指導して、子供が作文を書くのをやめてしまっては元も子もありません。
だから、褒める指導が大切なのです。
第二は、読書に力を入れることです。
書く力のもとになっているものは、読む力です。
例えば、会話の改行のある本をまだあまり読んでない小学1年生に「会話の改行」のルールを教えるとしたら、それだけで1年近くかかることもあります。
常体と敬体の区別がなかなかできない生徒は、常体で書かれている本をあまり読んでいません。
小学校の教科書は、小4までは敬体中心で書かれていますが、小5からは常体で書かれている文章の方が多くなります。
考える文章は、一般に常体で書かれています。
そういう文章を読む経験の少ない子は、常体と敬体の区別がつきにくいのです。
作文の体験学習のとき、小学校低中学年でも最初から常体で作文を書く子がいる一方、中学生や高校生でも、最初は敬体で書く子がいます。
これは、その子の作文以前の読書のレベルを反映しています。
作文を書く力のもとになっているものは、本を読む力なのです。
第三は、作文の事前指導です。
実は、これが、最も大事です。
例えば、「たとえを使って書こう」とか、「身近な人に取材して、話を立体的にしよう」とか、「結びの思ったことは、自分らしく長く書こう」とか言えば、子供はその方向で努力します。
それは、指導の内容が具体的だからです。
子供が、褒められて嬉しいのは、自分の努力が認められたときです。
ただ単に褒められたから嬉しいのではありません。
褒めることの基本は、事前指導とセットになっていることです。
作文の通信添削の弱点は、ほとんどの場合、指導する人と添削する人が別の人であることです。
すると、添削する人は、事前指導なしに褒めることしかできません。
子供は、自分の努力に基づかない褒め方をされると、最初はうれしく思うものの、やがて褒められることに飽きてきます。
だから、事前指導なしの褒めることが通用するのは、小学校低学年までなのです。
■■【合格速報】広島AICJ中学校
●広島AICJ中学校 T.R.さん
<担当講師より>
作文試験もあり受験コースでがんばっていました。合格という結果を出せて、ご本人もうれしそうでした。
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● 1月保護者懇談会資料 (1082字) 森川林 nane 2024年01月22日 16時56分
15683 森の掲示板より
●動画:https://youtu.be/JUaLg9lAenI
勉強の様子が把握できるように、学習の結果を表やグラフで見やすくしました。
ご家庭でも、時々子供さんの勉強の様子をチェックしてみてください。
1.確認テストの結果とその経過がわかるようにしました。
https://www.mori7.com/kt/
・生徒コードを入れて確認ボタンを押すと、これまでの点数が表示されます。
12月までは、100点を取るまで解き直すことにしていましたが、結果がすぐに確定して正解を見られた方がいいので、1月からは1回で点数を確定することにしまし。
それぞれの確認テストのページの「グラフ」というところをクリックすると、偏差値のグラフが出てきます。
偏差値50以上であれば、よくできているということです。
2.学習記録のグラフを作りました。
https://www.mori7.com/teraon/gs_graph.php
・生徒コードとパスワードを入れて送信すると、問題集をどれだけやっているかということが表示されます。
1冊の問題集を5回繰り返すことを目標に勉強を進めていくようにします。
3.小学5年生以上の生徒は、自習室を活用してください。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
▽参考記事
https://www.mori7.com/as/4940.html
勉強の中心は、授業に出席することではなく、毎日の家庭学習を進めることです。
しかし、家庭学習はきっかけがつかみにくいので、家族で話し合って、「○時から○時まで自習室で○○をする」ということを決めておくといいです。
自習の内容は、暗唱10分、読書30分、国語の問題集読書10分、算数数学の問題集1ページ、英語の問題集1ページなどと決めるといいと思います。
自習も、これまでの経過がグラフとして表示されるので、励みになると思います。
https://www.mori7.com/teraon/js_graph.php
4.作文、創造発表、プログラミングは、発表を目標として勉強を進める
国語、算数数学、英語などの教科の勉強と違い、作文、創造発表、プログラミングは、点数による評価はありません。
そのかわり、自分のオリジナルな作品を発表することができます。
今後、中学1年生以上は、メールアカウトを取得し、ChatGPTやZOOMやYouTubeのアカウントを作っておくといいです。
発表は、自分のZOOMでレコーディングをし、そのmp4ファイルを発表室にアップロードする形で行うことができます。
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● キリンの首が長いのは (418字) 森川林 nane 2024年01月22日 07時30分
15681 森川林日記より
キリンの首が長いのは、背の高い木の葉を食べるためだった。
多くの草食動物たちが、背の低い草や木の葉を食べて競争しているとき、キリンが考えついたのは、首を長くするという創造だった。
棲み分け理論は、創造の理論である。
生き物たちは、ダーウィンの進化論のように適者生存で競い合って生きているのではない。
それぞれが、自分に適した創造を作り出して生きている。
ひるがえって人間社会を考えてみると、競争が生きる目的にさえなっている。
競争とは、狭い枠組みを与えられて、その枠組からはずれない制約のもとで優劣を競い合うことだ。
千葉のマザー牧場で、豚の徒競走というものがあった。
思わず、笑える光景だったが、実は、人間社会にも同じような競争が広がっている。
人間が、豚以上に競争に熱中するのは、その勝敗に、損得が結びつくからだ。
限られた枠組みで競い合う発想から抜け出て、キリンのように新しい創造をすることが、これからの社会には求められている。
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● Xは批判の応酬で盛り上がっているが (176字) 森川林 nane 2024年01月22日 03時15分
15680 森川林日記より
Xは批判の応酬で盛り上がっているが、それは、自分が見ているXが、そういう人たちが多いせいかなあ(笑)。
人を批判するとき、自分の成長は止まっている。
大事なのは、創造することであって、批判することではない。
ただ、その批判が、自分がいちばん最初に言ったものであれば価値がある。
みんなが悪いと言っているものを批判することは、ただ尻馬に乗るだけの話だ。
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● Re: 五井昌久さんの「世界人類が平和でありますように」という言葉 (120字) 幸 2024年01月21日 13時40分
15679 森川林日記より
私は、地球上の生きとし生けるものすべてが幸せでありますようにと祈っています。
今度からこれを過去形にしてみようと思います。
「地球上の生きとし生けるものすべてが幸せになりました。ありがとうございます。」
宇宙人も入れてあげた方がいいかも。
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● 五井昌久さんの「世界人類が平和でありますように」という言葉 (874字) 森川林 nane 2024年01月21日 12時20分
15678 森川林日記より
五井昌久さんの「世界人類が平和でありますように」がどうしてできたのかわかった。
「霊性の開発」という本に、次のようなことが書かれていた。
(自分の理解した言葉で)
====
人間には、誰でも、悩みや苦しみや痛みや怒りがある。
それらを否定するでも、肯定するでもなく、それをありのままに仏様に投げ出す言葉として、南無阿弥陀仏という言葉を、法然や親鸞が考えた。
その南無阿弥陀仏を、現代の言葉として表すために、『世界人類が平和でありますように』という言葉に作った。
====
なるほど、納得。
五井さんの生きた時代は、戦争の時代だったから、平和という言葉が最も感覚んに合っていたのだろう。
太平洋戦争で、日本の兵士たちが、玉砕を覚悟して全員がほとんど武器らしい武器も持たず、敵陣に突入したときに全員が唱えた言葉が、南無阿弥陀仏だったと、確か鈴木大拙氏が書いていた。
また、もっと昔の話だが、仏教に帰依している武士が、「自分はたとえ敵であっても殺したくない。しかし、敵は切らなければならない。それをどうしたらいいか」と尋ねたときの僧の言葉が、「南無阿弥陀仏と言って切るのじゃ」ということだった。
これは、生死や善悪を超えた日本の倫理観だと思う。
人は、誰でも葛藤の中で生きている。
その葛藤を、否定するでも、肯定するでもなく、葛藤のままに生き続けることが人間の生き方だ。
話は変わって、塩谷信男さんの言ったことは、こうだった。
「宇宙の無限の力が凝(こ)り凝って真(まこと)の大和(だいわ)のみ世(よ)が生り成った」
大和のみ世とは、人間ばかりでなく、すべての生き物が平和で幸福に暮らす世の中のことだから、スケールが大きい。
それを、過去完了形で述べることで、そういう世界を実現させようと考えたのだ。
これを、現代に合った言葉にしてみると、「すべての人が幸せになった」になると思った。
世の中にあるさまざまな矛盾を、「すべての人が幸せになった」という言葉によって、より大きなものの委ねること、これが、真の幸福の途上にいる人間のできる最初のことではないかと思う。
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● Re: 金正恩は (145字) 森川林 nane 2024年01月19日 10時18分
15674 森川林日記より
その日のために、日本人が英語を話せるようになっていないといけないかというとそういうことはない。
アメリカ人が、日本語を話せるようになる仕組みを作っておくことの方が大切だ。
その方法は、ChatGPTで、自分が英語で話したいと思っていることを日本語に変換してそれを覚えるというやり方になる。
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● 金正恩は (130字) 森川林 nane 2024年01月19日 09時47分
15673 森川林日記より
金正恩は、祖父の金日成が朝鮮戦争を始めたのと同じ年になった。
北は、既に核を持っているので、アメリカの第7艦隊も一瞬で壊滅できる。
韓国に残っている3万人の米軍は、韓国を撤退し、日本にやってくる。
そして、やがて日本国籍を取得するようになる……かもしれない。
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● 小5の標準問題集のP176の3の(2)の問題 (77字) 森川林 nane 2024年01月16日 18時54分
15671 算数数学掲示板より
男子をA、女子をBとする。
A+B=600
そして、A×30/100 + B×35/100 = 196
になるから、この2つの式を解くと、AとBの数が出てくる。
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● 言葉の森新聞2024年1月3週号 通算第1787号 (5122字) 言葉の森事務局 jun 2024年01月15日 17時55分
15667 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2024年1月3週号 通算第1787号
文責 中根克明(森川林)
■■プログラミングは、HTMLを入り口にする方向に。今のゲームやロボットを導入部分とするプログラミングでは、参加者が男の子に偏る傾向がある。HTMLエネルギーという新しい運動
●動画:
https://youtu.be/CyN7b_CrJrE?si=hcIJXhq7Lh5djwsd
プログラミングは、毎年新しい教材が出版されています。
そのため、誰でも、導入するのが簡単になりました。
導入する部分は、ゲームとか、ロボットとか、普段遊んでいるマインクラフトの延長とかで、子供たちが興味を持ちそうなものになっています。
これはこれでいいことですが、問題は、ゲームとかロボットとかいう導入に興味を持つのは、主に男の子に限られていることです。
プログラミングそのものは、女子に向いている面があります。
女性は、緻密に操作することができるからです。
しかし、プログラミングの導入部分に興味を持てなければ、そもそもプログラミングを始める機会がありません。
Scratchのゲーム作りから先に進んで、JavaScriptやPythonになると、最初のうちは、足し算や引き算やループの操作などの、退屈な勉強が続きます。
子供たちは、興味が持てれば、自分ひとりで勉強を続けていきます。
誰も教えなくても、先に進んでいくのです。
しかし、今のプログラミングは、Scratchゲームのあと、子供たちが興味を持てるようになるまでの途中の勉強が長く退屈なのです。
そう思っていたときに、参考になる記事を見ました。
====
「昔のインターネット」の精神を取り戻す、HTMLエネルギー運動
https://www.technologyreview.jp/s/325142/recapturing-early-internet-whimsy-with-html/
====
私も、ちょうど同じようなことを考えていました。
昔は、HTMLを自分で作れることが楽しかったので、そこが導入部分になり、先のプログラミングに進んでいく人が多かったのです。
しかし、今、子供向けのHTMLの本は、2017年当時の古いものしかありません。
ここをうまく工夫して、Scratchのあと、HTMLを作れるようになれば、HTMLは簡単なので自分で楽しんで取り組むことができます。
そのHTMLにJavaScriptを組み込めば、動きのある面白いページも作れます。
このHTMLの作成は、たぶん女の子にも向いています。
現在、使っている「改訂版高校生からはじめるプログラミング」は、HTMLとJavaScriptが載っていますが、初歩的なところだけでまとめているので、あまり面白くはありません。
HTML作りを発展させられるような教材を現在検討しているところです。
そして、女の子も、プログラミングクラスに参加できるようにしたいと思っています。
■■作文通信教育講座か、オンライン作文クラスか、通学作文教室か。作文の勉強には、勉強の形態がかなり影響する
作文の勉強を始める場合、どういう形態がいちばんいいのでしょうか。
勉強の形態が大事なのは、作文は、勉強の中で最も負担の大きい勉強だからです。
国語や算数数学や英語の問題集を解く勉強は、半ば作業としてできるものなので、特に集中しなくてもできます。
しかし、作文は、書くことに集中しなければ書けません。
話し声が聞こえるところでは、作文は、なかなか書けないのです。
作文の通信教育講座というと、一見便利なように見えます。
しかし、通信教育講座で勉強できる作文のレベルは、小学校低中学年の低い段階までです。
小学校高学年の作文の勉強は、通信教育講座ではまずできません。
できるのは、もともと文章力の高い生徒か、保護者が熱心に監督してくれるかのどちらかだけです。
一方、通学の作文教室は、みんなで一斉に作文を書くので、取り組みやすい面があります。
子供たちは、一緒に勉強している生徒がいると、自然に自分も取り組めるようになります。
これが、通信教育講座との大きな違いです。
しかし、通学教室は、ある程度の人数にならないと運営することが難しいので、指導は個別指導よりも全体指導になりがちです。
学校で行われる作文指導も同じです。
みんなで一斉に作文を書いたあと、先生のできることは、上手に書けた作文をみんなに紹介することぐらいです。
それは、一人ひとり添削して個別指導をするような時間が、今の学校の教育体制の中では取れないからです。
しかし、他の生徒の上手な作文を見て、同じように上手に書けるようになる子はひとりもいません。
かえって、作文が苦手になるだけです。
作文教育に熱心な先生に教えられるほど、作文嫌いになる子が増えるのはこのためです。
オンライン作文クラスは、5人以内の少人数で、みんなで一斉に作文を書きます。
だから、書くことを後回しにしているうちに、その週の課題が書けなくなったという子はいません。
だれでも、抵抗なく作文を書き出せるのです。
また、5人以内のクラスですから、全員に個別の対応ができます。
「この前の作文はこうだったから、今度はこうしようね」というようなことが個別にいえるのです。
また、月に1回の作文発表会もあります。
この発表会は、今後もっとオープンにしていく予定です。
■■確認テストに偏差値の表示――偏差値が50以上を目標に取り組もう! 新年度の中学生の数学・英語の教材は「標準新演習」を基本に――標準の演習問題Bは、シグマベストの「最高水準問題集」と同レベル
確認テストの自分の点数を表示するページに、偏差値グラフを追加しました。
https://www.mori7.com/kt/
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2024/1141432490.jpg
学力の評価は、点数よりも偏差値の方が実態に合っています。
今後は、偏差値の50点以上を目標に勉強を進めていってください。
なお、新年度の中学生の数学、英語の問題集は、発展問題集ではなく標準問題集を基本とします。
シグマベストで、「最高水準問題集」という問題集が出ています。
これは、公立高校の難問を想定した問題集です。
しかし、中身は、標準問題集の演習問題Bと同レベルです。
ですから、標準問題集を完璧に仕上げれば、中学生の数学、英語の心配は要りません。
これまでの発展問題集は、答えと解法を見てもすぐには理解できない問題がありました。
実際の入試問題で、ここまでの難問は出ません。
中学生のみなさんは、標準問題集を演習問題Bも含めて完璧に仕上げることを目標に勉強を進めていってください。
なお、中学生の国語に関しては、発展問題集での勉強を続けます。
国語の問題集は、問題を解くことが目的ではなく、問題文を繰り返し読むことが目的だからです。
国語の問題の解き方については、読解検定で80点以上を取ることで力をつけていってください。
■■学習記録のグラフができました――勉強の基本は、1冊の問題集を5回繰り返すこと。数冊の問題集を8割9割やっても力はつかない。1冊を完璧に仕上げることが基本
オンラインクラス一覧表の自分の「性別」のところをクリックすると、学習記録のグラフが出てきます。
学習記録の左上の「学グ」というところからも行けます。
▼サンプル
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2024/1151123550.jpg
問題集は、1冊を5回繰り返すことが勉強の基本ですが、これまでは数字だけなので、どこまで進んでいるかわかりにくい面がありました。
そこで、学習の進捗度をグラフで表すことにしました。
勉強を進める場合、このグラフを参考にしてください。
国語読解でも、算数数学でも、英語でも、1冊の問題集を5回繰り返せば、勉強の内容はほぼ完璧に頭にはいります。
成績が思うように伸びない理由は、ほとんどの生徒が、1冊の問題集を1、2回しかやっていないからです。
また、学習塾によっては、いろいろなプリントを出したり、分厚い問題集の一部しかやらなかったりという、勉強の鉄則とは正反対の学習をしているところもあります。
生徒と保護者のみなさんは、「1冊を5回繰り返す」ということを基本にして、毎日の学習を進めていってください。
これは、中学生の定期テスト対策にも有効です。
定期テストの出題範囲を5回繰り返し勉強することが、基本的な対策です。
特に、社会の場合は、出題範囲の教科書を5回読むだけで高得点がとれます。
英語は、出題範囲の英文を、毎日1ページずつ暗唱暗写することが基本です。
数学は、出題範囲の数学問題集を完璧に仕上げることです。
国語は、事前の勉強は、漢字と文法程度ですから、普段の勉強の中で、問題集読書を進めることと、読解検定で80点以上を目指し理詰めに得解き方を身につけることを目標にしていってください。
また、勉強の土台となる思考力、語彙力を育てるいちばんの方法は、説明文読書です。
定期テストの2週間前からは、読書は一時休んでもいいですが、それ以外の日は、毎日50ページ以上を目標に読書を進めていきましょう。
■■ChatGPT講習会、無事終了。音声入力とChatGPTを利用して、タイムパフォーマンスの高い作文学習を。作文の本質は、書くことではなく考えること。作文は宿題として出すものではなく、授業の中で書くもの
チャットGPTの作文講習会が無事に終わりました。
人数を限定していたのは、一人一人に対応するためで、大人数ではできなかったからです。
参加者は、みんなよく準備していたので、操作はスムーズに進みました。
ただ、運営側で使用しているパソコンのGoogleドキュメントがうまく動かなかったので、代わりに参加生徒に、画面共有でやっているところを見せてもらいました。
作文を書くのに最も時間がかかるのはやはり書く作業です。
しかし、作文の本質は考えることであって、書くことではありません。
書きながら考えるという面はありますが、それは文章として書くよりも、構想図として書きながら考える方が密度濃く考えることができます。
だから、テーマに合わせて考えることを勉強の中心にし、書くことはAIに任せておくといいのです。
作文試験の本番などで実際に書く必要が出てくる場合でも、考える力があれば、書くことは3ヶ月から半年ですぐに元に戻ります。
だから、通常の作文練習は、効率よく進めていくといいのです。
講習会の内容は、今後新しく動画を作ってお知らせするようにします。
中学生(13歳以上)の生徒の皆さんは、ChatGPTに登録し、Googleドキュメントを使えるようにして、能率のよい作文を書き、考える力を深めていってください。
ところで、ChatGPTの悪用という問題はあります。
例えば、「○○というテーマで1200字の作文を書いて」と言えば、ChatGPTは、すぐに書いてくれます。
特に、年齢的に、小学6年生から中学2年生のころは、そういうことをしてみたくなる時期です(笑)。
しかし、これは、自覚の問題として解決できます。
勉強は、自分を向上させるために行うもので、人に見せるために行うものではないということがわかれば、誰もそういうことはしません。
また、今の教育によくある、宿題を出すというかたちの勉強は、もうやめるべきです。
特に、夏休みの宿題としてよく出される、読書感想文や税金の作文や人権の作文は、もう時代遅れです。
それらの勉強をさせたいのであれば、それは授業の中でするものであって、宿題として出すものではありません。
これは、作文通信教育講座とオンライン作文クラスの教育の比較にも通じます。
作文の勉強は、同じ時間に、同じ場所で、みんなと一緒に書くものです。
通信教育講座で出されたプリントを、自宅でやって提出するというやり方は、親がきちんと管理するか、あるいは、本人が受験直前で自覚を持っているかでないかぎり、手を抜いた学習になりがちです。
子供たちの勉強には、同じ時間の同じ場所での授業というリアルな環境が必要なのです。
■■合格速報
●明治大学 政治経済学部・中央大学 経済学部 K.Tさん
<担当講師より>
小学4年生から、高校3年生まで言葉の森で頑張ってくれました。
おめでとうございます。
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● 言葉の森新聞2024年1月2週号 通算第1786号 (8757字) 言葉の森事務局 jun 2024年01月11日 16時58分
15659 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2024年1月2週号 通算第1786号
文責 中根克明(森川林)
■■基礎学力クラスは、ひとつの講座で、国語、算数、暗唱、創造発表の4つの教科を学べる新しい勉強スタイルのクラスです。対象は小学1.2.3年生
●動画:
https://youtu.be/ogSGsifd7q4
基礎学力クラスは、週1回一つの講座で、国語、算数、暗唱、創造発表の授業を行います。
ただし、国語と算数は、教科を選べるので、国語、国語とやることも、算数、算数とやることもできます。
国語と算数の勉強は、小学校1年生は基本的な問題集で行います。
小学校2、3年生は、受験用の問題集でやや難しい勉強します。
しかし、小学校低中学年の時期に大事なことは、勉強の習慣をつけることですので、あまり難しいことを詰め込むようなことはしません。
暗唱は、言葉の森の独自の授業ですので、あとでまた詳しく説明します。
創造発表は、自分の研究したこと、又は実験したこと、工作したことなどを発表する勉強です。
この創造発表は、高校生になってからの探究学習や、大学入試の総合選抜入試の基礎になるような新しい形の勉強です。
基礎学力クラスでは、毎週、全員の読書紹介があります。
読書紹介によって、小学123年生の生徒が人前で自分の言いたいことを発表するというのは、これからのコミュニケーション力の大きな基礎になります。
コミュニケーション力というのは、一対一の話をするだけでなく、複数の人に対して自分の意見を言うという公の発言をするという面が大事です。
毎回、人前で発表するという機会は、学校などの大人数の授業では、まずありませんので、読書紹介が子供のコミュニケーションを育てるいい機会になります。
暗唱の説明をします。
音読の勉強は、それなりに意義がありますが、なかなか続けることができません。
また、一つの教材を数回音読しただけでは、読む力はつきません。
何度も繰り返し読むことが大事ですが、音読の勉強でそのような繰り返しを続けるのはかなり難しいです。
言葉の森の暗唱の授業は、オンラインで暗唱の学習ができるという仕組みで、これは言葉の森だけの独自の授業です。
暗唱力がつくと、勉強全体が得意になります。
家庭では、続けにくい暗唱の勉強を、月1回の暗唱チェックと暗唱ミニ検定で持続させていくというのが、暗唱の授業の目的です。
小学校123年生は、家庭学習の習慣をつける時期です。
この時期は、学習塾などに行く必要はありません。
小学校123年生の時期に、勉強の成績がよくても、その後、それがそのまま生きるわけではありません。
勉強は、小学校高学年、中学生、高校生と学年進むにつれて高度になっていくので、その学年に応じて勉強をしていくことが大事です。
小学123年生は、成績を目的にするのではなく、その後の勉強の基礎となる頭の良さを育てていくことが目的になります。
頭をよくする勉強は、読書と対話と、遊びも含めた創造的な取り組みです。
小学校低中学年から勉強に力を入れすぎると、、高学年になってから勉強に飽きることさえあります。
小学123年生の基本は、勉強の習慣をつけるということで、小学校て中学年の勉強の目的は、成績を上げるということではないということです。
小学校123年生の勉強は、家庭学習で行うのが基本です。
その家庭学習を支えるのが、基礎学力クラスというオンラインの少人数の学習です。
基礎学力クラスを小学3年生で終了したあとは、小学456年生対象の総合学力クラスで勉強を続けることができます。
総合学力クラスの教科は、国語、算数、英語、創造発表です。
中学生の総合学力クラスは、現在企画中ですが、教科は、国語、数学、英語、理科社会になる予定です。
基礎学力クラスの体験学習を希望される方は、個別れんらくまたお電話でお知らせください。
電話 045-353-9061(平日10:00~17:00 土日10:00~12:00)
■■総合学力クラスは、ひとつの講座で、国語、算数、英語、創造発表の4つの教科を学べる新しい勉強スタイルのクラスです。対象は小学4.5.6年生
●動画:
https://youtu.be/AW3DZcLb1k0
勉強のできる子は、塾に行かなくても、家庭学習で十分間に合います。
しかし、子供が小学校4年生以上になると、家庭の中だけで勉強するよりも、友達と一緒に勉強する方が、意欲的に取り組めるようになります。
ところが、受験塾に行くと、中学受験にしか通用しない知識を詰め込むような勉強になります。
しかし、補習塾のようなところは、自分のペースで勉強できる子は行く必要がありません。
総合学力クラスは、勉強の普通にできる子が、同学年の生徒と読書紹介や創造発表などの知的な交流をしながら学習するところに意義があります。
総合学力クラスは、受験塾でも、補習塾でもない、家庭学習を中心にした対話と交流のある新しい勉強スタイルのクラスです。
週1回ひとつの講座で、国語、算数、英語、創造発表の四つの教科を学びます。
1週目は国語中心、2週目は算数中心、3週目は英語中心、4週目は創造発表という順序です。
国語と算数と英語の教科は、選択ができます。
例えば、国語だけを3週受講したり、国語と算数だけを受講したり、国語と英語だけを受講したりというような選択の仕方ができます。
創造発表の週は、固定です。
総合学力クラスとは別に、国語、算数、英語だけを受講したい場合は、その講座と並行して総合学力クラスを受講することができます。
例えば、算数に力を入れたい場合は、算数の講座を受講し、総合学力クラスでは国語・国語・英語を勉強するというような組み合わせ方ができます。
勉強の基本は、家庭学習です。
その家庭学習をチェックし、参加者どうしで対話と交流をする授業です。
それぞれの生徒の進度に合わせた指導するので、無駄がありません。
国語は、問題集読書と読解検定の分析を中心に行います。
創造的な勉強としては、問題文をもとにした短歌作成を行います。
算数は、算数問題集を1冊を完璧に仕上げ、1学年先取りするような勉強を行います。
創造的な勉強としては、オリジナル問題作成を行います。
英語は、英文暗唱と英語問題集を行います。
創造的な勉強としては自由英作文を行います。
創造発表は、理科実験、社会研究、工作など自由な創造発表を行います。
総合学力クラスは、中学生になっても続けられます。
中学生の総合学力クラスは、国語・数学・英語・理科社会になる予定です。
現在の総合学力クラスは、月1800、火1800ですが、希望に応じて新しいクラスを開設します。
体験学習を希望される方は、お電話又は個別れんらく板でご連絡ください。
電話 045-353-9061(平日10:00~17:00 土日10:00~12:00)
■■作文の勉強は高校生まで続けよう――忙しいときでも続けたひとつの習い事は、学力だけでなく子供の人間力を成長させる
●動画:
https://youtu.be/kodUPfwdf7E
2月になると、学習塾の新しい募集が始まります。
小学校3年生、4年生の人は、塾に通うようになることが多いです。
現在の中学受験では、塾で詰め込まないと対応できません。
しかし、小学校低学年から受験を目指した塾に入れるのは、かえって子供の成長にとってマイナスになることが多いです。
ところで、小学校3、4年生から塾に行くようになると、これまでの習い事と、どう両立させるかという問題が出てきます。
結論を言えば、中学、高校まで長く続けられるような習い事ならば、塾が忙しくなっても両立させることがあとで生きてきます。
特に、作文は、現在でも、高校生まで続けている生徒が多いです。
それらの生徒のほとんどは、小学生から作文の勉強を続けてきた生徒です。
確かに、塾に通うようになると、生活時間は忙しくなり、ほかのことをする余裕がなくなります。
しかし、忙しくて大変だと思うのは、最初の数ヶ月の間で、やがて子供も親も、その塾のペースに慣れてきます。
だから、最初の大変な時期を工夫して乗り越えていくことが大事です。
なぜ習い事を続けることが、意味があるかということに関して、参考になる記事がありました。
====
勉強ができる子の家庭ほど「塾以外の習い事」を大切にしている意外な理由
(日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏)
https://news.yahoo.co.jp/articles/a73fdfa7e91273c32ebd6125484963723b0347e9
どんな習い事でも、上手になるには長い時間と根気が必要です。試行錯誤を重ねた末、ついに結果を出せて「自分はできる!」という自信がついた――。習い事でこんな経験ができれば、同じように努力と忍耐が必要な受験勉強でも、必ず活かせます。
優秀な子が育つ家庭で習い事を大切にする理由は、子ども時代に勉強と習い事を両立するという困難を乗り越えさせることで、失敗や挫折に屈しない強靭な「メンタルタフネス」、そして、何事にも向上心を持って「やり抜く力」を育むことができるからです。
====
実際に、忙しい時期にも、何らかの習い事を続けてきた生徒は、入試でも、最後の踏ん張りがきくことが多いです。
「自分は忙しいときでもやり続けたんだから」という自信がつくからです。
逆に、忙しくなったからやめるということを簡単に決めると、子供は忙しいときや大変なときはやめてもいいのだという感覚を持つようになります。
すると、その後の人生でも、大変だからやめようという発想を簡単にするようになることが多いのです。
だから、目先の合理的な判断でどちらがよいかという基準で決めるのではなく、子供の人間力を成長させるためにどういう選択がいいかという長期的な基準で決めることが大切です。
そういう姿勢は、日常生活のさまざまな面で表れてきます。
それが子供を真の意味で成長させる条件になるのです。
実際に、言葉の森の作文で高校生まで続けている生徒は、たとえ途中は細々ととしか続けられない時期があったとしても、また、途中でやむを得ずやめる時期があったとしても、高校生まで続けたことによって生き方の自信ができているように思います。
では、それぞれの学年の作文で何が大きく変わるかを見てみましょう。
小学1、2年生は、楽しく書く中で、正しく書く力を身につける時期です。
この時期に、毎週作文を書く習慣ができます。
この習慣ができると、多少大変な時期があったとしても、長く勉強を続ける姿勢ができます。
小学3、4年生は、表現豊かに、個性的な作文を書く時期です。
この時期に、小学校時代の記念に残る傑作が生まれます。
実際に、作文の字数が最も長く書けるようになるのは、小学5、6年生ではなく小学4年生です。
小学4年生は、生活作文の完成の時期にあたるのです。
小学5、6年生は、感想文の学習が増えます。
この感想文のもとになる長文は、中学入試の難しい説明文と同じレベルの文章なので、読むだけで読解力がつきます。
また、この難しい説明文をもとに、子供が両親に似た例を取材する機会を作れば、その対話を通して思考力、語彙力が飛躍的に伸びます。
そのためには、保護者が、できれば次の週の感想文の課題に事前に目を通しておき、土日の家族の団欒(だんらん)の時間に、作文の課題についての話をする習慣を作ることをおすすめします。
中学生になると、学校での作文の授業がなくなるところが多いです。
それは、中学生の作文を指導する方法も、そのための時間も、今の中学にはないからです。
中学生の作文になると、小学生まで上手に書けていた子が、急に書けなくなることがあります。
それは、作文の構成の仕方という新しい概念が、最初は理解しにくいからです。
しかし、中学生の3年間で書く作文の書き方を身につけると、それはそのまま大学入試の小論文を書く力になります。
大学入試の小論文は、すべて中学生の作文の構成の仕方で書くことができます。
ただ、中学生は学校のテストや部活などで、最も忙しくなる時期でもあります。
そこで、時間を有効に使って作文の勉強を続けるために、ChatGPTを利用した作文の勉強の講習会を行うことにしました。
こういう新しい技術を生かして、毎週、難しい文章を読み、考え、書くという練習を続けていくようにしてください。
高校生の作文は、意見文ですが、構成の仕方が高度になります。
また、感想文のもとになる長文も、かなり難しくなります。
高校生の感想文のもとになる長文は、大学入試の現代文の説明文のレベルですから、現代文の読解の練習になります。
この高校生の作文の課題を毎週1200字以上書くと、他の勉強では得られないような思考力、語彙力が身につきます。
これは、大学入試の小論文だけでなく、社会に出てからも役に立つ能力になります。
さて、では、子供が時に弱気になって、「つまらないから作文をやめたい」とか、「忙しいから作文をやめたい」と言ったときは、どう対応したらいいのでしょうか。
そういうときこそ、お母さんやお父さんは、自信を持って、「作文だけは大事な勉強だから続けるんだよ」と言えばいいのです。
そのひとことで、ほとんどの子供は納得して勉強を続けるようになります。
■■総合選抜型大学入試の時代に生きてくるのは創造発表の勉強――生徒が直接、ChatGPTというプロの先生に相談しながら勉強を進める時代になる
これからのAI時代に、従来の勉強の多くは意味がなくなります。
身近な例で言うと、漢字は、読めればよいということになります。
読めれば、大体は書けるので、正確に書くためには、ネットで調べて書けばよいという考えになります。
つまり、漢字の書き取りは、8割ぐらいできていればいいのであって、その8割を9割や10割にまで増やす勉強は、時間の無駄だという考えになるのです。
例えば、常用漢字に新しく採用された挨拶という漢字は、ほとんどの大人は読めますが、それを正確に書くとなると、書ける人は少なくなります。
憂鬱という字も、ほとんどの大人が読めますが、それを正確に書ける人は、かなり少なくなります。
算数の計算問題でも、中学1年生の算数では、プラスとマイナス、小さいカッコと大きいカッコ、2乗や3乗という記号を組み合わせて解くような計算問題が出されることがあります。
これも、計算の仕方のルールがわかっていればいいのであって、正確に計算する技能というのは、機械に任せればいいという考えになります。
では、AI時代に必要な勉強は何かというと、それが個性と創造性を育てる勉強です。
将来、ベーシックインカムの時代がやってくると言われています。
人類の生産力は、人類全体の消費量を既に上回っていますが、今はまだ、不要な軍事費や不要な医療費などで、豊かさの多くが消費されています。
しかしそれはいずれ解決に向かいます。
また、科学技術の発展は、核融合のような地上に太陽を作り出す方向に進んでいます。
すると、コストの多くを占めるエネルギーの価格は、無料に近づきます。
これまでの世の中は、「飯の食える大人になる」という目標がありました。
しかし、これからは、「自分らしく生きる大人になる」ということが、目標になります。
既に、その考え方の兆候は、生まれています。
例えば、高校の授業における探究学習や、大学入試における総合選抜型入試の広がりなどです。
この探究学習や総合選抜の評価は、どのように行われるのでしょうか。
ペーパーテストの時代には、点数による評価ができました。
しかし、個性の時代には、評価は、点数による評価ではなく、人気による評価になります。
例えば、参考書どおりにきちんと理科実験をやって成功した人と、自分のオリジナルな理科実験を工夫してやって失敗した人と、どちらに人気があるかというのが新しい評価の基準になるということです。
そのためには、常日頃から、自分らしい面白いことをしたいと思っていることが大事です。
もちろん、その基礎として、人に言われたことはしっかりやるということは必要です。
例えば、さかなクンは、個性的な仕事をしていますが、たぶん、何かの企画に参加するときは、よく準備をして遅刻しないように努力しているはずです。
日本の子供たちは、基礎はほとんどできています。
遅刻はしないし、勉強も普通にできます。
だから、これから伸ばす能力は、創造力と発表力になるのです。
創造発表クラスの勉強は、毎週の発表と対話です。
だから、創造発表の勉強は教わる勉強ではなく、発表する勉強が中心になります。
その勉強に、今後、ChatGPTなどのAIを活用することができます。
ChatGPT-4は、まだ有料ですが、既に画像生成の機能などもあります。
いずれ、誰もが無料でそのようなAIの機能を使えるようになります。
この結果、子供たちがいつでもプロに聞けるという時代が来ます。
これまでは、親や先生がプロでした。
だから、子供たちは、学校に行って先生に教えてもらう必要がありました。
これからの子供たちは、自宅または学校で、直接AIというプロの先生に聞いて勉強を進めるようになります。
すると、知っていることは、もう優位性の条件ではなくなくなります。
いかにオリジナルで創造性があるかということが、その人の評価の基準になります。
最初のうちは、いかに面白いかという評価が中心になりますが、それは、今はまだ評価が利益に結びついているからです。
やがて、評価よりも、自身の満足が勉強の目的になります。
自身の満足の目指す方向は、創造、貢献、向上です。
その中で生まれる出会いと触れ合いが、人間の幸福の条件となります。
新しい世の中で生きる子供たちは、そういう時代の準備をしておく必要があります。
それは、遠い未来の話ではなく、例えば大学の総合選抜入試に対応する力をつけるというような身近なところに結びつけることもできます。
そして、やがてそういう個性的、創造的な力が、世の中に出て、ベンチャービジネスを興すというような方向にも繋がっていくのです。
▼この文章に対するChatGPTのアドバイス
この文章は、AI時代と創造性の重要性について語るもので、多くの面で興味深い洞察を提供しています。ただし、いくつかの点について修正や明確化が必要かもしれません。以下に提案を挙げます。
1. 漢字の学習に関する見解: 現代においても、漢字の読み書き能力は重要です。読めることと書けることは異なるスキルであり、特に日本の文化や教育においては書くことも重視されます。この部分は、読み書き両方のスキルがAI時代でもなお重要であることを強調するよう修正することをお勧めします。
2. 算数の計算能力: 算数の計算問題に関して、「正確に計算する技能というのは、機械に任せればいい」という見解は、基本的な数学的理解を軽視していると解釈される恐れがあります。算数や数学の基礎知識は、論理的思考や問題解決能力を育む上で重要です。この部分を「AIは計算を助けるが、基本的な数学理解は重要」という方向で修正することが望ましいでしょう。
3. ベーシックインカムと社会の変化: ベーシックインカムの導入や科学技術の進展についての記述は、ある程度推測に基づくものです。このような未来予測は、あくまで一つの可能性として述べるべきです。文中でこれらの点に対する慎重な表現を用いることを提案します。
4. 評価システムの変化: ペーパーテストから人気に基づく評価への移行については、実際の教育現場や社会での評価基準が多様化していることを反映しているようです。ただし、この変化をもう少し具体的に、または現実的な観点から説明すると、読者がより理解しやすくなるでしょう。
5. ChatGPTの言及: ChatGPTやAIの教育への応用についての記述は適切ですが、将来的に無料で提供される可能性については、現時点では仮定に過ぎないため、その点を明確にすることが重要です。
6. 新しい世界観の提案: 創造性、貢献、向上を目指す新しい世界観の提案は非常に興味深いですが、これらの概念をもう少し具体的に、実践的な例を挙げて説明することで、文章の説得力を高めることができます。
全体的には、文章は未来の教育と社会に対するビジョンを提供していますが、一部推測に基づく内容や現実との整合性に欠ける部分があります。これらの点を修正することで、より現実的で信頼性の高い内容になるでしょう。
■■合格速報
★海城中学校 K.R.さん
<保護者様より>
2分間スピーチの原稿は、先生からいただいたアドバイスを盛り込み、何度も何度も練習し、本番に挑みました。先生のご指導には、大変感謝しております。誠にありがとうございました。
★秋田県立秋田南高等学校中等部 S.S.さん
<保護者様より>
進学先が決まりました。先生方のたくさんのアドバイス、ともにクラスで学び躓いたわが子を毎回励ましてくれたクラスメイトの仲間の皆様、本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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● かぎかっこについて (60字) AS632 2024年01月07日 15時11分
15652 質問の広場より
その文を強調するために「」を使ってるのですが、最後のマスに「の」を入れたいのですが、1マスに収めてもよろしいでしょうか?
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (155字) 森川林 nane 2024年01月06日 08時09分
15649 森の掲示板より
海周君、大歓迎!
ぜひ参加してください。
> ご無沙汰してます、高一の馬渡海周です。
> 講習会をこすほ先生に勧められてメールさせて頂きました!
> 個人的に最近AIの運用やらなんやらにめっちゃ興味がありまして、、、もし定員に空きがありましたら、高校生ですが参加したく思います。
> ご検討のほどよろしくお願いします
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (101字) ともてる akasato 2024年01月06日 08時03分
15648 森の掲示板より
いつもお世話なっております。
いま、作文教室の受講をしてませんが、この講習会に参加できるなら参加したいです。よろしくお願いします。
> 講習会に参加される方はコメント欄にお書きください。
> (要生徒コード)
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (126字) 馬渡海周 ausosi 2024年01月05日 20時05分
15647 森の掲示板より
ご無沙汰してます、高一の馬渡海周です。
講習会をこすほ先生に勧められてメールさせて頂きました!
個人的に最近AIの運用やらなんやらにめっちゃ興味がありまして、、、もし定員に空きがありましたら、高校生ですが参加したく思います。
ご検討のほどよろしくお願いします
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (155字) 森川林 nane 2024年01月05日 10時49分
15643 森の掲示板より
ありがとうございます。
本人のメールアカウントが必要なので、13歳以上になりますが、保護者の方のメールアドレスで登録できるようでしたら、ご参加いただけます。
>
> > 講習会に参加される方はコメント欄にお書きください。
> > (要生徒コード)
> 4月から中学生ですが、参加よらしいでしょうか?
> aomoto
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (128字) 森川林 nane 2024年01月04日 01時18分
15635 森の掲示板より
ありがとうございます。
1回目の様子を見て、また別日程で検討します。
> 人気で定員が埋まってからでもいいので、15時以降にもう一回やっていただけないかなぁと思ったのですが、ご検討いただますでしょうか。
> 次週以降でも構いません、よろしくお願いいたします。
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● Re: ChatGPTの講習会(定員5名) (197字) ヨーヨ母 waoho 2024年01月03日 19時50分
15634 森の掲示板より
お世話になっております。星田曜司(中2)です。
14日の講習会に大変興味があるのですが、生憎午前中は予定が入っており、参加できそうにありません。
人気で定員が埋まってからでもいいので、15時以降にもう一回やっていただけないかなぁと思ったのですが、ご検討いただますでしょうか。
次週以降でも構いません、よろしくお願いいたします。
> 講習会に参加される方はコメント欄にお書きください。
> (要生徒コード)
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● 言葉の森新聞2024年1月1週号 通算第1785号 (9047字) 言葉の森事務局 jun 2024年01月03日 12時24分
15631 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2024年1月1週号 通算第1785号
文責 中根克明(森川林)
■■平成六年(2024年)を迎えて――大事なことは、未来のための苗を植えること
●動画:
https://youtu.be/I5HRaYPtK_o
大事なことは、未来のための苗を植えることです。
言葉の森の苗は、日本に創造教育を根づかせることです。
それをオンライン少人数クラスというプラットフォームで実現していきます。
ふりかえってみれば、日本の国は、有史以来、これまで多くの困難をくぐりぬけてきました。
それは、目先の損得を超えた、大きな真実を守る無数の人々がいたからです。
■■【重要】新年度の教材の注文について
■新年度からの改訂版が2月に出る教材は、次のものです。
ウィンパス国語(小1)
ウィンパス算数(小1)
ウィンパス英語(小4)
プログレス国語(高3)
上記の改訂版以外のものは、1月から注文できます。
■数学と英語は、発展新演習から標準新演習に
中学生の発展新演習数学(中123)は、新年度から標準新演習にします。
同じく、中学生の発展新演習英語(中123)も、標準新演習にします。
ただし、発展新演習を希望する人は購入できます。
国語は、引き続き発展新演習(中123)でやっていきます。
数学と英語の標準新演習は、1冊の問題集を100%できるようにしていきます。
▼教材注文のページ
https://www.mori7.com/teraon/jgkyouzai.php
■■ChatGPTを作文学習、創造発表学習に生かすための講習会(無料)――中学生対象1月14日(日)10:00~
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=7Cfcee7lgok
作文の本質は、考えることです。
書くことは、その結果にすぎません。
楽しいのは、考える過程です。
考えて、自分なりの題材や表現や主題を思いつくことが、作文の創造的な面白さです。
しかし、それを作文というかたちで文章として表すのには時間がかかります。
時間の余裕があるときは、作文を書くことに時間が取られてもいいのですが、すでに自分の中に結論が出ていることをわざわざ文章として書くのが二重の手間に思えることがあります。
ただし、事実中心の文章では、書きながら考えたり、書くことによって次の言葉が引き出されたりするので、それはそれで楽しいことです。
しかし、説明文や意見文では、考えたことと書くことは、ほぼ一致しているので、考えることが済んだら、書くことが同じことの繰り返しのように思えることが多いのです。
1200字の作文を書く場合、中学生や高校生では大体1時間半の時間がかかります。
学校の勉強に追われているときは、この時間をできるだけ短縮したいと思うはずです。
そこで、言葉の森では、昔、構想図をもとに音声入力をテキスト化するという方法を何人かの生徒に教えたことがあります。
これは、構想図を書くのに15分、音声入力をするのに15分、テキスト化した文章を直すのに15分、という感じでした。
構想図というのは、平面的なものです。
作文にするための音声入力は、時系列的なものです。
平面的なものを時系列的なものに変換するのは、考えなければできないので、音声入力にはある程度時間がかかりました。
また、昔使っていたGoogleドキュメントの音声入力は、句読点がつかず、精度もそれほどよくありませんでした。
そのために、修正の時間もある程度かかったのです。
しかし、ChatGPTを使えば、平面的な文の集合体を、時系列的な文章に編集することができるようになりました。
また、AIの進歩によって、音声入力に自動的に句読点がつくソフトも生まれるようになりました。
また、音声テキスト自体の変換の精度もかなり上がってきました。
だから、忙しいときは、作文の本質である考えることだけに時間を使い、それをテキスト化したり文章化したりすることはソフトを利用すればいいと思ったのです。
もちろん、説明文や意見文でも、書きながら考えるという要素はあるので、時間があるときは、直接書くかたちでもいいのです。
ChatGPTの利用は、作文の学習だけでなく、創造発表の学習にも生かすことができます。
それは、自分の興味関心のあるテーマを、どう研究しようかというときに使えます。
人間の興味関心は、個性的なものが多いの、周りの人に相談できないことが多いものです。
お父さんや、お母さんや、先生や、友達に聞いても、「ふうん」という感じで受け止められてしまうことが多いのです。
しかし、検索サービスで、自分の興味関心を深めようとすると、かなり時間がかかります。
そのときに、ChatGPTは、身近な相談相手になります。
「こういうことに興味があるけど、それをどういうふうに研究したらいいか、また、そのための資料などはどういうところにあるか」と聞けば、何度しつこく聞いても、同じように優しく答えてくれます。
これからの勉強は、与えられたものを吸収し、その知識をテストで再現する勉強ではなく、自分の興味のあるものを探求し、自分なりの創造をする勉強になります。
たぶん、今の子供たちが成長して、お父さんやお母さんの年齢になったとき、その子供たちから、次のように言われると思います。
「お父さんやお母さんは、そんなつまらない、今なら機械でもできる勉強に時間を使っていたんだね」
もちろん、その時間は無駄だったのではありません。
勝海舟は、辞書を買うお金がなかったため、知人から夜の間だけ辞書を借り、それを世を徹して何日も書き写しました。
やっと1冊を書き写したあと、生活費の足しにするために、また何日もかけ、もう一度書き写しをしました。
今なら、「コピーすればよかったのに」と言えることですが、そういう無駄に見える苦労が、勝海舟の人間性を形成したのだと考えることもできます。
ただ、現在、すでに先が読める人は、新しい道に一歩踏み出しておく必要があります。
そういう人は、アーリーアダプターに属しているので、世間一般の通念とは、キャズムという価値観の溝がまだあると思います。
しかし、若者は、何でも先取りする方向で勉強を進めていくといいのです。
そこで、中学生を対象にした「ChatGPT講習会」を行います。
・日時:2024年1月14日(日)10:00~11:00(時間は多少延長するかもしれません)
・会場:ZOOM会場_川
https://zoom.us/j/104606743?pwd=RjlRcGVyalVxT1ZId3gzNzNucGVJUT09
・定員:5名
・対象:中学1.2.3年生
・内容:テーマの構想図化、音声入力のテキスト化、ChatGPTの利用
・準備:ChatGPTを使うためにメールアドレスが必要です。自分用のメールアドレスを取得しておいてください。ChatGPTのアカウントを取得できる人は取得しておいてください。
・お申し込み:森の掲示板からお申込みください。
https://www.mori7.com/ope/index.php?e=15630
・費用:無料
■■「頭のいい人ほど語彙力が豊か」という記事――語彙力があれば高精細で物事が見られるが、語彙力がないとおおまかにしか見られない。語彙力をつけるには、難読と復読による語彙の身体化
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=fWrZXkbKlu4
面白いタイトルの記事があったので読んでみました。
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なぜ頭のいい人ほど語彙力が豊かなのか…言語哲学者が説く「語彙力のある人・ない人」の見えている世界の差
https://president.jp/articles/-/76535
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筆者は、山口周(やまぐちしゅう)さんですから、面白いことは面白いのですが、前半は、ソシュールがどうしたというような専門的なことばかりなので、読んでいて退屈すると思います。
ただ、結びの「多くの言葉を知っていればより精密な世界が見える」は、そのとおりだと思いました。
一方、次のブログ記事も参考になります。
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【気をつけて】よく喋るのに語彙力がない子の見つけ方
https://qr.paps.jp/2yvqo
====
これは、よく喋る子は、考えがないからよく喋れる、という話です。
例えば、小さい子は、ひっきりなしにいろいろなことを喋ります。
考えていないから、いくらでも言葉が口から出てくるのです。
これは、実は語彙力の問題です。
浅い語彙は豊富にあるのですが、深い語彙はありません。
だから、浅い語彙でいくらでも言葉が出てきます。
しかし、ここが難しいところですが、深い語彙を使っているように見えても、表面的にしか考えていない人もいます。
それは、使われている語彙が、教科書とか問題集のレベルで習得されたもので、実感を伴った身体的な語彙として身についていないからです。
では、考える語彙を身につけるために、どうしたらいいかというと、第一は、1冊の難しい本を読み通すことです。
1冊の本には、その本なりの世界観があります。
その世界観の中で読んだ語彙は、実感を伴う語彙になります。
だから、中学生以上の生徒には、説明文の難読が必要なのです。
世の中には、手軽に語彙力をつけることをうたっている本もあります。
かなり昔、「述語集」という難しい語彙だけを集めた本がありました。
今でも、似たような本はあります。
「語彙力が身につく本」のようなハウツーものの本は、知識としての語彙は増えても、考える力のもとになる語彙は増えません。
大事なのは、語彙力をつける本を読むことではなく、語彙力が必要な本を読むことなのです。
語彙力をつけるための、難読以外のもうひとつの方法は、繰り返し読むことです。
繰り返し読むことによって、その語彙が実感を伴った生きた語彙になります。
例えば、おじいちゃんやおばあちゃんが繰り返し言うことわざを聞いて育った子にとっては、そのことわざが実感のある語彙になります。
これは、ことわざ辞典などで覚えたものとは違う、身体化されたことわざです。
日本の素読教育は、語彙を身体化するための勉強でした。
だから、貝原益軒は、「百字の文章を百回読む」と言いました。(「和俗童子訓」)
言葉の森の暗唱の勉強も、100回読むような勉強です。
この繰り返し読む言葉が、その子の考え方や感じ方のバックボーンになります。
言葉の森の問題集読書も、繰り返し読む勉強法です。
1冊の問題集を、少なくとも5回は読む必要があります。
多くの人は、いろいろな問題集を1回ずつ読むような勉強法を好みます。
しかし、それでは表面的な語彙の知識しか身につきません。
1冊を繰り返し読むことが大事なのです。
では、語彙が豊かになると、どうなるかというと、物事が高精細で見えるようになるのです。
高精細でも、低精細でも、同じものを見ているので、表面的には何も変わらないように見えます。
しかし、高精細で見る人は、物事の本質がより深く見えるようになります。
年をとった人は、若い人よりも、考えが深いというのはよく感じることです。
たとえ、若い人の方が学歴が高くても、本質を見る目は、年をとった人の方が鋭いことが多いのです。
それは、なぜかというと、言葉を見聞きした繰り返しの回数が、若い人よりもずっと多いからです。
だから、年をとった人の方が、世の中を高精細に見られるのです。
若い人は、難読と復読によって、物事を高精細に見る力を育てていく必要があります。
これは、成績を上げるための勉強とは少し違った、もうひとつの新しい大切な勉強です。
■■オンライン少人数クラスの教育が広がれば、現在の教育問題のすべては解決する――更に、教育の重点を、知識の詰め込み教育から、思考力、創造力、共感力の教育へ
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=uD-Mm6EJsZ4
オンライン少人数クラスは、言葉の森が行っている授業の形態です。
ただし、この場合の少人数とは5人以内の人数のことです。
このオンライン少人数クラスの教育が広がれば、今の教育問題のすべては解決します。
これで解決できない問題は、教育以外の問題です。
教育の問題とは、例えば、落ちこぼれ、吹きこぼれ、不登校、知識中心の詰め込み教育などの問題です。
オンライン少人数クラスの教育は、小規模の教育機関ではできません。
同学年同レベルの生徒を5人以内の単位で集めることができないからです。
しかし、オンライン少人数クラスの教育は、大規模の教育機関でもできません。
それは、講師の臨時の休講や、生徒の臨時の振替出席に対応することが難しいからです。
ここが、少人数クラスの教育が、集団一斉指導の教育とも、一対一の個別指導の教育とも違うところです。
教育でこれから重要になるのは、生徒が先生に一方的に教えてもらうことではありません。
知識の吸収は、先生に教えてもらわなくても自分でできるようになっているからです。
大事なのは、生徒自身が創造的に発表することと、生徒どうしが相互に対話をし交流することです。
これを私はコミュニティ教育と呼んでいます。
このコミュニティの中で、知識的な学力だけでなく、思考力、創造力、共感力を育てていくことが、これからの教育の重点になります。
ところで、言葉の森がオンライン少人数クラスの教育を本格的に始めたのは、2020年のコロナ禍のときからです。
言葉の森は、作文の個別指導の教育に関しては、40年以上の実績があります。
だから、小学1年生から高校3年生まで、苦手な子から得意な子まで、どんな生徒にも対応できます。
しかし、オンライン少人数クラスによる教育に関しては、本格的に始めてから3年なので、運営の仕方にいろいろな改良が必要でした。
ここに来て、ようやく運営の仕方が定着してきたところです。
オンライン少人数クラスの教育は、国語、算数数学、英語などの学校で必要な教科を教えるだけではありません。
創造的な学習である、作文、創造発表、プログラミングにも力を入れています。
教科の学習は、よい参考書や問題集をもとにすれば、家庭でひとり勉強を進めることもできます。
しかし、ひとりではできないこともあります。
小4から中2にかけては、友達と一緒に勉強する方が、意欲的に取り組むことができ勉強の能率が上がります。
また、日本人の弱点になりがちな、人前で発表する力も、このオンライン少人数クラスで身につけることができます。
発表力は、学校の成績とは直接結びつかないので、この価値を気づいていない保護者も多いのですが、これからの総合選抜型の入試では、この発表力が合否を左右する力があります。
教科の学習と異なり、作文、創造発表、プログラミングなどは、学年に関係なく、ほかの生徒との交流の中で学ぶ方が意欲的に取り組めます。
ただし、そのためには、同学年同レベルの生徒のクラスが必要になるので、ここが運営の難しいところです。
しかし、ここに来て、その見通しがついてきました。
さて、オンライン少人数クラスがなぜ現在の教育問題を解決するかというと、落ちこぼれにしても、吹きこぼれにしても、同学年同レベルの少人数の生徒で少人数クラスを作ることで対応できるからです。
子供たちの個性によるロングテールは、通学教室ではカバーできません。
オンラインの教室であれば、ロングテールに対応できます。
しかし、そのためには、少人数のクラスを維持することが必要です。
このオンライン少人数クラスの教育を全国的に広げていくことが、今後の日本の教育の課題です。
言葉の森は、その最先端のリーダーとしてこれからの教育に取り組んでいきたいと思います。
■■志望理由書の書き方――お父さん、お母さんなどの第三者が見てあげることが大事。字数をぴったりに収めるために、下書きはパソコンで調整、清書は手書きで最後の行まで
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=S6ZmVFWoy7U
志望理由書の書き方は、これまでに何度も書いているので、多くの人が知っていると思いましたが、そうでもないようです。
小学生でも、中学生でも、生徒本人に任せると、内容が薄くなります。
お父さんやお母さんなどの人生経験のある人が見てあげて、その子の個性が出るように書くことが大事です。
読書感想文は、感想ではなく実例を書くということを言っていますが、それと同じように、志望理由書は、理由を書くのではなく実績を書くことが大事です。
理由は、誰が書いても同じになります。
その理由の裏付けとして自分の実績を書くのです。
実績は、できるだけ数字や固有名詞などのデータがあるものにします。
志望理由書は、手書きで書きますが、手書きで直接書くと字数の調整ができません。
下書きは、パソコンで、生徒が普通に書く文字の大きさで1行何文字になるかを数え、最後の行までぴったりに埋まるように調整します。
1行少ないのも、行をはみ出るのもよくありません。
最後の行の最後のマスあたりに、句点の「。」が来るように書くのが理想です。
実は、高校生の場合でも、志望理由書を本人に任せてしまうのはよくありません。
親が客観的な立場で見てあげることが必要です。
学校によっては、志望理由書を何枚も書かせるところがあります。
その場合は、志望理由書の内容でほぼ合否が決まっていると思います。
ただ、志望理由書は表現の工夫でうまく書けるわけではありません。
最も大事なのは、アピールするだけの具体的な実績があることです。
その実績は、学校の勉強以外のもので、知的なものであることです。
読書感想文とか自由研究などで、賞を取ったようなものあるといいと思います。
また、長い間続けたというのも実績になります。
リーダーの役割を担ったというのも、価値ある実績です。
お父さんやお母さんが、子供のそういう実績を探してそれを志望理由書に盛り込むようにするといいと思います。
■■作文を上達させるコツは、保護者への取材――対話によって実例が増え、語彙力がつき、感想が充実する。作文の勉強を通して豊かな教養を身につける
●動画:
https://www.youtube.com/watch?v=7ADLUJJQgec
言葉の森では、作文の構成を立体的にするために、自分の今の話だけでなく、次の段落で自分の昔の話や、自分とは違う別の人の話や、調べたデータの話などを入れるような指導をしています。
作文の構成を立体的にするために、最もいいのは、保護者への取材です。
場合によっては、おじいちゃん、おばあちゃんへの取材もあります。
例えば、「がんばったこと」という題名で書くとしたら、お母さんやお父さんに、「子供のころ、がんばった思い出はある」と聞くのです。
ここで、お母さんやお父さんが、子供時代の面白い失敗談などを話します(笑)。
すると、子供は喜んでその話を聞きます。
子供は、日常的に大人と話をする機会があまりありません。
友達と話すときと比べて、お母さんやお父さんと話をすると、語彙が自然に増えます。
大人と話すことによって語彙が増えると、感想を書く部分が充実してくるのです。
子供の作文でよくある結び方は、「とても楽しかったです。またやってみたいと思います。」というようなパターン化された書き方です。
なぜ、こういうありきたりな感想を書くかというと、感想を書くための語彙がないからです。
親子の会話が増えると、この感想の部分が長く書けるようになります。
中学入試の作文でも、差がつくのは感想の部分です。
体験実例は、誰でもそれなりに書けます。
しかし、感想の部分は、抽象的な語彙を使う力がなければ、「とても楽しかったです」のような書き方になってしまいます。
ところで、お母さんやお父さんがすごくいい話をしてあげたのに、子供はそれを聞いただけで、作文の中に書かないことがあります。
それは、その話を子供が消化し切れていないからです。
しかし、それは子供の心の中に確実に残っています。
だから、話を聞いただけで十分なのです。
この親子の対話が、作文教育の最も重要なところです。
小学5、6年生は、感想文の課題が、中学入試の説明文のレベルの文章になります。
「読書とは」「勉強とは」「遊びとは」「多様性とは」「日本の文化とは」というような抽象的なテーマになるのです。
こういうテーマで親子が対話できることは、子供にとって貴重な経験になります。
本当は、中学生、高校生になっても、親子の対話が続けばいいのですが、中学生は自立する時期なので、親との対話を避ける子も出てきます。
だから、中学生、高校生は、データ実例として、ネットなどを検索して探した似た話を組み合わせて構成を立体てきにしていくといいのですが、検索は時間がかかります。
そこで、今考えているのは、ChatGPTと対話をして、構成を立体的にすることです。
Gmailは、13歳からは自分のアドレスが作れます。
すると、そのアドレスで、ChatGPTのアカウントが作れます。
自分の体験実例だけで物足りないときは、お母さんやお父さんに似た話を聞くか、ChatGPTに似た話を聞くようにするといいのです。
たぶん、近い将来、勉強に関する質問は、AGI(汎用人工知能)でカバーできるようになります。
先生に相談したり質問したりするよりも、AGIに相談したり質問したりするようになります。
すると、大事なことは、結局、本人の個性と創造性になります。
知識のベースは、だれも同じになります。
個性と創造性のもとになるものは、身体的なところに根ざした知識と経験です。
身体的な知識の代表的なものは、読書と作文と数学と歴史(特に日本史)です。
身体的な経験は、個性と挑戦と感動と共感です。
作文の勉強を通して、どの子も豊かな教養を身につけていくといいと思います。
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● ChatGPTの講習会(定員5名) (155字) 森川林 nane 2024年01月03日 07時59分
15630 森の掲示板より
※定員になりましたので、受付は終了しました。1/6
別の日程がきまりましたら、またご連絡します。
現在までの参加者は、
・かいしゅう君
・ともてる君
・みずかぜ君
・ひろと君
・キビタキ君
・だいき君
です。
もし、変更があるようでしたら、ご連絡ください。
講習会に参加される方はコメント欄にお書きください。
(要生徒コード)
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● 中1 数学発展新演習の問題です。 (108字) あおらは aoraha 2023年12月29日 20時39分
15618 算数数学掲示板より
145ページの大問10の(2)の式で、私は(1×10)×4+(π×2の二乗×1/4)×4という式を立てたのですが、答えには(2×10×4)(以下式は同じ)と書いてありました。なぜ、1ではなく2をかけるのでしょうか。
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● 受験作文コースの課題は1月末までになります【送信指定】 (213字) 森川林 nane 2023年12月26日 12時56分
15608 言葉の森オンライン新聞より
この連絡は、受験作文コースに在籍中の方にお送りしています。
1月の受験作文コースの課題は、このあとお送りします。
受験作文コースは、1月いっぱいで終了となります。
受験の日程が1月中にある場合は、振替授業などで、早めに課題を消化してください。
2月以降は、通常の課題に戻ります。
通常の課題フォルダは、すでにお送りしています。
2月から、作文の受講自体を停止される場合は、1月10日までにご連絡くださるようお願いいたします。