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● SDGsとかLGBTQとか (166字) 森川林 nane 2025年09月27日 15時34分
18162 森川林日記より
SDGsとかLGBTQとかいう新しい言葉を使う人は、考えの浅い人が多い。
大学入試でそういう言葉で課題を出すところはレベルが低い。
少し前なら「地球温暖化」もそう。
今は、トランプでさえ、国連演説で地球温暖化は詐欺だと言っている。
もちろん使っていい新しい言葉はある。
AIとかロボットとか常温核融合とか。
最近では、3I/アトラスとか(笑)。
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● 千葉県立千葉中の国語の問題 (78字) 森川林 nane 2025年09月25日 17時41分
18161 森川林日記より
受験生に点数の差をつけるためだけのテスト。
横浜市立南高附属中も、似たような感じだったなあ。
こんなくだらない力作の問題を作るよりも、もっといい方法があるはず。
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● 言葉の森新聞2025年9月4週号 通算第1868号 (5026字) 言葉の森事務局 jun 2025年09月22日 12時50分
18159 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年9月4週号 通算第1868号
文責 中根克明(森川林)
■■9月29日(月)・30日(火)は休み
9月29日(月)・30日(火)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■新学期の教材を発送しました。(作文クラス)
9月18日(木)に新学期の作文の教材を発送しました。
国内の生徒で25日になっても届かない場合はご連絡ください。
■■英検、漢検に続く第三の検定試験、日本語作文検定
英検、漢検を悪く言うわけではありません。
この検定試験によって、多くの子供たちが英語を学び漢字を学びました。
しかし、AIの時代には、英語の力のかなりの部分はAIによってカバーされます。
また、今後、中国の発展とともに中国語が必要になったときに、新たに中国語検定に取り組みたいと思う人はいないはずです。
AIで補える学力は、人間に本当に必要な学力ではないのです。
漢検も同じです。
ただ、ここで区別する必要があるのは、漢字の書き取り力と読み取り力とは性格が違うということです。
漢字の書き取りは、すでにスマホやパソコンがカバーするようになっています。
書き方を忘れた漢字を辞書で調べて、改めて覚え直すという人はもういません。
必要なのは、漢字の書き取り力ではなく漢字の読み取り力です。
しかし、読み取り力はと、知識として「玉蜀黍」や「蒲公英」が読めるということではありません。
それは単なる漢字クイズです。
必要なのは、「黄昏」とか「微風」とか「佇む」とかという漢字を見て、「ああ、いいなあ」とか「うんわかる」などと実感を伴ってわかる感性です。
だから、それは漢字力というよりも日本語の母語の力なのです。
これと似たものが数学力です。
数学力の本質は、「物事は理詰めに考えれば理解できるはずだ」という世界観を身につけることです。
私たちの日常生活では、理詰めに考えることが必要な場面はあまりありません。
ほとんどは、習慣で処理したり、勘で処理したり、思いつきで処理したりして何とかなります。
数学を学ぶ意義は、理詰めに考えることの意義と効果を実感として身につけることです。
しかし、今の数学の多くは、試験で差をつけるための数学になっています。
数学力として必要なことを学ぶのは小学校低中学年までで、高学年になり中学生になり高校生になると、数学力の本質とは関係のない差をつけるための難問に取り組むようになるのです。
よく学校時代に成績の悪かった子が、社会に出て活躍していることがあります。
その子にとって、学校時代の勉強は、社会で活躍するためにほとんど必要なかったということです。
学校教育は、差をつけるための教育ではなく、人間が生きていくのに必要な学力をつけるための教育になるべきです。
そうすれば、学校での勉強はもっと短時間で終わり、しかも楽しいものになるはずです。
では、本当に必要な学力とは何かというと、それは日本語力と先ほどの数学力です。
また、学力とは少し違いますが、共感力と実践力も重要です。
日本語力で大事なものは、書く力、読む力、話す力などですが、現在最も学習の不足しているものは書く力つまり作文力です。
その作文力を、子供たちの日常的な学習として取り組めるようにしたのが、日本語作文検定R です。
日本語作文検定は、小学生から高校生まで一貫した学習として取り組めるようになっています。
これから、英検、漢検に続く第三の検定試験が日本語作文検定になります。
そして、作文検定は、AI時代にも通用する真の検定試験とも言えるものなのです。
■■2025年9月保護者懇談会資料
●家庭学習の習慣を
小学生のうちから家庭学習の習慣をつけておくと、中学生や高校生になってからも、自分で計画を立てて勉強できるようになります。
家庭学習の習慣がついていないと、宿題があるときに勉強するとか、塾に行って勉強するとかいう他人任せの勉強スタイルになります。
小学生時代に、他人任せの学習生活を送っていると、中学生高校生になっても自分で計画を立てて勉強することができなくなります。
家庭学習は、中身よりも形が大事です。
何をやるかが決まっていて、それを毎日時間を決めてやるようにしていくことが大事です。
第一は読書、第二は算数で、読書はあらゆる勉強の基礎になります。
算数は、少なくとも苦手にならないようにすることが大事です。
低学年の生徒は、暗唱も家庭学習としてできるといいです。
暗唱ができるかどうかは、家庭学習ができているかどうかのひとつの目安になります。
●授業には遅刻しないように入る
ほとんどの生徒は、授業の少し前にクラスに入っていますが、中に、毎週のように少しだけ遅れてくる生徒がいます。
日本の社会では、遅刻しないことは、社会的な信用の最も重要な条件になります。
遅刻せずに毎週時刻どおりにクラスに入る生徒は、家庭学習の習慣ができています。
遅刻しないことは、勉強することよりも大事だということを家庭で教えていくといいと思います。
ホンダの元副社長の藤沢武夫さんは、社員が集まる会合に参加するとき、たまたま交通機関の事故か何かで会場への到着が遅れそうになったそうです。
そのとき、藤沢さんは、もうすでにいい年になっているはずなのに全力で走って会場に向かったそうです。
こういうところに、その人の人柄が表れると思います。
●デジタル機器による学習で学力が低下という記事
言葉の森は、作文の課題フォルダも、教科学習の問題集も、アナログにしています。
デジタルは、知識や情報を検索するときには便利ですが、人間が頭に入れる学習の手段はアナログであることが必要です。
人間がものごとを理解し、その理解を自分のものにするときは、その媒体の手触りも一緒に頭に入るからです。
大事なものはデジタルではなくアナログで考えておいてください。
●読書は、借りて読むのが便利だが、いい本は買っておくこと
図書館で本を借りて読んでみて、いい本だと思ったら、同じ本を買っておくことです。
そうすれば、日をおいて繰り返し読む機会ができるからです。
これも、デジタルとアナログの関係と同じように、いい本はアナログとして置いておくことが大事だからです。
いい本は、子供にとって宝物のようなものになります。
●探究学習で基礎学力が低下する面
フィンランドの自由な教育は、一時話題になりました。
当時、フィンランドはヨーロッパで最も学力の高い国でした。
しかし、宿題やテストをやめて、自由な学習を進めたところ、みるみるうちに学力が低下しました。
東京でも、宿題やテストをやめた学校が、最初は新しい教育として評価されましたが、すぐに学力が低下し学校も荒れるようになったそうです。
探究学習は、面白い勉強ですが、探究学習が中心になりすぎると、やはり肝心の学力が低下します。
それは、なぜかというと、苦しい勉強というものがそれなりに人間の向上心を育むからです。
ただ、今は受験勉強で不必要に苦しい勉強をしている面もあるので、両者のバランスを取ることが大切です。
●算数数学の勉強は、理詰めに考える力を育てる
算数数学の勉強をすると、「物事は理詰めに考えれば必ず答えが出る」ということを実感として感じるようになります。
ところが、日常生活ではそのように理詰めに考える場面はなかなかありません。
そのため、ともすれば、理屈ではなく直感や根性や運で考えてしまう面が出てきます。
不必要に難しい算数数学をする必要はありませんが、算数数学の勉強にはある程度の時間を取って取り組むことが大切です。
●英語の基礎は日本語
英語の勉強は、現在ではまだ重要です。
大学入試の総合選抜なども、小論文と面接だけでは確実な学力がわからないので、英語の点数を参考にすることが多いです。
英語の点数は、その生徒が真面目に勉強していたかどうかがわかるいちばんの目安になるからです。
しかし、今はイヤホンとマイクとスピーカーをセットにした携帯型の、ChatGPTのAIを利用した外国語コミュニティ端末が次々と出されています。
英語の勉強の基本は、日本語力だと考え、英語の勉強のためにも、日本語の難しい本の読書に力を入れていくことが大事です。
●小学5、6年生の作文の勉強は、親子の対話が進む貴重な機会
作文の課題は、小学5年生から、入試問題と同じような抽象的な課題の感想文になります。
この感想文の勉強を、家庭での親子の対話の機会として生かしていってください。
そのためには、お父さんやお母さんが、事前に課題フォルダの課題の文章を見ておくといいです。
そして、できれば土日の家族の団欒(だんらん)の時間などに、課題についての対話をする時間を取るといいと思います。
子供は、中学生になると、なかなか親子で話さなくなります。
小学5、6年生の貴重な時期を十分に生かしていってください。
●基礎学力、総合学力、全科学力クラスは、未来のスタイルの勉強
これまでの勉強の仕方は、国語は国語の教室で、算数数学は算数数学の教室で、英語は英語の教室でというかたちが普通でした。
しかし、週に何日もどこかに通って勉強するというのは、能率のよいやり方ではありません。
家庭学習の習慣があれば、週に1回まとめて学習チェックをし、質問の時間が取れればそれで十分です。
特に、AIが利用できる時代には、勉強のほとんどは家庭でのAI学習でカバーできます。
そうすれば、毎日余裕のある生活が送れます。
こういう勉強スタイルが広がることを考え、今後、デジタル評価とAI評価を組み合わせた教育を行っていく予定です。
●森リンのAI講評が直りました、オシロンのテキスト化も直りました
8月中旬から森リンのAI講評が止まっていましたが、先日(9/18に)直りました。
オシロンも同じくテキスト化が止まっていましたが、昨日(9/21に)直りました。
今後、森リンを活用した日本語作文検定を広げていく予定です。
また、今後、AIを利用した推薦図書検定を開発する予定です。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
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● 2025年9月保護者懇談会資料 (2628字) 森川林 nane 2025年09月22日 11時49分
18158 森の掲示板より
●家庭学習の習慣を
小学生のうちから家庭学習の習慣をつけておくと、中学生や高校生になってからも、自分で計画を立てて勉強できるようになります。
家庭学習の習慣がついていないと、宿題があるときに勉強するとか、塾に行って勉強するとかいう他人任せの勉強スタイルになります。
小学生時代に、他人任せの学習生活を送っていると、中学生高校生になっても自分で計画を立てて勉強することができなくなります。
家庭学習は、中身よりも形が大事です。
何をやるかが決まっていて、それを毎日時間を決めてやるようにしていくことが大事です。
第一は読書、第二は算数で、読書はあらゆる勉強の基礎になります。
算数は、少なくとも苦手にならないようにすることが大事です。
低学年の生徒は、暗唱も家庭学習としてできるといいです。
暗唱ができるかどうかは、家庭学習ができているかどうかのひとつの目安になります。
●授業には遅刻しないように入る
ほとんどの生徒は、授業の少し前にクラスに入っていますが、中に、毎週のように少しだけ遅れてくる生徒がいます。
日本の社会では、遅刻しないことは、社会的な信用の最も重要な条件になります。
遅刻せずに毎週時刻どおりにクラスに入る生徒は、家庭学習の習慣ができています。
遅刻しないことは、勉強することよりも大事だということを家庭で教えていくといいと思います。
ホンダの元副社長の藤沢武夫さんは、社員が集まる会合に参加するとき、たまたま交通機関の事故か何かで会場への到着が遅れそうになったそうです。
そのとき、藤沢さんは、もうすでにいい年になっているはずなのに全力で走って会場に向かったそうです。
こういうところに、その人の人柄が表れると思います。
●デジタル機器による学習で学力が低下という記事
言葉の森は、作文の課題フォルダも、教科学習の問題集も、アナログにしています。
デジタルは、知識や情報を検索するときには便利ですが、人間が頭に入れる学習の手段はアナログであることが必要です。
人間がものごとを理解し、その理解を自分のものにするときは、その媒体の手触りも一緒に頭に入るからです。
大事なものはデジタルではなくアナログで考えておいてください。
●読書は、借りて読むのが便利だが、いい本は買っておくこと
図書館で本を借りて読んでみて、いい本だと思ったら、同じ本を買っておくことです。
そうすれば、日をおいて繰り返し読む機会ができるからです。
これも、デジタルとアナログの関係と同じように、いい本はアナログとして置いておくことが大事だからです。
いい本は、子供にとって宝物のようなものになります。
●探究学習で基礎学力が低下する面
フィンランドの自由な教育は、一時話題になりました。
当時、フィンランドはヨーロッパで最も学力の高い国でした。
しかし、宿題やテストをやめて、自由な学習を進めたところ、みるみるうちに学力が低下しました。
東京でも、宿題やテストをやめた学校が、最初は新しい教育として評価されましたが、すぐに学力が低下し学校も荒れるようになったそうです。
探究学習は、面白い勉強ですが、探究学習が中心になりすぎると、やはり肝心の学力が低下します。
それは、なぜかというと、苦しい勉強というものがそれなりに人間の向上心を育むからです。
ただ、今は受験勉強で不必要に苦しい勉強をしている面もあるので、両者のバランスを取ることが大切です。
●算数数学の勉強は、理詰めに考える力を育てる
算数数学の勉強をすると、「物事は理詰めに考えれば必ず答えが出る」ということを実感として感じるようになります。
ところが、日常生活ではそのように理詰めに考える場面はなかなかありません。
そのため、ともすれば、理屈ではなく直感や根性や運で考えてしまう面が出てきます。
不必要に難しい算数数学をする必要はありませんが、算数数学の勉強にはある程度の時間を取って取り組むことが大切です。
●英語の基礎は日本語
英語の勉強は、現在ではまだ重要です。
大学入試の総合選抜なども、小論文と面接だけでは確実な学力がわからないので、英語の点数を参考にすることが多いです。
英語の点数は、その生徒が真面目に勉強していたかどうかがわかるいちばんの目安になるからです。
しかし、今はイヤホンとマイクとスピーカーをセットにした携帯型の、ChatGPTのAIを利用した外国語コミュニティ端末が次々と出されています。
英語の勉強の基本は、日本語力だと考え、英語の勉強のためにも、日本語の難しい本の読書に力を入れていくことが大事です。
●小学5、6年生の作文の勉強は、親子の対話が進む貴重な機会
作文の課題は、小学5年生から、入試問題と同じような抽象的な課題の感想文になります。
この感想文の勉強を、家庭での親子の対話の機会として生かしていってください。
そのためには、お父さんやお母さんが、事前に課題フォルダの課題の文章を見ておくといいです。
そして、できれば土日の家族の団欒(だんらん)の時間などに、課題についての対話をする時間を取るといいと思います。
子供は、中学生になると、なかなか親子で話さなくなります。
小学5、6年生の貴重な時期を十分に生かしていってください。
●基礎学力、総合学力、全科学力クラスは、未来のスタイルの勉強
これまでの勉強の仕方は、国語は国語の教室で、算数数学は算数数学の教室で、英語は英語の教室でというかたちが普通でした。
しかし、週に何日もどこかに通って勉強するというのは、能率のよいやり方ではありません。
家庭学習の習慣があれば、週に1回まとめて学習チェックをし、質問の時間が取れればそれで十分です。
特に、AIが利用できる時代には、勉強のほとんどは家庭でのAI学習でカバーできます。
そうすれば、毎日余裕のある生活が送れます。
こういう勉強スタイルが広がることを考え、今後、デジタル評価とAI評価を組み合わせた教育を行っていく予定です。
●森リンのAI講評が直りました、オシロンのテキスト化も直りました
8月中旬から森リンのAI講評が止まっていましたが、先日(9/18に)直りました。
オシロンも同じくテキスト化が止まっていましたが、昨日(9/21に)直りました。
今後、森リンを活用した日本語作文検定を広げていく予定です。
また、今後、AIを利用した推薦図書検定を開発する予定です。
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● OCRのオシロン作り直し (104字) 森川林 nane 2025年09月20日 16時10分
18157 森川林日記より
今からOCRのオシロンの作り直し。
これまでgoogleを経由してChatGPTに渡していたが、今回はChatGPTで完結させる予定。
どういう結果になるかわからないので、明日は朝から晩まで仕事。
楽しいなあ(笑)
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● 言葉の森新聞2025年9月3週号 通算第1867号 (3417字) 言葉の森事務局 jun 2025年09月17日 12時51分
18156 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年9月3週号 通算第1867号
文責 中根克明(森川林)
■■9月23日(火)は「休み宿題」(再掲)
カレンダーに記載してあるとおり、23日(火)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■これからの学力は、読書力、作文力、数学力
現在、子供たちが勉強している学力の中身のほとんどは、記憶力と忍耐力になっています。
それは、入試がそういう試験を課しているからで、子供も親も学校の先生も、その入試に合わせるように勉強しているからです。
しかし、将来、子供たちが社会に出て仕事をするときに役立つのは、記憶力と忍耐力ではなく、思考力と創造力と共感力です。
ところが、それらの勉強は、評価する場がないので個人に任せられています。
だから、家庭が、子供の将来にとって必要な教育を行う必要があります。
では、どういう学力が将来役に立つ学力かというと、それは、読書力と作文力と数学力です。
ただし、数学力は、物事を考えるときに数学的に考えることができるということであって、数学の計算問題ができることとは違います。
つまり、物事を感覚的にではなく理詰めに考えることのできる姿勢です。
そして、少なくとも数式が出てくる話を避けずに理解しようとする姿勢です。
それは、プログラミングの勉強などにもつながっています。
必要な学力の中で、いちばん大事なものは読書力です。
人間は、母語の言葉によって思考します。
その思考の材料を作るものが読書です。
今、子供たちを取り巻く読書環境は、「豊富の中の貧困」という言葉で言えると思います。
たくさんの本や本の代替となる情報が溢れていますが、その多くは、売れるために子供たちにおもねる作り方がされています。
私が気になることのひとつは、人気のある小説でも、殺人事件を話のきっかけにするような始まり方が多いことです。
又は、単純な善悪二元論で、悪い大人をやっつけるというような話の展開が多いことです。
また、なぜか外国の人が書いた絵本のようなものを読む子が多いことです。
日本人が書いたいい本がたくさんあるのですから、もっと日本発の絵本を読むのがいいと思います。
また最近では、小さい子供向けには、おしりとかうんちとかいう下品なタイトルで子供を引き付けるものがあることです。
私は、子供たちの読書紹介で、勉強のよくできるはずの子供たちがそういう変な本を紹介しているのを聞くとがっかりします。
たぶん、友達どうしで話題になっているから読んでいるのだと思いますが、そのような読書はそのときに面白いと思うだけで、あとに何も残りません。
昔の子供向けの本は、と一概には言えないかもしれませんが、もっと情緒のある話が多かったと思います。
例えば、作者で、私が知っている名前で言うと、小川未明、新美南吉、芥川龍之介、鈴木三重吉、椋鳩十、宮沢賢治などです。
読書教育は、以前、月刊誌「到知」で「読書立国」という特集を組んでいたように、多くの人がその必要性を感じていますが、これまでの取り組みはすべて掛け声だけで終わっています。
私が唯一、掛け声で終わらない読書運動と思ったのは「朝の10分間読書運動」ですが、それもいくつかの学校では、「読書よりももっと勉強になる漢字の書き取りをやらせよう」などとなっているところもあるようです。
毎年の読書感想文コンクールは、優れた企画ですが、AIの時代には、コンクールや宿題というものは教育としての効果はなくなります。
例えば、すでに最近の優秀作品として選ばれたものの中には、AIを利用したものが多数入っているはずだからです。
読書教育は、コンクールや宿題として行うものではなく、授業の中で授業として行って初めて意味あるものになるのです。
言葉の森が、現在考えているのは、推薦図書検定という企画です。
読書が、本当に役立つのは、子供たちが中学生、高校生、大学生になってからです。
小学生の間は、そのための助走期間として、良書をたくさん読んでいけるといいと思います。
推薦図書検定は、AIを利用した仕組みで、現在特許を出願しています。
作文検定の仕事が一段落したら、推薦図書検定に取り組む予定です。
さて、もうひとつは、読書力と並んで必要な学力である作文力です。
作文を書くことによって、思考力と創造力が育ちます。
言葉の森の小学校高学年、中学生、高校生は、毎週難しい課題で感想文の課題を書いています。
ここで、子供たちの考える力が育っていることがよくわかります。
また、小学校高学年の場合は、作文の課題に合わせて親子で対話をする機会が作れます。
中学生や高校生も親子で対話をすることができますが、中学生になると年齢的に親子の対話がしにくくなります。
この親子の対話の時間は、子供が親の人生観や世界観に接する貴重な機会になります。
作文の学習は、意義あるものだと多くの人が思っていますが、問題はまともな作文教育が行われていないことにあります。
入試でも、中学、高校、大学で作文試験を課すところが増えていますが、この場合も問題は正しい作文評価が行われていないことにあります。
試みに、生徒が書いた作文の評価を聞いてみれば、読む人によってかなり評価が違うはずです。
また、同じ人の場合でも、日によって評価が違うはずです。
だから、ほとんどの場合、作文の評価は、誤字がないかどうか、字数がちゃんと書けているかどうかというレベルで行われています。
しかし、その評価のために費やす時間は、人間が行うかぎり、例えば600字の作文について1本5分から10分かかります。
だから、学校によっては短い記述問題でお茶を濁しているところも多いのです。
作文教育が行われていない最も根本の問題は、作文の正しい評価ができないことにあります。
このため、現在の教育は評価のしやすい○×式のテストが中心になり、記述や作文の教育はつけたし程度にしか行われないようになっているのです。
この問題を解決しているのが、言葉の森の日本語作文検定です。
作文検定の評価は2つの方向で行われます。
ひとつは、指示された表現が使われているかどうかです。
例えば、小学生では、「たとえ(比喩)を使って書こう」などという項目があります。
中学生や高校生では、「自作名言を使って書こう」などという項目があります。
項目があることによって、子供は作文が書きやすくなり、作文自体もよりよい表現になります。
もうひとつは、その作文にどのような語彙が使われているかという評価です。
語彙の中には、考える語彙、知識の語彙、経験の語彙などがあり、また語彙の多様性自体もひとつの評価になります。
この語彙の評価があることによって、子供たちはより広い実例と、より深い知識と、より高い思考のある作文を書こうとするようになります。
そして、この項目評価と語彙評価は、デジタル技術とAI技術により機械化し数値化できるので、人間が読むのはその作文の内容の個性、感動、共感などに絞ることができます。
これが、新しい作文教育の方法です。
現在、AIを使ったOCR技術は、かなり進歩しています。
言葉の森が開発したOCRシステムでさえ、普通の手書きの作文をほぼ正確にテキスト化できます。
今後は、子供たちが書いた手書きの作文をOCRでテキスト化し、項目評価と語彙評価を自動化する仕組みが作文教育の中心になると思います。
すると、学校教育の場で、作文指導が日常的にできるようになります。
その際、先生の負担はほとんど増えません。
そして、数値化された作文評価によって、子供たちの作文を書く意欲が高まり、作文の学習の日常化によって子供たちの書く力と考える力が育つのです。
言葉の森は、今後、推薦図書検定と日本語作文検定によって、読書教育と作文教育の基準を作っていく予定です。
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● 言葉の森新聞2025年9月2週号 通算第1866号 (2511字) 言葉の森事務局 jun 2025年09月09日 10時04分
17440 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年9月2週号 通算第1866号
文責 中根克明(森川林)
■■9月15日(月)・23日(火)は「休み宿題
カレンダーに記載してあるとおり、9月15日(月)・23日(火)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■「読書記録」で友達の読んでいる本を参考に読書の質を高める
オンラインクラスでは、生徒が毎週読書紹介をしています。
これによって、読書習慣を維持している子が多いです。
どんな本を読んだらいいかということは、「読書記録」の「学年」の欄をクリックすると、その学年の子が読んでいる本が表示されます。
そこに並んだ本を参考にして、読む本のレベルを上げていくといいのです。
https://www.mori7.com/teraon/ds.php
読書紹介で気になっていることが、いくつかあります。
第一は、小学校低学年の子が、いつまでも絵本を読んでいることです。
絵本には、確かに内容のいいものが多いです。
しかし、大事なのは内容のよさを感じるとともに、その子の日本語力を育てるです。
どんなにいい絵本であっても、断片的な文章が書かれているだけで、あとは挿絵で理解するような本では読む力はつきません。
もちろん、絵本は読んでいいのです。
また、漫画も読んでいいのです。
しかし、それとは別に文章がしっかり書いてある本を読む必要があります。
小学校低学年の生徒は、絵本ではなく、普通の本を読むようにしてください。
内容が面白ければ、細かい字で書かれている本であっても、子供は興味を持って読みます。
低学年ということを考えずに、内容の面白い本を読むようにしていくといいです。
小学校中学年、高学年の本は、比較的充実しています。
ですから、よく売れている本がいい本と考えてもいいと思います。
ひとつの基準としては、過去に読書感想文コンクールの課題図書となったような本です。
今年の課題図書ではなく、過去の課題図書です。
どうして過去の課題図書かというと、中古で安く手に入ることが多いからです。
https://www.j-sla.or.jp/contest/youngr/pastbook/
また、小学生向けのシリーズになっている本は、良書が多いです。
・講談社青い鳥文庫
・フォア文庫
・偕成社文庫
など。
ところで、本は、借りるものではなく買うものです。
ブックオフを利用したり、アマゾンの中古を利用したりして、低価格でできるだけ本を買って読むようにするといいです。
また、借りた本であっても、面白いと思った本は、別に買うようにするべきです。
それはなぜかというと、本は繰り返し読むことによって読む力がつくからです。
繰り返し読みたくなる本が手元にあるという子は、読書力がつきます。
勉強は成績が上がるだけですが、そのような成績はやる気になればすぐに上がります。
読書は、成績をよくするのではなく頭をよくします。
だから、小学生時代は、勉強よりも読書優先にしていくといいのです。
さて、中学生や高校生になると、勉強が忙しいからという理由で本をあまり読まなくなる子がいます。
こういう生徒は、学年が上がるにつれて成績が伸び悩んでいきます。
読書は毎日の習慣が大事ですから、たとえテスト期間中であって、一日に一度は本を開き、5ページでも10ページでも読むようにするといいのです。
実は、読書好きの子は、テスト期間中でも、つい読みかけの本を開き続きを読んでしまうということが多いです。
こういう子が、本当の学力のある子です。
ところで、中学生や高校生になったら、物語文は単なる娯楽と考えておくことです。
物語文をいくら読んでも、国語力もつかないし、学力もつきません。
説明文意見文のできるだけ難しい本を、1日50ページを目標に読んでいくことです。
中学生や高校生のときに、勉強が忙しいからという理由で本を読まない生徒は、社会人になったときも同じように、仕事が忙しいからという理由で本を読まなくなります。
しかし、世の中には、仕事をするようになっても、毎日本を読み続ける人がいます。
これが、あとになって大きな差になるのです。
高校生が読む本の目安は、中公新書や岩波新書になります。
更に、大学生になったら、岩波文庫の青帯白帯や講談社学術文庫などの本を読んでいくといいと思います。
これは不思議なことですが、頭のいい子は、成長するにつれて自然にこういう本を読みたくなるのです。
私の個人的な感覚ですが、小学校高学年で、ミヒャエル・エンデの「モモ」や「はてしない物語」を読んで感動するような子は、かなり読書力があります。
しかし、本は、難しいものを早く読めるようになればいいというのではありません。
大学生や社会人になってから読んで感動することもあります。
そして、その方がずっと深く感動することも多いのです。
宮沢賢治は有名ですが、ある程度の年齢になって初めてわかるようなこともあります。
小さいころに読むと、ただあらすじを知っているだけという読み方になることも多いです。
同じ理由で「小学生が読む名作選」のような本は、形だけの読書で、大したものは身につきません。
子供の読書をどう見極めるかは、親の読書習慣によることも大きいと思います。
読書好きな子は、よく親の本棚から本を借りて読書紹介をしていることがあります。
親子で、それぞれ自分の好きな本を読むという習慣を作っていくといいと思います。
ただし、親が子供時代に感動したような本は、全体に暗い話であることが多いです。
現代の明るく感動する本を見つけていくように工夫してください。
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● シンガポールの思い出 (117字) あけれな akerena 2025年09月06日 12時25分
17439 細田(ほそだ/hoemi)先生の部屋より
アドベンチャーコーブウォーターパークに行った
なみのプール とてもふかくて足がつかないところもあった
ウォータースライダーがとても速かった
おわったとき顔が青白くなっていてパパに笑われた
→でもこう言った「パパ一緒に行くよ!」
びっくりされた。
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● シンガポールの思い出 (117字) あけれな akerena 2025年09月06日 09時16分
17438 細田(ほそだ/hoemi)先生の部屋より
アドベンチャーコーブウォーターパークに行った
なみのプール とてもふかくて足がつかないところもあった
ウォータースライダーがとても速かった
おわったとき顔が青白くなっていてパパに笑われた
→でもこう言った「パパ一緒に行くよ!」
びっくりされた。
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● シンガポールの思い出 (117字) あけれな akerena 2025年09月05日 22時20分
17437 細田(ほそだ/hoemi)先生の部屋より
アドベンチャーコーブウォーターパークに行った
なみのプール とてもふかくて足がつかないところもあった
ウォータースライダーがとても速かった
おわったとき顔が青白くなっていてパパに笑われた
→でもこう言った「パパ一緒に行くよ!」
びっくりされた。
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● 言葉の森新聞2025年9月1週号 通算第1865号 (487字) 言葉の森事務局 jun 2025年09月05日 14時45分
17436 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年9月1週号 通算第1865号
文責 中根克明(森川林)
■■夏期講習の受講料について
夏期講習にご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
夏期講習の受講料は、下記のページでごらんいただけます。
ご確認ください。
https://www.mori7.com/teraon/syuukeis.php
夏期講習の受講料は、9月5日の受講料引き落としの際に合わせて引き落としさせていただきます。
■■サマーキャンプの写真と動画をアップロード
大変遅くなりましたが、サマーキャンプの写真と動画をアップロードしました。
今回は5年ぶりのサマーキャンプということで、写真担当が特にいなかったので、中根が時間のあるときに撮影しただけです。
写真と動画のページは、コードとパスワードで入れるようになっていますので、参加された方には、コードとパスワードを個別れんらく板からお知らせしています。
https://www.mori7.com/stg/2025/
なお、参加費については、9月5日自動振替の受講料と合わせて引き落としさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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● 言葉の森新聞2025年8月4週号 通算第1864号 (3338字) 言葉の森事務局 jun 2025年08月22日 13時00分
17432 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年8月4週号 通算第1864号
文責 中根克明(森川林)
■■8月29日(金)・30日(土)・31日(日)は休み
8月29日(金)・30日(土)・31日(日)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■2025年8月保護者懇談会資料
■1.夏期講習と夏期振替
8月は夏期休業の期間があったため、午前中に夏期振替の時間を設定しました。
また、(振替はできない)夏期講習の時間も設けました。
今回の取り組みは小規模でしたが、希望があれば来年からはもっと本格的に取り組む予定です。
■2.2泊3日のサマーキャンプ
8月のお盆の時期に2泊3日のサマーキャンプを行いました。
あとで生徒限定の動画をアップします。
参加者は、のべ約40名でしたあ。
日程と集合場所の関係で、高学年・中学生の生徒の参加と、保護者同伴の参加が多かったです。
那須の合宿所の近くにある那珂川は、安全な川遊びができるところで、浮き輪で川下りをするなど楽しく遊びました。
勉強は、作文感想文はみんなしっかり書きました。
勉強は、あまり進まなかったと思います。
暗唱は、最初のところはみんなできました。コツが分かったのでこれから家庭で続けていくといいと思います。
6年ぶりの合宿再開だったので、炊飯ができなかったりパソコンが使えなかったりといろいろトラブルがありました。
しかし、現地で運転をしてくれる人や掃除をしてくれる人がいたので、次回からはもっと本格的にできると思います。
オンラインクラスでも、生徒どうしの交流はありますが、実際にリアルで交流するとより親しくなる機会ができると思います。
■3.10月から作文検定を本格募集
主に、外部生中心に、作文検定を10月から募集します。
言葉の森の生徒も受検できます。
当初、言葉の森の生徒の作文指導と同じように小6以上は1200字2時間と指定していましたが、初めての受検者にとっては基準が高いと思われたので、600字1時間としました。
■4.推薦図書検定を計画中
小学生はよく本を読んでいますが、中学生・高校生は、読む本が軽い物語文の本が多い傾向があったので、推薦図書を決め、その図書の選択問題・要約・感想文を書くかたちの推薦図書検定を行う予定です。
すでに、AIを利用した検定システムは特許申請しています。
推薦図書の一覧についても原案はできていますが、今後多くの方の要望を取り入れていく予定です。
■5.勉強のデータの可視化
勉強のデータは可視化・グラフ化する必要があります。
以前、「森からゆうびん」で、作文や読解検定や自習の表やグラフを作成し送っていましたが、サーバー移転によりプログラムのあちこちが使えなくなっていたため、しばらくデータの可視化ができていませんでした。
今後、作り直す予定ですので、しばらくお待ちください。
■6.小学校低学年は、字の多いしっかりした本を読む
小学校低学年の生徒の読んでいる本を見ていると、以外に絵本のようなものが多いです。
絵本は、中身はいいのですが、文章を読む量が少なくなります。
「講談社青い鳥文庫」などは、全部の漢字にふりがながついています。
子供は、ひらがなで文字さえ読めれば、普通の本でもどんどん読みます。
低学年の生徒は、できるだけ本格的な本を読むようにしてください。
■6.2.小3までは日本語中心に
小学3年生までに大事なのは日本語です。
小3までに、日本語が母語として形成されるからです。
「日本人の脳: 脳の働きと東西の文化」角田忠信著
幼児期から英語の勉強をするのは、遊び程度にやるのはいいのですが、本格的に英語の勉強をすると、日本語も英語もどちらも中途半端になる可能性があります。
英語を勉強するのは、日本語が確立した小学4年生以降がいいと思います。
■7.小学校中学年は、親のコントロールを少なくし自主性を生かす
小学校低学年のころから親がしっかり面倒を見てきた子は、読書力も学力も発表力もあります。
しかし、子供が親の言うことを素直に聞くのは小学2年生のころまでです。
小学4年生になると、子供は自立して自分の考えで行動するようになります。
こういう年齢の変化を考えて、親は子供が小学3年生になるころから、コントロールを少なくし子供の自主性を生かすようにしていくといいです。
■8.小学校高学年は、親子の対話が充実する時期
小学校高学年からの作文は、中学入試問題レベルの説明文の感想文が中心になります。
作文を書く前の準備として、親が子供に似た例を話してあげると、子供の語彙力・思考力が伸びます。
子供は中学生になると、親子の対話をしなくなりますから、小学5・6年生の間に、たっぷり対話をしてください。
■9.中学生は、勉強の中身を親が知っておく必要がある
中学生になると、勉強面は本人にまかせてしまいがちです。
しかし、親が子供の勉強の中身を理解しておく必要があります。
定期テストなどのあとは、ただ点数を見るだけでなく、一緒に問題を解いてみると、子供がどういう勉強をしているかわかります。
これは、中学1年生のころからやることが必要です。
■10.高校生は勉強だけでなく人生の話を
高校生になると、大学入試の話が中心になります。
しかし、これからは世の中が大きく変わります。
どこの大学に入れるかということだけでなく、どういう人生がいい人生か、これからの社会はどうなるかというようなことを反す機会を作るといいと思います。
■11.YouTubeからAIになる可能性がある
今は、YouTubeへの依存症が問題になっていると思います。
今後は、AIへの依存症が生まれることが考えられます。
AIは、聞きたいことの答えを的確に教えてくれます。
しかし、大事なことは答えを聞くことではなく、自分なりの創造をすることです。
子供には、いつも創造を考えて勉強するように伝えていくといいと思います。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名とふりがな(6)学校所在地(町村名までで可)など。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
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● 無題 (40字) はむすけ aarero 2025年08月22日 07時52分
17431 国語読解掲示板より
高1の7月の読解検定で質問です。
問5と問6が全然わかりません。
解説お願いします。
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● Re: 無題 (220字) 森川林 nane 2025年09月04日 08時45分
17435 国語読解掲示板より
それは、もとの問題文が読み取れていないということです。
ややこしいことが書いてあるけど、よく読めばそれほど難しくないです。
問題文の個々の意味を知るには、ChatGPTに、この問題文を読ませて、例えば「この文はどういう意味か具体的に教えて」と書けばおしえてくれるはず
自分が納得できるまで聞くことが大事。
最初の方のプラトンの話は無視してもいい。
> 高1の7月の読解検定で質問です。
> 問5と問6が全然わかりません。
> 解説お願いします。
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● 2025年8月保護者懇談会資料 (2307字) 森川林 nane 2025年08月22日 07時18分
17430 森の掲示板より
■1.夏期講習と夏期振替
8月は夏期休業の期間があったため、午前中に夏期振替の時間を設定しました。
また、(振替はできない)夏期講習の時間も設けました。
今回の取り組みは小規模でしたが、希望があれば来年からはもっと本格的に取り組む予定です。
■2.2泊3日のサマーキャンプ
8月のお盆の時期に2泊3日のサマーキャンプを行いました。
あとで生徒限定の動画をアップします。
参加者は、のべ約40名でしたあ。
日程と集合場所の関係で、高学年・中学生の生徒の参加と、保護者同伴の参加が多かったです。
那須の合宿所の近くにある那珂川は、安全な川遊びができるところで、浮き輪で川下りをするなど楽しく遊びました。
勉強は、作文感想文はみんなしっかり書きました。
勉強は、あまり進まなかったと思います。
暗唱は、最初のところはみんなできました。コツが分かったのでこれから家庭で続けていくといいと思います。
6年ぶりの合宿再開だったので、炊飯ができなかったりパソコンが使えなかったりといろいろトラブルがありました。
しかし、現地で運転をしてくれる人や掃除をしてくれる人がいたので、次回からはもっと本格的にできると思います。
オンラインクラスでも、生徒どうしの交流はありますが、実際にリアルで交流するとより親しくなる機会ができると思います。
■3.10月から作文検定を本格募集
主に、外部生中心に、作文検定を10月から募集します。
言葉の森の生徒も受検できます。
当初、言葉の森の生徒の作文指導と同じように小6以上は1200字2時間と指定していましたが、初めての受検者にとっては基準が高いと思われたので、600字1時間としました。
■4.推薦図書検定を計画中
小学生はよく本を読んでいますが、中学生・高校生は、読む本が軽い物語文の本が多い傾向があったので、推薦図書を決め、その図書の選択問題・要約・感想文を書くかたちの推薦図書検定を行う予定です。
すでに、AIを利用した検定システムは特許申請しています。
推薦図書の一覧についても原案はできていますが、今後多くの方の要望を取り入れていく予定です。
■5.勉強のデータの可視化
勉強のデータは可視化・グラフ化する必要があります。
以前、「森からゆうびん」で、作文や読解検定や自習の表やグラフを作成し送っていましたが、サーバー移転によりプログラムのあちこちが使えなくなっていたため、しばらくデータの可視化ができていませんでした。
今後、作り直す予定ですので、しばらくお待ちください。
■6.小学校低学年は、字の多いしっかりした本を読む
小学校低学年の生徒の読んでいる本を見ていると、以外に絵本のようなものが多いです。
絵本は、中身はいいのですが、文章を読む量が少なくなります。
「講談社青い鳥文庫」などは、全部の漢字にふりがながついています。
子供は、ひらがなで文字さえ読めれば、普通の本でもどんどん読みます。
低学年の生徒は、できるだけ本格的な本を読むようにしてください。
■6.2.小3までは日本語中心に
小学3年生までに大事なのは日本語です。
小3までに、日本語が母語として形成されるからです。
「日本人の脳: 脳の働きと東西の文化」角田忠信著
幼児期から英語の勉強をするのは、遊び程度にやるのはいいのですが、本格的に英語の勉強をすると、日本語も英語もどちらも中途半端になる可能性があります。
英語を勉強するのは、日本語が確立した小学4年生以降がいいと思います。
■7.小学校中学年は、親のコントロールを少なくし自主性を生かす
小学校低学年のころから親がしっかり面倒を見てきた子は、読書力も学力も発表力もあります。
しかし、子供が親の言うことを素直に聞くのは小学2年生のころまでです。
小学4年生になると、子供は自立して自分の考えで行動するようになります。
こういう年齢の変化を考えて、親は子供が小学3年生になるころから、コントロールを少なくし子供の自主性を生かすようにしていくといいです。
■8.小学校高学年は、親子の対話が充実する時期
小学校高学年からの作文は、中学入試問題レベルの説明文の感想文が中心になります。
作文を書く前の準備として、親が子供に似た例を話してあげると、子供の語彙力・思考力が伸びます。
子供は中学生になると、親子の対話をしなくなりますから、小学5・6年生の間に、たっぷり対話をしてください。
■9.中学生は、勉強の中身を親が知っておく必要がある
中学生になると、勉強面は本人にまかせてしまいがちです。
しかし、親が子供の勉強の中身を理解しておく必要があります。
定期テストなどのあとは、ただ点数を見るだけでなく、一緒に問題を解いてみると、子供がどういう勉強をしているかわかります。
これは、中学1年生のころからやることが必要です。
■10.高校生は勉強だけでなく人生の話を
高校生になると、大学入試の話が中心になります。
しかし、これからは世の中が大きく変わります。
どこの大学に入れるかということだけでなく、どういう人生がいい人生か、これからの社会はどうなるかというようなことを反す機会を作るといいと思います。
■11.YouTubeからAIになる可能性がある
今は、YouTubeへの依存症が問題になっていると思います。
今後は、AIへの依存症が生まれることが考えられます。
AIは、聞きたいことの答えを的確に教えてくれます。
しかし、大事なことは答えを聞くことではなく、自分なりの創造をすることです。
子供には、いつも創造を考えて勉強するように伝えていくといいと思います。
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● 言葉の森新聞2025年8月3週号 通算第1863号 (2457字) 言葉の森事務局 jun 2025年08月18日 09時30分
17427 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年8月3週号 通算第1863号
文責 中根克明(森川林)
■■日本の教育を変える7つの提言
日本の教育には、多くの問題があります。
そのひとつの表れが、増加する不登校の生徒です。
また、多くの生徒は、夏休みが大好きです。
それは、学校に行かなくて済むからです。
もちろん、それぞれの先生は、熱心に指導をしています。
また、それぞれの生徒も、熱心に勉強をしています。
しかし、誰もが、目指すべき方向を勘違いしています。
一方、現在の教育に関して、さまざまな提案をする人がいます。
しかし、それらの提案の多くは、昔の懐かしい思い出に基づいたものです。
又は、実践の伴わない抽象的な理想論です。
言葉の森は、具体的な7つの提言をします。
第一は、小中高一貫の作文教育です。
知識の詰め込み中心の教育から、思考力を育てる読書と作文中心の教育に転換するのです。
第二は、国語・数学・英語・理科・社会の教育は、個々の科目として教えるのではなく、すべてまとめた全学の教育として教えることです。
教科の内容は、それぞれの生徒に合わせてAIがカバーします。
先生の役割は、全体をコントロールすることです。
第三は、創造発表をひとつの新しい科目として教育することです。
現在の探究学習は、AIが使えるようになる以前に考えられた工夫です。
何人かのグループで、何ヶ月もかけて研究を進め、何人もの人数で分担して短時間の発表をします。
これを、一人が、一日で、一人の発言に十分に時間をかけて発表できる仕組みに変える必要があります。
第四に、こういうことが可能になる教育形態は、オンライン少人数クラスの教育になるということです。
少人数とは、4人から5人のことです。
10人以上は、この場合の少人数ではありません。
オンラインで、少人数で、同学年の同レベルの生徒が同じクラスで学習を続けるのは、オンラインだからこそ可能になります。
そのオンラインも、動画配信のような一方向のオンラインではなく、生徒どうしが交流できる双方向の対話型オンラインである必要があります。
第五に、オンライン少人数クラスの生徒どうしが、リアルに接触する機会が必要です。
リアルな接触は、今の学校や塾のように毎日や毎週である必要はありません。
年に数回又は月に数回で十分です。
そのリアルな交流を行う場が、自然寺子屋合宿です。
この合宿所が、全国に幅広く開設されている必要があります。
第六に、読書教育を教育のひとつの柱として位置づけることです。
そのために必要なのが、推薦図書検定です。
これは、現在、言葉の森がプログラムを作りすでに特許申請をしています。
第七に、暗唱教育を小中高の教育の一つの教科として成立させることです。
そのために、暗唱検定を確立する必要があります。
これも、現在、言葉の森がプログラムを作っています。
以上の7つの提言は、すでに言葉の森がすべて小規模に実践しています。
これまでの実践でわかったことは、どれもが全国的にもっと大規模に実践できるということです。
これから、この7つの提言の最初の出発点として、作文検定を広げていきます。
作文検定のような仕組みは、まだどこも行っていません。
このアルゴリズムは、すでに特許取得済みです。
作文検定によって、今後、多くの生徒が日常的に意欲的に作文の学習できるようになります。
言葉の森で学ぶ生徒は、小1から高3までいます。
大学生、社会人の生徒もいます。
それら生徒の中には、小学生から高校生まで作文の勉強を続けている子もいます。
この子たちが、高校を卒業し、大学生になり社会人になっても、やがて同窓生として交流できるようになります。
その交流の場所は、「先生の部屋」というそれぞれの先生の掲示板のページです。
小学生のころ、「かいけつゾロリ」を読んで盛り上がっていたような子どもたちが、大学生になり社会人になり、仕事のことや社会のことでさまざまな議論を交わすようになります。
では、その子たちが、将来どのような社会人になるかというと、これからは、多くの子供たちが独立起業の創造的な人生を歩むようになります。
与えられた枠組みで勝ったり負けたり上位を目指したりするだけでなく、誰もやらないようなことをそれぞれの子供たちが創造的に世の中に実現するようになるのです。
さて、この創造的な教育は、創造的な文化につながります。
これまでの社会は、主に工業的な技術革新によって発展してきました。
これからの社会は、文化的な創造によって発展します。
例えば、千利休が創造した茶の湯の文化は、その文化によって経済の一つの裾野を形成しました。
現在は、例えばスポーツの文化が、スポーツに関わる経済の幅広い裾野を形成しています。
野球や、サッカーや、オリンピックは、それ自体がひとつの経済圏を持っています。
この文化による経済の活性化を、これからは、新たに多様に作り出すことができます。
日本では、文化は道の方向に発展する可能性があります。
例えば、さかなクンは、「魚に関心を持つ」という新しい文化を生み出しました。
その文化は、「魚への関心」というひとつの経済を生み出しています。
そのさかなクンがこれから70代になり80代になったときに、それがどういう方向に発展するかというと、「魚道」のような方向に進むと思います。
会社勤めは定年がありますが、自分で始めた仕事は定年がないからです。
そのような新しい道の文化が、今はまだ何もないところから、日本でこれから次々に生まれる可能性があります。
その創造的な道の文化が、日本のひとつの輸出産業になることも考えられます。
今の子供たちの多くは、スポーツの選手に憧れるような、又はいい仕事につくような、既存の文化の枠組みで自分の夢を描いています。
これが、新しい文化の創造者となることに憧れるような方向に向けば、学校で学ぶことも限りなく楽しくなるはずです。
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● 会田さんへ (384字) しんや akasiyu 2025年08月17日 15時59分
17425 サマーキャンプ2025より
ご連絡くださりありがとうございます。
連絡手段がなくヤキモキしておりましたが、こちらのツールがありましたね。
思いつかなかったです。ありがとうございます。
こちらこそ仲良くして頂きとても楽しく過ごせたようで、素敵な夏休みの思い出となりました。
ありがとうございました。
本日は本当に申し訳ありません。
今日は塾のある日なのにすっかり忘れて約束してしまったのか時間を把握していなかったのか、中学1年生でもまだまだです。
ちゃんと約束の場所、時間にこの暑い最中来てくださったのに本当にごめんなさい。
明日はご予定があるとのこと。
承知しました。
もし明後日19(火)、午前中にお時間ありましたら会いに行きたいと申しておりますがいかがでしょうか。
もし大丈夫でしたらお約束の駅、恐らく最寄駅になると思いますが9:44到着の電車で向かうとの事です。
お手数をおかけしますがご返信お待ちしております。
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● 会田さんへ (384字) しんや akasiyu 2025年08月17日 13時46分
17424 サマーキャンプ2025より
ご連絡くださりありがとうございます。
連絡手段がなくヤキモキしておりましたが、こちらのツールがありましたね。
思いつかなかったです。ありがとうございます。
こちらこそ仲良くして頂きとても楽しく過ごせたようで、素敵な夏休みの思い出となりました。
ありがとうございました。
本日は本当に申し訳ありません。
今日は塾のある日なのにすっかり忘れて約束してしまったのか時間を把握していなかったのか、中学1年生でもまだまだです。
ちゃんと約束の場所、時間にこの暑い最中来てくださったのに本当にごめんなさい。
明日はご予定があるとのこと。
承知しました。
もし明後日19(火)、午前中にお時間ありましたら会いに行きたいと申しておりますがいかがでしょうか。
もし大丈夫でしたらお約束の駅、恐らく最寄駅になると思いますが9:44到着の電車で向かうとの事です。
お手数をおかけしますがご返信お待ちしております。
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● しんやさんへ (147字) 会田真希子 tinami 2025年08月17日 16時51分
17426 サマーキャンプ2025より
しんやさん、お返事ありがとうございます
キッズケータイしか持たせていなかったので、こちらこそすみませんでした。
これから北アルプスに入るため、22日または24日以降でしたら、ゆうまは大丈夫です!
念のため、私の携帯電話番号は08056854836です。21日夕方には電波の圏内に下山しております。
会田
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● やまなし(しんや)さんへ (144字) 会田真希子 tinami 2025年08月17日 10時53分
17423 サマーキャンプ2025より
ゆうまと仲良くしていただき、ありがとうございます
「しんやさんと今朝9時に地元のターミナル駅改札で待ち合わせしたから」と出かけたのですが会えなかったそうで、明日の待ち合わせ予備日は都合が悪いので、こちらのスレッドに書き込みます。
また、言葉の森の振替で会えたらいいな と伝えて欲しいそうです。
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● ありがとうございました (145字) 会田真希子 tinami 2025年08月17日 10時50分
17422 サマーキャンプ2025より
会田ゆうま(小6)の母です。
先生方、保護者及び生徒の皆さま方、ゆうまが大変お世話になりました。
とても楽しかったそうで、日焼けした顔で、那須与一の冒頭の暗唱を聴かせてくれました。沢山周りの方のサポートをいただきまして無事帰ってこられたことに感謝いたします。
今後ともどうぞよろしくお願いします。
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● 8/15 那須塩原駅→合宿所について (162字) 佐々木詩 utauta 2025年08月12日 20時39分
17417 サマーキャンプ2025より
ご担当者様
お世話になっております。佐々木詩の父です。
当初、那須塩原駅から自家用車で合宿所に向かう予定でしたが、
レンタル予定の車両トラブルで借りられない可能性があり、お手数ですが送迎をお願いしたくご連絡いたします。
8/15(金) 10:30那須塩原駅〜合宿所
4名
復路もお願いできますと幸いです。
ご検討宜しくお願いします。
佐々木
-
● Re: 8/15 那須塩原駅→合宿所について (305字) 森川林 nane 2025年08月13日 04時54分
17418 サマーキャンプ2025より
了解しました。
今の時期は、道路が混んでいるところがあったので、新幹線でおいでいただく方がスムーズになると思います。
それから、こちらの手続き上の関係で、全員のお名前と生年月日をあとで教えてください、
よろしくお願いいたします。
> ご担当者様
>
> お世話になっております。佐々木詩の父です。
>
> 当初、那須塩原駅から自家用車で合宿所に向かう予定でしたが、
> レンタル予定の車両トラブルで借りられない可能性があり、お手数ですが送迎をお願いしたくご連絡いたします。
>
> 8/15(金) 10:30那須塩原駅?合宿所
> 4名
>
> 復路もお願いできますと幸いです。
> ご検討宜しくお願いします。
>
> 佐々木
-
● Re: 8/15 那須塩原駅→合宿所について (480字) 佐々木詩 utauta 2025年08月14日 20時54分
17420 サマーキャンプ2025より
お世話になっております。
合宿所までの交通手段について、再度変更のご連絡です。
那須塩原駅から合宿所までハイエースでの送迎をお願いしておりましたが、
交通手段の目処がたちましたので、合宿所に直接向かいます。
8/15(金) 10:30 那須塩原駅→合宿所まで
4名 現地集合
佐々木
> 了解しました。
> 今の時期は、道路が混んでいるところがあったので、新幹線でおいでいただく方がスムーズになると思います。
>
> それから、こちらの手続き上の関係で、全員のお名前と生年月日をあとで教えてください、
> よろしくお願いいたします。
>
> > ご担当者様
> >
> > お世話になっております。佐々木詩の父です。
> >
> > 当初、那須塩原駅から自家用車で合宿所に向かう予定でしたが、
> > レンタル予定の車両トラブルで借りられない可能性があり、お手数ですが送迎をお願いしたくご連絡いたします。
> >
> > 8/15(金) 10:30那須塩原駅?合宿所
> > 4名
> >
> > 復路もお願いできますと幸いです。
> > ご検討宜しくお願いします。
> >
> > 佐々木
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● Re: 8/15 那須塩原駅→合宿所について (238字) 森川林 nane 2025年08月14日 22時19分
17421 サマーキャンプ2025より
はい、了解しました。
それは、よかったですね。
時間がたつと混んでくるので、なるべく早く出発されるといいと思います。
こちらは、12時に河畔公園に出発します。
それまで到着されれば大丈夫です。
もし何かあれば下記までご連絡ください。
080-6523-5004
> お世話になっております。
> 合宿所までの交通手段について、再度変更のご連絡です。
> 那須塩原駅から合宿所までハイエースでの送迎をお願いしておりましたが、
> 交通手段の目処がたちましたので、合宿所に直接向かいます。
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● 保険証 (84字) じゅんのすけ akasiyu 2025年08月12日 09時30分
17416 サマーキャンプ2025より
お世話になっております。
新谷と申します。
キャンプの持ち物について質問です。
今更の質問で済みません。
保険証はコピーを持たせるので大丈夫でしょうか。
何卒宜しくお願いします。
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● 引率はなしになりました (142字) 森川林 nane 2025年08月12日 02時09分
17415 サマーキャンプ2025より
参加される方は、それぞれすでに座席などを指定されているようでしたので、行き帰りの引率は、なしにしました。
ご連絡が遅くなり申し訳ありませんでした。
当初の予定どおり、14日、15日とも、那須塩原駅の改札口でお待ちします。
送迎用の自動車は2台(ハイエース)で、駅前に駐車しています。
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● 読解検定小4 1月問題5について (230字) みきひさ mikimiki 2025年08月11日 17時15分
17412 国語読解掲示板より
本文7行目に「はじめ自分と同じ年くらい」と書いてあるので、はじめは「自分と同じ年くらい」と思っていたことがわかります。
本文8行目に「近くで見ると、相手はどうも五年生か六年生くらいの大きさ」と書いてあるので、「やせがまんをはった」(15行目)の段階では「5年生か6年生」だと思い、ぼくは2を答えとして選びました。
正解の「おそろしいおとな」はその後に少年の声を聞いたとき(19行目)のことだと思いました。
どうして答えが「おそろしいおとな」になるのか教えてください。
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● Re: 読解検定小4 1月問題5について (339字) 森川林 nane 2025年08月21日 12時50分
17429 国語読解掲示板より
よく読んでいるね。
「やせがまんをはったときの正三の目に」なら、そうも考えられるけど、問題文は、
「やせがまんをはった正三の目に」なので、どの時点かということではなく、単に「正三の目に」と同じ意味だから。
> 本文7行目に「はじめ自分と同じ年くらい」と書いてあるので、はじめは「自分と同じ年くらい」と思っていたことがわかります。
> 本文8行目に「近くで見ると、相手はどうも五年生か六年生くらいの大きさ」と書いてあるので、「やせがまんをはった」(15行目)の段階では「5年生か6年生」だと思い、ぼくは2を答えとして選びました。
> 正解の「おそろしいおとな」はその後に少年の声を聞いたとき(19行目)のことだと思いました。
> どうして答えが「おそろしいおとな」になるのか教えてください。
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● 読解検定小4 1月問題3ーBについて (242字) みきひさ mikimiki 2025年08月11日 16時41分
17410 国語読解掲示板より
問題3ーBに「正三は、自分より強そうな相手にはっきりと意見が言えたのでうれしかった。」とあります。
本文16行目に「石を投げるなといったんだ。」とあり、自分より強そうな相手(石を投げた少年)にはっきりと意見が言えたことはわかります。
48行目に「ああ、愉快、愉快。」、49行目に「しだいに得意な気持ちになって」とあり、「すごいだろう」と満足しているとは思いますが、問題文にある「うれしかった」という感情には置き換えられないのではないかと思いました。
この答えが〇になる理由を教えてください。
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● Re: 読解検定小4 1月問題3ーBについて (343字) 森川林 nane 2025年08月11日 17時08分
17411 国語読解掲示板より
易しい読解問題は、同じ内容が同じ言葉で書いてあります。
難しい読解問題は、同じ内容が違う言葉で書いてあります。
これは、文脈から、違う言葉であっても同じ内容だと判断するということです。
> 問題3ーBに「正三は、自分より強そうな相手にはっきりと意見が言えたのでうれしかった。」とあります。
> 本文16行目に「石を投げるなといったんだ。」とあり、自分より強そうな相手(石を投げた少年)にはっきりと意見が言えたことはわかります。
> 48行目に「ああ、愉快、愉快。」、49行目に「しだいに得意な気持ちになって」とあり、「すごいだろう」と満足しているとは思いますが、問題文にある「うれしかった」という感情には置き換えられないのではないかと思いました。
> この答えが〇になる理由を教えてください。
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● Re: 読解検定小4 1月問題3ーBについて (499字) みきひさ mikimiki 2025年08月11日 17時26分
17413 国語読解掲示板より
問題文にある「うれしい」と本文にある「愉快、得意な気持ち」は同じ内容でしょうか。
必ずしもそうではないと思いました。
今回のお話では「得意な気持ち」まではわかりましたが、「うれしい」かどうかは判断できないと思いました。
やっぱり今回の問題3ーBは×が正しいと思います。
いかがでしょうか。
> 易しい読解問題は、同じ内容が同じ言葉で書いてあります。
> 難しい読解問題は、同じ内容が違う言葉で書いてあります。
> これは、文脈から、違う言葉であっても同じ内容だと判断するということです。
>
> > 問題3ーBに「正三は、自分より強そうな相手にはっきりと意見が言えたのでうれしかった。」とあります。
> > 本文16行目に「石を投げるなといったんだ。」とあり、自分より強そうな相手(石を投げた少年)にはっきりと意見が言えたことはわかります。
> > 48行目に「ああ、愉快、愉快。」、49行目に「しだいに得意な気持ちになって」とあり、「すごいだろう」と満足しているとは思いますが、問題文にある「うれしかった」という感情には置き換えられないのではないかと思いました。
> > この答えが〇になる理由を教えてください。
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● Re: 読解検定小4 1月問題3ーBについて (205字) 森川林 nane 2025年08月12日 00時04分
17414 国語読解掲示板より
国語の問題は、数学のような厳密な正解というものはありません。
したがって、ここは多数の合意ということで判断することになります。
> 問題文にある「うれしい」と本文にある「愉快、得意な気持ち」は同じ内容でしょうか。
> 必ずしもそうではないと思いました。
> 今回のお話では「得意な気持ち」まではわかりましたが、「うれしい」かどうかは判断できないと思いました。
>
> やっぱり今回の問題3ーBは×が正しいと思います。
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● 資料の訂正いろいろ (425字) 森川林 nane 2025年08月10日 17時55分
17408 サマーキャンプ2025より
8/9にパンフレットなどの資料をお送りいたしました。
早いところでは、8/10に届いていると思います。
いくつか訂正する箇所がありましたので、お知らせします。
訂正した資料は、サマーキャンプの当日に改めてお渡しします。
・読書感想文の資料で、「小3以上で、3泊以上される方には、1200字の読書感想文の指導をします」となっているところは訂正します。
それぞれの宿泊日数に応じて、読書感想文の指導を行います。
・部屋割りの表の合宿所1階で201となっているところは、101の間違いです。
・部屋割りの表の合宿所1階の104で「橋本はは小4男」となっているところは、「橋本はは社女」の間違いです。m(__)m
・合宿日程で8/14・8/15とも「橋本はは」の記載がありませんので直しました。m(__)m
・合宿日程で8/15の「佐々木ちち」の記載がありませんので直しました。m(__)m
お送りしました資料で訂正がありましたらご連絡くださるようお願いいたします。
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● 交通手段について (175字) あこまき akomaki 2025年08月09日 10時06分
17405 サマーキャンプ2025より
夏キャンプに参加する方山英太、真希の母です。14日、当日は、お伝えしていました通り現地に自家用車で送って行きます。何時頃到着がよろしいでしょうか?
私は、夜の保護者会まで参加させていただき、車で自宅まで帰ります。
帰り、16日は皆様と一緒に新幹線で子供だけで帰ります。宇都宮駅で合流する予定です。
キャンプを親子共々楽しみにしております。お世話になります。
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● Re: 交通手段について (442字) 森川林 nane 2025年08月11日 12時34分
17409 サマーキャンプ2025より
お返事遅れて失礼しました。
みんなが来るのは、那須塩原駅着10:25なので11時ごろになると思います。
ですから、10:30から11:00の間においでいただくといいと思います。
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マイカーで来られる場合、合宿所には駐車スペースが6台分ありますので、ご自由にご利用ください。
○チェックイン:6:00~12:00(朝食はありません。昼食はあります)
○チェックアウト:6:00~12:00(朝食はあります。昼食はありません)
チェックイン、チェックアウトの時間外でも、当日は駐車場に車をとめておいて結構です。
====
> 夏キャンプに参加する方山英太、真希の母です。14日、当日は、お伝えしていました通り現地に自家用車で送って行きます。何時頃到着がよろしいでしょうか?
> 私は、夜の保護者会まで参加させていただき、車で自宅まで帰ります。
> 帰り、16日は皆様と一緒に新幹線で子供だけで帰ります。宇都宮駅で合流する予定です。
> キャンプを親子共々楽しみにしております。お世話になります。
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● 日本保守党 (99字) 森川林 nane 2025年08月06日 15時00分
17402 森川林日記より
日本保守党、
反対勢力の悪口は言ってもいいけど、
少しでも味方に近い人の悪口は言わないこと。
なぜなら、その一部を切り取って、内部の分裂を目指す人がいるから。
レベルの低い人の中で仕事をするのは大変だなあ。
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● 四行詩:枠組み (141字) 森川林 nane 2025年08月06日 14時42分
17401 森川林日記より
教育には枠組みが必要だ。
しかし、これまでの教育では、枠組みそのものが目的になっていた。
枠組みとは、思考力、創造力、共感力、実践力の土台だから、
真の目的は、枠組みの先にある。
枠組みは靴であるが、靴は目的ではない。歩くことが目的だ。
靴を目的にする人もいるけど、それは趣味ね。
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● 作文検定を作文教育のスタンダードに (68字) 森川林 nane 2025年08月04日 05時25分
17394 森川林日記より
作文教育を学校教育の中心に、
作文検定を作文教育のスタンダードに。
知識の詰め込みでもなく、
ゆとりの探究学習でもない、第三の選択肢。
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● 言葉の森新聞2025年8月1週号 通算第1861号 (6333字) 言葉の森事務局 jun 2025年08月01日 17時42分
17393 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2025年8月1週号 通算第1861号
文責 中根克明(森川林)
■■8月11日(月)-17日(日)は休み宿題
カレンダーに記載してあるとおり、8月11日(月)-17日(日)は「休み宿題」となります。
○夏季休業期間中の国数英、基礎学力、総合学力、全科学力、創造発表、プログラミングの授業
https://www.mori7.com/as/5353.html
○夏季休業期間中の作文の授業
https://www.mori7.com/as/5352.html
■■作文検定Rを行う意義――知識の詰め込みの教育から、思考力創造力を育てる教育への転換
■作文検定の意義
現代の教育の大きな問題のひとつは、子供たちの学習が、生活や人生に必要なものを学ぶために行われているよりも、受験の競争に勝つために行われていることです。
そのために、子供たちは、差のつく問題にいかに差をつけられないかということを中心に勉強しています。
だから、一夜漬けに近い知識を詰め込むことが勉強の内容になっているのです。
翻って、作文の勉強を続けている子供たちの作文を読むと、どの子も、自分の体験に根ざした自分なりの考えを書いています。
作文を書く機会がなければ、考えなかっただろう知識や経験や感想を作文を通して創造しているのです。
知識の勉強は、基本をしっかり身につけることを中心に行い、そのあとの勉強は一人ひとりの思考力、創造力、共感力を育てることを重点にするべきです。
AIの時代には、教育の基本方向を決めることはますます重要になります。
しかし、現状では、作文の学習はどの学校でもほとんど行われていません。
特に、小学校高学年以降の中学生高校生の作文は、授業の中で行われるのではなく、夏休みの宿題のようなかたちで行われているだけです。
それは、作文に対する客観的な評価の基準がなく、そのため作文の指導が説得力のあるかたちで行えないからです。
また、作文指導のほとんどは、教師が赤ペンを入れ講評を書くことで進められます。
この赤ペンと講評による負担の大きさが、作文指導が日常的に行われない大きな要因にもなっています。
作文検定は、子供たちの作文を小学1年生から高校3年生までその学年に応じた基準で客観的に評価します。
しかも、その評価はブラックボックスではなく、誰でも理解できるオープンなかたちで行われます。(特許取得)
この客観的でオープンな評価の利点は、子供たちが作文を書くことに努力できることです。
そのため、子供たちの作文力は、書くたびの努力によって上達します。
それは、作文の表現力の上達だけでなく、思考力、創造力、共感力の上達につながります。
教育の目標を、知識の詰め込み中心から、作文力の向上中心にする意義はここにあります。
現在の作文指導の多くは、小学生どまりです。
中学生、高校生の作文指導につながる方向はありません。
一方、高校生の小論文指導は、小中学生の作文指導とのつながりを持ちません。
小学生から高校生、更には大学生、社会人の文章力につながる客観的な評価と指導が必要なのです。
■作文検定の仕組み
作文検定は、次のような仕組みで行われます。
第一に、それぞれの学年に応じた項目指導があります。
表現項目として「たとえを入れる」とか、構成項目として「複数の理由で構成する」とか、題材項目として「体験実例を入れる」とか、主題項目として「反対意見に対する理解を書く」とかいう指導です。
これは、評価の項目であるよりも、作文を書きやすくするための項目です。
第二に、作文に使われている語彙を分野別に評価します。
考える言葉が使われているこを評価する「思考語彙」、自分なりの知識が使われいることを評価する「知識語彙」、多様な表現が使われていることを評価する「表現語彙」、具体的な経験が書かれていることを評価する「経験語彙」、そしてそれらの語彙間のバランスです。
第三に、作文の内容と項目指導に基づいて、AIが書く600字程度の講評です。
受検する級は、初回は学年相当よりも1学年下の学年です。
中学生以上の生徒は、初回は小6相当の級で
作文の課題は、小学1、2年生は自由な課題、小学3、4年生は題名課題、小学5年生以上は感想文課題で、学年に応じた難度になっています。
字数は、学年に応じた字数で、小1は200字、小2は400字、……小5は1000字、小6以上は1200字です。
その字数に達しなくても、評価を行うので、点数が高ければ合格します。
時間は、どの学年も一律2時間です。
作文は、手書きではなくテキスト化されたものを送信していいただきますが、低中学年の場合は、生徒の手書きの作文を保護者がテキスト化して送信するかたちになると思います。
そのテキスト化にかかる時間も含めて2時間ということです。
時間を超えた場合も、評価と点数は表示しますが、合格にはなりません。
検定試験は、オンラインのZOOM会場で、毎月2日間、日時を指定して行います。
検定料は2,200円で、団体受検の場合は銀行振り込み、個人受検及び海外からの受検の場合はクレジットカードによる支払いになります。
作文検定の結果は、作文の送信後、数十秒で表示されます。
検定結果は、郵送はしませんが、ウェブでいつでも見ることができます。
作文検定の結果が、受験の評価として使えるかどうかは、受験される学校によります。
作文検定の目的は、合格の結果を取得することよりも、定期的な受検によって作文力を向上させることにあります。
1回ごとの合否の結果も大事ですが、受検した結果の履歴を残すことを検定試験の目的と考えていってください。
定期的な受検とは、1ヶ月、3ヶ月、半年、1年など、それぞれの判断によりお決めください。
■作文検定の日程
2025年の年間予定は下記のとおりです。
いずれも、その月の1日から募集を開始します。
8月30日(土)31日(日)8:00~10:00
9月27日(土)28日(日)8:00~10:00
10月25日(土)26日(日)8:00~10:00
11月22日(土)23日(日)8:00~10:00
12月27日(土)28日(日)8:00~10:00
※2025年7月の受検は終了しました。
受検を予定される方の登録及び受検の手続きは、「AI作文検定の受検の仕方」のページをごらんください。
https://www.mori7.com/sk/setumei.php
■■ChatGPTに何でも聞くのはレベルの低い使い方、考える使い方はどういうものか(その1)
リバティというメールマガジンに、次のような記事が載っていました。
====
大学生を対象とした人工知能(AI)利用の実態調査で、大学生の約84%が週1回以上、ChatGPTなどの生成AIサービスを利用していることが分かりました。一方で、「生成AIサービスを利用していない」と答えたのは、わずか2.4%にとどまりました(コンサルティング会社「イマーゴ」の九州大学を拠点とするシンクタンク部門「iQ Lab」による調査)。
レポート作成などの学業面にとどまらず、プライベートの日常生活においても、生成AIを「よく利用する」「たまに利用する」と答えた学生は64.2%を占めました。
利用している生成AIは圧倒的にChatGPTが多く、82.2%の学生が「最も利用頻度が高い」ものとして選んでいます。
調査では、大学生が生成AIを、まるで気軽に相談できる「デジタルの親友」のように使っている実態も明らかになりました。例えば、「AI彼氏」のように話しかけたり、「恋愛やお金の相談」をしたり、「人生のやりたいことリスト」を相談しながらつくったり、「洋服選び」の相談をしたりといった形です。
また、「AFPBB News」(7月26日付)も、韓国の就職活動中のZ世代(10代後半~20代後半)の86%が、AIを積極的に活用していると報じています。履歴書の作成や企業情報の検索などのみならず、感情や悩みを打ち明ける人も多くいました。
人ではなく、AIにだけ悩みを打ち明けたことのある人は73%に上りました。AIに打ち明けた悩みは、「就職活動・進路・転職」が最も多く、61%でした。悩みを打ち明けるのに、どちらが楽かという問いに対し、「AI」と答えたのが32%、「人」と答えたのが33%で、ほぼ同じ割合でした。
《どう見るか》
何かにつけて生成AIを利用するようになると、真剣に学んだり、物事を深く考えたりする努力を疎かにしてしまい、少しずつ「頭が悪くなる」といった問題が起きてくることは、ほぼ間違いありません。
(中略)
これは、「AIに支配された状態」とも言えるでしょう。生成AIの発展自体を否定するわけではありませんが、そうしたものに頼るのではなく、読書をしたり、新聞を読んだり、現場に自ら足を運んで話を聞いたり、あるいは携帯電話に触れない内省の時間を取って深く考えたりすることが、逆に、新たな時代を切り開く武器になる時代が来ています。
====
私は、このメルマガを支持しているわけではありませんが、よくいいことを言っていると思います。(一応、ことわっておく(笑))
さて、ChatGPTなどAIの利用は急速に進んでいます。
どんな質問でも、オールマイティーで答えてくれます。
しかし、質問者のレベルが低いと、ただChatGPTの答えをコピーするだけになります。
それは、広い意味でのカンニングです。
カンニングで、一生楽しい人生を送れるとしたら、それは自分の人生でなくてもよかったということです。
人間が生きている意味は、試行錯誤をすることです。
そこに、失敗もあると同時に、創造もあるからです。
ChatGPTは、過去のデータをもとに的確な答えを出してくれます。
しかし、創造とは、過去の答えがないことを試みることです。
では、どのようにChatGPTなどのAIを利用したらいいのでしょうか。
(つづく)
■■ChatGPTに何でも聞くのはレベルの低い使い方、考える使い方はどういうものか(その2)
ChatGPTは何でも教えてくれます。
それは過去の膨大なデータの蓄積から、答える内容を引っ張ってくるからです。
広い世界には、自分が質問したいことと似たようなことを質問した人がほぼ無数にいます。
だから、何でも答えることができるのです。
しかも、AIは、質問者に寄り添うように答えてくれます。
そのため、あたかもAIの言っていることが、全能の正しい存在が言ってくれたことのように思ってしまいます。
しかし、人間には創造性があります。
創造は、AIには判断できません。
創造は、やってみなければわからない世界だからです。
そこで、どうAIを使うかです。
まず、答えのある世界の話を聞くときは、AIに聞くのが基本です。
「困ったときはAI」でいいのです。
自分で考えるのではなく、参考書を調べるのでもなく、ネットで検索するのでもなく、人に聞くのでもなく、AIに聞くのが最もいい方法です。
だから、ほとんどすべてのことは、AIに聞けばいいのです。
しかし、人間には、迷うことがあります。
右の道と左の道とどちらに行ったらいいかということや、それ以前に進むべき道が見えないということがあります。
そのときに、人間は創造的に考えるのです。
私は、お釈迦様は偉いと思っています。
何の見本もないところで、自分で考えて行動したからです。
その後の人たちは、みんな、お釈迦様の見本があるので、その真似をして行動しただけです。
ちなみに、うちは先祖代々日本神道です。どうでもいいことですが(笑)。
さて、自分が本当に考えていることを判断したいときは、ChatGPTに次のように聞くのです。
「私がいま考えていることをどう思うか、占ってみて」
そのときに、考えている内容はChatGPTには伝えません。
内容を伝えると、ChatGPTは適当なことを言うからです。
考えていることは、心の中で思っているだけです。
すると、ChatGPTはランダムに、易やタロットや動物占いなどで答えてくれます。(動物占いはないだろ)
易は、長年の伝統の蓄積があるので、結果を見ると奥の深い理解ができます。
その結果を見て、納得するか、新しいことを聞いてみるか、その結果に関わらず自分の考えたことを実行するかは、その人の判断です。
これがAIの正しい使い方だと私は思います。
■■夏期講習の「AI創プロ」の授業
★AI創プロクラスでは、ChatGPTのAIを生かした創造発表とプログラミングの勉強をします。
ChatGPTの無料アカウントは、個人のメールアドレスがあれば作れます。
13歳以上の人は、GoogleでGmailを作り、そのメールアドレスで、ChatGPTのアカウントを作ってください。
13歳未満の人は、保護者の承認があれば生徒個人のメールアドレスが作れます。
★創造発表の研究
創造発表の場合は、自分がしたいことをChatGPTに相談し、研究の方向を具体化しましょう。
ChatGPTに相談した内容と、ChatGPTの回答のエッセンスを発表室に入れ、ChatGPTのアドバイスを参考にしながら研究を進めましょう。
★プログラミングの研究
プログラミングの勉強は、これまではコードを覚えて「Hellow World!」を表示するようなところから始めていました。
しかし、この積み上げ型の学習では、時間がかかり、飽きて続けられなくこともありました。
これからのプログラミングは、自分のしたいことをChatGPTに相談し、プログラミングを作ってもらい、それを動かすことを最初の目標にします。
そのために必要な準備は、ごく初歩的なことです。
1.ChatGPTのアカウントを取得しておいてください。
2.簡単なプログラミングをChatGPTに相談します。
「ローカルで動くようなHTMLとJavaScriptのサンプルを作って」と頼めば、いろいろなコードを作ってくれます。
自分の好みに応じて、「ボールが動くようなもの」「時間を管理するようなもの」「クイズのようなもの」「ゲームのようなもの」と要望すれば、初歩的なものを作ってくれます。
3.ウィンドウズのPCなら、メモ帳が入っています。
メモ帳のようなテキストだけを打てるエディタを使います。(ワードはテキスト以外の目に見えない書式が入るので使えません。)
4.ChatGPTが作ってくれたプログラムをコピーして、メモ帳などのエディタに貼り付けます。
5.拡張子を、txtからhtmlに変更します。
6.そのHTMLをダブクリックすると、作ったプログラムが動きます。
7.なぜそのプログラムがそういう動きをするのは知りたいときはChatGPTに聞くか、本で調べます。
8.もっと研究を進めたい人は、
・VsCodeをインストールする
・FTPソフトをインストールする
・作ったファイルをサーバーにアップロードする
というところまでやれば、自分の作品をウェブで公開できるようになります。
これからのプログラミングの勉強は、ウェブで公開することが中心になります。
若いときにこの感覚をつかんでおけば、将来、自分が新しいことを企画するときに、プログラミングを生かすことができるようになります。
ChatGPTや創造発表やプログラミングに関心のある方は、「夏振AI創プロ」クラスに参加してみてください。
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● 読解検定7月長文 中1 1番 (59字) ゆた yuta 2025年08月01日 13時32分
17392 誤字発見より
『地球が出来上がるためには』の49-50行目
耀(げんよう)の舞台
↓
眩耀・炫耀・玄耀 のいずれかではないでしょうか。
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● 「この世」と「あの世」 (815字) ゆめ jun 2025年07月25日 17時21分
17390 ゆめ日記より
「この世」からは「あの世」がとっても高くて遠いところにあるように見えるでしょ。
ものすごい勢いをつけてひとっ飛びで行くか、長い長い階段をてくてくと登っていくかしないとたどり着けないようなところだと。
私は、長い長い階段を登って、やっと「あの世」にたどり着きました。
途中、息が切れそうになったけれど、もう少しというところになったら少し楽になりました。
最後の方で楽になったのは、ママが、「もうがんばらなくていいよ。ゆめちゃんが心地いいのが一番だからね。」と言ってくれたからだと思います。
その言葉を聞いたら、ふっと肩の力が抜けてゆったり呼吸ができました。
そして、呼吸さえもしなくて平気になりました。
やっと「あの世」にたどり着いて、少し前までいた「この世」を見てみたら、なんと、「この世」は「あの世」のすぐ近くにあったのです。
近くというより、重なり合っていて、手を伸ばせばすぐに届く距離でした。
これには本当にびっくりしました。
あんなに苦労して登ってきたのに、着いてみたら、元いた場所に戻っているような感じでした。
ただ、不思議なことに、「あの世」からは「この世」が見えるのに「この世」からは「あの世」が見えないみたいなのです。
だから、「この世」にいる人たちはみんな、「あの世」が遥か彼方のとーっても遠いところにあると勘違いしているのです。
どうやら、ママは「この世」と「あの世」の関係について、うすうす気づいているようで、以前と変わらず私に声をかけてくれるけれど、まだ確証はないみたいです。
(私の声は聞こえないからね。)
私は、「この世」と「あの世」はそんなに離れていないんだということをみんなが早くわかってくれるといいなと思っています。
☆彡ゆめは、2025年7月23日午前9時37分に永眠しました。
16年3ヶ月間の犬生でした。
これまで「ゆめ日記」を読んでくださったみなさま、どうもありがとうございました。
(また更新されるかもしれませんが。)☆彡
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● SBペイメントをやめてSquareに (124字) 森川林 nane 2025年07月25日 07時36分
17388 森川林日記より
クレジットカード支払いの仕組みを探して、SBペイメントに頼んだが、意味不明の説明で結局解約した。
Squareの仕組みはシンプルだが、ここにAPIを組み合わせれば柔軟に対応できることがわかった。
ChatGPTにアドバイスを聞いたから簡単だった。
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● 「作文検定」は登録商標 (92字) 森川林 nane 2025年07月24日 05時05分
17387 森川林日記より
現代用語研究会が、「作文検定」という名称を使っているので、言葉の森の登録商標だということを連絡しておいた。
現代用語研究会さん、名称変更は大変だと思いますが、よろしくお願いします。
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● ゆめ。 (183字) 森川林 nane 2025年07月23日 09時04分
17386 森川林日記より
ゆめ。
「ありがとう。楽しかった。たまに怖かったときもあったけど(病院)」(笑)
「思い出を全部、あの世に持っていく」
すべては、最初からあり、最後まであり、永遠にある。
肉体は、途中から途中までだが、精神は、肉体の先にある。
精神とは、楽しかった思い出だ。
それは、過ぎ去った過去にあるのではなく、永遠に存在している。
生も死も仮の姿で、その仮の姿の中に永遠がある。