ログイン ログアウト 登録
 なぜ作文か(facebookと教育) Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 1322番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/5/7
なぜ作文か(facebookと教育) as/1322.html
森川林 2011/07/31 20:35 


 言葉の森のfacebook教育が、いよいよ本格的にスタートします。

 7月下旬と8月上旬に、保護者にfacebookのお知らせを送ります。もちろん、保護者の中ですぐにfacebookに参加できる人はまだ多くないと思います。また、当然facebookに参加しなくても従来のやり方で十分にやっていけます。しかし、facebookを利用すると、勉強がもっと飛躍的に楽しくできるようになるのです。

 以下、そのやり方の概略を説明します。

 ポイントは、5つあります。

 第1は、facebookを利用した予習の仕組みです。

 第2は、facebookを利用した発表の仕組みです。

 第3は、facebookを利用した教材の仕組みです。

 そして、教育よりも話は広くなりますが、。

 第4は、facebookを利用した生活の仕組みです。

 第5は、facebookを利用した自治の仕組みです。



 この話に入る前に、教育の中でも、なぜ作文教室で作文を教えるのかということを説明します。

 作文力は、国語力の集大成です。読解力、漢字力、思考力、表現力という国語的な力のほとんどが作文の中に統合されています。

 そして、国語力というのは、数学、英語、理科、社会などあらゆる教科の土台です。国語力はないが数学は得意という生徒は、大学に入ってから伸びないと言われています。また、国語力はないが英語は得意という生徒も、学年が上がるとだんだんいなくなってきます。国語力というのは、単に文学的な心情を味わうというような狭い学力ではなく、ものを考える土台となる本質的な学力なのです。

 以上の二つのことをまとめると、作文力は、あらゆる教科の土台の集大成だいうことになります。(土台の集大成ということがイメージとしてわかりにくいですが(^^ゞ)



 言葉の森の生徒の中には、習い事は言葉の森だけという子がよくいます。そういう子は、読書も作文も得意です。学校や家庭だけでは、文章を書く機会が少ないということと、作文は自分ひとりでは自分の書いた文章を評価できないということで勉強しているのです。

 勉強とは、本来ひとりでできるものです。教科書や参考書や問題集があれば、解答や解法を見て自分でいくらでも勉強を進めることができます。しかし、作文に関しては独学というものはしにくいのです。

 ところが、自慢になりますが(笑)、そういう学力の土台の集大成となるような作文の指導をしているのは言葉の森しかないと思います。

 最近、公立中高一貫校の作文入試や、高校や大学の推薦小論文入試が増えたために、作文の書き方を教える教室も増えてきましたが、言葉の森のように読む力と書く力を組み合わせて小1から高3まで指導をしているところはほとんどないと思います。



 ところで、話は少しはずれますが、習い事ということに関連して、今の社会の風潮に対する問題点もいくつか指摘しておきたいと思います。

 ひとつは、運動や音楽の習い事は、やりすぎないようにするということです。こういう身体的なことは、かけた時間に比例して上達する面があります。また、勝敗やコンクールという競争状態に置かれる結果、必要以上にやりすぎる面が出てきます。教育の根本は、確実な学力をつけることです。運動や音楽的なことは、幹ではなく枝葉なのだと自覚して取り組んでいくことが必要です。運動や音楽によって集中力がつき学力にもプラスになったという人もいる一方、運動や音楽によって勉強する時間が足りなくなったという人もいます。家庭での位置づけをしっかりさせておくことが大事です。

 もうひとつは、幼児期からの英語教育には、弊害がある可能性がかなり高いということです。幼児から小学3年生ぐらいまでは、日本語という母語を確実に身につける時期です。この時期に他の言語が入ってくると、やり方によっては、母語である日本語に悪影響を及ぼします。他の言語を学ぶのは、日本語脳を確実に形成したあとで、しかし、まだ他の言語を習得する柔軟性の高い小学4年生から6年生が最適のようです。このあたりの研究は進んでいるはずなのですが、英語教育の利害関係者が多いせいかあまり明らかになっていません。

 最後のひとつは、小学校低中学年までは勉強をさせすぎないということです。早めにやって人より先に進んだとしても、それがあとまで続くことはまずありません。本当の勉強は、小学校5年生以降の思考力がついてから始まります。また、子供が勉強というものに自覚して取り組めるようになるのは中学3年生以降です。早めに勉強させすぎることのマイナス面は、勉強というものに飽きてしまうことです。小学校低中学年までは、勉強はほどほどにできるぐらいでちょうどいいのです。その分、遊びと読書と対話の時間を増やして子供らしい楽しい小学校生活を送っていくことが大切です。

 次回は、facebookを利用した予習の話です。(つづく)



コメント欄

コメントフォーム
なぜ作文か(facebookと教育) 森川林 20110731 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
いうえお (スパム投稿を防ぐために五十音表の「いうえお」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
作文教育(134) facebook(29) 
コメント1~10件
なぜ公立中高一 森川林
 志望校の過去問に特化した受験対策を進めるためには、まず「春 4/28
記事 5498番
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
Re: 読解検 森川林
 これは、その言葉があるかどうかではなく、文脈として読み取る 4/28
国語読解掲示板
読解検定小5の みきひさ
読解検定 小5 4月について3問教えてください。 どうぞよ 4/27
国語読解掲示板
茨木のり子さん 森川林
 茨木のり子さんが晩年に書いていた言葉、 「倚(よ)りかか 4/27
森川林日記
軽くて意味のな 森川林
軽くて意味のない広告の文面を書いていたのでくたびれた。 嘘 4/27
森川林日記
Re: 例えば 森川林
 この歌の本質は、「言えない」又は「言わない」というところに 4/27
森川林日記
例えば、敷島の 森川林
 本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」は、 4/27
森川林日記
AIに文章を直 森川林
 AIに文章を直してもらうと、  詩的な文章が散文的になる 4/27
森川林日記
雨は龍のメッセ 森川林
 雨は龍のメッセージ。  晴れは太陽のメッセージ。  ど 4/27
森川林日記
五月の薄曇りの 森川林
 五月の薄曇りの空の下をゆっくりと歩く。  自分の心の中に 4/27
森川林日記
走水神社 森川林
 走水神社に行ってきた。  神社の横の山の途中に、弟橘媛( 4/24
森川林日記

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン