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読解力の先にある作文力(その4)――本当の国語力は作文力に表れる as/5533.html
森川林 2026/06/21 10:54 



https://youtu.be/LEdkX7YBeok

 本当の国語力とは、ある程度長い文章を読ませて、それに対して600字から1200字の作文を書かせることによって評価されるものです。

 この作文小論文によって本質的な国語力がつくのです。

 にもかかわらず、なぜそれが学校でも入試問題でも行われていないのかというと、それは評価に時間がかかるからです。

 一般に、生徒1人の書いた作文小論文を読んで、添削をして講評を書く仕事をすると普通10分はかかります。
 30人のクラスであれば、5時間かかる計算になります。

 
◆◆作文指導が難しい理由

 また、作文小論文の問題は、評価に負担があると同時に、指導が難しいということもあります。
 それは作文指導のカリキュラムというものがないからです。

 作文指導に熱心な先生ももちろんいますが、熱心な先生は一般に生徒の書いた作文の欠点を直して作文力をつけようとします。
 ところが、欠点を直して上手になることはまずありません。
 それよりも、欠点を直す指導によってほとんどの子が作文嫌いになるのです。

 先生ではなく、親が子供の作文を見る場合にも言えます。
 子供は小学2年生までは親の言うことや先生の言うことをよく聞きます。
 しかし、この時期に直す指導を中心にしていると、小学3年生から作文を書くことが嫌いになります。

 
◆◆言葉の森の作文指導の特徴

 その反対に、言葉の森では小学生から高校生まで何年間も作文の勉強を続ける生徒がいます。

 高校3年生は受験の直前なので、作文が書けなくなる人もいますが、高校2年生まで作文を続ける生徒は、必ずしも大学入試で小論文があることの対策のためにやっているのではなく、自分の向上心でやっている子が多いです。

 なぜそれができるかというと、言葉の森の作文指導は一貫したカリキュラムで行われているからです。
 また、先生の指導の基本は、よいところを褒める指導だからです。
 そしてさらに、言葉の森の自動採点システムがあるからです。

 
◆◆作文教育を全国に広げるために

 言葉の森は、作文教育を日本全国に普及させるために、現在、作文検定と小論文模試と作文力判定テストに取り組んでいます。

 日本の教育を考えるときに大事なことは、明日の日本を支える子供たちが、どのような人間として成長していくかということです。

 子供の成長の要になるのは教育ですが、それは現在のような、テストで採点しやすいという理由だけから行われている知識の詰め込みの勉強ではありません。

 難しい文章を読み、自分なりに書き考えるという勉強が本当の勉強です。

 その勉強を日本中に広めるためには、作文指導の方法と作文評価の方法が必要です。

 作文指導の方法については、言葉の森がこれまで45年間行ってきた一貫したカリキュラムがあります。

 作文評価の方法については、森リンによる自動評価システムがあります。

 言葉の森は、これらの方法によって、日本中の子供たちが本質的な読む力、書く力、考える力をつけるようになることを目指しています。

 
◆◆未来の教育に必要なもの

 改めて言いますが、未来の日本を支えるのは、子供たちの教育です。
 その教育は、テストのしやすさだけから行われている知識の詰め込みの勉強ではなく、読む力、書く力、考える力を本質的に育てる勉強です。

 言葉の森は、そのために作文検定、そして今後は推薦図書検定、暗唱検定を日本中に広げていこうと思っています。


※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007



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