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 小学校低学年は、やらせれば何でもやる時期だからこそ、子供の自主性を尊重することが大事 言葉の森 | 作文国語教室【公式】
 
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小学校低学年は、やらせれば何でもやる時期だからこそ、子供の自主性を尊重することが大事 as/2816.html
森川林 2017/02/07 04:12 
修 削


 小学校2年生のころまでの子は、何でも素直に受け入れます。
 だから、親が言ったことは、そのまま素直にやろうとします。
 そのため、親はついやらせすぎてしまうことがあるのです。

 この時期はむしろ勉強的なことは抑え気味にしておくことです。
 そして、その分、子供が自主的にやるような工夫をするのです。

 子供の勉強が、親が考えていたよりも早く終わったとき、ほとんどの人は、
「そんなに早く終わるのだった、ついでにこれもやろう」
と勉強の追加をしてしまいます。

 この予定外の追加に反発できる子はいいのです。それは自主性の育っている子です。
 反発せずに素直にやる子は、その後、集中力なく勉強する子になります。
 早く終わると追加されるのだから、だらだらやる方がいいと思ってしまうのです。

 親は、まず自分が当の子供だったらどう思うかということを想像してみることです。
 そして、子供の気持ちになって、その子がいつも楽しく勉強できるように工夫していくことです。

====
 小学1年生の勉強で大事なことは、勉強の仕方です。何を勉強するかということよりも、どう勉強するかということが、その後の学力の伸びを左右していきます。

 この記事は、「小学1年生の勉強の仕方が、その後の勉強のスタイルを作る」の続きです。
https://www.mori7.com/index.php?e=2306
 前の記事で書いたのは、第一に、楽しくやることでした。第二に、自主的にやることでした。


 第三に、子供の自主性を育てるためには、勉強の分量を多くしないこと、早く終わったからといって勉強の追加をしないことです。
 集中力がない子の多くは、勉強のしすぎという状態になっています。親から見てちょうどいいと思うぐらいの分量は、子供にとっては多すぎるものです。しかし、子供は反発するほどの基準が自分の中にないので、親に言われたことは一応そのまま素直に受け止めます。その結果が、集中力のなさとして出てくるのです。

 第四に、例外は作らないことです。勉強は、人間が成長するために欠かせないものですから、雨の日も、風の日も、土曜も、日曜も、旅行に出かけたときも、やると決めたことは、分量は少なくしたとしても毎日欠かさずにやっていくことです。
 この毎日欠かさずにやる習慣をつけるためにも、親が関与する面はできるだけ少なくしておくことが大事なのです。
 例えば、問題集の丸つけなども、親がやるのではなく、子供が自分でやるほうがいいのです。親がいなければできない勉強だと、親の都合でやらない日が出てくることもあるからです。

 第五に、子供の学力をつけるいちばんの勉強は、実は、読書と対話と経験です。
 漢字のドリルや計算のドリルは、いかにも勉強らしい感じがしますが、そういうドリルをやるのは、一応学校の勉強が普通にできるようになるためです。それ以上のものはありません。小学生の勉強は、どの教科も一応できているだけで十分なのです。人よりよくできるとか、毎回百点を取るとか、何学年も先取りするとかいうことにこだわる必要はありません。
 それよりも、読書と対話と経験で、自分なりに考える力と語彙の力と実際の体験を身につけておくことがその子の将来の本当の学力になるのです。

 言葉の森の作文も同じです。
 小学校低学年は、楽しく書くことが大事で、上手に書くことを目的にするものではありません。子供は素直なので、上手に書かせようと思えば、すぐに上手に書くようになります。しかし、そういう上手さには無理があります。低学年のころに上手に書きすぎた子は、勉強が長続きしないのです。

 大事なことは、作文を毎週書くという勉強をきっかけにして、音読や対話や経験の習慣を作ることです。しかも、それらの習慣は楽しくなければ本当の力にはなりません。音読や対話や経験を楽しい習慣にするためには、親がいつもよいところを見て褒めてあげることなのです。

「小学1年生の勉強は、集中力をつけること、例外を作らないこと、読書と対話と経験を重視すること」
https://www.mori7.com/index.php?e=2307 
====



コメント欄

namura 2017年2月7日 4時15分 10 ▽
小学1年生から、勉強をする習慣が見についていると、後に楽ですね。テストがあるから勉強するのではなく、習慣として毎日続けていきたいです。

nane 2017年2月7日 4時33分 1 ▽
 子供が幼児や小学生のときの親の重要な役割は、勉強させることではありません。
 面白い話をしてあげることです。
 そのためには、子供と一緒にいる時間は、いつもその場に合った、子供が興味を持つような考える話を見つけるようにするといいのです。
 結構、親も大変(笑)。

森川林 2017年2月7日 4時34分 1 ▽
 子供の教育でいちばん大事なことは、幸せな子供時代を送るようにさせることです。
 それ以外のことは、あとからどうにでもなります。
 だから、自分が子供だったらどう思うかということをいつも考えていくといいのです。


sizuku 2017年2月8日 8時44分 51 ▽
自主性、集中力は、小さいときに身につけてしまえば本人も家族も充実した生活を送れるようになりますね。
結果楽しくなる→どんどん学力がつく、という理想的なサイクルをつけてゆきたいものです。

一見勉強のように見える作業、ドリルや漢字練習ももちろん大事ですが勉強の本質を見失わないようにしなければいけません。

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