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 「起立、礼」と「終わりの一言」――一人ひとりが主体的に参加する授業 Onlineスクール言葉の森/公式ホームページ
 
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「起立、礼」と「終わりの一言」――一人ひとりが主体的に参加する授業 as/4511.html
森川林 2022/08/13 05:47 


 昔の学校では、授業の開始時に、日直が「起立」と言い、生徒全員が立ち上がり「礼」の言葉で、「よろしくお願いします」と一斉に言うような挨拶がありました。
 授業の終了時には、同じく、「起立、礼」「ありがとうございました」というような挨拶が行われていました。
 今は、そのような挨拶をしているところは、少ないと思いますが、全員が一斉に同じ行動をとるというまとめ方は、今でもよく行われていると思います。

 中根の担当しているオンライン4人クラスでは、最初は、「夏休み、どんなことをした?」と全員に聞くようなところから始まり、授業の終了時には、全員がそれぞれ、「終わりの一言」を言って終了にするというやり方をしています。

 この「終わりの一言」の言葉が、生徒それぞれに個性があります。
 「今日、友達とプールに行った」と言う子もいれば、「今日、これから花火をする」と言う子もいます。「自分の作ったダジャレ」を言う子もいれば、「将来の夢」を言う子もいます。「こんな嫌なことがあった」と言う子がいるときもあり、「こんないいことがあった」と言う子がいるときもあります。

 この一人ひとりの言葉を聞いていると、子供たちにはそれぞれの人生があるのだということが実感としてわかります。

 先生というような仕事は、これまでは、一斉に勉強を教えて、一斉にテストをして、一斉に評価するようなやり方で行われていました。
 いわゆる、「起立、礼」の一斉教育です。
 もちろん、それはそれでよかったのです。

 しかし、こういう一斉の仕事をしていると、たぶん、先生は、勉強の出来がいいとか悪いとかいう観点からしか子供を見られないようになると思います。

 しかし、社会に出れば、勉強の成績がどうだったかということは、かけっこの順番がどうだったかということを同じような、さまざまな違いのひとつでしかありません。
 それ以上に、もっと多様なそれぞれの子の個性と長所を生かすような形で、子供たちの社会生活は行われていくからです。

 オンライン4人クラスのいいところは、全員に発言する場があることです。
 子供たちは、みんな主体的に参加することが好きです。
 どんなに優れた講義であっても、人の話を聞くだけの授業は面白くありません。

 子供たちが、勉強よりも遊びが好きなのは、遊びは主体的に参加することができるからです。
 自分で勉強して、自分から発表するという授業があれば、それは遊びと同じような主体的に参加できる勉強の時間になると思います。



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