ログイン ログアウト 登録
 起業できる未来のオンライン教育 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3208番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2025/12/25
起業できる未来のオンライン教育 as/3208.html
森川林 2018/02/24 06:34 
求められる起業

 これから進む高齢化社会では、現役世代の副業や兼業の促進、高齢者の起業の支援が求められるようになります。(政府の「高齢社会対策大綱2018年2月」より)
 ところが、現役世代の副業や兼業、高齢者の起業と一口に言っても、サラリーマンで勤めていた人が自分で新しい仕事を始めるのはそれほど容易なことではありません。
 まして、今は先進国ではデフレの傾向が定着し、買い手よりも売り手の方が多くなるような産業分野が増えています。そのような中で新しい仕事を始めるために投資をするというのはやはりリスクが大きいのです。


人生経験が物を言う教育分野

 しかし。ここにリスクの少ない、そして高齢者の経験を生かせる分野の仕事があります。それが森林プロジェクトの提案する新しい教育の仕事です。
 言葉の森は、作文指導の分野で独自の指導を行う教育を切り開いてきました。そのノウハウによって、文章を書くことが好きで文章を読むことが好きな人であれば、誰でも自分の作文教室を開けるようにしました。


これからの教育は寺子屋オンライン方式に

 しかし、作文教室だけでは、地域における需要はまだそれほど多くありません。
 そこで、この作文指導に、言葉の森が今新しく展開しているオンライン教育の活用という仕組みを生かせるようにしたのです。
 これからの教育は、これまでの学校で行われてきた教育とは大きく変わるものになります。それはひとことで言うと、江戸時代の寺子屋のような地域に根ざした教育になるということです。
 それでは、今の個人経営の学習塾とあまり変わらないではないかと思われるかもしれませんがそうではありません。その地域の教育に、オンラインという新しい要素が付け加わるのです。


人が集まりやすいオンラインの教育

 これからは、少子化が更に進展するので、通学圏内で多数の生徒を募集するということは難しくなります。
 また、共働き家庭の増加によって、習い事に行くのに親が車で送り迎えをするということも次第に難しくなっています。
 そのため、子供は歩いて通える範囲にある習い事に行く形が多くなっています。
 その受け皿の一つが、子供の放課後の面倒を見る学童クラブです。
 しかし、オンラインの教育であれば、子供が自宅に帰りオンラインの先生や他の生徒と一緒に学び合う形で学習ができるので、通学という制約のない教育が可能になります。
 そのオンライン教育の特徴は、マンツーマンの高額な教育ではなく、またビデオ授業のような機械的な教育でもない、少人数の一人ひとりの生徒との触れ合いが可能な少人数教育です。


作文講師資格でオンライン教育も

 このオンライン教育の講師ができるというのが、森林プロジェクトの作文講師資格がこれから発展する大きな要素です。
 現在、言葉の森では子供たちの作文指導のほかに、国語や算数や理科や社会も学べるオンラインの自主学習クラスを運営しています。
 これからのオンライン教育の特徴は、先生がテキストに基づいて何かを教えるという形ではありません。
 勉強は本来自学自習でやる方がずっと能率がよいので、先生に教えてもらうような要素はかえって少ない方がよいのです。


勉強は教わるものではなく、本来自分でするもの

 では、先生に教わらない形の教育とは何かというと、それは生徒が自分の勉強した成果を発表し、生徒どうしが互いに感想を述べ合い切磋琢磨し合う参加型の教育なのです。
 この参加型の教育に最も相性のよいのが作文教育です。それは、作文というものは答えがない勉強なので、先生が授業で教えるような形ではなく、生徒が発表し交流し合うようなやり方が合っているからです。
 この作文教育と同じような発表する形の教育を、国語、算数・数学、理科、社会など他の教育分野で組み立てていくのが言葉の森がこれから目指すオンライン教育です。


寺子屋オンラインの先生の役割は、少人数の子供たちの活性化

 このオンライン教育に必要な資質は、第一は、広く浅い多様な知識と経験です。つまり、社会人として活躍していたことが第一の資質です。
 子供たちの発表する話を先生自身の知識や経験から広げていくところに、社会人の人生経験を生かせる面があるのです。
 勉強の内容を教えられるかどうかということは、二の次三の次で、強いて言えば小中学生の勉強の内容はその場でそのつど子供たちに教えながら身につけていけば十分です。
 教科書に沿った教科の内容は子供がそれぞれ教科書や参考書や問題集で学んでいけばいいことで、それを再び先生が教え直す必要はありません。
 また、子供の質問に答える必要が出てきた場合でも、オンラインでつながるほかの講師のアドバイスを参考にできます。
 少人数オンライン教育とは、子供が自分の学習した内容に基づいて発表するオリジナルな学習を、先生が少人数のクラスで司会し、他の参加生徒とのやり取りの中で子供たちの勉強を励ましていくという教育なのです。


