森リンの丘 森リン大賞の記録


森リンの丘


 


7月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部23人中)

▼小1の森リン大賞は、ランキングを表示していません。ランキングの表示は小3から、ランキングと作品の表示は小5からになります。

 


7月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部62人中)

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7月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部101人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 あつくてヘトヘトつめたくたのしい水でっぽう たくま 71 56043627771
2 ぬりまくれ りょう 71 46349687577
3 父が母国をはなれたあと かずは 70 55546556287
4 モルガナのお風呂 けんモル 67 45139576184
5 楽しいブレイブボード(清書) かつき 65 33543545789
6 わたしのすきな遊びのせいしょ あおきよ 63 36749435483

 


7月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部129人中)

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 前向きに物事をとらえよう 謙信 75 78946516895
2 部分日食 あおとか 72 80041556174
3 四年生だったお母さんと四年生のぼく たこやき 71 57348507287
4 三十年前のお父さん ゆうゆ 70 58442516586
5 魔法のような料理の力 あや 68 48744536379
6 私と母の惑星の本 あえいは 65 37541696563
7 おなかいっぱいのごはん やも 65 43539475486
8 小学生のころのお母さん あいこつ 64 43738535381
9 けがをしたこと あいやと 62 28944445579

★1~7位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
7月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部107人中)


私たちのペット
あえたき

「カリ。カリ。カリカリ。」
かめが元気よく水そうをたたいています。
 私の学校のクラスでは、カメを飼っています。このカメは、9年くらい学校にいて、ある子が、登校するときに、まいごになっていたそうなので学校に連れてきて、生徒に「飼いたい。」と言われたそうなので今も飼っています。私が5年になったときにそのカメの名前についての問題がでてきました。これにたいして、私は、
「昔と同じかめたんという名前がいいと思います。」
と言いましたが、他の人が、
「いいや。かめふみがいい。」
という争いを多数決でかめたんに決まり、私は心の中で「やった。」と言いました。
 他に私のペットと言って、思いつくのは、家で飼っている金魚です。一匹は、姉がお祭りでとってきたものですが、もう、六、七年、生きており、他にも私がつってきたものなどさまざまありますが、私たちが旅行に行ったときに、おじいちゃんにえさやりをまかせたら、暑さで何匹か、やられてしまいなくなってしまいました。そのことにおじいちゃんはせきにんをかんじたのか、金魚を2匹もってきて、しばらく飼うと、ヒゲがはえてきて、実は、コイだったというエピソードもあります。
 動物たちは、私たちの人生をゆたかにし、人の心を温かくしてくれる、私たちに、幸運を運ぶ、かけがいのない存在なんだなぁと思いました。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 あれは小学三年の(感) あえにな 79 137948688083
2 あれは小学校三年の ああゆみ 75 76339588192
3 あれは小学校三年の(感)(清書) しょうま 74 82241628661
4 あいまいになった時 マカロンピョン 74 74643556590
5 あいまいな言い方 あいねわ 74 82554536295
6 青虫の変態 かんたろう 71 69844566783
7 日本人はあいまいだな! チーバクん 70 46941677486
8 私たちのペット あえたき 68 67039506174

★1位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
7月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部128人中)


嬉しかったプレゼント
あうらす
「やったー。ありがとう。」
ぼくの嬉しかったプレゼントは3DSだ。一年生か二年生の時に買ってもらった。一番最初に買ってもらったゲームソフトは、妖怪ウォッチ2真打だ。五年くらい前に流行ったゲームソフトなので昔は三千円近くの値段で売られていたが、今は安いところで千円くらいの値段で買える。その後も妖怪ウォッチシリーズを買ったり、ポケモンのムーン、ウルトラムーンや星のカービィを買ったりした。
 いままでに買ってもらったゲームの中で一番やりこんだゲームはポケモンのウルトラムーンだ。ネット対戦で強くなるためにろいろなポケモンを捕まえた。また、対戦相手を驚かすために色違いのポケモンを捕まえた。ゲッコウガやクチートなどの強くて人気のポケモンの色違いも捕まえた。学校で友達に自慢するととてもうらやましがられる。友達から特典の色違いのネクロズマをもらったこともある。ぼくは、ネット対戦で負けたことはあまりない。しかし、それは伝説ありのモードでやったからだ。伝説ポケモンは攻撃力が高いのでキュウコンでサポートすればたいていミュウツーかネクロズマで勝てる。また、もう一つやりこんだゲームがある。それは、星のカービィロボボプラネットだ。やりこみ要素としてステージのどこかにあるステッカーを集めることだ。その中にレアステッカーというものがあり、それを見つけるのが楽しかった。最後の方は攻略サイトを見てしまった。また、新勝ち抜きボスラッシュというモードでは最後のボスがなかなか倒せなかった。結局、敵の行動を調べて勝ったが敵が倒れる直前に攻撃してきたので負けてしまった。その後、何回も挑戦して勝つことができた。
 ぼくは、父に嬉しかったプレゼントについて聞いてみた。それは、ファミコンだそうだ。値段は一万四千八百円だったらしい。また、カセットは一つ四千五百円もしたそうだ。ドンキーコングやマリオブラザーズを買ってもらったらしい。また、一番最初に買ってもらったカセットがドンキーコングで一番気に入っていたのもドンキーコングだったそうだ。父は一番最初にファミコンを買ってもらっていたので友達が家にたくさん来たらしい。
 人間にとってプレゼントとは、もらう側はもちろんのこと渡す側も嬉しいものだ。三年生か四年生の時にお楽しみ会を行った。その時に各自プレゼントを持って来て音楽がなっている間はプレゼントをとなりの人にわたし、受け取ったプレゼントをまたとなりの人にわたすということをしていた。その後はプレゼントを見るのだがぼくは、もらった人の反応を見ていた。喜んでくれたので嬉しかった。このようにプレゼントはもらう側はもちろんのこと渡す側も嬉しいものなのだ。ぼくは、これからプレゼントをわたすときは友達の好きそうなものを買いたい。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 散らかりカンフタブル わのき 82 98451657696
2 嬉しかったプレゼント あうらす 80 11524610710583
3 日本人に合う素材 ああての 80 95953667587
4 宇宙の片隅で 尾上シマ($_$) 78 95844636784
5 こうしてケーキミックスは ああまや 77 69646797989
6 うれしいモノ、うれしい気持ち あいめえ 77 78946757384
7 整理整頓 かずま 75 72346636396
8 ライス・カルチャー りく 73 62747656584
9 清書 RAKU 71 58843596683
10 行動の礼儀 たくみ 71 62553625690

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部82人中)


テストは良いか
リンゴアイス
「この間のテストを返すぞ。」
コロナウイルスの影響もあり、一ヶ月前から中学校生活が始まった。最初は、その生活に慣れなかったが、友達もできたし、勉強も部活も順風満帆だ。しかし、中学から急に「小テスト」が授業の始めにあるので、毎日大変である。テスト勉強をしなくては、良い点は取れない。テスト勉強をしなくても、できる人は、なかなかいないだろう。良い点は取りたいが、テスト勉強は面倒くさい。矛盾しているが、本心だ。中学一年生は、まだ正直な子供である。これもまた矛盾しているが、そんな中学一年生だからこそ、テスト勉強をしなくてはいけないし、テストを受けないといけないと思う。テスト勉強は嫌いだが、テストは結構すきなのだ。そして、私は、テストは必要であると思う。
 第一の理由にテストを受けることで、自分の今の実力が分かるからだ。もし、テストがなかったらどうだろう。これは推測だが、中学一年生にテストは必要か聞いてみると、八割以上が必要ないと答えると思う。しかし、本当にそうなのだろうか。テストを受けないとどうなるか、これもまた推測してみた。テストがないということは、授業を聞くだけで、終わってしまうということ、すると必ず、中学一年生の終わりには、「落ちこぼれ」が生まれてくる。自分が、どれくらい実力を持っているか、人とどれくらい差があるかが分からないからである。このような「落ちこぼれ」を出さないためにもテストはあると思う。それに、テストを受けることで、良い点を取ったら、自分のモチベーションも高くなる。悪い点を取っても、同じで、親に叱られるとネガティブなことを考えやるよりも、次こそ、今度こそ、と自分の目標を高く、高くしていけば、本当に良い点が取れる。
 第二の理由に、テストは単純に面白いからだ。テストが楽しい面白いと思わない人に私のオリジナルの楽しめる方法がある。まず、「頑張れ」「頑張る」「頑張ろう」という言葉は使わないことだ。自分を励ましているつもりが、プレッシャーや圧を感じてしまうことになる。テスト前に、ドキドキする人は、自分に圧をかけているからだと思う。そういう人は、「楽しもう。」と思うと、リラックスした状態でテストを受けることができる。そして、テストと初めて対面した時は、まず、「ここまでしよう。」と、決めることだ。たくさん、問題があると、つい時間を気にしてしまい、集中力が欠ける。私もそういう時は、例えば一から七まであったら一から四までまずは解答しようと決めてしている。すると、スムーズに問題も解けるようになる。他にも、テストを楽しめる方法はたくさんあるが、本当にテストを楽しいと思いたい時は、努力が必要だ。
 確かにテストだけで、実力を判断してはいけないし、点数で自分の才能が分かるわけでもない。しかし、「悪いことそのものがあるのではない。時と場合によって悪いことがあるのである。」という名言があるように、テストの全てが悪いのではなく、テストの良い面をうまく活用していくことは大切だ。私にテストは必要である。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 テストは良いか リンゴアイス 82 126158676290
2 深い溝をうめよう あおほし 77 84754577084
3 我忘れず りうのす 77 83654656589
4 制服は良いか悪いか あおみほ 76 64452627197
5 温故知新 蛍光ぺん 74 72647606587
6 人の話を聞くこと かすみ 74 87046576589
7 人間の親子関係 ピンクレモン 73 71152545792
8 親子の関係 たくま 71 60749626380
9 日本と外国 あえるか 67 43842646089

 
★1位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
7月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部59人中)


手助け
ああるそ
 日常生活で、よく手助けをしたりされたりすることがある。私は学校 で、少しでも疑問に感じたことがあったら友達に質問をし、答えを教えてもらう。自力で何分も考えて正解に辿り着くよりも、少し考えて分からなければ友達に聞いた方が頭の中に入りやすい気がする。また、私は数学が好きなため授業中には私が簡単に教えることもある。手助けをしたときは感謝され、とても気持ちがいい。
 確かに、人に手助けを求めることは大切だ。以前、通信教材の数学の問題で、因数分解の仕組みが全く分からず、理解が進まないページがあった。その前までは基本問題を多く解くページだったため、解くためのポイントが載っているところを見ながら進めることで終えることができた。しかし、今回の応用問題は基本問題を解くときすら危なかった私に解けるはずがなく、ずっと分からなかった。そうして考えていたときに、私の兄が因数分解を克服するためのコツを分かりやすく簡潔に教えてくれた。それは通信教材に書いていたものよりも頭に入ってきやすく、応用問題数問を十分程度で片づけることができた。それまでは基本問題を解くだけでニ十分ほど時間を要していたため私にとっては大きな進歩だ。自力で物事を達成しようとすると効率性が悪くなってしまうことがあり、そうなると同じ勉強時間でも学習に差が出てきてしまう。だから、人の力を借りて短時間で終わらせた方がよいのではないか。
 しかし、人に頼らず自力で課題を乗り越えるべきだという考えもある。「どん底」という本を書いたゴーリキーは、四歳の時に父、十一歳の時に母をなくしてしまった。そのため、幼いころから世界に一人で放り出されてしまい、毎日倒れるまで働かされてしまう。仕事先の主人に松の枝で殴られることもあり、本当に生きるのが苦しかったことが分かる。そう感じたゴーリキーは自分の胸へ鉄砲の弾を発射したことがあった。命は助かったようだがそのような生活で満足するわけがない。しかし、そこでゴーリキーを救うきっかけとなったものが本だ。本を読み続けることによって自分が孤独なわけではないと思うようになったのだ。それによって貧しい人々を見つめる作家に成長したのだから、本当に偉大な人だと思う。もし子供のころから裕福で、授業もしっかり受けることのできる環境が整っていたらゴーリキーは一般人になっていた可能性もあり、本というものにそれほど感銘を受けなかったかもしれない。このように、苛酷な労働をさせることはやり過ぎだが人助けが充実しているわけではない生活は大切なのだろう。
 確かに、手助けには良い面も悪い面もある。しかし、最も大切なことは「大切なのは健康らしい外見ではなく、健康自身である」ように自分の真の学びにつなげ、成長できるかということだ。自分の成長に役立て、一から百まで理解せねばならない。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 ジャンプして掴む夢 らあき 88 160662879590
2 手助け ああるそ 87 117357768083
3 どんな子育てにも愛情は必要 らるせ 87 126658737892
4 私たちが社会を創る あうさよ 84 127051788390
5 皆、平等 みゆき 84 122448788090
6 社会が障害 あいつつ 81 88757767295
7 手助け おむれ 80 82654757787
8 親に対する子へのしつけ ああおよ 78 90152646589
9 ユージーン(感) かずま 67 44842565984
10 手助けをされた人は ころ 65 43847485187

 
★1位の作品は要約の部分が多かったので代表作品となりませんでした。
 

7月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部48人中)


逆境をプラスに
あえれふ
 学問の世界においては学ぶこと、想像することの喜びはとりもなおさず、考えることの喜びだと思う。そして、どんな分野の学問でも何か新しいものを発見し、作っていくことに本来の意義があり、「発見」と「創造」にこそ、意味がある。本来、学問はそんなに難しいことではなく、考えることの好きな人間なら誰でも学問することができるし、その喜びを味わうことができるものだ。松茸は地表下に菌根と呼ばれる根を持っていて、この根の成長を妨害する条件が無いと、松茸はできない。仏教の「因縁」の「因」とは、松茸の根のように、いろいろな人から学んだことが蓄積していったものではないかと思う。そして、「因縁」の「縁」には「逆縁」と「順縁」があり、逆縁、逆境が松茸の妨害条件に相当する、人間にも物を創造するうえで必要なものだと思う。世の中で成功した人は、大抵逆境を自分のプラスに取り込んでいく能力を備えているように見えるため、想像にも、この逆境が深く関係していると言わなければならないのではないか。このように、僕は逆境をプラスに変えられるような生き方をしたい。
 その方法として第一に、失敗を恐れず逆境に立ち向かっていくことが大切だと思う。まず逆境が無いと、逆境を変えることすらできないので、怖がらずに立ち向かうことが大切だと思う。私の通っている学校はコロナ禍で2か月ほど休校になってしまった。そのため、授業はオンラインで行われたが、普段より大幅に減少してしまった。課される宿題も少なくなり、勉強のモチベーションも低下していった。しかし、一日でこんなに自分のしたい勉強ができることはしばらく無いだろうと思い、休校明けのオンライン授業の確認テストの準備に励もうと思った。その日からは毎日、確認テストで良い成績が取れるように勉強した。そして、確認テストの当日、遅くから対策をし始めたものの、十分勉強したつもりだったので、自信はあった。しかし、結果が返ってくると成績は上位ではなかった。下位でもなかったが、満足するには足らなかった。もちろん、最初からきちんと勉強していればよかったのだが、途中からやらないよりは断然ましだったと考察する。もし、モチベーションの低下をコロナという逆境のせいにし、その悪条件を受け入れていなかったら、もっと成績は下がっていたと思う。東京オリンピックも延期になってしまったが、練習できる時間が増えたことは幸いだ、と捉えたアスリートも多かった。そういう考え方が人生で成功することにも大きく繋がるのではないかと考える。このように、失敗を恐れずに逆境に入っていくことはとても大事なのである。
 第二の方法は、失敗しても再チャレンジできる環境をつくっていくことである。ほとんどの受験では一回落ちてしまうと、どうしてもその大学に行きたい人は浪人になるしかない。つまり、一年間無駄にしてしまうので、その年にもう一度受けることができるようになった方が良いと考える。また、浪人になってしまうと、どうしてもモチベーションが上がらずに何となく一年間を過ごしてしまう人も多いと思う。従って、本当に大学に入りたい人のためにも、再チャレンジできるようにすることが必要だと思う。会社の就職試験なども同じだと思う。本当にその会社に入りたい人はもしその会社の試験に落ちてしまうと他の会社の試験を受けるしかない。これは人の人生を左右する問題でもあると考察するため、早急に対処するべきだと思う。それが無理だというのならば他のことでも輝けるような環境を作る必要があると考える。もし、こういう環境が無ければ、逆境を怖がる人が増え、プラスに変えることができなくなるかもしれない。だから、私は例え自分の目標が実現できなかったとしても再度挑むことができるような環境を作っていく必要があると思う。
 確かに、恵まれた環境の中で逆境に立ち向かわずにこつこつとできそうなことだけをやるという生き方も良い。しかし、最も大切なことは「脱皮できない蛇は滅びる。」という名言もあるように、高い目標にチャレンジすることだ。そして、逆境に飛び込み、アドバンテージに変えることができるように鍛えることだ。


逆境を超えて
あえあく
二か月ほど前、私はゴルフでスランプの時期に入っていた。そのため、コースを回っても下手なショットを出し、ボールが全然ホールの中に入らなかった。そんな時期のなか、私はなぜスコアが上がらないのかをコースを振り返り思い出しながら改善点を探し出した。そして、そのポイントを直すべく先生に質問してフォームを改善したりコツを教えてもらったりした。そのおかげで、私はスランプから抜け出すことが出来、さらにベストスコアを更新することもできた。この経験があるので私は、逆境すなわちマイナスをプラスに変えるような生き方をしたい。
その方法一つ目は、まず失敗を受け入れることだ。とりあえず失敗を受け入れないと次のステップに必要なことが分からないままになってしまう。だからまずミスを受け入れ、次に進歩するには何が必要なのかをしっかりと理解してから行動していくことが重要になってくると思う。私も、失敗を受け入れることはマイナスをプラスに変えていくには必要だと思ったことがある。それは、オンライン授業の実力テストで一度低い点数を取ったことがありその経験をバネに次のテストで自己最高得点をとったことがあるからだ。私はオンライン授業を受けており、そのカリキュラムの中で年に三回実力テストが行われる。その実力テストで私は一度低い点数を取ってしまったことがある。だからテスト返却の後、私は自分の失点したところを受け入れ、失点を減らすにはどこのポイントを押さえる必要があるのかを理解する努力をした。そのため次の実力テストの時、私は前回の経験を活かした。そのおかげで見事に自己ベストをたたき出すことが出来た。そのため、失敗を受け入れることはマイナスをプラスに変えていくには必要だと思う。
また二つ目の方法は、最悪の場合も考慮して行動するということだ。最悪のケースを考えて行動するということはどれだけひどくてもそれ以上ひどい状態にならないので、たとえ多少ミスを犯して想定よりもましな状況になる。だから、この状況からどう打開すればよいのか考えれる心の余裕が出来、物事が良い方向に進んでいくことが多い。私も、最悪の場合を考慮して行動することは逆境をプラスに変えていくには大切なことだと思ったことがある。それは、学校で一度ひどい成績をもらったことがあるが自分の想定していた最悪のケースよりひどくなかったため、次に切り替えることが出来たことがあるからだ。私の学校は四学期制で二学期ごとに成績をもらうという方式だ。そしてこの前、私は一度ほとんどの教科で評価三をとったことがある。しかし、私の想定していた最悪の場合はすべて評価一をとることだった(絶対にありえないけど)。そのため、最悪の場合を逃れられたので気分が落ち着き次は何をすれば評価が上がるのかを考える切り替えが出来た。そのため、次の成績はほとんど評価四まで取り戻すことが出来た。だから、最悪の場合を考慮して行動することは逆境をプラスに変えていくには大切なことだと思う。
確かに、逆境の時をどう乗り越えるかを考えるよりも順境になるにはどうした方が良いのか考えることも大切だ。しかし、「脱皮できない蛇は滅びる。」という名言もあるように、マイナスの場面を乗り越えることに意味がある。また、逆境を乗り越えた先に見える景色ほど良い物はない。だから私は、マイナスをプラスに変えていけるような生き方をしたいと思った。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 逆境をプラスに あえれふ 88 171059889190
2 逆境を超えて あえあく 88 140256767889
3 エコな世界 かなん 86 16366310610593
4 ウサギとかめ あいあき 86 1310581019993
5 いつも使ってる? らよろ 84 126953899084
6 なんといっても現代技術を特徴づけるのは honeysnow 84 144352808396
7 清書 ああちと 82 87154848290
8 何度でも逆境を サーサ 81 108457566589
9 所有とレンタル (清書) リヨーシャ 79 92744878796
10 手助け あおかや 71 60044636883

 

7月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部125人中)


近代の急激な西洋化
られし
近代の急激な西洋化   櫛見光生

 日本は、近年、急激に西洋化した。ほんの百数年前までは、江戸時代で、武士がいたくらいなのにも関わらず、文明開化と同時に急激に欧米化した。その一例として、カタカナ語が急速に増えたことだ。私たちにとって、いおまやなくてはならないスマートフォンもパソコンもみなカタカナ語だ。しかし、それと同時に日本本来の和の良さが欠けてきたように感じる。今まで当たり前にあったような伝統文化が消えかけてきたり、日本の漢字を深く書けるような減ってきたりと、多くのことが問題になっている。私たち日本人は、古来から、和の精神という精神を忘れずに生きてきた。それなのに、近年、急速に西洋文化を受け入れるような風潮が進出し、逆に元の日本文化が消えつつある。これはなぜだろうか。
 その理由は第一に日本人が流されやすい性格である点だ。私たち日本人は、各国の人に比べて他人に流されやすかったり、自分の意見よりも他者の意見を尊重してしまいがちなところがある。そのため、日本で少しでも西洋のものが流行れば、多くの人が西洋のものに目を向けてしまうと思う。例えば、スマートフォンに関する例がある。多くの人が使用しているスマホ端末にApple製品のものがある、これはアメリカの会社で、一時一部の日本人の間で話題となった。そして、数年後には、多くの日本人の間で話題となり、Apple信者という言葉まで生まれた。もちろん日本にも良いスマホメーカーはあるし、Apple社の製品はとても高額だ。それなのに、ブランドの名前や、話題に乗ろうとして購入する人が多い。このように人に流されやすい日本人の性格が急激な西洋化をもたらしたのではないか。
 また、第二の要因は、戦後の急激な復興の中で、多くの物事を西洋に真似たことだ。戦後、日本は、オリンピックの開催、新幹線の開通など、急激な成長をした。その中で、西洋から真似たものが多くあり、その流れで西洋化したということは大きな要因だと思う。また、現日本国憲法も、アメリカのGHQが系提案を出すなど、物だけでなく、考え方や、国の仕組みまで西洋のものと似ているのではないかと思われる。実際、私もお寺めぐりなどにはあまり興味はないが、海外系のブランドや店を見たりすることは好きだ。このような未直なところの基礎から、和文化よりも西洋文化の方が私たちの心の中で大きくなっていると考える。
 確かに、西洋の力や技術がなければ日本もここまで成長して豊かになることはなかっただろう。しかし、私たちは日本人である。だから、他の西洋の文化よりも自分たちの和の文化についてももっと考えなくてはならないと思う。やはり、他の文化を尊重するよりも、自分たちの受け継がれてきた文化は大切だと思う。このままでは、消えてしまいそうな多くの和の文化があることも知っているし、他文化にばかり興味をもち、自国の文化を失うのはもったいないし、寂しい。だからこそ、私は、日本人は和の文化を尊重する姿勢を持つべきだと思う。

順位題名ペンネーム得点字数思考知識表現文体
1 近代の急激な西洋化 られし 89 1249641039492
2 人間関係の必要性 あええる 87 111657928992
3 すでにみたように(清書) うらら 85 141554838586
4 カメの生き方 イクラ 83 92957848089
5 ゼネラリストでいいのか。 みいた 82 104261717086
6 何を求めるのか わうや 80 1437581139087
7 相手に委ねること あうふふ 80 100449627087
8 きっぱり決めないこと あえまの 75 87958505986
9 手助けはよいか(感)清書 あおせに 67 49543565584



2024年02月の森リン大賞 |  2024年01月の森リン大賞 |  2023年12月の森リン大賞 | 
(23年8月~23年11月未集計) |  2023年07月の森リン大賞 |  2023年06月の森リン大賞 |  2023年05月の森リン大賞 |  2023年04月の森リン大賞 | 
2023年03月の森リン大賞 |  (20年10月~23年2月未集計) |  2020年09月の森リン大賞 |  2020年08月の森リン大賞 |  2020年07月の森リン大賞 | 
2020年06月の森リン大賞 |  2020年05月の森リン大賞 |  2020年04月の森リン大賞 |  2020年03月の森リン大賞 |  2020年02月の森リン大賞 | 
2020年01月の森リン大賞 |  2019年12月の森リン大賞 |  2019年11月の森リン大賞 |  2019年10月の森リン大賞 |  2019年09月の森リン大賞 | 
2019年08月の森リン大賞 |  2019年07月の森リン大賞 |  2019年06月の森リン大賞 |  2019年05月の森リン大賞 |  2019年04月の森リン大賞 | 
2019年03月の森リン大賞 |  2019年02月の森リン大賞 |  2019年01月の森リン大賞 |  2018年12月の森リン大賞 |  2018年11月の森リン大賞 | 
2018年10月の森リン大賞 |  2018年09月の森リン大賞 |  2018年08月の森リン大賞 |  2018年07月の森リン大賞 |  2018年06月の森リン大賞 | 
2018年05月の森リン大賞 |  2018年04月の森リン大賞 |  2018年03月の森リン大賞 |  2018年02月の森リン大賞 |  2018年01月の森リン大賞 | 
2017年12月の森リン大賞 |  2017年02月の森リン大賞 |  2017年01月の森リン大賞 |  2016年12月の森リン大賞 |  2016年11月の森リン大賞 | 
2016年10月の森リン大賞 |  2016年09月の森リン大賞 |  2016年08月の森リン大賞 |  2016年07月の森リン大賞 |  2016年06月の森リン大賞 | 
2016年05月の森リン大賞 |  2016年04月の森リン大賞 |  2016年03月の森リン大賞 |  2016年02月の森リン大賞 |  2016年01月の森リン大賞 | 
2015年12月の森リン大賞 |  2015年11月の森リン大賞 |  2015年10月の森リン大賞 |  2015年09月の森リン大賞 |  2015年08月の森リン大賞 | 
2015年07月の森リン大賞 |  2015年06月の森リン大賞 |  2015年05月の森リン大賞 |  2015年04月の森リン大賞 |  2015年03月の森リン大賞 | 
2015年02月の森リン大賞 |  2015年01月の森リン大賞 |  2014年12月の森リン大賞 |  2014年11月の森リン大賞 |  2014年10月の森リン大賞 | 
2014年09月の森リン大賞 |  (2014年7~8月は未集計) |  2014年06月の森リン大賞 |  2014年05月の森リン大賞 |  2014年04月の森リン大賞
2014年03月の森リン大賞 |  2014年02月の森リン大賞 |  2014年01月の森リン大賞 |  2013年12月の森リン大賞 |  2013年11月の森リン大賞
2013年10月の森リン大賞 |  2013年09月の森リン大賞 |  2013年08月の森リン大賞 |  2013年07月の森リン大賞 |  2013年06月の森リン大賞
2013年05月の森リン大賞 |  2013年04月の森リン大賞 |  2013年03月の森リン大賞 |  2013年02月の森リン大賞 |  2013年01月の森リン大賞
2012年12月の森リン大賞 |  2012年11月の森リン大賞 |  2012年10月の森リン大賞 |  2012年09月の森リン大賞 |  2012年08月の森リン大賞
2012年07月の森リン大賞 |  2012年06月の森リン大賞 |  2012年05月の森リン大賞 |  2012年04月の森リン大賞 |  2012年03月の森リン大賞
2012年02月の森リン大賞 |  2012年01月の森リン大賞 |  2011年12月の森リン大賞 |  2011年11月の森リン大賞 |  2011年10月の森リン大賞
2011年09月の森リン大賞 |  2011年08月の森リン大賞 |  2011年07月の森リン大賞 |  2011年06月の森リン大賞 |  2011年05月の森リン大賞
2011年04月の森リン大賞 |  2011年03月の森リン大賞 |  2011年02月の森リン大賞 |  2011年01月の森リン大賞 |  2010年12月の森リン大賞
2010年11月の森リン大賞 |  2010年10月の森リン大賞 |  2010年09月の森リン大賞 |  2010年08月の森リン大賞 |  2010年07月の森リン大賞
2010年06月の森リン大賞 |  2010年05月の森リン大賞 |  2010年04月の森リン大賞 |  2010年03月の森リン大賞 |  2010年02月の森リン大賞
2010年01月の森リン大賞 |  2009年12月の森リン大賞 |  2009年11月の森リン大賞 |  2009年10月の森リン大賞 |  2009年09月の森リン大賞
2006年9月~2009年8月までの森リン大賞


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