ログイン ログアウト 登録
 親子の対話は読書よりも効果がある Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
Onlineスクール言葉の森・サイト Onlineスクール言葉の森
記事 3216番  最新の記事 <前の記事 後の記事> 2026/4/17
親子の対話は読書よりも効果がある as/3216.html
森川林 2018/03/01 07:58 

 子供の頭を良くするのは読書と対話です。

 読書は、ある程度難しい本を楽しく読めるようにならないと力がつきませんが、親子の対話は、もっと直接的な効果があります。
 それは、親が子供の反応を見ながら、その子の理解できる範囲で難しい話を面白おかしく話すことができるからです。

 作文の勉強で力がつくのは、作文の予習シートなどで、この親子の対話ができるようになるからです。

 ところが、この親子の対話が難しいと考えるお母さんもいます。
 その理由は三つあります。

 第一は、親が子供の話を聞き出そうとしていることです。

 子供にはまだ予備知識が少ないので、親子の対話の中心になるのはあくまでも親の方です。
 子供は、その親の話を聞きながら、だんだんと自分らしい考えとその考えを表す語彙力を身につけていくのです。

 第二は、親が準備をしていないことです。

 子供が小学校低学年のころは話す内容が身近なことなので、それほど準備をしなくても面白い話はできます。 しかし、子供が中学年になり感想文の課題を書くようになると、親もある程度その文章を読んで自分なりに子供の興味持ちそうな話を考えておく必要があるのです。

 例えば、パスツールの話で、子供が、「お母さん、発酵と腐敗とどう違うの」などと聞いてきた場合、親が準備なしに辞書的な知識を話すだけでは、多くの場合そこで話は終わってしまいます。

 しかし、事前に準備がしてあれば、子供の興味を持ちそうな面白い話ができますし、場合によってはそこから親子の実験、観察などへと話を発展させていくこともできます。

 子供に面白い話をしてあげるための材料を探すということは、決して時間のかかる面倒なことではなく、大人であれば少し努力すれば実行できるむしろ楽しいことなのです。

 第三は、親の話が知識や意見中心になり、子供が興味を持たなくなる場合があることです。

 知識や意見が話の中心になると、その話は親の個性が感じられる話になりません。
 本を読めばわかるような話をいくらしても、子供は興味を持たないのです。

 大事なことは、親が自分の体験談を話すということと、そこにできるだけ自分の創造的な考えを入れるということです。
 子供と話すときこそ、そういう努力と工夫が必要なのです。



コメント欄

森川林 2018年3月1日 8時5分 1 
 読書で難しい本を読ませるのは大変ですが、親子の対話で難しい話を面白く話すことは比較的簡単にできます。 そして、その対話の中で、子供の理解力、語彙力、表現力が伸びていくのです。


nane 2018年3月1日 8時9分  
 子供が、作文の予習として、「お母さん、○○のことで、何か似た話ある」と聞いてきたとき、親は、あっさり「ない」とか、「自分で調べなさい」とか言わないことです。
 こういうときこそ、親子の知的な対話を始めるチャンスなのです。


コメントフォーム
親子の対話は読書よりも効果がある 森川林 20180301 に対するコメント

▼コメントはどなたでも自由にお書きください。
やゆよら (スパム投稿を防ぐために五十音表の「やゆよら」の続く1文字を入れてください。)
 ハンドルネーム又はコード:

 (za=森友メール用コード
 フォームに直接書くよりも、別に書いたものをコピーする方が便利です。
同じカテゴリーの記事
同じカテゴリーの記事は、こちらをごらんください。
対話(45) 
コメント1~10件
作文検定のプレ あお
お返事ありがとうございます。暗唱検定が早くできてほしいです。 4/9
記事 5493番
作文検定のプレ 森川林
 日本語教育で、簡単なのは会話で、次が読書で、最後が作文です 4/8
記事 5493番
作文検定のプレ あお
日本語作文検定は、日本語を学ぶ外国人のための作文教育にも対応 4/8
記事 5493番
【合格速報】東 ふつ
合格おめでとうございます。 毎週真剣に取り組み、どんどん上 1/7
記事 5403番
国語力、読解力 森川林
読検の解答は個別れんらくでお送りください。 12/29
記事 4331番
国語力、読解力 すみひな
本日の読解検定を受け忘れてしまいました。回答をどちらに送れば 12/27
記事 4331番
森リン大賞が示 森川林
作文力を上達させるコツは、褒めることでも直すことでもなく、書 12/13
記事 5398番
作文コンクール 森川林
 子供たちの教育で大事なのは、知識の詰め込みではなく、読書と 12/10
記事 5395番
読書と作文が子 森川林
 小学生時代は、勉強よりも読書。  中学生以上は、勉強と同 12/9
記事 5394番
子どもの文章力 森川林
今の受験は知識の詰め込みの勉強になっています。 考える問題 12/8
記事 5392番
……次のコメント

掲示板の記事1~10件
脱線の人生 森川林
 大学入試で千葉大学園芸学部を選んだのは、単純に花が好きだっ 4/12
森川林日記
語学の勉強の未 森川林
 語学は、社会科のひとつの章になる。  「言語による文化の 4/12
森川林日記
推薦図書検定の 森川林
 小学校低中学年の図書検定では、本の内容を読めている、読み取 4/12
森川林日記
日本の教育改革 森川林
 教育の目的の重要なものは、子供たちの学力を育てることです。 4/12
森川林日記
これからのロマ 森川林
 これまでのロマンは、悪い敵と戦うときのロマンだったり、 4/12
森川林日記
数学やプログラ 森川林
 数学が大事なのは、物事を考えるときに数学的に考えることがで 4/12
森川林日記
御木本幸吉の時 森川林
創造発表は、参考書に書いてあることではなく、 自分のしたい 4/12
森川林日記
ライブドアニュ 森川林
作文検定 https://news.livedoor.co 4/10
森川林日記
突然pcが使え 森川林
AIにきいても皆目わからないので、古いパソコンを使うことにし 4/9
森川林日記
Re: 2月分 よこやまりょう
> 2月分の問1と2は合っているので、どの月のどの問題の 4/8
国語読解掲示板

RSS
RSSフィード

QRコード


小・中・高生の作文
小・中・高生の作文

主な記事リンク
主な記事リンク

通学できる作文教室
森林プロジェクトの
作文教室


リンク集
できた君の算数クラブ
代表プロフィール
Zoomサインイン