ログイン ログアウト 登録
 実力をつけるためのわかりやすい自習(その2)―読書の習慣をつける 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室【公式】
 
作文検定 | 言葉の森 | 作文教室・サイト 作文検定 | 言葉の森 | 作文教室
記事 1066番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/9/3
実力をつけるためのわかりやすい自習(その2)―読書の習慣をつける as/1066.html
森川林 2010/11/06 11:42 



 第二の自習は、読書です。

 読書は毎日を読むのがコツです。毎日読むことによって読書の習慣がつきます。

 逆に、何日か読まない日が続くと、読まない習慣ができてしまいます。中学生ぐらいになると、本を読む子と読まない子がだんだん分かれてくるのはこのためです。

 言葉の森では、以前、読書は毎日50ページ以上(又は小学生の学年の10倍ページ以上)としていました。しかし、そのページだとなかなか読めない子もいたので、ハードルを低くするために、現在は毎日10ページ以上は必ず読むこととしています。

 勉強は、時間よりも分量を目標にしたほうが、子供は集中して取り組みます。1時間勉強するという目標にすると、1時間だらだらやるような勉強の仕方になりがちです。しかし、何ページ分勉強するということを目標にすると、早くその目標まで仕上げようと集中して取り組むようになります。

 ところが、その目標のページ数が終わったときに、時間がかなり早く済んだとしても、決して追加の勉強はさせずに、最初に決めた目標までの分量で終わりにすることが大事です。

 子供が小さくて親のいうことをよく聞くころには、親はつい、目標のページ数が早く終わったときに、「そんなに早く終わるんだったら、これも」と、追加の勉強をさせてしまうことがあります。そういうことが一度でもあると、子供は次からは、集中してやるよりも、時間をだらだらと過ごしてやることを覚えるようになってしまいます。

 さて、読む本の基準は、本人の好きな本であれば何でもよいとします。大事なのは、毎日読むことで、毎日好きな本を読んでいるうちに、だんだんと本の選び方がわかってきます。

 ただし、絵のスペースの方が字のスペースよりも大きい本は、読むのはもちろんかまいませんが、読書とは呼ばないと決めておきます。例えば、漫画、学習漫画、絵本、図鑑、雑誌などです。なぜかというと、そういう本ばかり読む子は、文章を読むのではなく絵を眺めているだけということも多いからです。

 読書とは、文章を通して物事を理解することですから、絵を通して理解するのは、もともとの意味の読書とは考えないということです。

 親が、子供にもう少し難しい本を読んでほしいと思うときは、お母さんやお父さんがそういう本を読み聞かせで読んであげるようにします。

 読み聞かせも、読書と同じ効果があります。それは、読み聞かせは、文章を通して物事を理解することだからです。子供が自分で読む場合は目から読む文章を通して、読み聞かせの場合は耳から聞く文章を通して理解するということです。

 読み聞かせで読んでいると、その本が終わるころに、子供が興味を持って自分で続きを読むということがよくあります。そのためには、読み聞かせの雰囲気をできるだけ楽しいものにすることが大事です。

 子供に読書をさせるために、読書の記録をつけたり冊数のグラフをつけたりする方法があります。しかし、そういう方法を使うと、かえってその記録やグラフ自体が目的のようになってしまうことがあります。読書の方法というものは、本の好きな子にとってはわずらわしいものなので、最初のきっかけ作りぐらいにとどめておく方がいいと思います。

 先生や親がときどき、子供たちに、「何の本を読んでいる?」「どこまで読んだ?」ということを聞くだけでも、読書をする意欲につながります。

 本を読むときに、読み終えたところまで付箋を貼っておくというのはいい方法です。付箋を貼っておくと、外から見てもどこまで読んだのかがわかります。

 付箋を貼ることによって、数冊の本を並行して読んでいくことができるようになります。

 大人でも子供でも、何かの本を1冊を読んでいる途中で、ほかの本を読んではいけないというような思い込みをしている人がいます。しかし、読書は、何冊もの本を並行して読んでいく方が、ページ数がはかどることが多いのです。

 どんなに面白い本でも、同じ本をずっと読んでいると飽きてきます。飽きてきたと思ったら、そこに付箋を貼っていったん終わりにして、別の本を読みます。そのように、次から次へと読んでいくと、1冊の本をずっと続けて読むよりも全体のページ数が増えます。

 言葉の森では、今後の読書の自習として、担当の先生が毎週、今読んでいる本の書名とページ数を聞くというような形を取りたいと思っています。



コメント欄

コメントフォーム
実力をつけるためのわかりやすい自習(その2)―読書の習慣をつける 森川林 20101106 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
へほまみ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「へほまみ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
読書(95) 
コメント1~10件
作文自動採点ソ 森川林
なっつさん、投稿ありがとう。 でも、ここでは森リンの採点は 8/8
記事 89番
森林プロジェク 森川林
かじかわさんへ、投稿ありがとう。 しかし、もとの記事と関係 8/8
記事 1496番
森林プロジェク かじかわ
改めて考えよう。所得の超過累進課税制による、資本主義と社会主 8/5
記事 1496番
作文自動採点ソ なっつ
母の過去から学んだ      令和の闇に負けない社会   8/3
記事 89番
作文検定で作文 森川林
評価サンプルはこちら。 6/25
記事 5538番
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
中学1・2・3 森川林
 中学1・2・3年生の確認テストは、これまで標準新演習が中心 9/3
森の便り
図書検定、9月 森川林
 図書検定は、9月から問題の出し方を変えるため、一時工事中に 9/2
森の便り
「口頭検定、改 森川林
「口頭検定、改めスピーチ検定に」 https://www. 9/2
森の便り
作文の森リン点 森川林
言葉の森のホームページの記事を更新しました。 「森リン 9/2
森の便り
暗唱検定、口頭 森川林
 暗唱検定とスピーチ検定で、iPhoneから音声入力するとエ 9/1
森の便り
言葉の森新聞2 言葉の森事務局
言葉の森新聞2026年9月1週号 通算第1913号 文責  9/1
森の便り
暗唱検定の記事 森川林
 8月29日、ホームページに暗唱の記事を載せました。 8/31
森の便り
未来の仕事 森川林
教える仕事はなくなる。 教わる人がいなくなるから。 書く 8/30
森川林日記
おすすめ図書の 森川林
 これから毎月、幼長から高校生までの100冊のおすすめ図書リ 8/26
森の便り
ホームページに 森川林
「7月のおすすめ図書を明日26日に公開――読書は未来の自分を 8/25
森の便り

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン