毎月の森リン大賞
森リンの丘
毎月10日以降に、前月の森リン大賞の代表作品を選定します。
順位は、思考・知識・表現・経験の点の平均点で表示していますが、総合点は、この平均点に均衡点を加えた点数になっています。
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部23人中)
▼小1の森リン大賞は、ランキングを表示していません。ランキングの表示は小3から、ランキングと作品の表示は小5からになります。
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部103人中)
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5月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部133人中)
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●牛のお通りで電車が止まるを読んで | マーガレット | 71 | 694 | 42 | 50 | 65 | 96 | 
| 2位 | ●はじめてのグラタン作り(お手つだいをしたこと) | いあち | 69 | 991 | 43 | 53 | 55 | 87 | 
| 3位 | ●弟のせわ | らゆみ | 67 | 443 | 53 | 47 | 61 | 83 | 
| 4位 | ●お手つだい | エルサ | 66 | 383 | 42 | 47 | 63 | 87 | 
| 5位 | ●3Cのかわいいカメ | 星空えりさ | 66 | 391 | 39 | 46 | 63 | 86 | 
| 6位 | ●しゃせい会 | ああちや | 65 | 373 | 48 | 44 | 62 | 92 | 
| 7位 | ●公園であそんだよ | さとタン | 63 | 250 | 42 | 47 | 58 | 89 | 
| 8位 | ●神の牛 | テッテケテー | 62 | 359 | 41 | 45 | 55 | 68 | 
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部147人中)
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●我が家のベタ | ころ | 76 | 647 | 42 | 66 | 85 | 90 | 
| 2位 | ●元気に生きてねメダカ | ベル | 75 | 764 | 47 | 52 | 79 | 92 | 
| 3位 | ●清水寺へ!バスの中 | M.Kミッキー | 75 | 783 | 46 | 51 | 66 | 89 | 
| 4位 | ●金魚は家族 | わあま | 74 | 884 | 53 | 49 | 69 | 83 | 
| 5位 | ●アカヒレとゴールデンアカヒレ | くるみ | 74 | 794 | 44 | 57 | 65 | 84 | 
| 6位 | ●急がば廻れ | 多野河 連根 | 73 | 634 | 42 | 60 | 72 | 93 | 
| 7位 | ●かわいい金魚ちゃん | いれぬ | 72 | 1118 | 43 | 48 | 70 | 80 | 
| 8位 | ●あせっていると失敗するよ! | りよと | 70 | 624 | 43 | 56 | 63 | 74 | 
| 9位 | ●生き物 | らあき | 70 | 553 | 44 | 55 | 62 | 86 | 
| 10位 | ●ゴールデンウィークで楽しかったこと | ああほい | 68 | 833 | 44 | 46 | 59 | 80 | 
5月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部145人中)
人間と他の動物の比較
サーサ
 「ふーん、そうなんだー。」
 この文章を読んで僕が一番すごいと思ったことは、人間の能力についてだ。そこでぼくは、人間の作った道具と動物の本来持っている体の特徴を比較 してみた。例えば、人間の作った道具はたくさんあるからそれと動物の本来持っている体の特徴を比較するのだ。鳥は空を飛ぶが、飛べない人間は飛行 機を作った。モグラは土を深く掘るが、ほれない人間はスコップとシャベルを作った。魚は海に潜るが、もぐれない人間は潜水かんを作った。など数え きれないほどある。ここでわかったのが、鳥や魚やモグラは、ある特定のことにしかすぐれていないといえることだ。ちょっと待った。人間は道具をい くつも作っただけですべての能力と全く同じ能力を生み出せたというのかいや、それは少し違うと思う。なぜなら、人間は空気をよごしたりしているからだ。飛行機はジェットエンジンやなんとトイレの中にあるきたないもの も全てまき散らしていくらしい。鳥はそんなことはしない。むしろ種を運んでくれるからいい存在だ。まあふんはするかもしれないが、人間はそれ以上 だ。なぜならたくさんの人が乗りおりして一日に何万回トイレに行くのをまき散らしているのだから。ここまでで僕が思ったのが、人間はやっぱり大気 をよごしてしまうのは良くない所だなということだ。
 この話の他にも、人間の手にまつわる話がある。それは、ぼくが手をけがした時の話だ。その時僕は、すごく困った。まず、食事が難しかった。それ から、学校では鉛筆が持つのが難しくて文を書くのが遅くなってしまった。そんなことがあって、ぼくはやはり手がないと生活ができなさそうだな、や はり手ってすごく重要だけど注目されていない所で活躍する縁の下の力持ちなんだなと手に感心してしまった。お父さんにも手と道具にまつわる話を聞 いた。それは、パソコンの話だった。お父さんが中学生の時、パソコンを使い始めたそうだ。最初はキーボードをスムーズにたたけなかった。しかし、 楽しくていろいろプログラムや日本語と英語の文章を入力しているうちに、お父さんはどんどん入力のスピードが速くなっていったそうだ。そして、つ いにキーボードを見ないでも文字の位置を覚えて叩いて文章を入力できるようになったそうだ。それを聞いて僕は、手が覚えたりして人間には少しずつ ステップアップしていくんだなあと思い、少しうれしくなった。しかし、最近ではスマートフォンやタブレットなどの音声入力などによってキーボード をたたくということが亡くなった、とお父さんは言っていた。もし、僕が未来の人だったら、機会や道具に囲まれている生活で、頭から下はなくなって いるかもしれない。いつか機械や道具が言うことを聞かなくなり、人を倒す日が来るかもしれない。そう考えるとやはり動物の方がいいかなと僕は思っ た。
 僕は、人間とほかの動物の違いについて、他の生き物にはそれぞれ特に優れたところがあり、そのすぐれたところをうまく使って生活していて、その 一方で、人間は賢い頭と器用な手で自分の意図するものを作り出すことができるとわかった。これから僕は、これを生かしていろんなものを作っていき たい。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●人間と他の動物の比較 | サーサ | 81 | 1321 | 52 | 75 | 73 | 81 | 
| 2位 | ●人間は二つの脳で道具を生みだす | まるち | 79 | 826 | 46 | 83 | 87 | 84 | 
| 3位 | ●家族といっしょにスポーツをするのは楽しい(清書) | らりこ | 79 | 885 | 43 | 70 | 81 | 83 | 
| 4位 | ●また会えたね | なお | 78 | 892 | 47 | 63 | 78 | 90 | 
| 5位 | ●人間の手vs動物の優れているところ | コスモス | 76 | 802 | 47 | 57 | 75 | 83 | 
| 6位 | ●大好きな家族 | なっち | 75 | 821 | 42 | 55 | 65 | 87 | 
| 7位 | ●人間は温かい | ゆほや | 74 | 757 | 47 | 48 | 67 | 89 | 
| 8位 | ●機械には心と体がない | つ~たん | 73 | 735 | 48 | 51 | 64 | 87 | 
| 9位 | ●私の夢 | わせや | 72 | 503 | 41 | 61 | 76 | 96 | 
| 10位 | ●屋外スポーツのきびしさ | りゅうの玉 | 72 | 523 | 41 | 77 | 74 | 80 | 
5月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部152人中)
集めているカード
まろそ
「……!これ…出た!」
僕が集めているものはカードだ。五枚収録されているパックを買ったりして手に入れる。良いカードが出ると、まさに喜色満面とも言える状態についついなってしまうことが多い。
 このカードはしょっちゅう買うというわけではない。だから、たまに買うときは嬉しさが倍増する。買った後、家に帰るとドドドッと階段を駆け上がり、カードをじっくりと見る。そして、ひとりほくそ笑む。変態!!と思われるかもしれないが、これが個人の楽しみ方なのである!!(笑)そして、僕のほくそ笑む姿を見たカードが、遊びに使ったり、コレクションしたり、暇なときに考えたり……。だが、カードの楽しみのほとんどが時間を必要とする。だから、遊ぶのはほとんどの場合、休日になる。遊ぶときはいつも何時間(一時間のことが多い)かカードゲームに興じる。
 だからゴールデンウィークなどの休日が何日も続く休みの期間があると、僕は休みに勉強を忘れて享楽にふける。
 ところで僕はこのカードをコレクションすると良い思いになり、
「コレクションのしがいがあったな。」
と感じる。なぜか?それは、カード自体が元から意匠を凝らしたカードだからだ。例えば今日、カードのパックを買ったとしよう。そして、自分の気に入ったカードが出たとしよう。この人が気に入ったカードが他の人も良く使ったり、気に入ったりすると、未来のカード商品で再収録される可能性があるのだ。さらに、その未来のカードは今あるカードに追加の意匠を凝らしたカードになる。と、このようにこのカードはどんどんデザインが凄くなる。カードから発射されるキラキラビームが僕の目を輝かせる。まるで宝石のようなカードに僕は圧倒される。
 「意匠を凝らしたもの」といえば、父が集めていた「面子」がある。厚紙で出来た丸いもので、キャラクターが書いてあるらしい。バンッと地面にたたきつけてその風圧で相手の面子をひっくり返すそうだ。ネットで見てみたら現在価格が一円だった!確かに、今、面子に興味をもつ人は少ないだろうが、今の時代にない形になっているなぁと思った。これも、ちょっと変わった、立派な(今にしては)「意匠を凝らしたもの」だ。
 さっき言ったような自分が気に入った「お気に入りのカード」。それを遊びに使えるのもカードの魅力の一つだ。そうすればよりオリジナリティを出したカードになる。このバトルのイベントもあるし、世界大会もある。コレクションもいいが、バトルのほうも面白い。「カードって奥が深いなぁ」と感じ、僕は今日もカードで遊んでいる。
 人間にとって、何かを集めるということは自分を表現する一つの手段だと思う。今日も、カードでたくさん遊びすぎて、弟にジーッと見つめられてしまった。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●集めているカード | まろそ | 83 | 1137 | 53 | 90 | 88 | 83 | 
| 2位 | ●帯に短したすきに長し | なゆは | 82 | 1304 | 47 | 61 | 72 | 81 | 
| 3位 | ●言語がある意味 | ショコラン | 81 | 1107 | 51 | 64 | 80 | 84 | 
| 4位 | ●桜 | なゆの | 80 | 1098 | 49 | 59 | 76 | 83 | 
| 5位 | ●むずかしいなあ | ゆとえ | 79 | 876 | 48 | 89 | 88 | 87 | 
| 6位 | ●私のストレス発散法 | れりか | 79 | 1172 | 46 | 70 | 85 | 81 | 
| 7位 | ●集めて満足 | ららや | 79 | 893 | 41 | 70 | 80 | 81 | 
| 8位 | ●おかしな日本語 | らろこ | 79 | 1208 | 46 | 57 | 74 | 83 | 
| 9位 | ●ただ一つはっきりしていることは? | かえは | 79 | 1042 | 47 | 55 | 68 | 84 | 
| 10位 | ●生きた学問 | イクラ | 78 | 2211 | 51 | 73 | 95 | 89 | 
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部92人中)
「間」の活用
らこむ
 私たち人間は、「間」をもっと様々な場面で活用し、誤解の少ない日常生活にするべきであると思う。最近、先へと急ぐ人が増加してきているためか、僕の周りの人の話すスピードが速く、「間」をとらないで一遍に一文を発言する人が多くなってきている。そういう人たちと会話をするのが、僕は、少しばかり不得意である。なぜなら、相手がどんどん次へと行ってしまうため、僕から話しかけるタイミングがよくつかめないからだ。そうなると、相手側の意見しか取り入れることが出来なくなり、自分の意見が相手に伝わらない。それでは、もはや会話ではなく叱られているみたいだ。もう一つの理由は、さっと発言してしまうため、大切な所が大切なように聞こえず聞き逃したり、誤解してしまうことがあるからである。僕の通っている学校は、先へと急ぐ先生がほとんどいないから、話し上手な先生がたくさんいる。特に、その中で最も上手い先生は、数学の先生だ。「間」の取り方がとても良く、参観日に母も「あの先生、話し方上手すぎる。」と言っていたほどである。どういう時に「間」を活用しているかというと、大切なキーワードとなる言葉を言う時である。例えば、「これは自然数と言います。」と言うとすれば、「自然数」という言葉の前後に約一・五秒程度の「間」があく。そのため、ノートに書く際には大切な事がよく分かり書きやすい。まさに、僕の中での最高の話し上手な先生だ。
 一方で、「間」とは他の意味でも考えることが出来る。例えば、「休み」などが挙げられる。一日中、ずっと仕事や勉強をしていては、疲れる上に体への負担が大きくそれ以上続けることが出来ない。しかし、適度に「休み」をとっていれば、多少は疲れるかもしれないが体へのの負担は激減する。だから、一遍に行うよりも長く、そして効率良く作業が進められるのである。部活の練習も、こまめに水分補給をしたりする「休憩」が必ずある。物事には、色々な形で「休憩」又は「休み」というものが必ず設けられているのである。
 確かに、先へと急ぐことは悪いわけではない。しかし、急ぐと内容があやふやになることが必ずある。「時間を作る第一の方法は、急ぐことではなく、どこに時間を使うかである」という名言のように、やはり「間」を活用し、誤解なく無理をしすぎずに生活することが一番だと僕は思う。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●「間」の活用 | らこむ | 81 | 966 | 58 | 66 | 72 | 84 | 
| 2位 | ●間のトリセツ | プリン | 80 | 858 | 53 | 74 | 76 | 76 | 
| 3位 | ●話し上手 | トイストーリー | 79 | 916 | 46 | 65 | 72 | 93 | 
| 4位 | ●いかなるときも「間」を | らうみ | 79 | 913 | 56 | 63 | 72 | 92 | 
| 5位 | ●大切な学習 | みいた | 76 | 870 | 52 | 60 | 63 | 79 | 
| 6位 | ●ちりいつかはごみの山 | 白いごはん | 75 | 771 | 51 | 58 | 67 | 86 | 
| 7位 | ●気づいていない間の重要さ | わのに | 73 | 776 | 58 | 48 | 58 | 92 | 
| 8位 | ●物とお金について | ああえり | 70 | 566 | 58 | 55 | 56 | 95 | 
| 9位 | ●話し上手の人がいます | わのし | 69 | 545 | 49 | 53 | 57 | 90 | 
| 10位 | ●本当の価値 | たちい | 69 | 614 | 61 | 48 | 57 | 81 | 
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部79人中)
島国言語と大陸言語の使い分け
くあゆ
島国言語は相手に対する思いやりがあり、短い言葉でも意思疎通が出来るという利点がある。わたしが小学生の頃、わたしにはS君という親友がいた。彼とわたしはいつも心が通じ合っていて、二人で下校している時にわたしが、
「忘れ物しちゃった!」
と言って学校に戻り、忘れ物を取って元の場所に戻った時、彼はわたしの事を待っていてくれたのだ。「待っていて」という言葉を発しなくても伝わっていたことに、わたしは感銘を受けた。それ以来、わたし達の仲はいっそう深まり、違う中学校に入った今も連絡を取り合っている。
だが、そこでひとつ疑問が浮かんだ。同じ人間なのに、どうして相手を思いやる「島国言語」と相手と対立関係をもつ「大陸言語」に分かれてしまったのか?そこでわたしは、日本の人々と大陸の人々に着目し、言語のなぞを解くことにしたのだ。研究をしていくと、その中からある傾向が見えてきた。それは、日本の祖先が農耕民族なのに対し、大陸の人の祖先は狩猟民族であるという点だった。
