ログイン ログアウト 登録
 作文の実力は長く続けることでつく(1) Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 1554番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/3/20
作文の実力は長く続けることでつく(1) as/1554.html
森川林 2012/06/01 18:31 



 先日、小学校低学年のころから言葉の森の勉強を始め、中学生や高校生になった生徒の点数の推移を掲載しました。

 国語や作文の勉強は、勉強を始めた最初のころはすぐに成果が上がりますが、その後長い間、実力の足踏み状態が続くことがあります。その足踏み状態の間も、音読や読書を続けることによって必ず実力はついていきます。しかし、ほかの勉強と違い、その実力が表面に出てくるまでにかなり長い時間がかかるのです。


 言葉の森で勉強する子の典型的なパターンに次のようなケースがあります。

 まず、小学校中学年のころ、国語や作文があまり得意でないことがわかり言葉の森で勉強を始めます。そこで、すぐに実力がついてきますが、高学年になると、塾の受験勉強との両立が難しくなってきます。

 塾が忙しくなると言葉の森の自習がなかなかできなくなる一方、塾でも国語の勉強があるので、いったん言葉の森はやめて塾の勉強に専念します。

 そして、中学受験は何とか終わりますが、塾の勉強では国語の力は結局つかなかったことがわかり、中学生になるとまた言葉の森を再開します。

 ここで、部活や定期試験に追われてやはりまた言葉の森を続けられなくなり、その後高校生になって再開する子もいますが、中学生時代に言葉の森の勉強を続けられるようになると、次第に国語と作文の実力がついてきます。

 その実力のつく度合いはゆっくりなので目立たない感じがしますが、やがて中学3年生ごろになると、いつの間にか国語が得意教科になっていたとわかるのです。そして、その得意な国語や小論文を大学入試でも生かせるようになるのです。


 国語や作文の実力は、長く続けることでついてくるということが、Yさんの特典推移グラフを見るとよくわかります。

 Yさんは、小1から言葉の森を始めました。

(1)そのころ書いた字数は、小1で300字、小2で469字ですから、よく書けている方です。しかし、小学校低学年から言葉の森の勉強を始める子は、作文が得意な子が多く、学年全体の平均は、小1が424字、小2が628字でした。

 グラフをよく見ると、小3のころは1293字も書いていますが、小4でいったん677字と学年の平均と同じぐらいの字数になります。もしかすると、このころにスランプがあったのかもしれません。

(2)しかし、その後、Yさんは学年が上がるにつれて実力を伸ばしていき、小6で1097字、中1で1531字の作文を書いています。このころになると、課題が難しくなるので、長く書ける子が減ってきます。そのため、学年の平均は小6で571字、中1で598字です。

(3)字数だけではわからない実力の伸びが、森リンの点数ではよくわかります。Yさんの小6までの作文は、森リン点が79点でしたが、中1になると一挙に87点になっています。森リンの字数の算入上限は小6以上で1200字としているので、これは字数が増えたからではなく、内容が高度になったから点数が高くなったということです。中1の作文で森リン点が87点というのは、言葉の森の同学年の生徒の中でベスト10に入る実力です。


 こういうグラフの推移をみると、実力の伸びに波はあるが、長く続けていれば必ず実力がついてくるということがわかります。(つづく)



コメント欄

コメントフォーム
作文の実力は長く続けることでつく(1) 森川林 20120601 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
もやゆよ (スパム投稿を防ぐために五十音表の「もやゆよ」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森リン(103) 言葉の森の特徴(83) 
コメント1~10件
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
そういう未来が 森川林
 自分には、そういう未来が見える。 >  子犬がいつも 3/14
森川林日記
子犬がいつも楽 森川林
 子犬がいつも楽しく走り回るように、  人間も、生まれてか 3/14
森川林日記
AIの可能性と 森川林
 AIの可能性と限界とは、裏返せば人間の可能性と限界というこ 3/14
森川林日記
Re: 2月分 森川林
 お返事遅れて失礼。 問2のAが×なのは、 「……助 3/7
国語読解掲示板
ChatGPT 森川林
少し大きな話になりますが、かなり現実的な話として書きます。 3/6
森川林日記
Claudeに 森川林
作文検定が成功する確率は何%ぐらいだと思う(笑) (笑 3/6
森川林日記
今後の政治経済 森川林
 Claudeがいちばん自分の考えにぴったり合っていた。 3/6
森川林日記
故障が3件 森川林
 朝、ICレコーダのスイッチが故障した。  オリンパスに問 3/4
森川林日記
AIにふりがな 森川林
●内容(ないよう)には点数(てんすう)をつけませんが、次(つ 2/26
森川林日記
2月分 なかそう
中学2年生の読解検定の質問です。問題3のAは本文の4行目〜5 2/25
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン