毎月の森リン大賞
森リンの丘
1月の森リン大賞と上位入賞者(小1の部74人中)
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1月の森リン大賞と上位入賞者(小2の部135人中)
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1月の森リン大賞と上位入賞者(小3の部133人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●「ふしぎ。」くさったらなんでにおいがするの? |
ああろと |
71 |
713 | 49 | 47 | 68 | 89 |
2位 |
●もしもあたたまれるものがなかったら!! |
まめまきラッパ |
70 |
751 | 41 | 57 | 70 | 84 |
3位 |
●ぼうけん、発見、ふしぎな道 |
なゆら |
70 |
641 | 41 | 52 | 65 | 90 |
4位 |
●へん化する食べ物 |
あゆまる |
70 |
646 | 48 | 52 | 57 | 89 |
5位 |
●すごいぞ生物! |
らゆみ |
68 |
532 | 47 | 47 | 64 | 76 |
6位 |
●お正月にお母さんとあそんだよ |
さとタン |
64 |
447 | 39 | 44 | 59 | 76 |
7位 |
●たこあげ |
ああのせ |
63 |
298 | 39 | 43 | 58 | 86 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(小4の部141人中)
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●天空のクリスマス |
ああてに |
79 |
919 | 42 | 77 | 102 | 87 |
2位 |
●お正月 |
おむれ |
77 |
922 | 46 | 61 | 82 | 86 |
3位 |
●害虫の数をおさえる自然 |
夢見るおたまじゃくし |
76 |
1063 | 39 | 63 | 78 | 84 |
4位 |
●アメリカシロヒトリ |
くるみ |
76 |
837 | 52 | 49 | 73 | 89 |
5位 |
●父と妹とたこあげを |
ああほい |
75 |
786 | 43 | 55 | 81 | 81 |
6位 |
●ベッドの中へ |
わさび |
75 |
1086 | 49 | 55 | 76 | 87 |
7位 |
●休み時間の生活 |
ころ |
75 |
835 | 43 | 61 | 66 | 84 |
8位 |
●アメリカから来た生き物 |
ああとあ |
75 |
884 | 44 | 56 | 64 | 90 |
9位 |
●先生が考えたビー玉ゲーム |
ああよこ |
74 |
754 | 49 | 54 | 75 | 80 |
10位 |
●自然 |
らあき |
73 |
682 | 61 | 57 | 64 | 80 |
★1位と2位の作品は、要約の部分が多かったので代表作になりませんでした。
1月の森リン大賞と上位入賞者(小5の部136人中)
笑顔のかがやき
つ~たん
「おぉ~。」
「きれ~い。」
あちこちからかん声が上がった。とてもきれいだ。私は、毎年初日の出を見に、山へ登る。年長からずっとお姉ちゃんやお父さんといっしょに、三人以上で登る。
私は、あのとてもきれいで、みんなを笑顔にさせてくれるかがやきの太陽が大大大好きだ。高尾山に登って見たのが最初だ。一年生と時が城山、二年生が景信山(かげのぶやま)、三年生と四年生の時が大山、とちょっとずつ高くなっていたのだが、今年は、大山より低い神馬山に登った。毎年毎年寒くて登る時もつらい。登ってもいすにはすわれないし、すごく冷えてくる。だけど、どうして、毎年毎年登り、やめようと思わないかというと、あの太陽のかがやきを見ると、何もかも全て楽しい思いでになり、未来ががとっても明るくなるからだ。そして、その太陽を見ながら食べる朝ごはんは、とってもとってもおいしくてたまらない。大好きなカップラ-メンと、おにぎり二個だ。カップラーメンは、しょうゆ味だ。毎年毎年変わらない。年長の時からずっとしょうゆ味だ。とってもおいしい。まだ楽しみがある。それは初日の出とは、またちがう方向にある光景だ。富士山が見られることだ。毎年雲一つない快晴だから、とてもきれ~いな富士山が下山する時も見られるのだ。
父に、一番最初に初日の出を見た時のことを聞いてみた。登った山を聞くと、
「オフクロと、開聞岳(かいもんだけ)に登ったなぁ。」
となつかしそうに答えた。
「開聞岳は、別名をさつま富士ともいうようだよ。」
そう父が教えてくれた。なぜかを聞くと、
「富士山と同じように円錐形の山で、鹿児島県のさつま半島にある山だからだよ。」
と話してくれた。円錐形の山とは、三角定規をコンパスのように回した形だそうだ。私はその山を遠くから見た風景を想像して、きれいだなぁ、と思った。
『さつま富士は日本百名山にのっているんだよ。だけど高尾山とかは、のっていないよ。それぐらい有名な山なんだ。だけど、高さは九四二メ-トル。と日本百名山の中では、極めて例外なんだよ。日の出は、とても良かったよ。
やっぱり初日の出のかがやきはすごい。
私はどんなにつらくても初日の出を思い出すと平気になる。あの太陽のかがやきは笑顔にしてくれるんだと思う。
「おぉ~。」
「きれ~い。」
私は初日の出を見つめた。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●そっ啄の機 |
あめの |
82 |
1019 | 54 | 61 | 80 | 92 |
2位 |
●このタイミングが |
もあ |
81 |
1083 | 52 | 55 | 73 | 92 |
3位 |
●笑顔のかがやき |
つ~たん |
79 |
968 | 48 | 75 | 99 | 86 |
4位 |
●静岡のお正月 |
白うさぎ |
79 |
954 | 41 | 87 | 92 | 84 |
5位 |
●大金持ち |
りゅうの玉 |
79 |
1001 | 44 | 55 | 71 | 90 |
6位 |
●「無知の知」の大切さ |
サーサ |
79 |
1212 | 44 | 58 | 65 | 93 |
7位 |
●おせち料理のひみつ(清書) |
ワシタ |
78 |
913 | 39 | 65 | 89 | 89 |
8位 |
●頭が良くなりますように |
ななとや |
78 |
1141 | 43 | 83 | 83 | 86 |
9位 |
●一年の計は元旦にあり |
なっち |
78 |
858 | 37 | 60 | 76 | 96 |
10位 |
●たくさんのそっ啄 |
かなん |
78 |
990 | 46 | 56 | 72 | 80 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(小6の部118人中)
日本は文化
ゆえめ
「3・2・1」
カウントダウンをするが、除夜の鐘は聞こえない。なぜなら、ぼくたちはいつもホテルに泊まっているからである。ぼくは、おばあちゃんと一緒に東京のホテルに大晦日から二月二日まで泊まっている。ホテルの近くに日枝神社があり、除夜の鐘を鳴らしているのかもしれないが、ホテルの窓は開かないため、聞くことができない。
初詣も元旦ではなく三日に行っている。ちなみに、おみくじは、ぼくは二年連続で大吉である。いつもは、小吉や末吉だが昨年と今年の運はいいらしい。
ただ、大吉だからといって物事が全て成功するわけでもない。だから、おみくじはただの遊びと思ったほうがいいかもしれない。
ぼくは、いつも大晦日は「紅白歌合戦」ではなく、「ガキの使いやあらへんで」を見ている。紅白は、ただ歌手が歌っているだけで、おもしろくない。録画はしてあるが、好きな歌手しか見ない。特に今年はスマップも出ないし司会もアナウンサーで全然おもしろくなかったらしい。
一方、「ガキ使」はバラエティーでおもしろい。ただ弱点は零時までに終わらないということだ。紅白は十一時三十分に終わるが「ガキ使」は零時三十分くらいに終わる。それにより、カウントダウンができないのだ。二、三回はそうしていつの間にか新年になっていたということがある。だから、「ガキ使」は零時過ぎの部分は見ないようにしている。
お母さんは、小さい頃、元旦の零時に浅草寺に初詣に行ったことがあるらしい。しかし、浅草寺は東京の寺社で有名なので、とても長く並んだらしい。日本では、初詣は明治神宮、神田明神、浅草寺がとても混むそうだ。しかし、意外と地元の人は裏道などを知っていて、三時間待つところを十分で行く道などを知っていたりするらしいが、お母さんは地元なのにそういうことを知らなかったそうだ。それにより、何時間も並ぶはめになったのだ。
ぼくは、日本は独特な文化でできていると思う。今、日本は外国人の観光客が増えてとても人気な国の一つだ。ただそんな日本も全ては文化だと思う。
文化というと、馬鹿にしているようにみえるが、文化というのは先代の人たちが創った歴史のうちの一つである。つまり、言い換えると、今の日本は先代の人が創ったものであると言える。そう考えるとしっくりくると思う。そうなると、この全世界が文化で創られた国ということになる。ばくたちの世代で創ったものも、百年後には文化と言われるようになってくる。つまり、除夜の鐘も人間にとって文化であるということがわかった。そして、鐘が鳴る途端に眠くなる。
「さあ、寝るか」
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●日本は文化 |
ゆえめ |
86 |
1068 | 62 | 94 | 93 | 83 |
2位 |
●自分らしく読む |
ゆとえ |
83 |
1175 | 56 | 61 | 67 | 86 |
3位 |
●娯楽を楽しむ |
なほら |
82 |
1064 | 53 | 61 | 72 | 90 |
4位 |
●初売りではつがい |
イクラ |
80 |
2014 | 42 | 88 | 106 | 87 |
5位 |
●紙は食べられる?? |
レモン |
80 |
1570 | 52 | 82 | 99 | 87 |
6位 |
●子供の世界 |
四つ葉 |
80 |
1127 | 49 | 82 | 92 | 93 |
7位 |
●私の宝物 |
なゆは |
80 |
1100 | 43 | 62 | 77 | 86 |
8位 |
●理解すること |
ゆはる |
79 |
1329 | 59 | 72 | 98 | 95 |
9位 |
●正月と餅とそば |
なゆの |
78 |
1158 | 39 | 71 | 100 | 79 |
10位 |
●おもしろい本 |
らろこ |
69 |
609 | 43 | 53 | 58 | 86 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(中1の部82人中)
ポイ捨て
にえけ
私は、ハロウィンの時にテレビで、歩行者天国、通称「ホコテン」が渋谷で行われているのを見た。テレビに映っていた人は、どの人も笑っていて、ハロウィンを満喫していた。しかしその反面、ポイ捨てがとても多く、渋谷が大きなゴミ処理場のようになっているのもテレビで見た。でも、街を汚すのではなく、街をきれいにしようとしている人もいた。ポイ捨てされたゴミを拾っているボランティアの人達がいたのだ。汚す人もいれば、拾ってくれる人もいるのだなと思った。楽しい事をするのにゴミが出るのはしょうがない、ポイ捨てはつき物だ。それは違うと思う。どんなに楽しく、面白いことをするからといって、何でもしていいということにはならない。一人一人のほんの少しずつの心がけで、ポイ捨ては0にできると思う。私は、ポイ捨てはよくないと思う。
一つ目の理由は、ポイ捨ては、またポイ捨てを呼ぶからだ。テレビで「ホコテン」のニュースを見たときに、ボランティアの人達がゴミ拾いをする前は、道の端はもちろん、道の真ん中でさえもビニールや、紙等がどこでも散らかっているとてもひどい状況だった。最初の方にポイ捨てをした人達は、「持ってかえるのめんどくさいから、ここで捨てちまえ」、「早くゴミを手放したいな、持っていたくないな」という軽い気持ちで捨てたのだろう。そうしているうちに、ゴミがどんどんたまっていって、何も捨てられていないきれいな状況だったらちゃんと持って帰れる人も、「これだけあるし、自分がやっても変わらないよな」、「自分がやってもばれないよな」という思いで捨ててしまい、さらにゴミが増えていってしまうのである。
二つ目の理由は、ポイ捨ては地球の環境にも良くないからだ。「年間ゴミ排出量」(PHP1998年)というデータによると、日本の一年間のゴミの排出量は、5020トン、東京ドーム約135杯分にもなるそうだ。ゴミが増えると、それだけ多く燃やすなどという事をしなければいけなくなる。だから、まずゴミを出さないのが一番だ。しかし、今の人間の生活では、ゴミが出てしまう。これはしょうがない事だ。しかし、ゴミを燃やす量は変わらなくても、ゴミを燃やすまでの手間や労力をできるだけ省く事はできる。つまり、ポイ捨てをし、それを拾ってから燃やすのと、最初からゴミを分別して捨てるのとでは、ゴミの排出量こそ変わらないが、排出されたゴミを燃やすまでの手順や方法が大きく異なるのだ。ポイ捨てをすると、拾う人の労力はもちろん、それを運ぶのに車を使って二酸化炭素の排出などにつながり、結果、地球の環境を悪くしてしまう恐れがあるのだ。
たしかに、「ゴミを持って歩きたい」、「ゴミが欲しくてたまらない」と思う人はいないであろう。しかし、「問題とは、そこにあるものではなく、自分がつくるものである」という名言もある。このように、軽い気持ちでポイ捨てしたゴミが、地球自体の大きな問題につながりかねない、という点を、人間全員が認識すべきだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●ポイ捨て |
にえけ |
85 |
1234 | 56 | 67 | 74 | 87 |
2位 |
●「世間」にとらわれず |
わくゆ |
83 |
1136 | 52 | 64 | 79 | 83 |
3位 |
●ストップ、ポイ捨て |
工藤コナン |
82 |
1050 | 53 | 75 | 81 | 84 |
4位 |
●外から見えない |
白いごはん |
82 |
959 | 57 | 66 | 79 | 89 |
5位 |
●雑然とした方が・・・・・・ |
らこむ |
82 |
1027 | 53 | 66 | 78 | 80 |
6位 |
●不快なポイ捨て |
みいた |
81 |
1079 | 62 | 59 | 65 | 83 |
7位 |
●世間にとらわれずに |
赤髪のとも |
81 |
1137 | 56 | 60 | 65 | 86 |
8位 |
●ポイ捨てについて考えを深めた方が良いか? |
られし |
80 |
1513 | 49 | 90 | 93 | 87 |
9位 |
●見た目より中身 |
わよむ |
80 |
858 | 56 | 81 | 78 | 80 |
10位 |
●意見 清書 |
のび太 |
78 |
869 | 46 | 56 | 87 | 84 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(中2の部66人中)
適当な振る舞い
はや
「どうしよう、ワイシャツ忘れた。」
僕はそうつぶやきながらもう一度バッグを探す。いくら探してもないものはない。
「だったら、ジャージ着ればいいじゃん。」
友達が提案した。少し恥ずかしかったが、そうする他どうしようもなかったので、僕はジャージを着て教室へ向かった。久しぶりに部活のあされんがあり、つい制服を忘れてしまった。「一人だけ」というのは、個人の不安はもちろん、制服という統一したものを乱していることがあるのだ。
確かに、自分らしさを大切にした振る舞いをするべきだという意見もある。例えば、同じクラスのみんなでどこかに行くことになっても、その日に大事な用事が入っていたとしたら、断るだろう。また、たまにみんなと同じではつまらないと言う人がいるが、自分らしさの確立が目的なのかもしれない。例えば僕は、最近スマホを手に入れ、色々とアプリを入れたりしているのだが、僕のクラスの男子の八割は、「モンスターストライク」というアプリを入れていて、みんなのお気に入りのゲームとなっている。ぼくも一度だけだがやってみたことがある。友達に誘われて遊んでみたが、あまり面白さが伝わってこなかった。友達にどうだったかを聞かれるが、「あまり面白くはなかったな」とは答えにくい。もう既に、クラスでは、モンストをやっていて当たり前という雰囲気でさえあり、なかなか言い出し辛いが、つまらないものをやっていても仕方がないので、ぼくは自分の気持ちを優先した。まるで荒波に逆らう一匹の魚のような気持ちだったが、きっとこのままモンストを続けていても楽しむことはできないだろうと思い、ぼくは気持ちを貫き通した。
しかし、その場に応じた振る舞いをすることも大切だという意見もある。例えば、制服登校と決められている学校に、私服で行こうとする人はあまりいない。街中をパジャマ姿で歩く人もほとんどいない。これらのように、人はその場その場に応じた格好をしている。第一、もしそうでない人がいれば一際目立つし、とても変に感じるだろう。服装に限らずとも、レストランで出てきた料理を手づかみで食べ始めたり、代金を払わず出て行ってしまう人は見かけない。なぜなら、それにはマナーや常識的な振る舞いというものがあり、人々はそれを判断できているからである。例えば僕は、中学一年生のときに一度だけ制服のワイシャツを忘れたことがある。部活の朝練習のため朝が早く、着替えた状態で学校に行くため、僕はワイシャツを忘れてしまったのだろう。それに気づくと、僕はジャージで代用しようと考え、上下にジャージを着て教室へ行った。もちろん、最初はみんなに訳を聞かれたが、それはすぐに済むことだ。そのあとは何も言われなかった。しかし、教室内に一人だけ青いジャージ姿は目立ち、とても決まりが悪かった。周りとの差ができてしまい、とても嫌な気分だった。まるで群れからはぐれたような気分だった。また、「こぶとりじいさん」という昔話があるように、やさしいおじいさんは、鬼の宴会に紛れ込んでしまっても、そこで自分なりにアピールし、それが認められたことで、こぶを取ってもらったのだ。
自分らしさを求めるのも良い、その場に応じた振る舞いをするのも良い。しかし、「持ち物を気にするのは、実力に自信がない証拠である。」という名言もあるように、自分の行動に自信が持てれば、それは正しい行動なのだ。一番大事なのは、例えみんなと違った行動であっても、それに惑わされることなく貫き通すことだ。それも一つの強さといえよう。これから僕は、自分に自信を持ち行動することで、どんな道でも歩んでいきたい。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●適当な振る舞い |
はや |
88 |
1494 | 57 | 72 | 83 | 92 |
2位 |
●個性と社会性(清書) |
わわあ |
88 |
1256 | 62 | 74 | 81 | 87 |
3位 |
●ポイ捨て |
わせえ |
86 |
1215 | 59 | 101 | 102 | 92 |
4位 |
●Peace&Time |
みんみ |
86 |
1585 | 62 | 90 | 101 | 90 |
5位 |
●思いやりを持って |
ゆこぷん |
85 |
1091 | 59 | 69 | 75 | 90 |
6位 |
●自分らしさ |
あしゅらまる |
84 |
1188 | 57 | 80 | 93 | 86 |
7位 |
●反省と対策 |
ゆまた |
84 |
1051 | 57 | 90 | 86 | 90 |
8位 |
●本当の豊かさ、ポイ捨て |
ああかち |
84 |
1143 | 54 | 72 | 83 | 83 |
9位 |
●社会は個人から成り立つもの |
はれそ |
83 |
968 | 58 | 68 | 75 | 97 |
10位 |
●平和の大切さ |
レモン |
83 |
1119 | 48 | 64 | 74 | 92 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(中3の部45人中)
人間はよくも悪くも
ああけえ
人間はよくも悪くも周りに影響されやすい生き物だ。人間に影響を与えやすいものはニュースであったり、著名な人の考えであったりする。つまり、一定の信憑性や評価を得ているものだ。それを鵜呑みする、自分自身が分からくなるのが他人本位の生き方で、自分を大切にし、自分を探すのが自己本位の生き方だ。それを踏まえて、私は高校生活の中で周りに影響されない自分を持ちながら周りの多様性を認められるようにしていきたい。
それは、一人ひとりの個性が生きるクラスの形成につながるからだ。義務教育終了後の高校ではその地域に限ったことなく遠くから来たりする人も多い。電車で来る人、自転車で来る人、歩きでくる人。交通手段だけでも様々だ。交通手段以外にもひとりひとりの条件、バックグラウンド、経歴、などすべてが違う。そのような多種多様な環境において一人ひとりの色が出されすことはとても重要だと思われる。実際に私はキルギスという国に住んでいた時に、インターナショナルスクールといういわば青少年国際交流の場に在籍していた。国も違えば、話す言語も、それぞれのストーリーもとても個性的で多くのカラーを持つ場所だった。左隣に座るのはインド人、右はキルギス人、クラス内で飛び交う言語は英語とロシア語とヒンディー語、と言った感じであった。祖国での出来事はとてもユニークで、一人ひとりの考えの違いがとても尊重されていた。学校は人を知り、人を理解する場所であるからこそ「違い」は不可欠である。
では、どうすれば異端を認め、確固たる自分を持つことが出来るのか。それは、学校生活は自分を人間としてどう変えるかを意識することだ。前述の通り、学校は人を知り、人を理解する場所だ。周りに流されて人の本当の姿などどうしたら理解できようか。周りに流される人は自分も理解できていない。それは単なる不幸せではないかと思う。そういう人は結果的に受け身になり、自分の自由を自分から拘束している。完全に理解できていない人を、変わり者、変な奴呼ばわりして満足している。満足しているのではなく、実際には苦しんでいる。しかし学校の意義を意識すれば自分も変われば、周りも変えられる。最近ニュース担っているISも戦闘員たちも、周りのイスラム過激思想に流されているのではないのか。他の宗教、世の中の仕組み、反対しているすべてを認めることが出来るのではないのかと思わず庭いられない。学校に限らずどの規模の社会でもその社会に自分とその周りに仲間がいることの意味を考えることが大切だ。
もちろん、空気を読むことも時には大切かもしれない。よめなさすぎる人はそれで一つの個性だが少し度が過ぎている。それでもその個性までを認められるような自他同時尊重の空気を作り上げていくことで、学校生活は誰にとっても有意義なものになるに違いない。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●人間はよくも悪くも |
ああけえ |
90 |
1170 | 66 | 98 | 90 | 89 |
2位 |
●自己アピール |
おしゃべり君 |
88 |
1256 | 62 | 79 | 84 | 84 |
3位 |
●自然と共存 |
きろせ |
88 |
1396 | 61 | 81 | 78 | 96 |
4位 |
●自然に対して謙虚に |
わさの |
87 |
1265 | 59 | 81 | 88 | 87 |
5位 |
●自信を持ち、全力で取り組むこと |
しろめウサギ |
87 |
1401 | 59 | 90 | 84 | 87 |
6位 |
●広く生きる |
彌織 |
87 |
1380 | 56 | 72 | 81 | 93 |
7位 |
●コツコツ型の良いところ |
りすっぴ |
86 |
1345 | 52 | 77 | 82 | 93 |
8位 |
●自然の中の私 |
リロ |
79 |
855 | 42 | 69 | 79 | 93 |
9位 |
●自然と人類(清書) |
ジャスミン |
78 |
852 | 44 | 79 | 74 | 86 |
10位 |
●農耕 |
カレーライス |
74 |
762 | 54 | 55 | 67 | 80 |
1月の森リン大賞と上位入賞者(高1高2高3社の部113人中)
「宗教」の姿
四葉のクローバー
今、世界には多くの宗教がある。宗教によって、物事の考え方、人生の捉え方など様々な違いがある。しかしそういった違いから生まれる争いが絶えない。宗教的不寛容が元になる対立は、なくならないばかりかこの先ますます増えていくのではないだろうか。個人の救いであるはずの宗教が、国家や民族の争いの火種となっている現代の社会は問題だ。
第一の原因は、対立を話し合いではなく武力によって解決しようとする傾向があるからである。小学生のとき、同じクラスにやんちゃな男の子が沢山いた。昼休みに何をして遊ぶかで意見が分かれると、彼らは喧嘩を始める。荒々しい言葉が飛び交い始め、その言葉にカチンと来たのか、どちらかが蹴りを入れる。そうなると殴り合いの喧嘩が始まってしまうのだ。そしてどちらかが諦めるまで喧嘩は続く。中学生になると、このような喧嘩はほとんどなかったが、合唱コンクールの練習をさぼっていたり、静かにするべき場所で騒いでいる男子がいると、元気なパワーのある女子が、彼らに蹴りを入れることは時々あった。小学校の道徳の授業で、話し合うことの大切さ、相手の心を読み取ることの大切さを勉強したのに、やはり実際には武力が前に出てしまうことがある。一方が武力を使えば他方も使わざるを得ない。この悪循環に陥る前に、言葉で解決するべきだ。
第二の原因は、宗教を超える大きな価値観がなくなってしまったことである。集団というものは、共通の大きな目標があるときは、全員がひとつの方向に向いていればよいから団結が強い。私が中学生のときに所属していた部活動では、常に全くやる気のない顧問に先生と対立していた。40日ある夏休みに14日しか練習を入れてもらえなかったので増やしてもらうようにお願いしに行き、そこまでやるからには、先生を見返すためにも試合で結果を出す。やる気がなくあまりにも理不尽な顧問の先生がいたからこそ、なにくそと部員全員団結して一生懸命頑張ってこられた部分はあると思う。世界では1989年まで東西冷戦が続いていた。しかし、マルタ会談で冷戦の終結が宣言されると、新たな対立が生まれた。冷戦という大きな対立がなくなると、次は宗教対立、民族対立が生まれてしまったのだ。猿山でも、ボスがいなくなると次のボスをめぐる争いが起こるように、大きな価値観がないとまとまらないのだ。
確かに、社会は対立と競争によって発展してきた。しかし宗教とは、人の心を傷つけるナイフではなく、穏やかにする泉のようなものであるはずだ。だからこそ、宗教が国家や民族の争いの火種となっている現代の社会は問題である。何かを敵に回してまとまるのではなく、話し合いで解決できる穏やかな社会にしていくべきだ。
順位 | 題名 | ペンネーム | 得点 | 字数 | 思考 | 知識 | 表現 | 文体 |
1位 |
●「宗教」の姿 |
四葉のクローバー |
90 |
1121 | 68 | 80 | 86 | 89 |
2位 |
●世の中って金? |
ぎんぎつね |
89 |
1401 | 63 | 99 | 99 | 92 |
3位 |
●価値のない宝物 |
枕草子 |
87 |
1221 | 56 | 87 | 88 | 86 |
4位 |
● |
きろる |
87 |
1273 | 68 | 70 | 75 | 84 |
5位 |
●言葉の背後にある文化 |
ゆよた |
86 |
1145 | 58 | 74 | 75 | 87 |
6位 |
●二つの使用法 |
りなこ |
85 |
1178 | 56 | 95 | 92 | 83 |
7位 |
●公園 |
わいし |
85 |
1119 | 58 | 89 | 91 | 87 |
8位 |
●慰霊祭のたびに官僚たちの挨拶が(感)清書 |
ああまむ |
84 |
1546 | 63 | 114 | 108 | 83 |
9位 |
●物の価値 |
ききも |
84 |
1022 | 58 | 78 | 75 | 87 |
10位 |
●進歩の結果 |
わえふ |
81 |
956 | 57 | 77 | 90 | 99 |
2025年03月の森リン大賞 |
2025年02月の森リン大賞 |
2025年01月の森リン大賞 |
2024年12月の森リン大賞 |
2024年11月の森リン大賞 |
2024年10月の森リン大賞 |
2024年09月の森リン大賞 |
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2024年07月の森リン大賞 |
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2024年04月の森リン大賞 |
2024年03月の森リン大賞 |
2024年02月の森リン大賞 |
2024年01月の森リン大賞 |
2023年12月の森リン大賞 |
(23年8月~23年11月未集計) |
2023年07月の森リン大賞 |
2023年06月の森リン大賞 |
2023年05月の森リン大賞 |
2023年04月の森リン大賞 |
2023年03月の森リン大賞 |
(20年10月~23年2月未集計) |
2020年09月の森リン大賞 |
2020年08月の森リン大賞 |
2020年07月の森リン大賞 |
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(2014年7~8月は未集計) |
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2012年12月の森リン大賞 |
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2006年9月~2009年8月までの森リン大賞
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