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幸せであることを知ること--教育の目的としての幸福(facebook記事より) as/1607.html
山田 2012/09/11 07:10 
修 削



 幸せになるためのいちばん簡単でいちばん確実な方法は、今の自分がすでに幸せであることを知ることだと思います。たくさんの愛情を注がれて今の自分があること、そして、自分の内にある大きな可能性などなど。ほかの誰でもない自分自身を信頼し、自分に期待すること、それが生きがいにもつながる、本当の幸せではないでしょうか。

 自分の外側に期待するとあてがはずれたときに大きな失望を味わうことになります。たとえ、一時的に欲求が満たされたとしても、その満足感が永遠に続くわけではありません。ほしかった物がやっと手に入ったとき、そんなときは確かにうれしいけれど、そのうれしさはいつか色あせるものです。

 私たちは、一人一人が自ら光を発する太陽のような存在なのだと思います。自分で明るさやあたたかさを発信できるにもかかわらず、他人に照らしてもらうこと、あたためてもらうことばかり考えていると、いつしか自分自身の輝きを失ってしまいます。また、自分から周囲を照らすことは、自分の内にある不安や恐れを消すことにもつながります。

 自分の幸せは自分で作り出すものです。他の人や外側の世界にそれを求めていてはいつまでたっても本当の幸せをつかめません。また、先のことを思いわずらったり、他人と比較したりしていると、今ある幸せさえも逃げていってしまいます。自分を信頼し、自分に期待すること、これができていれば現実に一喜一憂することもなくなるはずです。どんなことがあっても乗り越えていかれるという覚悟を決めて進んでいくと、不思議といいことが魔法のように振りかかるものです。うそだと思ったらやってみてください。(笑)

(山田)


 以下、言葉の森ホームページからの引用です。
https://www.mori7.com/as/1523.html

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 教育の目的は、人間の生きる目的である幸福、向上、創造、貢献と結びついています。

 第一は、幸福に生きるための教育です。

 この前提として、幸福とは外的な環境によってもたらされるものでなく、内的な決心によって得られるものだという考える必要があります。

 もちろん、これは、自分の置かれた状況に対する変革を否定するものではありません。しかし、変革は自分の幸福のために行うのではなく、社会に対する貢献のために行うものだと区別して考える必要があるのです。

 幸福とは、いつも自然に元気で明るくいることです。単純ですが。

 これを、各人が試行錯誤の中で獲得するものだと考える人もいるでしょう。しかし、同じように、数学の公式(例えば三角形の面積の求め方など)を試行錯誤の中で獲得するべきだと考える人はいません。過去の人類の知識や経験の蓄積を生かして、その蓄積を土台にしてより進んだ試行錯誤をするというのが人間らしい試行錯誤です。

 また、幸福は主観的なものだと考える人もいるでしょう。しかし、教育における幸福とは、人間に幸福を押しつけるものではありません。幸福の理論と方法を伝え、その理論と方法を選択できるようにすることです。

 人間は、幸福が選択できる状況であっても、あえて不幸を選ぶ場合があります。芸術の場合は更に不幸の昇華がその芸術の価値になっている場合もあります。だから、大事なことは、幸福になることではなく、幸福を自由に選択できるようになることです。

 この幸福のための教育が、未来の教育のひとつの分野になります。

 現代では、幸福のような主観的な価値観に左右されるものは教育が取り上げるべきではないという考えがあります。しかし、人類の長い歴史の中で、幸福に生きることはだれにとっても大きな関心事でした。そして、その関心に応えていたものが宗教でした。

 宗教の問題点は、論証できない架空の前提も含めてすべてを丸ごと信仰することが要求されることです。教育が宗教と異なる点は、選択の自由があることです。

 幸福に生きるための教育の教材は、プラスのシミュレーションとマイナスのシミュレーションになるでしょう。小説や実話の例をもとに、いかに人間が幸福に生きたか、あるいは不幸を克服したかを追体験する練習です。

 そして、幸福に生きる方法の基本は、感謝の反復と、幸福であることを決心する勇気だと思います。

 幸福とは、弱々しい生き方ではありません。どんな場面でも幸福に生きるというたくましい生き方です。

 幸福の教育は、まだ研究途上です。これから、さまざまな理論や方法が生まれていくでしょう。そして、やがて幸福の教育が広がるにつれて、世の中は次第に明るくなり、その社会を土台にして更に進んだ幸福の教育が発展していくのだと思います。

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コメント欄

ちゃくちゃく 2012年9月11日 18時25分  ▽
 昨今の中高生のいじめや自殺の報道を見ると、本当に胸が痛みます。何が子供たちをここまで追い詰めたのか、経済発展のみを追い求めた、夢のない大人が反省するべきなのでしょうか?
 文科省は脱ゆとり教育と銘打って、指導内容を増やし学力向上を目指しているようです。しかし喫緊の課題は学力よりも「生きる力」の向上であるように思います。たくましく生きてこそ習得した学力も生かすことができるのですから。

森川林 2012年9月11日 18時40分  ▽
 ちゃくちゃくさん、こんにちは。
 江戸時代に日本を訪れたヨーロッパ人たちが一様に驚いたのは、子供たちが楽しそうに遊びまわっている様子だったそうです。
 当時のヨーロッパには、子供が楽しく遊ぶという光景がなかったのです。
 そして、当時の日本は、世界で最も進んだ教育をしていました。
 いま大事なのは、そういう日本の文化を現代の状況の中で思い出すことです。
 その出発点は、文科省でも学校でもなく、家庭なのだと思います。

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