農耕民族は基本的に米をつくるが、ほかの人と協力しなければ収穫まで育てるのは難しい。対立関係を持つような言語を使っていては、とうていなし得ることはできないのだ。協力すればたくさんの収穫を得られることを知った日本人の祖先は、お互いに思いやりの心を持って話したり、接したりするようになったのだろう。思いやりの心があるからこそ、言葉を省略しても言いたいことが伝わる。そして、この言葉が現在の日本にも根付いているのだ。
それに対して狩猟民族は、農耕民族と違い、あちこちに移動して狩りをする。そのため、狩りのパートナーが変わることもある。農耕民族よりも信頼関係を結ぶことが難しくなると思われる。当然、獲物が少なくなったら取り合いになることもあるだろう。そのため、相手と距離をおくような「自分は自分、あなたはあなた」という風潮から、島国言語特有の曖昧さがない、主語と述語、目的語がはっきりした言葉になったのだと思われる。
一方で大陸言語は正しい情報を伝達して意思疎通をするのには優れている。わたしが中学1年生の時、「総合」のグループ作業で、スキー教室のある長野県について調べることになった。その作業のなかで、わたしが長野県のガイドブックを指しながら仲間のひとりに、「このガイドブックの9ページについて、ネットとかで調べてまとめといて。」
と頼んだ。そしてグループ発表の日、その仲間は
「俺、なにもやっていないんだけど。」
と平然とした感じで言ったのだ。内容の一つが抜けてしまったわたしたちの発表は、いまいちの出来になってしまった。わたしが、
「長野県の名物についてまとめておいて。」
と詳しく頼まなかったのがいけなかったのだ。わたしは、ちゃんと要点を伝えないといけないときは、大陸言語の方が向いていると思った。
 確かに、島国言語にも大陸言語にも、それぞれが持ちうる良さがある。だが、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われている時である。」という名言があるように、言語の良さだけ知っていても意味がない。一番大切なのは、それぞれを日常生活で実際に使い、その使い勝手や使うべき場所を学んで使い分けていくことなのだ。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●島国言語と大陸言語の使い分け | くあゆ | 90 | 1331 | 59 | 82 | 81 | 92 | 
| 2位 | ●真の使い手 | maomaochan | 86 | 1183 | 56 | 94 | 91 | 89 | 
| 3位 | ●豊かで便利で不安定な日本人の生活 | はや | 86 | 1078 | 56 | 82 | 82 | 95 | 
| 4位 | ●自分が 一番快適生活 | レモン | 84 | 1025 | 54 | 82 | 82 | 89 | 
| 5位 | ●父親の在り方 | マーフィー | 83 | 1002 | 56 | 84 | 83 | 93 | 
| 6位 | ●人生のお手本 | らめき | 82 | 1035 | 48 | 73 | 71 | 87 | 
| 7位 | ●島国言語と大陸言語 清書 | らりし | 82 | 1646 | 51 | 61 | 70 | 81 | 
| 8位 | ●人生の中で必要なもの | にえに | 80 | 1112 | 46 | 75 | 94 | 86 | 
| 9位 | ●言葉の適応 | みんみ | 77 | 807 | 53 | 61 | 65 | 96 | 
| 10位 | ●幸せな生活 | シナモン | 74 | 735 | 47 | 58 | 63 | 89 | 
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部78人中)
嫌なことの中から探す面白さ
しろめウサギ
 この頃私の妹は、読書に夢中だ。読む本のジャンルまで決まっている。それは、歴史である。私は小学4年生のころ、歴史なんて全く興味がなかった。今の妹に対しては、同じDNAが入っていても、私には理解ができない。それほど、本に見入っているのだ。彼女が歴史の本に夢中なのには理由がある。なぜならば、NHKで放送されているある大河ドラマに興味を持ったからである。そのため、本を読んでもっと詳しくなるというのがきっかけだった。今では様々な出版社の本を読み比べて、彼女なりに楽しんでいる。わたしも何かに夢中になれる人間になりたい。そのためには、どうすればよいのだろうか。2つの方法が考えられる。
 そのための方法としては第一に、途中であきらめることなく、最後までやり遂げようとする強い気持ちを持つことだ。実際にピアノを習っているとよく分かる。私のピアノの先生は、新しい曲をくれるとき、今の私よりも上のレベルのものを渡してくれる。そこには成長できるための愛情が込められているのだということを最近分かるようになった。もらったばかりの曲は、一度CDかスマートフォンで聞いてみる。その時には、レベルの高さにただただ驚かされ、不安に思う分、弾けたら格好いいなという気持ちもあった。最初の方は、難しすぎて練習をいやになりかけそうだったのだが、くじけず努力をした。三か月もすれば大体はひけてくる。時間がたつにつれ、自分の成長に気づくことができるのだ。そして、音楽の中に作曲者の気持ちが読み取れる面白さを感じる。このようなことを何度も繰り返すことによって、音楽という面白さに夢中になれるのだ。
 また、第二の方法としては、好きなこと・夢中になれることへの時間を自分で作ることがある。よく、塾や学校で宿題を出さなかったり、提出物を出せなかったリする人がいる。その人たちの決まり文句は、「時間がなかったから」である。しかし、そのような人たちがもしも、夢中になるほどのことができたとしたら、自分で時間を作るはずである。中学生にもなれば、ほぼみんなが行うはずだ。時間は止まることがない。だが、作ることはできる。自分で何かをする時間を作り出せばよいのである。好きなことに対しては簡単なことであろう。難しいこと・嫌いなことに対しては、時間を作る気さえもなくなってしまう。しかし、そこを勇気をふりしぼって嫌なことであろうと、楽しいことのように思って時間を作れば、不思議と集中して物事を行うことができるのである。
 確かに、夢中になりすぎて他のことをやらなくなることはいけないことだ。しかし、最も大切なことは、いやだと思うことでも何回か繰り返しチャレンジしてみることで、そのことの面白さを少しでも見つけ出すことである。「政治は、軍隊と警備を必要とするが、軍隊と警備しか味方でない政府は、民衆の支持を得られない」という名言があるように、苦手なもの・嫌いなことがあってもチャレンジを何回もして面白さを1つずつ見つけ出すことによって、新たな面を発見できた喜びで夢中になれるのだと思う。ついつい見入ってしまうほど夢中になれる何かを大切にできる人間に私はなりたい。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●嫌なことの中から探す面白さ | しろめウサギ | 86 | 1303 | 71 | 65 | 74 | 89 | 
| 2位 | ●読書の大切さに気づく 清書 | ああけえ | 84 | 1063 | 54 | 75 | 84 | 93 | 
| 3位 | ● 熱意をもって | はーちゃん | 84 | 997 | 54 | 71 | 76 | 95 | 
| 4位 | ●夢中の発見 | 星のかぁびぃ | 82 | 1127 | 49 | 83 | 89 | 99 | 
| 5位 | ●ウォント | きろせ | 82 | 1175 | 58 | 53 | 63 | 90 | 
| 6位 | ●読書を楽しむために 清書 | わかよ | 79 | 858 | 49 | 74 | 77 | 87 | 
| 7位 | ●夢中になれるものを見つけたら | りすっぴ | 78 | 915 | 51 | 60 | 65 | 89 | 
| 8位 | ●飛躍の原動力 | おしゃべり君 | 77 | 858 | 53 | 60 | 68 | 86 | 
| 9位 | ●何かに夢中になれる人間 | らもえ | 77 | 798 | 54 | 61 | 67 | 89 | 
| 10位 | ●人生を楽しくする秘訣 | ちやく | 74 | 699 | 47 | 64 | 66 | 81 | 
 
5月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部136人中)
一息つく時間の見つけ方
くるる
 「歩きながらの携帯・スマートフォンのご利用はホームからの・・。」
私が毎日利用している電車のホームでのアナウンスだ。このアナウンスが流れるということは、現代人が歩いているという時間をもったいないと感じ、隙間時間を埋めるために捜査しているということだろう。このように、さいきんでは何もしていないという時間を作る人が少ない。だから私達は、流れている時間でも敢えて自分に休息を与えるべきだ。そのためにはどうすればよいのだろうか。ここで二つの方法が挙げられる。
 その方法は第一に、自分をリセットする時間を敢えて捻出することだ。時間は誰にでもあるし、気がつけば時間は流れているといったものだろう。しかし、最近の社会は忙しく、人々の休む時間さえ与えない。そんな忙しい現代人が何気ない休息をとるにはどうするべきか。一つの例として、私はスマートフォンを触る時間を減らすべきだと思う。例えば、電車内では座っている人や立っている人を見てて九割の人が片手にスマートフォンを持っている。ゲームをしたり、メールをしたり、ニュースや漫画を読んだりなどと、様々なことをしているが、結局は目を疲れさせている。日本の車内は外角と比べると、特に静かでゆったりとした時間が流れている。そんな空間を活かして、一・二分だけでも画面から顔を上げて、景色や広告を見てほっと一息ついてみてはいかがだろうか。何か新しいことを発見することができるかもしれない。自分がそうであるように、忙しい毎日の中、ほっと一息つける時間があっても良いと私は思う。
 その方法は第二に、自分のことを見つめて余計な頑張りを省いてあげることだ。現代社会において、仕事や上司・先輩などの人間関係などに多くストレスを感じる人が増えている。過労死や不眠症が増えているのもそのせいだろう。全てを一生懸命に取り組むことも大切だ。しかし、そんな人々は少し気を緩めても構わない場面でも休まない。むしろ肩の力の抜き方が分からない、少し不器用な人なのではないか。何事にも全力で行うことは大切だ。しかし、人間はロボットではないのだから、休息をとらなければいつか壊れてしまう。だからこそ、自分を見つめ直して、余計な気力や体力を使わないようにすべきだと私は思う。
 確かに、大切なことはことに追われているのにも関わらず、のんびりとしていたり、現実逃避をすべきではないという意見がある。しかし、時間とは流れていくものではなく、自分で有効活用ができて初めて意味を成すものだ。だから私たちは、流れている時間でも敢えて休息を与えるべきだ。これから私は、流れる時間でもそうでない積み重ねる時間であっても、自分にとって落ち着ける休息の仕方を探していきたい。
| 順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 | 
|---|
| 1位 | ●一息つく時間の見つけ方 | くるる | 90 | 1125 | 64 | 82 | 84 | 93 | 
| 2位 | ●固有名詞を捨てないで | ぎんぎつね | 86 | 1052 | 61 | 79 | 82 | 86 | 
| 3位 | ●日本がいかに湿潤な国か 清書 | あああえ | 85 | 1261 | 53 | 67 | 72 | 89 | 
| 4位 | ●魏志倭人伝によると(清書) | わよつ | 83 | 811 | 62 | 98 | 95 | 93 | 
| 5位 | ●時間を味わう | 四葉のクローバー | 83 | 1060 | 56 | 64 | 73 | 86 | 
| 6位 | ●集団の自己完結 | きろる | 79 | 813 | 64 | 70 | 70 | 90 | 
| 7位 | ●人間の飽きやすさ | ジェネラル | 78 | 812 | 56 | 73 | 65 | 96 | 
| 8位 | ●「間」の効用 | らわん | 75 | 784 | 52 | 56 | 65 | 86 | 
| 9位 | ●自分と相手 | りなこ | 74 | 661 | 54 | 71 | 67 | 89 | 
| 10位 | ●こればかりは自分で | ああえの | 71 | 583 | 44 | 67 | 65 | 80 | 
2025年04月の森リン大賞 | 
2025年03月の森リン大賞 | 
2025年02月の森リン大賞 | 
2025年01月の森リン大賞 | 
2024年12月の森リン大賞 | 
2024年11月の森リン大賞 | 
2024年10月の森リン大賞 | 
2024年09月の森リン大賞 | 
2024年08月の森リン大賞 | 
2024年07月の森リン大賞 | 
2024年06月の森リン大賞 | 
2024年05月の森リン大賞 | 
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