自宅でできて、臨時の休講も可能

 このオンライン教育では、場所による制約が全くありません。自宅の一室でパソコンの前で世界中の子供たちの教育に携わることができます。
 そしてオンライン教育に携わる際の多くの人が感じる懸念としての、自分の都合で急に休むことができるかどうかということについても森林プロジェクトは対応しています。
 それはオンラインで指導する先生が急な休講の必要に迫られたときに、オンラインの講師間で互いに融通し合って代講を務め合う仕組みが作れるからです。


未来を開く生きた教育を日本から世界へ

 森林プロジェクトの作文講師資格講座は、作文指導を中心としていますが、それに加えて寺子屋的な生徒との人間的なふれあいを生かすオンラインの少人数クラスをこれから広げていきます。
 そして、その中で、勉強の内容を教えるような教育ではなく、子供たちのオリジナルな発表と創造を生かし、子供どうしの交流を促すような生きた教育を日本中に広げ、更にその教育を日本から世界に広げていきたいと思っています。

 これからの新しい教育に、ぜひあなたも参加してください




郵送無料の講座資料をご希望方は、こちらをごらんください。
(講座資料をお申し込みの方に、「読書感想文の書き方」の小冊子をお送りします。)

自宅でできる講師資格講座をご希望の方は、こちらをごらんください。
(広告規定に基づく表示:講師資格講座を希望される方はご住所お名前などの送信が必要です)

お申し込みは、お電話でも受け付けています。電話 045-830-1177(平日9:00~20:00)


Online作文教室 言葉の森 「特定商取引に関する法律」に基づく表示」 「プライバシーポリシー」




コメント欄

森川林 2018年2月24日 6時40分 1 
 一昔前は、起業などどいうのは危ないことだと思われていました。
 しかし、今のような先行き不透明な世の中では、現役のうちから将来自分ができる可能性のある仕事に着手しておくといいのです。
 最初は誰でも初心者です。年数を重ねることによってベテランになっていきます。
 大事なことは、小さなことであっても、自分でできる仕事を見つけておくことです。


nane 2018年2月24日 6時51分  
 今は3月からの新しい企画の準備で時間が取られているので、森林プロジェクトの会合ができなくなっていますが、今後月に1回は交流研修会のオンラインカフェを行っていく予定です。
 オンラインのクラスができると、教室見学なども容易にできるようになると思います。


コメントフォーム
起業できる未来のオンライン教育 森川林 20180224 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
けこさし (スパム投稿を防ぐために五十音表の「けこさし」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
森林プロジェクト(50) 
コメント1~10件
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
作検研究。森リ 森川林
作文は、褒められても注意されても、そこに客観的な基準がなけれ 12/7
記事 5391番
「作文検定」「 森川林
 今は、AI社会の前夜。  昔は新聞やテレビが中心だった。 12/7
記事 5390番
AI時代に子ど 森川林
AI時代には、先生の役割は「教えること」ではなくなります。 12/6
記事 5389番
【合格速報】順 森川林
Rさん、合格おめでとう!! よくがんばりましたね。 受験 12/4
記事 5387番
森リン大賞9月 森川林
 従来の作文評価は、小学校低学年では「正しい表記ができている 11/9
記事 5382番
作文の学習で大 森川林
 「何でも自由に書いてごらん。いつでも褒めてあげるから」とい 11/7
記事 5381番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
2025年12 森川林
 12月8日から、中根が休講してしまい、いろいろな連絡が遅れ 12/22
森の掲示板
3I/atla 森川林
日本にはかつて穏やかに何万年も続いた縄文文明があった。そのよ 12/12
森川林日記
Re: 11月 森川林
 これは、解き方の問題ではなく、読む力の問題です。  読解 12/5
国語読解掲示板
Re: ICレ 森川林
 ChatGPT、あまり文章うまくないなあ(笑)。  音声 12/5
森川林日記
ICレコーダと 森川林
AI時代に子どもが伸びる――全科学力クラスという新し 12/5
森川林日記
noteのペー 森川林
https://note.com/shine007 12/4
森川林日記
11月分 4  あういと
問題7と問題8が分かりません。 キーワードはわかるのですが 12/3
国語読解掲示板
Re: 森川林
 字がきれいだったのは、そのあとの日記の内容を見ると、弟が葛 11/30
国語読解掲示板
Re: 11月 森川林
 お返事遅れて失礼しました。  易しい国語問題は、「同じ言 11/30
国語読解掲示板
ともとも
小5の11月の読解検定のBの問題が誕生日だから字が綺麗だと思 11/28
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン