ログイン ログアウト 登録
 作文も、日記も、小論文も同じ 言葉の森 | オンライン | 作文教室【公式】
 
言葉の森 | オンライン | 作文教室・サイト 言葉の森 | オンライン | 作文教室
記事 1808番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/10/23
作文も、日記も、小論文も同じ as/1808.html
森川林 2013/05/10 07:15 
修 削


 5月10日のfacebook記事に、次のようなことを書きました。「作文も、日記も、小論文も同じです」。
 このことについての説明です。

 以前、中学生でよく書けている生徒が、初めて行った塾で作文を書き、その塾の先生から、「これでは、小論文ではなく作文だ」と言われてショックを受けたという話を聞きました。
 こういうことを言う先生がときどきいるのです。

 言っていることは、大体推測できます。つまり、実例が豊富に書かれているので、「実例中心の文章=作文」と見なされてしまったのです。
 では、その塾の先生の言っている小論文とは何かというと、「説明と意見中心に書かれている文章=小論文」ということなのです。

 文章には、構成と題材と表現と主題があります。そのほかに、正しい表記の仕方というのもありますが、これは誰でも同じようにできるようになるので、個性の違いは、構成、題材、表現、主題の違いとして表れます。
 人に見せる文章で、ひとまとまりの構成があって、自分らしい題材(実例)が使われていて、表現の工夫があり、ひとつの主題でまとめてあれば、それがいい文章です。そこに、作文、日記、小論文の区別などする必要はありません。
 日記であっても、その日の出来事を時間どおりに書くという構成があり、その中に自分らしい事実が書かれていて、気持ちよく読めるような表現が工夫されており、その日に感じたことをわかりやすく伝えたいという主題があれば、それはいい文章なのです。「これじゃあ、日記でしょ」「はい、そうです」。それでいいのです。

 文章力を育てていれば、作文でも、日記でも、小論文でも同じように上手に書けます。
 大事なのは、文章を書くことを通して、構成、題材、表現、主題を深め広げる力をつけることです。
 子供が一生懸命書いていれば、それをたくさん褒めて、その文章力を伸ばしていくことが大事なのです。

「5月10日のfacebook記事より」
http://www.facebook.com/kotobanomori
====
 人間には、もっといろいろなことを学んで成長したいという気持ちがあります。
 植物に水をやるように、その気持ちを育てていけばいいのです。

 そのためには、その子のやっていることを認めて褒めてあげることです。
 今、地表に出ている葉や花がどうであろうと、根をしっかり張ってさえいれば、やがて時期が来て大きく成長しはじめるのです。

 作文の勉強を見ていると、そういうことをよく思います。

 子供がお母さんに作文を見せたとき、
「わあ、よく書けたね。すごいね。ここがいいね」
などと、手ばなしで喜んであげれば、子供は親に毎回作文を見せるようになります。
 そして、どんどん上手になっていきます。

 褒めるだけでは物足りなかったら、親の似た話を楽しくしてあげればいいのです。
「お母さんも、小学校のとき似た話があったよ。それはね……」
という感じです。

 ところが、こういう接し方とは反対に、こんなふうに言ってしまうお母さんやお父さんも多いのです。
「書けた? 見せてごらん。うーん、まあいいんだけど……」
 このあと、
「この字が違っている」「ひらがなが多い」「字がきたない」「この文がおかしい」「つながりが変」
などと、次々とアドバイスをしてしまうのです。

 塾の先生も同じです。
 子供が作文を見せたとき、
「これじゃあ、作文じゃなくて日記でしょ」とか、「これは、作文であって小論文ではないよ」とか、意味不明のことを言ってアドバイスする先生が結構多いのです。

 作文も、日記も、小論文も同じです(笑)。

 人間は引っ張られて成長するのではなく、毎日の水やりによって自然に成長していくのです。
====



コメント欄

コメントフォーム
作文も、日記も、小論文も同じ 森川林 20130510 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
ひふへほ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「ひふへほ○」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード)
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) 
コメント1~10件
作文、読書中心 森川林
 NUさん、ご連絡ありがとうございました。  10月から、 10/22
記事 5590番
作文、読書中心 NU
先生いつも有難うございます。 読解検定への要望をお伝えさせ 10/21
記事 5590番
作文と読解の勉 森川林
 中2でも全く遅くないです。うちのこ2人は、高校生のときもや 10/6
記事 5585番
作文と読解の勉 のみ
いつもお世話になっております。 音読について質問です。 10/5
記事 5585番
作文自動採点ソ 森川林
なっつさん、投稿ありがとう。 でも、ここでは森リンの採点は 8/8
記事 89番
森林プロジェク 森川林
かじかわさんへ、投稿ありがとう。 しかし、もとの記事と関係 8/8
記事 1496番
森林プロジェク かじかわ
改めて考えよう。所得の超過累進課税制による、資本主義と社会主 8/5
記事 1496番
作文自動採点ソ なっつ
母の過去から学んだ      令和の闇に負けない社会   8/3
記事 89番
作文検定で作文 森川林
評価サンプルはこちら。 6/25
記事 5538番
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2026年10 森川林
https://youtu.be/AHjq1nN 10/22
森の広場
スピーチ検定の 森川林
 今朝、作業をしたせいで、アクセスできなくなっていました。m 10/15
森川林日記
図書リストの希 森川林
 図書リストの希望、または、問題の希望があれば送ってください 10/13
読書の森
スピーチのテー 森川林
 スピーチのテーマで希望するものがあれば送ってください。 10/13
スピーチの森
ニ代目キャラク 森川林
推薦図書検定のニ代目のキャラクターは、森ゾウの森ファンです。 10/9
読書の森
Re: 経験値 森川林
 ご質問ありがとうございます。  経験点は、自分の行動を表 9/19
森リン掲示板
経験値を高める あこやな
中根先生 いつもお世話になっております。 お陰様で娘 9/19
森リン掲示板
2026年10 森川林
 ウェブからPDFがプリントできるようになっています。 h 9/16
森林プロジェクト掲示版
Google 森川林
 昨日と今日、合計数時間、あっちをいじったりこっちを修正した 9/13
森川林日記
教育改革 森川林
自分の目的は、日本を守り発展させるために、 現在の詰め込み 9/7
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン