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● 2時間以上本を読んでいると成績が下がる (123字) 森川林 nane 2026年07月25日 16時46分
19503 森川林日記より
東洋経済オンラインで、1日の読書時間が10~30分までは成績が上がるが、逆に2時間以上の子は成績が下がると書かれていた。
それは簡単な理由。
2時間も読んでいる本は、軽い本が多いからだ。
目標は1日50ページだから、30分か1時間ぐらいが目安。
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● 言葉の森新聞2026年7月4週号 通算第1908号 (4328字) 言葉の森事務局 jun 2026年07月23日 08時40分
19502 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年7月4週号 通算第1908号
文責 中根克明(森川林)
■■7月29日(水)・30日(木)・31日(金)は休み
7月29日(水)・30日(木)・31日(金)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■自習クラブの募集(無料)――「させられる勉強」から「自ら行う勉強」へ
◆動画
https://youtu.be/IzX8XiwTIu8
◆◆外側に合わせる勉強と、自分で決める勉強
子供たちの中には、毎日家庭で自分のやることを決めて勉強している人もいますが、その一方で学校で宿題が出されたから勉強するとか、テストがあるから勉強するとかいった外側の環境に合わせる形で勉強をしている子もいます。
保護者の方の中には、学習塾に入れて無理やりでも勉強させたいと思う人も多いと思います。
現在はお父さんもお母さんも働いていることが多いので、家庭で子供の様子を見ることができません。
しかし、塾に任せる勉強はあまり良いやり方ではありません。
塾は子供の実態に合わせて勉強させるよりも、塾のペースで勉強させることが多いからです。
能率の良い勉強は、子供が自分で決めた勉強を毎日時間を決めて行っていくことです。
◆◆自習クラブを立ち上げます――参加は無料
ところで、言葉の森には自学自習をサポートする仕組みがいくつかあります。
第一は、読書記録です。
第二は、国語、数学、英語の確認テストです。
第三は、自習の記録で、自習室に入って勉強できることです。
しかし、このような条件がありながら、それらはまだあまり活用されていません。
そこで、このたび、自習クラブというものを立ち上げることにしました。
自習クラブへの参加は、生徒と保護者が相談して決めてください。
言葉の森の生徒であれば、参加は無料です。
◆◆参加の仕方――まず週間予定を入れる
やっていただくことは簡単です。
まず、自習記録のページで「○週間予定」にチェックを入れ、自習内容の欄に曜日ごとの勉強時間の予定を入れてください。
(言葉の森ホームページ→言葉の森生徒リンク→よく使うリンク→9.自習記録)
https://www.mori7.com/teraon/js.php
書き方は、それぞれの曜日の勉強時間の予定を書くようにしてください。
====(例)
日 9:00~10:00、18:00~19:00、
月 部活
火 19:00~20:00
……
====
この予定は途中でも随時変更できます。
◆◆自習室の使い方
自習室は365日24時間いつでも利用できます。
自習室に入ったらカメラはオフ、マイクもオフにして勉強をしてください。
ブレイクアウトルームがいくつもあるので、ほかの生徒がいることが気になる場合は、自分だけひとりでブレイクアウトルームに入って勉強することができます。
自習室の中では先生に質問することはできませんが、質問することがある場合はそれぞれのクラスの発表室で行ってください。
◆◆当日の記録のつけ方
そして、予定の時間になったら、自習記録のページに行き、「○当日記録」にチェックを入れ、自分の自習の内容を入力してZOOMの自習室に参加します。
予定したのに参加できない場合は、自習記録にその旨を書いてください。
例えば、「旅行に行くのでできません」とか、「学校の帰りが遅かったのでできませんでした」とかいう書き方で結構です。
その日の自習記録は、その日に入れてください。
欠席は自由ですが、記録だけは毎日つけてください。
「今日はお休み」などの一言だけでも十分です
自習の内容はどのようなものでも結構です。
問題集をやることが多いと思いますが、暗唱の練習をするとか、読書をするとか、課題フォルダの長文の音読をするとか、100マス計算をするとか、もちろん学校の宿題をするとかいうことでも結構です。
決めた時間には必ず記録をすることが大事です。
自習室に参加できない場合でも、記録だけはしておいてください。
自習室への参加よりも、記録を続けることを大切にしてください。
言葉の森からは、毎週定期的にその生徒の自習の記録をメールでお知らせします。
その自習の記録を見て、必要があれば家庭での取り組みを修正してください。
自習クラブに参加する生徒の保護者の方の懇談会も定期的に行う予定です。
自習クラブには、学年の制限はありません。
ぜひ多くの方が自習クラブに参加して、家庭学習を中心とした勉強に取り組んでいってください。
◆◆自習クラブの意義――「させられる勉強」から「自ら行う勉強」へ
さて、ここから、自習クラブの意義について説明します。
子供たちの勉強の多くは受験のための勉強になっています。
本来の勉強は自分を向上させるための勉強です。
受験のための勉強であれば、「させられる勉強」であっても受け入れることが当然のように思えてきます。
しかし、「させられる勉強」に適応しすぎると、自ら行う勉強という意識が低下するのです。
受験が終わったからたっぷり遊ぶとか、受験が終わったからもう苦しい勉強はしないとかいうのは、「させられる勉強」に適応しすぎたために生まれてくる感覚です。
もちろん、人間にはもともと向上心があるので、いずれ必ず自分から何かを進んで学ぼうという気持ちになってきます。
しかし、受験勉強に過度に適応した子はそうならないこともあるのです。
◆◆これからの社会に必要なのは、創造する楽しさ
これからの社会は、AIとロボットの発達によって仕事が少なくなり、その分所得も少なくなりますが、経済を回すためには消費が必要なので、次第にベーシックインカムのような政策が打ち出されます。
そのときに、仕事に追われる生活ではなく、自分から進んで楽しいことを行う生活をしていく必要があります。
そして、その場合の楽しいこととは、受け身の楽しいことではなく、創造する楽しいことになります。
なぜなら、受け身の楽しいことは、何年経っても自分を成長させることは少ないのに対し、創造的な楽しいことは年数が経てば経つほど自分らしいものに成長していく可能性が高いからです。
だから、子供たちは、小中学生のうちから、「させられる勉強」ではなく、「自ら行う勉強」のスタイルを身につけておく必要があるのです。
◆◆全科学力クラスとの相性
自習クラブは、言葉の森の生徒であればどのクラスの生徒も参加できますが、相性がいいのは全科学力クラスです。
全科学力クラスには、4週目に創造発表という自分で創造したものを発表する時間があります。
1週目、2週目、3週目は、国語、算数数学、英語、暗唱を勉強し、4週目は創造発表を行うというのが全科学力クラスの流れです。
子供たちの勉強を自主的で創造的にしたいと思う方は、ぜひ自習クラブに参加してください。
自ら学ぶ力は、受験だけでなく人生を支える力になります。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
■■【連絡】言葉の森の夏期講習
言葉の森の今年の夏期講習は、夏期休業中などのために通常のクラスに参加できない人のための夏期講習です。
学習塾で行われているような、夏休みに集中して勉強するための講習という性質のものではありません。
したがっって、夏期講習の日程は限られています。
作文クラスについては、多くのクラスがあるので、できるだけ他のクラスに振り替えて参加してください。
どの先生も、すべての学年に対応できます。
また、8月の夏期休業中の期間の作文のヒントは、動画としてアップロードしておきます。
作文以外の国語、数学、英語、創造発表、プログラミングなどの授業は、8月9日から15日までの間、朝の9時から全科目力クラスとして対応します。
このクラスの定員は4名ですので、通常の授業の振り替えとして参加される方は早めにご登録ください。
★ただ、注意していただくことは、通常の授業の振り替えで参加する場合は、「振替」の文字を押して参加してください。
この場合は無料です。
新規に参加したいという場合は、そのクラスの○印にチェックを入れて参加してください。
この場合は、1回2750円の有料となります。
夏期講習の日程は、オンラインクラス一覧表で見られます。
https://www.mori7.com/teraon/shlist.php
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● 2026年7月保護者懇談会資料 (2592字) 森川林 nane 2026年07月22日 07時17分
19501 森の掲示板より
◆◆振替連絡、欠席連絡のエラーについて
7月中旬に振替連絡や欠席連絡ができないというエラーがありました。
原因は、iPhoneやMacのSafariにおいて、ページの再読み込み時に以前のデータを一時保持(キャッシュ)する仕様によるものと考えられます。
また、一度送信したページを再度開いた際に重なって送信されてしまう現象も発生しておりました。
現在は復旧していますが、まだ同様の症状が出る場合は、お手数ですが事務局までお電話か個別連絡にてお知らせください。こちらで処理いたします。
◆◆夏期休業中の授業
7月中の振替は、8月いっぱいまでできます。
また、8月中の振替は9月いっぱいまでできます。
◆作文クラスの振替
夏期休業中の授業は、作文についてはクラス数が多いので、参加できそうなところに参加してください。
ヒントの動画を掲載しておくので、それを見てやっていってくださっても結構です。
◆作文クラス以外のクラスの振替
作文クラスでない全科学力クラス、国語読解クラスなどのクラスはクラス数が少ないので、8月9日から15日までの1週間、朝9時から中根(森川林)が担当している夏講全科学力クラスに振替でご参加ください。
このクラスではプログラミングや創造発表も含めて、どのクラスの授業も行います。
◆◆おすすめ図書
読書記録は現在3万8000件以上になっています。
この読書記録をもとに学年別のおすすめ図書を毎月作ることにしました。
生徒の皆さんの読書傾向を見ていると、学校の友達同士で話題になっているような軽い本が結構ある気がします。
また、じっくり読む長い文章の本ではなく、短編が集まっている本とか、図鑑のように短い文章の本や、絵本のように絵のスペースの方が大きい本があります。
もちろん、読書は楽しむために読む面がありますから、読みやすい本を読むのはそれなりに良いことですが、読書を子供の成長と結びつけて考えるなら、より良い本を読むように心がける必要があります。
おすすめ図書は、その学年の子供たちが実際に読んだ本の中から、「面白い本」「心に残る本」「考える本」などと印をつけて、毎月10冊程度紹介します。
このおすすめ図書リストを参考に読書を進めていくといいと思います。
また、ほかの人の読書記録を参考にして、本を選ぶのもよいと思います。
▽おすすめ図書(現在工事中です)
https://www.mori7.com/teraon/dsax.php
▽小4の6月のおすすめ図書のサンプル
https://www.mori7.com/as/5562.html
◆◆自習クラブ
子供たちの家庭学習時間が0分という子が、この10年間で10%増加しています。
宿題があるから勉強するとか、テストがあるから勉強するなどといった勉強の仕方では、確実な学力は身につきません。
宿題やテストと関係なく自分で決めた勉強を毎日定期的に行っていくことが必要です。
しかし、現在は保護者の帰宅が遅いこともあり、家庭学習の時間を取ることが難しい人も多いと思います。
そこで自習クラブを開始しました。
◆自習の仕方
まず、自習記録のページで、週間の予定を記録していただきます。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
====(例)
日 9:00~10:00、18:00~19:00、
月 部活
火 19:00~20:00
……
====
この予定は途中でも随時変更できます。
そして、その決めた時間に合わせて自習の記録をつけ、自習室に入って勉強します。
自習室はブレイクアウトルームが多数ありますから、自分だけのブレイクアウトルームに入り、カメラオフ、マイクオフで決まった時間勉強していきます。
自習の予定と自習記録が対応しているかどうかがわかるように、事務局から定期的に連絡する予定です。
小学校高学年や中学生の生徒は自分で自習記録をつけられますが、小学校低中学年で参加する場合は、保護者の方が自習記録を前日または当日までにつけ、家に帰ってから自習内容をチェックするというやり方ができると思います。
高校生は勉強の自覚があるので、特に自習記録をつけなくてもいいと思いますが、学習のペース作りとして「自習予定の作成」と「自習記録の入力」を活用していただくことも効果的です。
◆自習の内容
自習の内容は、読書、暗唱、問題集などです。
読書は読んだページ数がわかるように、読み始めたところに線をつけ、読み終えたところに線をつけるというやり方をしていくといいと思います。
問題集は1回やって終わりというやり方では学力がつきません。
1冊の問題集を何回も繰り返し、算数数学ならできない問題が1つもなくなるまでやることが大事です。
国語の場合は、問題を解くのではなく、問題文を読むことを勉強の中心にしていきます。
繰り返して読む場合、斜め読みにならないようにできるだけ音読をして読むことが大切です。
ただ、子供の音読を保護者の方がそばで聞く場合、決して読み方の注意はしないようにしてください。
暗唱は暗唱の文集などをもとにするといいと思いますが、暗唱の仕方を知りたい方には暗唱の仕方の小冊子を送りますからご連絡ください。
お子さんと相談をして、自習クラブに入り、毎日自習の記録をつけて勉強するという体制が作れるようにできるだけ取り組んでください。
▽関連記事
https://www.mori7.com/as/5560.html
◆◆保護者面談のお知らせ
オンラインクラス一覧表で、各クラスの「面談」という表示をクリックすると、担当の先生との面談ができます。
面談は授業の後10分程度です。
作文個別で勉強している方は、個別連絡などから面談の希望を出してください。
ただし、先生は授業もありますので、面談の時間が10分以上延びないようにお願いします。
また、担当の先生とは別に、中根(森川林)が毎週土曜と日曜の朝8時から保護者面談を受け付けるようにしています。
オンラインクラスの土日の8時の保護者会に前日まで登録していただければ対応できます。
お一人ずつの面談ですので、参加者が重なる場合は時間をずらして行います。
勉強のこと、受験のこと、生活のことなど何でも結構ですので、ご希望のある方は保護者会の面談にご登録ください。
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● 歴史は、ひとりの人間の確信によって (78字) 森川林 nane 2026年07月20日 12時55分
19496 森川林日記より
歴史は、ひとりの人間の確信によって動く。
なぜ、そのひとりは確信を持つのか。
それは、時代がある方向を必要とするからだ。
時代とは、暗黙の集合意識である。
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● ヨンデミーとかグリムスクールとか (164字) 森川林 nane 2026年07月19日 17時02分
19495 森川林日記より
ヨンデミーとか、グリムスクールとかは、小学校低中学年か、読書が苦手な子向けの企画だと思う。
高学年、中高生、又は、読書好きな子向けの読書の企画ができたらいいと思って考えてみた。
それは、読書AX(アックス)
AXは、言葉の森では、アックスと呼ぶことにした(笑)。
すでにある38000件の読書記録を活用してアックス化する予定。
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● APIはアピ、AXはアックス (79字) 森川林 nane 2026年07月19日 16時59分
19494 森川林日記より
APIをエーピーアイというのは言いにくいから、アピと言っている。
AXもエーエックスというのは言いにくいからアックスにした。
靴下みたいだけど……。違うか。
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● iPhoneとかMACのSafariとかは (130字) 森川林 nane 2026年07月19日 08時59分
19493 森川林日記より
iPhoneとかMACのSafariとかはこういう自分勝手なことばかりするんだよなぁ。
自分はiPhoneも使ってるし、昔はMACもフルに使っていたけど、本当にこういう自分勝手なことをするのはやめてほしい。
三方よしと正反対のアメリカ文化=囲い込みと他社排除
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● 全国学力テストで記述式の無回答が多かったと言うけど (113字) 森川林 nane 2026年07月17日 17時11分
19492 森川林日記より
全国学力テストで記述式の無回答が多かったと言うけど、その数学の問題を見たら、問題文を読むこと自体がややこしいからあきらめた人が多かったと思う。
つまり、記述の問題というよりも読解の問題。
さらに言えば、問題作成の問題(笑)。
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● 「知りたいこと」ではなく「したいこと」 (134字) 森川林 nane 2026年07月17日 17時07分
19491 森川林日記より
創造発表でも、探究学習でもそうですが、「知りたいこと」だったらAIに聞いておしまいですから、自分ひとりでやればいいのです。
発表するとしたら、「知りたいこと」ではなく「したいこと」です。
その「したいこと」をAIと相談しながら具体化していくのが個性的な創造発表です。
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● 言葉の森新聞2026年7月3週号 通算第1907号 (6893字) 言葉の森事務局 jun 2026年07月17日 10時58分
19490 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年7月3週号 通算第1907号
文責 中根克明(森川林)
■■7月20日(月)は「休み宿題」(再掲)
カレンダーに記載してあるとおり、7月20日(月)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■【連絡】言葉の森の夏期講習
言葉の森の今年の夏期講習は、夏期休業中などのために通常のクラスに参加できない人のための夏期講習です。
学習塾で行われているような、夏休みに集中して勉強するための講習という性質のものではありません。
したがっって、夏期講習の日程は限られています。
作文クラスについては、多くのクラスがあるので、できるだけ他のクラスに振り替えて参加してください。
どの先生も、すべての学年に対応できます。
また、8月の夏期休業中の期間の作文のヒントは、動画としてアップロードしておきます。
作文以外の国語、数学、英語、創造発表、プログラミングなどの授業は、8月9日から15日までの間、朝の9時から全科目力クラスとして対応します。
このクラスの定員は4名ですので、通常の授業の振り替えとして参加される方は早めにご登録ください。
★ただ、注意していただくことは、通常の授業の振り替えで参加する場合は、「振替」の文字を押して参加してください。
この場合は無料です。
新規に参加したいという場合は、そのクラスの○印にチェックを入れて参加してください。
この場合は、1回2750円の有料となります。
夏期講習の日程は、オンラインクラス一覧表で見られます。
https://www.mori7.com/teraon/shlist.php
■■知識の詰め込みをやめて、読書と作文を中心に考える勉強を――作文検定と推薦図書検定のすすめ
◆動画
https://youtu.be/P6szh1eUc2E
◆◆点数をつけることが目的化する教育
大まかな言い方をすると、現在の学校教育は知識の詰め込みを中心に行われています。
もちろん知識は大切です。
特に、義務教育における知識は、その後のあらゆる勉強の土台となるものです。
だから、知識が正しく習得できているかどうかを評価するためにテストをして点数をつける。
これはもちろん良いことなのです。
しかし、点数をつけることを繰り返しているうちに、誰もがその知識を習得できるようにするという本来の目的から離れて、点数をつけることが目的化してしまうことがあります。
それはまた、多くの生徒にとって勉強の直近の目的が志望校の入試に合格することなので、点数をつけることがさらに教育の本来の目的のようになってしまうのです。
すると、教える先生は、点数の差がつくような問題を出したくなります。
◆◆算数・数学は「解法の知識」の勉強
そういう難しい問題を出しやすい教科のひとつが算数・数学です。
それが、難しいことを理解してほしいという気持ちからの問題であるのならいいのです。
しかし、そのためには、その難しい問題をほとんどすべての子ができるような教育をしなければなりません。
ただ単に、できる子とできない子を分けるだけであってはならないのです。
日本の子供たちの算数・数学の学力が国際的に高いにもかかわらず、算数・数学が苦手または嫌いという子が多いということが、現在の算数・数学の勉強の問題点を示しています。
算数・数学は、考える勉強であって知識の詰め込みではないのではないかと思う人もいると思います。
しかし、それは「解法」つまり「解き方の方法」という知識の勉強なのです。
◆◆本多静六に学ぶ数学の勉強法
本多静六は、家が貧しかったために、家の農作業を手伝いながら勉強をしていました。
東京農林学校(現在の東京大学農学部)には、作文が上手だったので合格しましたが、数学はよくできませんでした。
そのため、数学の試験で落第し、一時は死のうとまで思い詰めましたが、住み込み先の先生の励ましで気持ちを入れ替え数学の勉強に取り組みました。
その方法は、問題集の例題をすべて暗唱することでした。
それまで、農作業をしながらも暗唱の練習をしていたので、暗唱は得意だったのです。
すると、次の数学の試験からは高得点を取り、卒業時には首席となり銀時計を賜るまでになりました。
この本多静六の方法が、数学の勉強法の基本です。
解法を理解して、それをすっかり自分のものにできれば、数学ができるようになるのです。
しかし、それはもちろん勉強の数学の話であって、研究としての数学はまた別です。
勉強の数学の基本は、例題つまり解法という知識を覚えることです。
教科書または問題集の例題をすべて身につけることが数学の勉強法です。
◆◆差をつけるための教育になっている
しかし、今の教育では、例題を身につけただけでは解けないようなパズルのような問題を出して生徒に差をつける面があります。
つまり、誰もができるようになるための勉強ではなく、生徒に点数で差をつけるための勉強となっている面があるのです。
英語の勉強も同じです。
教科書で覚える以上の難しい単語を出して、生徒に差をつけようとします。
国語も同じです。
難しい言葉を出すだけでなく、時間内に到底解ききれないような長い文章を出して差をつけています。
つまり、教育が子供たちの学力を育てるための教育から、子供たちに差をつけるための教育になっているのです。
しかも、さらに問題なのは、そこで出される問題の中身が、現代の科挙の試験のようになっていることです。
◆◆考える力を育てる読書と作文――作文検定と推薦図書検定
学校教育がこのような知識の詰め込みの教育から抜け出せないのは、考える力をつける勉強が行われていないからです。
考える力をつけるためには、読書と作文の勉強が中心になります。
もちろん、数学の基本を習得することも必要です。
昔から言う「読み書きそろばん」です。
しかし今は、読書と作文の勉強よりも、知識の勉強が中心に行なわれています。
その理由は、読書と作文に客観的な評価がつけられないからです。
言葉の森が提案するのは、作文については作文検定で、作文を書く力がどれだけ進んだかを評価することです。
読書については、推薦図書検定で、読書がどれだけ進んだかを評価することです。
これらの評価に対応するために子供たちのすることは、本をよく読み、文章をよく考えて書くことです。
◆◆点数の差から個性の差へ
読書と作文も、点数によって差をつけることにつながるのではないかと思う人がいるかもしれません。
しかし、読書と作文は、あるレベルの点数から先は点数の差ではなく個性の差となります。
教科の勉強における点数の差が難問の差になっていくのに対して、読書と作文は個性の差となっていくのです。
個性の差とは、誰もが認められる差です。
このような個性を生かす勉強がこれから必要になります。
そのためには、現在のように、テストが終わればやがて忘れてしまう知識の詰め込みを中心とした教育ではなく、読んだこと書いたこと考えたことがその子の教養として残るような教育を行っていくことが必要なのです。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
■■中学生、高校生が毎週1200字以上の作文を書く作文教室――作文の勉強は思考力を育て、読解力を育てる
◆動画
https://youtu.be/80fSiYoePUg
◆◆小学1年生から始められる親子作文
言葉の森の作文教室は、小学1年生から受講できます。
1年生といっても、生まれ月による個人差もあるので、文字を十分に書けない子もいます。
そういう子でも、ひらがなを読むことさえできれば、親子作文という方法でお母さんと一緒に作文を書く勉強をすることができます。
この親子作文に取り組んだ子の多くは、作文が好きになります。
お母さんと毎週楽しく対話ができるので、それが子供の精神面での成長にもつながっていきます。
◆◆中学生、高校生まで続く小中高一貫の作文指導
言葉の森は、小学1年生から始められますが、学年が上の生徒ももちろんいます。
特に重要なのは、小学生だけでなく、中学生、高校生になって作文を続ける生徒が多いことです。
言葉の森以外に作文を教える教室は、小学生に限って言えばいくつかあると思います。
しかし、ほとんどが小学生止まりだと思います。
作文は、小学校で上手に書けたらそれでいいというものではありません。
小学生の作文と中学生・高校生の作文は質的に異なります。
その継続的な勉強ができるのが言葉の森の作文指導の特徴です。
言葉の森の作文指導は小中高の一貫指導ですから、中学生、高校生で作文の勉強を行うことを前提として、小学校の間から言葉の森で勉強しておくといいのです。
◆◆毎週1200字の作文が入試の作文小論文に対応する力になる
言葉の森の小学6年生以上、中学生、高校生の作文の目標字数は600~1200字です。
多くの生徒が、毎週1200字以上の作文を書いています。
1200字の文章がいつでも書けるようになれば、高校入試や大学入試で作文・小論文の試験があったとしても十分に対応できます。
◆◆構成力、題材力、表現力、主題力の総合が作文力
また、作文力は、題材を選ぶ力、光る表現を書く力、意見を深める力の総合化されたものです。
さらに、それぞれの学年で構成を考える力が加わります。
この構成力、題材力、表現力、主題力の総合化されたものが作文力です。
中学入試、高校入試、大学入試で作文・小論文試験があった場合、言葉の森の生徒はそれまでに蓄積された題材・表現・主題があるので、テーマに合わせて自由に書くことができます。
◆◆作文の勉強が国語読解力を伸ばす理由
言葉の森の作文の勉強は、作文力だけでなく、国語読解力をつける勉強にもつながっています。
なぜ読解力が伸びるかというと、言葉の森の作文指導は、小学校の低中学年までは題名だけの課題が中心ですが、小学校高学年からは、課題文を読んで感想を書くかたちが中心になるからです。
その感想文の元になる文章は、小学生の場合は中学入試の国語の説明文の難しいレベルの文章、中学生の場合は同じように高校入試の国語の説明文の難しいレベルの文章、高校生の場合は大学入試の現代文の難しい説明文のレベルの文章です。
◆◆読む力をつける二つの読み方――繰り返し読むこと、自分の問題として読むこと
文章を読む力は、ただ漠然と文章を読んでいるだけではなかなか身に付きません。
大事なことの第一は、繰り返し同じ文章を読むことです。
精読というのは、復読のことなのです。
第二は、その文章を自分の問題として読むことです。
これが感想文を書くときの文章の読み方です。
だから、できれば言葉の森の課題フォルダの長文を毎日1編音読し、その文章を読み慣れるという練習をしながら、作文の週にはその長文の感想文を書くという形をとるのが理想的です。
◆◆毎日の音読を続けるための家庭での工夫
ただ、課題の文章を読むということ自体は簡単にできることですが、毎日続けるとなると、家庭でルールを決めておかなければできません。
私(森川林)の家では、食卓に課題フォルダを置いておき、朝ごはんの前に課題の文章を1編音読してから食事ということにしていました。
課題の長文は、3、4分で読めるので全然負担はありません。
◆◆音読で最も大事なのは、読み方を注意しないこと
ただ、長文の音読をさせる場合、気をつけることは、読み方を決して注意しないことです。
子供の読み方に対してアドバイスをすると、子供は必ず読むことを嫌がるようになります。
読み終えたときはいつも、「難しいのをよく読んでるね」と言うだけにすることです。
さらにできるなら、その文章に対する似た例や感想をお父さんやお母さんが話してあげるといいのです。
■■カンダタの話
◆動画
https://youtu.be/6ZqOxGzw94Q
◆◆蜘蛛の糸とお釈迦様の願い
1匹の蜘蛛を助けたことによって、お釈迦様がカンダタを地獄の血の池から救おうとしました。
しかし、その細い蜘蛛の糸をのぼるカンダタのあとから、次々に血の池にいる人がのぼってくるのを見て、カンダタは叫びました。
「こら、罪人ども。この蜘蛛の糸はおれのものだぞ。お前たちは一体誰にきいて、のぼって来た。下りろ。下りろ。」
すると、蜘蛛の糸はプツンと切れて、カンダタは再び血の池に落ちていったのです。
お釈迦様は、いい世の中を作りたいと思っていたのです。
いい世の中とは、自分のことと同じぐらい他人のことを考える人が暮らす世の中です。
それはもちろん人だけではなく、あらゆる生き物に対してそういうことができる人です。
そういう人が集まることによって、よりよい世の中が作られるからです。
◆◆先祖が考えるその人の可能性
人は、必ずあの世に行きます。
今のところ、そういう仕組みになっています。
しかし、まだやるべきことがある人は、あの世に行く場面がやって来ても助けられることがあるようです。
それはその人自身の可能性によってそうなるのではなく、その人の先祖が考えるその人の可能性によってそうなるのだと思います。
◆◆先祖に救われたと思う出来事
私自身の先祖のことはよく知りませんが、その先祖が助けてくれたのではないかと思うことが何度かあります。
ひとつは幼児期に、何かの理由で腸閉塞になったことです。
父が病院に連れて行き、他の患者の後について並んでいると、ちょうど通りかかった看護婦さんが偶然私の顔色を見て、
「この子は列に並んで待っているのではなく、すぐに診察するように」
と言ってくれて、私は一命を取り留めたのだそうです。
また、小学生の時、走ってくる京浜急行の電車の直前を走り抜けたことがあります。
あれは、〇・何秒かの差で轢かれていた状態だったと思います。
やはりまた、小学生のとき、海で泳いでいて、急に足が立たなくなったところまで行ってしまい、慌てて溺れそうになりました。
自分の背丈よりも深い海底にやっと足が着いたので、思いっきりジャンプすると、かろうじて口のところまでが水の上に出ました。
そのジャンプを何度か繰り返して、やっと足が着く岩の上に乗ることができたのです。
その日、家から歩いて30分はかかる海に、わざわざ母親がやってきて、心配だから迎えに来たと言っていました。
そんなことはこれまで一度もなかったので、多分、虫の知らせのようなものが伝わったのではないかと今は思います。
以上は覚えていることだけですが、そのほかにも自分が覚えていない数々の危ない出来事があり、それを全て先祖が救ってくれたのだろうと今は思っています。
◆◆これからやるべき2つのこと
だとすると、自分がこれからやるべきことは2つあります。
ひとつは、自分を救ってくれた先祖の期待に応えて、世の中をより良くすることに自分の力を尽くすことです。
それは1匹の蜘蛛を助けることでもいいのだと思います。
そういえば、昔、家の階段にゴキブリが這っていたので、思わず手で掬って外に逃がしてやったことがあります。
すると、遊びに来ていた、うちの小学生の子供の友達が「汚ねぇ」と言っていました。
もうひとつは、自分が将来生まれてくる子孫を助けられるような、より良い人間になっていることです。
共通しているのは、自分が世の中をより良くすることを心がけて実行するかどうかということです。
◆◆良いことを静かに実行し、悪いことを深く自覚する
しかし、そのことを意識したり自慢したりすると、それは良いことではなくなってしまいます。
良いことは、他の人に良いことをしていると思われないから良いことです。
これは親鸞の悪人正機説の裏側にある真実です。
悪いことをした人でも、その悪いことを深く自覚した人にとっては、それが悪いことではなくなります。
良いことを静かに実行すること、悪いことを深く自覚すること。
この2つが人間の生き方の基本になると思います。
しかし、同時に私が思っていることは、人間は教訓のようなことを言うようになったらおしまいだということです。
だから、この文章も自分のために書いたのですが、せっかくだから、アップロードしようと思ったのです。
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● 道鏡マスコミ (18字) 森川林 nane 2026年07月14日 04時08分
19489 森川林日記より
朝日、毎日、Yahoo!ニュース。
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● オリンパスのVoice TreK Dm750が (128字) 森川林 nane 2026年07月12日 09時37分
19487 森川林日記より
保存形式がwmaだけで、いろいろな操作ができないことがわかったので、解決のために6時間使った。
結局、unitemovieという今はあるのかないのかわからないソフトで、ファイル数を60ぐらいに少なくすれば何とかなることがわかった。
まあ、そういう日もある。
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● みずほ銀行 (22字) 森川林 nane 2026年07月09日 16時27分
19485 森川林日記より
あいかわらず。
三井住友カード、子供のつかい。
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● 六爻占術 (469字) 森川林 nane 2026年07月08日 16時08分
19483 森川林日記より
世爻「子水(孫)」の動き
ご自身を表す世爻に、ビジネスの占いで最も重要な用神(喜神)である「子水(子孫)」が臨んでいますね。子孫は「顧客、問い合わせ、楽しみ、利益の源泉」を意味します。
この世爻の子水が発動(×印)して、「巳火(官鬼)」へと変化(化出)しています。
逆太過(極端ゆえの反転)のメカニズム
現在の月建(月)も日辰(日)も「未土(父母)」であり、さらに初爻の「未土(父母)」も発動(×印)して世爻の「子水」を強烈に剋(攻撃)しにきています。土が水をせき止める形です。
普通なら「これでは動けない、潰されてしまう」という大凶の形ですが、ここまで土(陰やプレッシャー)が強すぎて水が絶体絶命になると、「逆太過」の法則が発動し、逆にこの強い圧力がプラスの爆発力(大吉)へと反転します。
「風雷益(ふうらいえき)」への変卦
山地剥から変化した先の卦は「風雷益」。「利益がある、増益、追い風に乗る」という意味の非常に縁起の良い卦です。どん底(剥)からスタートしたものが、一気に利益を生む形(益)へとシフトしていくプロセスがそのまま卦に現れています。
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● 言葉の森新聞2026年7月2週号 通算第1906号 (11493字) 言葉の森事務局 jun 2026年07月08日 11時08分
19480 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年7月2週号 通算第1906号
文責 中根克明(森川林)
■■7月20日(月)は「休み宿題」
カレンダーに記載してあるとおり、7月20日(月)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■思考力を育てる方法――作文検定で子供たちの考える力を育てる
◆動画
https://youtu.be/FqKagHkION8
◆◆思考力は言葉によって育つ
思考力を育てる方法にはいろいろなものがありますが、その中で最も大きいものは、言葉によって考える力を育てることです。
数学によって考える力もあるし、立体図形によって考える力もあるし、人によっては、それら以外にも運動や音楽によって考える力をつける人もいると思います。
しかし、誰にとっても最も普通に行われているのが、言葉によって考える力をつけるということです。
◆◆言葉による思考力を育てる三つの方法
そのための方法は三つあります。
第1は読書です。
第2は作文です。
第3は暗唱です。
◆◆読書検定と暗唱検定の役割
ところで、読書については、何を読むかという焦点が絞りきれないところがあります。
そこで、言葉の森では、今後、推薦図書検定によって、日本の子供たちが読むのにふさわしい本を推薦していきたいと思っています。
暗唱については、日本には昔の書物も含めて、暗唱にふさわしい文章が数多くあります。
ただ、問題は、大人自身に暗唱をした経験がないために、子供たちに暗唱を教えることができない場合が多いことです。
これは今後、言葉の森の暗唱検定によって改善されていくと思います。
◆◆作文教育の最大の課題
読書も暗唱も重要ですが、その中でも学校教育で最も課題となっているのが作文です。
作文については、教えるための指導法がないことと、評価の方法がないことに根本的な問題があります。
評価の方法がないことに加えて、評価に手間がかかるため、人間の先生が作文の指導と評価を行うことが実質的に難しいという問題もあるのです。
◆◆作文検定という解決策
そこで、言葉の森が提案するのは、作文検定という方法をどの学校でも採用することです。
言葉の森では、小学1年生から高校3年生までの子供たちに毎週作文を書く指導をしています。
それらの子供たちの書く文章は、それぞれレベルが高く、書くたびに考える力がついていることが実感できます。
こういう練習を多くの子供たちが行えば、日本語で物事を考える力が育つと思います。
◆◆記述力不足という教育の課題
PISAの試験では、日本の子供たちは選択問題はよく解けるのに、記述問題が苦手だという結果がありました。
(自由記述形式で根拠を示して説明する力に課題がある PISA2018の公式分析)
これは大きな問題です。
選択問題と記述問題では、考え方が違うからです。
与えられた選択肢から答えを見つけることは、誰でも比較的やりやすいものです。
しかし、ある問題について自由に記述するためには、その答えを自分の頭の中から考え出さなければなりません。
そのような学習が不足しているということです。
◆◆作文検定で記述力を育てる
その解決方法は、すでにあります。
記述する勉強がなかなかできないのは、指導と評価の方法がないからです。
言葉の森の作文検定を学校で採用すれば、先生が評価する負担を増やすことなく、子供たちの作文力を向上させることができます。
作文検定は、小学生から高校生までを対象にしているので、定期的に実施すれば、その生徒の進歩の軌跡がわかります。
進歩のあとがわかるのは、評価方法が「森リン」というシステムを使った客観的なものだからです。
◆◆客観的な評価が継続的な成長を支える
森リンは、すでに特許を取得しており、これまでに10万件以上(言葉の森のデータベース調べ)の作文評価の実績があります。
こういう仕組みは、現在、言葉の森以外ではどこも行っていないと思います。
多くの学校が作文検定を生かし、子供たちの作文力と思考力の向上を目指していっていただきたいと思います。
作文検定の目的は、作文の上手下手を競うことではありません。継続的に書く機会を作り、考える力を育てる教育の仕組みを学校に提供することです。
作文を書くことが目的なのではありません。作文を書くことを通して、自分で考え、自分の言葉で表現する力を育てることが目的です。
※現在、作文検定の各学校10名までの無料体験を実施しています。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
■■小学1年生から育てる 受験作文力、国語読解力、記述力
◆動画
https://youtu.be/8LJeDK2x60w
◆◆小学1年生から始める作文と国語の勉強
国語力は、あらゆる学力の基礎です。
算数数学も英語も、国語力つまり思考力によって進歩していきます。
国語力で特に大事なのは、文章を読む力と文章を書く力です。
言葉の森では、小学1年生から高校3年生まで、一貫指導の作文教育、読解教育を行っています。
作文を書くのは、小学1年生ではまだ早いと考えられる方も多いと思いますが、本人が文字を十分に書けない段階であっても、ひらがなを読むことさえできれば、親子作文という方法で作文の勉強を始めることができます。
ただし、保護者が親子作文の時間を取れないという場合、作文の勉強は、小学2年生から始めれば無理がありません。
小学校低学年から作文の勉強を始めた生徒は、毎週作文を書くことが生活習慣になるので、課題の難しくなる小学校高学年、中学生、高校生になっても、作文の勉強を続けていくことができます。
言葉の森では、国語読解の授業も行っています。
また、作文クラスで文章を書くことに慣れてくると、記述問題も楽にできるようになります。
◆◆【合格実績多数】45年のノウハウで中学・高校入試の記述・小論文を完全攻略
言葉の森は、1981年の開設当初から、作文の学習の中に受験作文指導を取り入れて授業を行ってきました。
その結果、毎年多くの生徒が中学、高校、大学それぞれの入試の作文小論文に合格しています。
言葉の森では、受験の時期が近づくと、志望校の過去問に沿った勉強をするので、作文小論文の勉強は実践的になります。
しかし、志望校の過去問に沿った勉強をするための土台は、それまでの作文・感想文の練習の蓄積にあります。
作文を書く力は、算数・数学や英語と違い、理屈で理解すればできるようになるというものではありません。
作文は、音楽や運動と同じように、時間をかけて慣れることによって成長していきます。
受験作文力の土台作りには、受験の時期が迫る前から取り組んでいく必要があるのです。
◆◆小1から高3まで、毎月の読解検定で「本当の国語力」をつける
国語読解力は、読む力と解く力の総合力です。
解き方のコツを覚えるだけでは、本当の実力はつきません。
言葉の森では、解き方の練習をするだけでなく、問題集読書という方法で読む力をつける学習を行っています。
国語読解力は、国語の問題集の問題を解く形ではなかなか身につきません。
問題を解く形の勉強では、答えが合っていれば「当たった」、間違っていれば「外れた」という受け止め方で終わってしまうことが多いからです。
読解力をつけるためには、読解の問題を解く際に、「必ず満点を取る」という姿勢で臨み、間違えた問題については理詰めで間違えた理由を考える必要があります。
読解問題は完璧に解くことを目指すことによって、初めて解き方のコツを身につけることができるのです。
しかし、解き方のコツがわかるだけでは十分には解けない問題も出てきます。
それは、その問題文を読み取る力が不足しているからです。
したがって、一方で難しい問題集を読む力をつけるとともに、他方で問題の解き方を身につけるという勉強法が必要になります。
言葉の森では、問題文を読む力をつける勉強を読書と問題集読書によって身につけ、解き方のコツを身につける練習を、毎月の読解検定の問題を解くことによって身につけています。
◆◆他塾には真似できない「毎週1200字」の練習量が、入試で勝つ圧倒的な記述力を育てる
言葉の森の小学6年生・中学生・高校生の作文の目標字数は1200字です。
字数の目標は、学年によって次のように変わります。
学年 作文の字数
小学1年生 100字~200字
小学2年生 200字~400字
小学3年生 300字~600字
小学4年生 400字~800字
小学5年生 500字~1000字
小学6年生~高校3年生 600字~1200字
毎週1200字の作文を書く小学6年生・中学生・高校生は、日本の学校や学習塾ではほとんどいないのではないかと思います。
作文を勉強している生徒は、長い文章を楽に書くことに慣れているので、字数の短い記述の問題も短時間で書き上げることができます。
記述問題の多くは60字とか100字という短い字数指定ですが、その指定された字数に応じて素早く書く力が自然についてくるのです。
入試問題は、難関校になるほど、読解問題よりも記述問題の比重が高くなります。
読解問題は、読む力のある生徒であればある程度高得点を取れるので、記述問題でその生徒の真の国語力を見ようとしているのです。
◆◆先生との対話、友達との交流のあるオンライン学習(4人クラスの少人数制)
言葉の森の授業は、すべてオンラインで行っています。
そのため、国内遠方の生徒や海外の生徒も受講しています。
オンライン学習といっても、先生が一方的に説明するような授業ではなく、先生による生徒への個別指導の時間があり、また読書紹介や作文発表などで生徒どうしの交流も行っています。
子供たちの勉強に対する意欲は、先生や友達との対話と交流によって育つ面があります。
オンライン学習は、4人以内のクラスとして行っているので、すべての生徒に個別指導と発表の時間があります。
この対話と交流によって人前で話すことにも慣れるというのも、対話のあるオンライン学習の特徴です。
◆◆特許取得の自動採点システム「森リン」による作文検定(個人受検に対応)
言葉の森は、文章を自動採点するシステム「森リン」で特許を取得しています。
「森リン」は、すでに103,000件以上(言葉の森のデータベース調べ)の作文の評価を行っています。
作文の評価で大事なことは、客観的な数値による評価があることです。
この客観性のある評価によって、作文を書く目標ができ、意欲的に作文を書くことができます。
作文検定は、これまで団体受検を中心に行っていましたが、新たに個人受検もできるようにしました。
対象は小学1年生から高校3年生までです。
小学1・2年生は自由な課題、小学3・4年生は題名課題、小学5・6年生、中学生、高校生は文章を読んで感想文を書く課題です。
作文検定の個人受検は、毎月1回の指定された日時に、与えられた課題で手書きの作文を書いて送っていただく形になります。
検定結果の返却は、1週間以内です。
年間の受検回数(1回~12回)は自由に選ぶことができます。
作文の実力の伸びを長期的に把握するために、小学生の時期から定期的に作文検定を受検されることをお勧めします。
■■子育ての目標は大学入試ではなく、その先の人生で新しいことを始めること
◆動画
https://youtu.be/OC6HMYKTtpM
◆◆大学入試は大切だが最終目標ではない
お父さんやお母さんの時代は、大学に合格することが大きな目標でした。
それは、もちろん今でも同じです。
学歴によって、就職できる会社の選択肢が広がるからです。
また、いい大学に入れば、知的なよい友達と出会える可能性も高くなります。
しかし、大学を卒業したあと、どういう人生を送るかということは、子供ばかりでなく、今の親にも本当のところはよくわからないと思います。
今の時点でよいと思われていることでも、子供が成長して30代・40代になったときにも同じような状況が続くとは言えません。
むしろ、状況が逆転することもしばしばあります。
◆◆これからの時代に必要なもの
世の中の流れがどう変わるかについて言えば、時期が早いか遅いかはわかりませんが、ベーシックインカムのような仕組みが少しずつ広がっていくと思います。
そこまで行かなくても、AIの発達によって働き方が大きく変わり、人間が生活のためだけに働く時代ではなくなる可能性があります。
そのときに人間に残る大切なものは、「自分が心からしたいことがある」ということです。
そのしたいことは、「受け身のしたいこと」ではなく、「能動的にしたいこと」である必要があります。
なぜかというと、「受け身のしたいこと」は、そこにいくら時間を費やしても、蓄積というものが生まれにくいからです。
例えば、「好きなだけ面白いYouTube番組を見る」とか、「好きなだけゲームをする」とか、「好きなだけおいしいものを食べる」とか、「好きなだけ行きたいところへ旅行する」といったことは、何年間続けても、自分の個性にはなりにくいと思います。
人間が他の人と豊かなコミュニケーションを交わすためには、費やした時間が受け身のものではなく、能動的なものであることが必要です。
◆◆個性は「学ぶこと」より「作ること」で育つ
ところで、今の学校教育は、本質的には受け身のものです。
「学ぶ」ということは、答えのあるものを学ぶことですから、自分を向上させることにはなりますが、学んだことだけが多くても、その人らしい個性にはなりにくいのです。
では、個性となる時間の過ごし方は何かというと、それは「作ること」です。
「学ぶこと」はみんなと同じになることですが、「作ること」は自分だけのものになります。
「作ること」は、最初のうちはレベルが低いことが多いので、個性というほどのものにはなりません。
しかし、その「作ること」を5年、10年と続けていけば、それは他の人にはない個性になります。
◆◆子供のうちから「作る好きなこと」を育てる
今、大人でも、自分が何をしたらいいかわからないと思う人が増えています。
昔は、日常生活や仕事に追われて忙しかったので、そんなことを考える余裕はなく、休みが取れればほっと一安心というような人生でした。
しかし今は、昔よりも自由に使える時間が増えています。
そのときに、自分のしたいことがあるということが、その人の個性になり、生きがいになります。
そのように考えると、子供時代の教育では、「学ぶこと」とともに、「作る好きなこと」を育てていく必要があります。
作ることとは、文章を書くことでも、音楽でも、プログラムでも、研究でも、ものづくりでもかまいません。
言葉の森がオンラインクラスの中で「創造発表」の時間を設けているのは、この「作る好きなこと」を育ててほしいからです。
ベーシックインカムの時代になれば、仕事をしなくても、つまり給料をもらわなくても、楽しく暮らしていける社会になるでしょう。
この2、3年でそうなることはないと思いますが、子供たちが成長する10年後、20年後の世界では、そのような社会が実現している可能性があります。
「定年になったら自分の好きなことをして暮らす」と言う人もいますが、熱中できる趣味を育てるには長い時間がかかります。
子供の大学入試や就職は当面は大切ですが、それと同時に、10年後、20年後に熱中できる「作ること」を持てるような子育てもしていく必要があります。
◆◆子供の進路は「やりたいこと」で選ぶ
日本のロケットの父と言われる糸川英夫が中学5年生のとき、志望校選びで迷っていました。
ひとつは上野の音楽学校(東京藝術大学)の作曲科、もうひとつは東京高校(今の東大教育学部附属中等教育学校)の理科でした。
入学願書を出す間際まで決心がつかず、悩みに悩んで母親に相談しました。
母親はさすがに一瞬顔色を変えましたが、返答は即座でした。
「自分のやりたいものを自分で選べ。ただし入試の難易度によって決めるな」(「私の履歴書」より)
このときの母親の考え方こそ、子育ての方針です。
どちらが得か、どちらが入りやすいかという基準ではなく、自分の本当にやりたいことを選ぶという姿勢が大切なのだと思います。
■■作文の初期の実力は字数に現れる――字数を増やすためには語彙の引き出しを増やす必要がある
◆動画
https://youtu.be/McfM0xemVU4
◆◆字数は作文力向上の最も確かな指標
作文の勉強を始めて、数か月のうちに字数がやや右肩上がりになっているとしたら、その生徒の作文力は向上しています。
作文の内容が上手かどうかということは、取り上げた題材によっても変化するので、人間が見てもなかなかわかるものではありません。
しかし、字数は客観的な指標なので、これが作文力の向上にとって最も確かな指標になるのです。
ただし、すでに基準の字数を達成している生徒については、作文の字数よりも、森リン点の評価がコンスタントに高得点を取っているかどうかを基準にしていくといいです。
◆◆字数の基準は学年の100倍から200倍
作文の字数の基準は、学年の100倍から200倍としています。
小学3年生で300字から600字、小学4年生で400字から800字、小学5年生で500字から1000字、小学6年生で600字から1200字、中学生以上も600字から1200字です。
作文の実力をつけるためには、小学6年生以上の生徒は常に1200字を超える作文を書いている必要があります。
◆◆1200字を書き上げる難しさと、やり遂げた喜び
もちろん、これはなかなか難しいことです。
小学6年生、中学生、高校生で、毎週1200字以上の作文を書いているような人は、言葉の森の生徒以外にはまずほとんどいないと思います。
1200字を書くためには、早くても1時間半はかかります。
これを早くする方法は、「予習メモ」プラス「音声入力」ですが、そういうやり方をやっている人はまだ少ないと思います。
文章を書くことが好きな人は、書き上げた後に喜びがあります。
それはやり遂げたという喜びです。
これが向上心です。
人間にはもともと向上心があるので、難しいことをやり遂げた後は満足感があるのです。
◆◆字数を増やすには、毎月100字ずつの目標で
ところで、基準の字数まで長く書くためには、どうしたらいいでしょうか。
まず、普段600字しか書いていない生徒に、今日から1200字頑張りなさいということはできません。
それはできないのが普通です。
まず600字の作文を、100字増やして700字にすることを、次の月の目標にするというふうにしていくといいです。
◆◆語彙の引き出しを増やすのは読書
作文の字数が増えないのは、言葉の引き出しに、実例と表現と意見の語彙が入っていないからです。
本をよく読んでいる生徒は、言葉の引き出しにいろいろな実例や知識や感想が詰まっているので、特に意識しなくても自分の書く文章が自然に続いていきます。
字数の少ない生徒は、字数を毎月少しずつ増やしていこうとするだけでなく、それ以上に読書の量を増やしていくことが必要なのです。
◆◆読書記録と学年別リストで本の幅を広げる
それぞれの生徒の読書記録は、学習グラフで見ることができます。
https://www.mori7.com/gs/
また、読書記録の全体を見ると、学年別の読書のリストが出てきます。(7/4現在、38,449件)
https://www.mori7.com/teraon/ds.php
同学年の生徒が読んでいる本の中には、易しい本も難しい本もあります。
自分が読んでいる本と同じようなレベルの本を読んでいる生徒を見つけて、その生徒の読んでいる本の傾向を見て、自分の読む本の幅を広げていくといいのです。
作文の実力はまず字数に表れます。
字数を増やすには、語彙の引き出しに多くの言葉が入っている必要があります。
そのためには毎日読書をすることが必要で、どういう本を選ぶかは読書記録の同学年の生徒を参考にするといいということです。
◆◆読書の量は1日50ページを目安に
読書は、何ページぐらい読んだらよいかというと、人によって個人差はありますが、だいたい学年の10倍ページ、大まかに言えば1日50ページ以上読むということです。
1日50ページ読めば、1週間で1冊は必ず読み終えます。
読書の質はもちろん大切ですが、最初のうちは読書の量を基準にして、毎日読書をするように心がけていってください。
■■中学生・高校生は夏休みの作文・小論文コンクールに応募しましょう
◆動画
https://youtu.be/FTgjnBebqR0
◆◆言葉の森の作文はコンクールでも通用する
言葉の森の中学生・高校生は、ほぼ毎週1200字以上の文章を書いています。
そのいずれもが、自分自身の体験実例と調べた実例を取り入れて書かれているので、コンクール入選が期待できる作品も多いはずです。
◆◆小学生は多くの作文コンクールで活躍している
言葉の森の小学生は、定期的に作文コンクールへ応募する機会があるため、多くの人が応募しています。そして、それらの作文コンクールでは、入選者の過半数を言葉の森の生徒が占めることもあります。
このような作文指導を行っている教室は、日本では言葉の森だけだと思います。
しかし、言葉の森はコンクールへの入選を目的とした指導をしているわけではないので、そのような実績を積極的に公表してはいません。
◆◆中高生には以前は新聞投稿を勧めていた
以前は、中学生・高校生には新聞社への投稿を勧めていました。
新聞投稿は四百字程度と短いため、自分の体験実例と意見を中心にまとめる必要があります。
そのころも、多くの生徒が新聞社の投稿欄に投稿し、掲載されました。新聞社によっては図書券や記念品が送られてきたこともありました。
しかし、現在は新聞を購読している家庭自体が少なくなったため、新聞社への投稿を勧めることはほとんどなくなりました。
◆◆夏休みは作文コンクールに挑戦する好機
ところが、夏休みにはさまざまな団体が作文コンクール、小論文コンクール、読書感想文コンクールなどを開催しています。
その中でも、学校経由で応募する税に関する作文、人権作文、読書感想文などは応募者が非常に多いため、優れた作品でも埋もれてしまうことがあります。
しかし、学校を通さずに応募できる作文・小論文コンクールには、大きなチャンスがあります。
これまで書いた作品の中からテーマに合う作文を選び、リライトすれば、入選圏内に入る作品はかなり多いと思います。
◆◆客観的な評価は大きな自信になる
作文を書いて先生に褒められたり、森リンの点数が高くなったりすることは大きな喜びです。
それに加えて、外部のコンクールで客観的な評価を受けることができれば、さらに自分の力に自信が持てるようになります。
また、作文コンクールへの入選歴は、推薦入試などの資料としても有効に活用できます。
◆◆AIは助言を受けるために使う
毎週熱心に作文を書いている中学生・高校生の皆さんは、夏休み中に時間を作って、ぜひコンクールに応募してみてください。
特に、小学六年生、中学三年生、高校三年生は受験期で忙しいと思いますが、ぜひ頑張ってください。
ただし、応募する原稿をAIに丸ごと修正してもらうことは避けてください。
そうすると、自分の作文ではなくなってしまうからです。
AIに相談するときは、「この文章で直したほうがいいと思うところを指摘してください」と頼み、その指摘を参考にしながら、自分で判断して書き直すようにしてください。
◆◆作文を書く機会をもっと増やしたい
私は、このような作文コンクールの機会がもっと増えるといいと思っています。
そのために、言葉の森が行っている作文検定でも、毎月のベスト10を表彰するような企画を考えています。
日本の中学生・高校生が日常的に文章を書く機会を増やすためにも、このようなコンクールの場をさらに広げていきたいと思っています。
◆◆6月19日に紹介したコンクール先
6月19日にホームページで紹介したコンクール先を再掲します。
夏休みは、ほかにもいろいろなコンクールがあると思いますから、テーマを見て書けそうなものは応募してみましょう。
ただし、1つの作品を複数の応募先に送らないようにしてください。
登竜門
https://compe.japandesign.ne.jp/
公募ガイド
https://koubo.jp/
高校生の主張コンクール - 公益財団法人 日本国際連合 ...
国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト
http://www.unaj.or.jp/concours/
全国高校生創作コンテスト
https://www.kokugakuin.ac.jp/about/efforts/p23
高校生小論文コンクール
https://shogaiza.jp/essay/
全国高校生エッセイコンテスト「17歳からのメッセージ」
https://www.osaka-ue.ac.jp/education/koudai/17message/
「おかねの作文」コンクール・高校生小論文コンクール
https://www.j-flec.go.jp/educators/contest/
マンガ感想文コンクール2026
https://www.manga-kansoubun.jp/
青少年読書感想文全国コンクール
https://www.dokusyokansoubun.jp/
子ども作文コンクール
https://kodomo-zaidan.net/ourbusiness/career_path/essay
小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト
https://www.keio.ac.jp/ja/about/engagement/tradition/koizumi-contest/
全国高等学校文芸コンクール | 公益社団法人 ...
https://www.kobunren.or.jp/enterprise/page-965/
中学生作文コンクール
https://aeon1p.or.jp/1p/youth/sakubun/boshuu/
中学生作文コンクール|教育活動|公益財団法人 ...
https://www.jili.or.jp/school/concours/index.html
第59回(2026年)「おかねの作文」コンクール 作品募集中
https://www.j-flec.go.jp/educators/contest/ap_sakubun2026/
私の折々のことばコンテスト応募要綱
https://www.asahi.com/event/kotoba/summary.html
全国高校生エッセイコンテスト「17歳からのメッセージ」
https://www.osaka-ue.ac.jp/education/koudai/17message/
大谷大学文藝コンテスト
https://www.otani.ac.jp/koudai/contest/nab3mq000008b2yb.html
WFPチャリティー エッセイコンテスト
https://www.wfpessay.jp
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● 言葉の森新聞2026年7月1週号 通算第1905号 (11083字) 言葉の森事務局 jun 2026年07月01日 11時57分
19477 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年7月1週号 通算第1905号
文責 中根克明(森川林)
■■学力は、読解力と語彙力と数理力で決まる――しかし、解ける学力のレベルから、使える学力にしていくことが必要
◆動画
https://youtu.be/X3TWMnCQWdI
◆◆学力の三つの土台
学力は読解力と語彙力でほぼ決まるというタイトルの記事がありました。
「学力は“語彙力と読解力”でほぼ決まる?」東大受験で痛感した“伸びる子・伸びない子”の残酷な国語力格差
https://news.yahoo.co.jp/articles/76d5e756123bc09bf2895255290b4a0c5ba5141b
これは、私が普段接している子供たちの実態とも合っています。
しかし、もうひとつ付け加えるならば、学力は、読解力と語彙力と数理的な力を土台としていると言えると思います。
数理的な力とは、計算力をはじめとする、物事を数理的に考える力です。
これによって、数学が少なくとも苦手にならない、できれば数学が得意になる力をつけておくことが学力のひとつの要素になります。
しかし、本当に大事なのは読解力と語彙力の方で、数理力は3番目の学力の土台と言っていいと思います。
◆◆読解力は読書によって育つ
さて、読解力を育てるのは読書です。
国語の問題集を解くことではありません。
しかし、その読書は、ただ本を読んでいればいいというのではありません。
最初は、多読が大事です。
次に、熱中する読書が大事です。
そして、もっと大事なのは、中学生や高校生になったときに、難しい本を熱中して読む力をつけておくことです。
読書は最初は量が必要ですが、最後は質が必要になるのです。
◆◆語彙力は親子の対話の中で育つ
では、語彙力はどう身につけるかというと、ことわざ辞典や漢字の問題集で身につけるのではありません。
親子の知的な対話の中で身につけるのです。
親子の知的な対話の機会を作るのに最もよい方法は、作文の勉強をすることです。
毎週書く作文や感想文のテーマに合わせて、お父さんやお母さんが似た話をしたり、自分の考えていることを話したりするのです。
それは、勉強のように話すのではありません。
親子の楽しい雑談として話していくのです。
家族で食事をするときは、みんなでテレビを見ながら食事をするのではなく、親子で楽しく話をしながら食事をするというのが理想です。
◆◆「解ける学力」から「使える学力」へ
さて、読解力、語彙力、数理力が大事だと書きましたが、さらにその先の話があります。
それは、読解力を、読み取るための読解力ではなく、使うための読解力にしていくことです。
それが作文力です。
読解力の先にあるのは、作文力だと考えておくことです。
語彙力も同様です。
その語彙を知っているという意味の語彙力ではなく、その語彙を自分の日常的な考えに使える語彙力としておくことです。
知っている語彙力から使える語彙力にしていくのです。
それはやはり、親子の対話や雑談の中で、自分の話をする習慣によって育ちます。
◆◆数理力を生かすプログラミング
数理力については、数学の問題を解けるというレベルより先に、自分でその数理的な考えを生かせるということが必要です。
その分野に最も近いのが、プログラミングです。
プログラミングで自分の作りたいものを考えて作ろうとするときに、必然的に計算や図形を処理する考え方が必要になってくることがあるのです。
◆◆ペーパーテストの学力を超えて
現在の学校での勉強では、学力は、ペーパーテストで測られるものに限られています。
しかし、本当に大事なものは、自分が日常生活や仕事の中で使える学力なのです。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
■■スマホの時間が長いと成績が上がらない、というのは本当か。
◆動画
https://youtu.be/6pp0pB0OsRw
◆◆スマホと学力の関係をどう考えるか
川島隆太氏の調査で、スマホの時間の長さと成績の伸びない度合いに深い関連があるという調査結果が出ていました。
同じ勉強時間でもテストで約20%の差…「3年間で脳の発達がほぼ止まる」たった1つの習慣
https://diamond.jp/articles/-/391629
これと似たことは、過去にも言われたことがあります。
例えば、「テレビを見る時間が長いと」とか、「漫画ばかり読んでいると」とか、「ゲームばかりしていると」とかいうような話です。
しかし、読書好きな子は、総じて漫画も好きです。
けれども、漫画好きな子が読書好きになるというわけではありません。
勉強のできる子は、ゲームも好きです。
しかし、ゲームの好きな子が勉強好きになるというわけではありません。
大事なことは、ゲームをしているかしていないかではなく、勉強をしているかしていないかの方なのです。
◆◆本当に大事なのは読書の時間
同様に、スマホについても次のことが言えると思います。
大人の人は、「子供がスマホを見る」という、自分たちが子供時代に経験しなかったことを見ると違和感を覚えます。
そこで、スマホを見ることを禁止すれば、勉強もできるようになると思ってしまいがちです。
しかし、本当はスマホを見るか見ないかということではなく、読書の時間が確保されているかどうかということなのです。
スマホを見る子の中には、惰性でスマホを見ている子もいます。
そういう子は、ほかの時間に本を開いて読むというようなことはありません。
毎日読書をしている子が、折に触れてスマホを見るというのは、特に問題はありません。
◆◆禁止よりも免疫をつける
大人は、自分が経験しなかったことに触れると、すぐに禁止しようとします。
大事なことは、禁止するのではなく、早めに免疫をつけておくことなのです。
今はスマホが子供たちにも普及し始めた時期ですから、ほとんどの子供はまだ免疫ができていません。
だから、それを親が工夫して、免疫をつける方向でスマホを利用するようにするといいのです。
◆◆わが家のゲームとの付き合い方
実は、私の家でも、子供が小学校低学年か幼稚園のころに、ゲームが流行り始めていました。
私も最初は、保護者からの質問で、「子供がゲームばかりしていて困る」という話を聞いて、ゲームのしすぎはよくないと思っていました。
しかし、途中から考えを変えました。
そんなに子供たちが熱中するゲームだとしたら、早めに免疫をつけておいた方がいいと思ったのです。
そして、子供2人が、たぶん小学1年生と幼児だったと思いますが、中古のゲーム機とゲームソフトを買ってきて、家で一緒に遊ぶようにしたのです。
そのゲームの名前は「ゼルダの伝説」と「ファイナルファンタジー」でした。
そこで、一緒にゲームをやり始めてみると、面白いのなんのって(笑)、親が熱中するほどの面白さでした。
◆◆読書を中心にしたルール作り
小学1年生の子は、攻略本を隅から隅まで読みました。
攻略本にはルビが振ってあったので、爆弾とか呪文とかいう漢字もスラスラ読めるようになりました。
そして、そのあとは、毎日15分だけゲームをするという時間を決めるようにしたのです。
雨の日などで子供が外で遊べず退屈しているときは、「読書を50ページ読んだら、ゲームを15分やっていい」というようなことをしていました。
そういうことをしている家庭は、当時たぶんどこにもなかったので、すべて試行錯誤でした。
◆◆読書を生活の中心に置く
こういうやり方が、誰にとっても参考になるかどうかはわかりません。
しかし、禁止するのではなくコントロールする力をつけるということと、読書を生活の中心に置くということは、あらゆる子育てに共通していると思います。
■■作文検定で作文力・思考力が伸びると、頭がよくなり成績もよくなる
◆動画
https://youtu.be/WiZ8deDegBE
◆◆作文検定とは何か
作文検定は、言葉の森が開発した語彙力分析をもとに、AIによる講評を加えた、作文力の検定試験です。
◆◆学年によって変化する作文の性質
小学校低中学年の作文は事実中心の作文ですから、題材と表現で作文の上手さが決まります。
しかし、小学校高学年から中学生・高校生になると、事実は実例としてもちろん書きますが、ある主題をもとにして事実を組み立てる構成になります。
また、単なる事実ではなく、理由としての事実、方法としての事実というように考えて書く書き方になります。
そのように考えて書く作文の練習をしていると、作文力というよりも思考力が伸びるのです。
◆◆読書における「考える力」の育成
これは読書について言えることと同じです。
読書も、物語文の読書は登場人物に共感するという要素がありますが、物事を構造的に理解するという面はあまりありません。
しかし、説明文や意見文の読書が増えると、考えて読む力がつき、頭がよくなるのです。
小学生や中学生のころに熱心に読書している子は、学年が上がって高校生になると、成績の伸びが大きくなります。
その反対に、読書をせずに勉強だけをしていた子は、その時点での成績はよくても、学年が上がるにつれて成績の伸びが少なくなるのです。
これは、私がいろいろな子を見てきた経験から言っていることなので、統計的な資料はありません。
しかし、読書好きな子で特に説明文の読書をしている子は、学年が上がるほど成績が伸びるようになるようです。
近年の教育でも、思考力・判断力・表現力が重視されているのは、そういう背景があるからです。
◆◆作文と思考力の関係
作文も、同様です。
事実中心の作文にも、もちろん価値がありますが、自分なりの意見をもとに構成を考える作文になると思考力が伸びるのです。
◆◆現在の学校教育が抱える課題
ところが、小学校高学年や中学生や高校生になると、学校で作文の授業をすることが少なくなります。
私自身の昔の経験でも、高校生の3年間で何かの感想文を書いた経験が1回あるだけです。
その感想文の返却は、長い時間がたって忘れた頃に戻ってきました。
数十人の生徒の感想文を読み、ある程度のコメントを書いて返そうとする先生の努力は大変だったと思います。
作文は思考力を伸ばす勉強ですが、今の作文学習の方法では作文の勉強をする時間が十分に取れません。
ここに一番の問題があります。
◆◆言葉の森が提案する「作文検定」のメリット
そこで、言葉の森が提案しているのは、作文検定という方法です。
作文検定であれば、毎週全員が作文を書く授業を行うことができ、その評価結果もすぐにわかります。
結果の返却は、1週間以内です。
その間、先生の手間はほとんどかかりません。
生徒に作文を書かせて、それをまとめて郵送で送るだけです。
この作文検定の料金は、1人2,200円で、学校ごとに毎月自由な日程を決めて実施することができます。
対象となる学年は小1から高3までですが、主題のある作文を書けるようになる小学校高学年からがおすすめです。
◆◆作文検定がもたらす未来
作文検定が普及すれば、日本の中学生・高校生の勉強は、知識の詰め込みや受験に合わせた勉強だけではなく、思考力を育てる勉強に進んでいくと思います。
これからの教育では、知識だけでなく思考力・判断力・表現力を育てることが重視されています。
しかし、その力を継続的に評価し、育てる方法はまだ十分には整っていません。
作文検定は、その課題を解決する新しい学習方法として役立つものです。
作文検定の評価のサンプルは、こちらをご覧ください。
https://www.mori7.com/sk/hyouka_sample.php" target="_blank">
https://www.mori7.com/sk/hyouka_sample.php
■■すぐに暴力を振るう子、すぐにキレる子の原因は語彙力の不足にあった
◆動画
https://youtu.be/XtpwSL4CPIc
次のようなタイトルの記事がありました。
「悲しいの類義語は?」→「ぴえん」現役高校生の“語彙力不足”に国語講師が危機感を抱くワケ。「自分が何を考えてるかわからない」
(Yahoo!ニュース)
◆◆暴力やかんしゃくの背景
幼児から小学校1、2年生にかけての子で、すぐ人に暴力を振るう子、すぐにキレる子、言うことを聞かない子がいます。
小学1年生のクラスに、そういう子供がいることもあります。
そういう子供たちが複数人いると、どの先生が指導してもクラスをコントロールすることは難しくなります。
昔は体罰によって言うことを聞かせることもありましたが、今はそういうことはできません。
こうした問題の背景には、その子の育った家庭環境が大きく関係している場合があります。
◆◆語彙力と感情のコントロール
暴力を振るいやすい子、キレやすい子に共通しているのは、語彙の発達が不十分だということです。
語彙が豊かになるほど、自分の気持ちを言葉で表現できるようになり、感情をコントロールしやすくなるのです。
どうしたらよいかというと、その子に対する読み聞かせと読書の量を増やしていくことです。
保護者の多くは、読み聞かせや読書は十分にしていると思っていますが、それは親の感覚でそう思っているだけです。
子供にとっては、まだ読み聞かせや読書が不足しているために、キレやすくなっていることがあるのです。
◆◆成長しても続く語彙力の差
語彙力の不足は子供時代だけの話ではなく、成長した子供にも表れています。
「やばい」とか「すごい」とか「ガチ」とか「めっちゃ」という言葉ばかりで話している状態では、自分の気持ちや考えを十分に表現することができません。
◆◆語彙は毎日の積み重ねで身につく
語彙を増やす練習は、知識として増やすのではなく、身体的に増やしていくことが必要です。
つまり、算数や英語を勉強するような方法ではなく、音楽やスポーツの練習をするような方法で、毎日気長に続けていくのです。
その成果が出てくるのは、毎日続けて半年ぐらいたってからです。
それまでは、気長に続けていくことが大事です。
◆◆読書紹介で見える語彙力
語彙力があるかどうかということは、言葉の森のオンラインクラスの読書紹介や一人一言の時間でよくわかります。
先生はもちろん、子供がどのような読書紹介や一人一言をしたとしても、それを注意することはありません。
発言したことを、まずそのまま認めるだけです。
しかし、子供たちにはやはり大きな差があります。
読書紹介でも、その本の簡単なあらすじを述べながら、いちばん心に残ったことと、自分の感想を簡潔に説明できる子がいます。
◆◆年齢によって話し方は変わる
ただし、小学2年生までは、そのような簡潔な説明はあまりできません。
小学1・2年生は、物事をありのままに受け入れる時期なので、読書紹介をする場合も、その本の最初から最後までのあらすじをすべて話すことがほとんどだからです。
基準になるのは、小学5・6年生で、自分の読んだ本の内容を簡潔に、しかも内容豊かに話す力です。
◆◆語彙力と思いやり
そういう話し方のできる子は、他人に対する思いやりもあります。
単純に「面白かった」「つまらなかった」というだけの子は、人間関係でもそういう見方をしがちです。
そのため、弱いものに対する配慮や、自分と違うものに対する理解が生まれにくいのではないかと思います。
◆◆幼児期に最も大切なこと
幼児から小学校低学年にかけての教育で最も大事なことは、愛情と対話です。
それ以外の勉強は、それほど急ぐ必要はなく、学校に行っていれば十分というぐらいに考えておくといいと思います。
家庭で読み聞かせ、読書、対話が十分にできていれば、子供がいざ勉強しようという気持ちになったときに、後からいくらでも追いつけるようになるからです。
◆◆子供はすぐに成長するので、心配は要らない
昔、やはり小学1年生の子で、兄弟にすぐ暴力を振るう男の子がいました。
その子の兄弟の誰も素直でいい子だったので、お母さんにそのことを指摘すると、意外という顔をしました。
しかし、その後お母さんが読書に力を入れて行ったのだと思いますが、現在は明るく勉強熱心な高校生になっています。
子供の今の時点での欠点は、誰でもあるものですから心配は要りません。
対応の仕方は、「愛情と日本語」と考えておけばいいのです。
■■日本人の共感力は創造力の源だった
◆動画
https://youtu.be/M-_-1_Id0Ig
◆◆日本人の共感力とは何か
日本人は共感力の高い民族だと言われています。
それが例えば「同調圧力に弱い」などという形で現れることもあります。
つまり、自分のことよりも他の人に気を使い、他の人がどう思っているかを考えるという面が強いのです。
コロナウイルスの騒動が起こったとき、街を歩くと、すれ違う人のほぼ百パーセントがマスクをしていました。
ほとんど一人の例外もなく、マスクをして歩いていたのです。
知人にその理由を聞いてみると、「みんながしているのに、自分だけしないのはおかしいと思われるから」ということでした。
それは、悪いことではないのです。
そういう生き方が、日本人の家族主義的なまとまりの基盤になっています。
◆◆共感力は創造力にもつながる
しかし、今回述べるのは、共感力が同調圧力につながっているという話ではなく、共感力が創造力の源にもなっているという話です。
私たちは、自分個人のことを考えると同時に、他人のことや人間以外の生き物のことも考えがちです。
一茶の句に「やれ打つな 蠅が手をすり 足をする」とか、「雀の子 そこのけそこのけ 御馬が通る」とかいうものがあります。
これは、きわめて日本的な感覚です。
自分以外の生き物にも感情を移入し、自分と同じような感覚でその対象を見ているという共感力の表れです。
それが創造力に発展するのは、自分とは異なった優れたものに遭遇したときです。
◆◆模倣から創造へ
種子島に鉄砲が伝えられたとき、人によっては、自分が考えつきもしなかった武器が、自分とは異なる人間が作った魔法の武器であるかのように感じたと思います。
しかし、日本人は、同じ人間が作ったものなら、自分も作れるはずだ、というところに共感力を発揮したのです。
共感力は、時に模倣力と言われることもあります。
模倣力は、同調力という概念と似ています。
相手のやっていること、相手の良いところをそのまま吸収しようとするのが模倣力であり、同調力です。
しかし、その模倣力が発展したものが創造力なのです。
明治時代、日本の近代化が成功したのは、ヨーロッパの人々ができることなら、同じ人間である自分たちも当然できるはずだという共感力の土台があったからだと思うのです。
◆◆日本文化に根づく共感力
私が印象的な昔話として覚えているのは「笠地蔵」です。
笠が売れ残り、余った笠を持って帰る途中、お地蔵様が雪の中で立っているのを見たおじいさんは、自分の持っている余った笠を一人ひとりのお地蔵さんにかけて帰りました。
人間だけではなく、立っているお地蔵さんにも共感を覚える気持ちが背景にあったからです。
「葉隠」に書かれていた話ですが、ある藩の君主が部下の裁判で罰を与えることになりました。すると、君主の母が「あの者はどうか助けてやってほしい」と懇願したのだそうです。
最初は、もちろんそれを断り、「自分の決めたことに、たとえ母親であっても口出しをするべきではない」ときつく言い渡しました。
しかし、その母親が、日を置いて二度三度と繰り返し同じことを頼むと、君主は、「それほどまでに言うのなら、許す時期が来たのだと思う」と答えたそうです。
こういう話を聞くと、私たちの中に少しほっとする気持ちがあります。
理屈は理屈で大事ですが、その理屈を超えたところに、人間の情が入ることがあるということです。
◆◆弁証法と三方よし
ヨーロッパには、「正反合」という考え方があります。
対立するものが止揚されることによって新しいものが創造されるというのです。
日本には、「三方よし」という考え方があります。
最初から、対立のない状態を目指してよりよいものを創造するのです。
◆◆共感力を未来の力にするために
共感力は日本文化の中に幅広く根づいています。
それは、日本の文化が若い文化ではなく、長い歴史を持つ文化だからです。
しかし、共感力も、行き過ぎれば狭い村の文化になります。
革新を続けるためには、共感力を基盤としつつも、新しい改革を阻まない自由な文化を育てていく必要があります。
そのひとつは、調和と規制を基礎にする一方で、いろいろな分野で特区を作ることだと思います。
ふと、渋谷のスクランブル交差点を思い出した(笑)。
■■理系の子供を育てるためには、数学嫌いをなくすことが必要――人生に役立つ数学とは何か
◆動画
https://youtu.be/U3nc1ompKJ8
◆◆これからの社会に必要な理数系の力
これからの社会では、文章を読む力、文章を書く力とともに、理数系の力が必要です。
理数系の力とは、物事を理数的に捉え、必要に応じて理科や数学の考え方を使える力です。
◆◆数学は好きな子も嫌いな子も多い教科
しかし、子供たちの好きな教科、嫌いな教科を調べると、好きな教科として挙げる子が多い一方で、嫌いな教科として最も多く挙げられるのも数学なのです。
こういう状態がなぜ生まれているかというと、一言で言えば難しい問題があるからです。
なぜ難しい問題が出されるかというと、子供たちの学力に点数の差をつけて評価するためなのです。
それは、子供たちの成長のために必要な難しさではなく、評価する側の都合による難しさです。
◆◆難しい問題が数学嫌いを生む
難しい問題は、解き方を理解すれば解けるようになります。
しかし、それには、ある程度長い時間がかかります。
その長い時間が蓄積されると、数学が苦手になる子が出てくるのです。
難しい問題は、一種のパズルのようなものですから、解けたときの喜びがあります。
この喜びが、数学好きな子を生み出します。
人間には誰でも向上心があるので、できなかったことや分からなかったことが、できるようになり分かるようになったときには、感動するような喜びがあるのです。
しかし、その難しさは、子供の生活にとって必ずしも必要ではない難しさです。
◆◆技能の習得と人生に必要な学びは別
ちょうど体育で跳び箱の高い段を跳べたり、鉄棒で逆上がりができたり、サッカーでリフティングを何回もできたりするのと同じです。
できなかったことができるようになるのは、人間にとって嬉しいことなのですが、それがその子の人生にとって重要な教育かどうかということとは、また別の問題です。
◆◆因数分解や図形問題の難しさ
必要でない難しさについて、数学の分かりやすい例でいうと因数分解です。
因数分解のいろいろな問題は一種のパズルのようなもので、解き方が分かると解けるようになりますが、解き方が分からないとただ×をもらうだけになります。
さらに差が大きいのが、図形の問題です。
図形の問題も解き方が分かったときは嬉しいものですが、解き方が分からないとただ×をもらうだけなのです。
この難しさが物事を考えるときに必要な難しさならいいのです。
そうではなく、生徒に点数の差をつけて評価するために行われている難しさだというところに問題があるのです。
確かに、因数分解や図形の学習には、抽象的な構造を見抜く力、パターン認識力、論理的推論力を育てるという価値もあります。
だから、その問題自体に価値がないのではなく、受験のために複雑なパターンを大量に覚えさせることには疑問があるということです。
◆◆評価のための数学が数学嫌いを生む
この不必要な難しさが何を生み出しているかというと、本来、数理的に考える力を持った子供たちの数学嫌いを生み出しているだけなのです。
すべての問題は、数学力の評価が子供たちの成長のために行われているのではなく、子供たちに差をつけるために行われているところにあります。
◆◆本当に必要な数学とは何か
私が因数分解の無意味さを感じたのは、自分がプログラムを作っているときに、2次方程式を解く必要があった場面です。
そのときに考えたのは、因数分解の方法ではなく、「解の公式」に当てはめて計算機に解かせればいいということでした。
だから、子供にはいろいろなパターンの因数分解を教えてできるかどうかを確かめるよりも、いろいろな因数分解の方法があることを教えるとともに、解の公式という方法があり、その公式がどのように導き出されたかという理屈を教えてあげればいいと思うのです。
ところで、余談ですが、うちの次男が中学生のときは「ゆとり教育」の時代だったので、中学で「解の公式」を習っていませんでした。
それで、高校ではだいぶ苦労したようです。
最初のころ、高校で、できない子の保護者だけを集める会合に呼び出されました(笑)。
私は、その会の趣旨がよくわからなかったので、最前列で楽しそうに話を聞いていました。
◆◆人生に役立つ数学教育を
未来の日本の国の力は、子供たちの学力にかかっています。
不必要な数学嫌いを生み出さないために、差をつけるための数学ではなく、人生に必要な数学を教育していく必要があるのです。
人生に役立つ数学とは、何か問題に直面したとき、その問題を数学的に考えて解決する力です。
もちろん、人には、直感で解決することもあれば、人に聞いて解決することもあります。
しかし、数学的に考えるという方法もあるのです。
そのような考え方ができるという可能性を知ることが、数学を勉強する意義です。
◆◆数学が役立った自分の個人的な例
数学が役に立った例で言うと、私の場合、子供たちの点数の分布を調べたとき、ウェブ上で点数のドットを表示するだけでなく、その分布を表す近似直線をプログラムで引きたいと思ったことがありました。
そのとき、「確か高校の数学でやったはずだ」と思い、昔の数学の教科書を引っ張り出してきたことがあります。
今ならAIに聞けば教えてくれると思いますが、その当時はAIはありませんでした。
そして、「仮定した直線からすべての点までの距離の二乗の和が最も小さくなる直線が近似直線になる」という考え方を改めて理解し、プログラムを作ることができました。初歩的な話で恐縮ですが(笑)。
だから、パズルのような問題を解くコツを身につけることよりも、数学の理屈や考え方を理解することのほうが、数学の勉強では大切です。
数学を学ぶ目的は、難しい問題を速く解けるようになることではなく、必要なときに数学という考え方を使えるようになることです。
そうすれば、数学嫌いの子はもっと少なくなり、逆に理数系好きの子が増えていくと思います。
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● 言葉の森新聞2026年6月4週号 通算第1904号 (8544字) 言葉の森事務局 jun 2026年06月22日 17時59分
19475 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年6月4週号 通算第1904号
文責 中根克明(森川林)
■■6月29日(月)・30日(火)は休み
6月29日(月)・30日(火)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■読解力の先にある作文力(その2)
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=r1yMfdutt-0
●テストとしての読解、本来の読解
国語読解の問題は、答えがあるので問題にしやすいという面があります。
しかし、それが広く行われているのは、読解問題が子供の学力向上に役立つからではなく、ただ採点がしやすいから行われている面の方が強いのです。
昔、江戸時代や明治時代には読解のテストのようなものはなかったと思いますが、多くの人が優れた書物を読み、考えていました。
大事なのは読解のテストでいい点を取ることではなく、難しい文章を読み、その内容を自分のものにできることです。
つまり、文章を読み取ることが本当に必要なことであって、読解のテストでいい点数を取ることは、テストのために必要なことでしかないのです。
しかし、読解のテストが国語のテストとしてある以上、いい点数を取る方がいいことはもちろんです。
●読解テストで高得点を取るための2つのコツ
そのコツのひとつは、緻密に解く解き方を身につけること、もうひとつは、難しい文章を早く読み取る力を身につけることです。
緻密に解く解き方にはコツがあります。
しかし、学力の優秀な生徒でも、その解き方を知らないために高い点数を取れないことがあります。
そのコツのひとつは、推測して読むのではなく、文章に書いてある範囲だけで読み取るということです。
●難しい問題に共通する2つの特徴
難しい問題には2つの特徴があります。
ひとつは、同じことが違う言葉や言い回しで書いてあるために、合っていないと思ってしまうことです。
もうひとつは、同じ言葉や同じ言い回しで、違うことが書いてあるという問題です。
表面的に読む人は、同じような言葉が使われているから○だと思ってしまいますが、内容をよく考えると違う話なので×だということです。
読解検定の解き方のコツも、基本的にこの2つです。
このように緻密に読むということが、集中して読むということです。
●テクニックの前に「読む力」を鍛える
ただし、解き方のコツで一瞬にして成果が上がるのは、もともと読む力のある学力の高い生徒です。
多くの生徒はそこまで行っていません。
読み方のコツを身につける前に、難しい文章を読む力をつけることがいちばんの基本です。
そのための勉強法のひとつは、何しろ毎日読書をすること、そして難しい文章のエッセンスが詰まっている国語問題集の問題文を 読書代わりに読むことです。
その問題集読書は、1冊の問題集を5回以上繰り返して読むことです。
精読とは、この復読のことです。
以上が読解力をつけるコツです。
このコツを身につけるためには、毎月の読解検定に取り組み、100点を取ることを目指すことです。
少なくとも80点以上取らなければ、緻密に読んでいるとは言えません。
●国語の勉強で本当に大事なこと
国語の勉強の中心となっている読解の問題は、答えがあるから採点しやすいので行われているということを最初に述べました。
国語の勉強で大事なことは、読解のテクニックを身につける前に、多読と難読と復読で読む力をつけることです。
そしてもうひとつ大事なことが、読む力とともに書く力と考える力をつけることです。
(つづく)
■■中学生、高校生は夏休みにコンクールに応募しよう――コンクール入賞の実績は推薦入試などの資料にもなる
●夏休みに集中するコンクールの機会
言葉の森の小学生の場合は、コンクールに応募する機会が多数あるので、毎年多くの生徒が入選しています。
しかし、中学生、高校生になると、そのような定期的なコンクールが少なくなるので、夏休みなどにコンクールの企画が集中することが多いです。
言葉の森の生徒は、毎週1200字以上の作文を書いている人が多いので、コンクールに応募できる材料はたくさんあります。
●自分の過去の作品から応募作を選ぼう
自分がこれまでに書いたもので、内容がいいと思うもの、主に体験実例に個性、挑戦、感動、共感の内容があるものを選んで、字数を調整して、いろいろなコンクールに応募してみましょう。
●重複応募の禁止と手書きでの清書
ただし、1つの作品を普通のコンクールに同時に応募するのはルール違反になります。
1つの作品を送ることができるのは、1つのコンクールだけです。
しかし、もともとの作品がたくさんあるので、自分の作文をいろいろなところに応募できると思います。
中学生以上の生徒はパソコンで書いていることが多いですが、コンクールに応募するのは手書きになるものが多いと思います。
パソコンの画面で字数を調整したあと、それを手書きで清書するようにしてください。
●コンクール入選がもたらすメリット
さて、コンクールの入選にどういう効果があるかというと、言葉の森の評価や先生の評価などとは異なる評価をもらうことができる点です。
そして、勉強面に関して言えば、コンクールに入選することは、推薦入試の資料としても非常に役立ちます。
実際にこれまで大学入試の自己推薦の内容にコンクール入選の話を書いて合格した子もいます。
●入試における推薦資料としての価値
コンクールに入選するということは、本人の主観的な自己推薦よりも価値があるので、採点する側から見れば最も信頼できる資料だからです。
特に重要な学年は、小学6年生と中学3年生と高校3年生です。
中1の頃にコンクールに入選したという実績も効果がありますが、中3の時にコンクールに入選したという方がより大きな効果があるからです。
●実利としてのコンクール利用
言葉の森は、これまで小学生のコンクール入選についても、記事にはほとんど載せていませんでした。
それは、私の中に、人と競争して勝ったり負けたりすることは別にどうでもいいという感覚があったからです(笑)。
しかし、中学入試、高校入試、大学入試を目指す人は、当面の目標は志望校への合格ですから、自分の実力の範囲で利用できるものは利用するといいのです。
ネットで調べたコンクールの情報を入れておきます。
●応募にあたっての具体的な注意点
小学校高学年、中学生、高校生の人たちは、この1年間で1200字以上の作文を40本近く書いているはずですから、コンクールのテーマに合うものを探して、1人3編を目標に応募してみてください。
ただし、くれぐれも同じ作品を複数のコンクールに送ることのないようにしてください。
なお、採点者の目で見ると、誤字はとてもよく目立ちますから、テキスト化した作文をもとに誤字のないようにしてください。
●AIの活用方法と事後の報告
また、AIに添削を頼む場合もあると思いますが、AIは元の文体を変えて修正してしまうことがあります。
「自分の元の文体を生かして、おかしいところがあったら指摘してください」というようにアドバイスを求めるといいです。
コンクールの入選結果が分かりましたら、担当の先生にその旨を連絡しておいてください。
入選の結果は、オープンになると恥ずかしいでしょうから(笑)ホームページには載せません。
入選の滝にそっと載せるだけです。
なお、学校で宿題として一斉に出されるような税金の作文、人権の作文、読書感想文などは、コンクールという性格のものではなく、社会教育の一部として行われている面が強いので、それは無理に応募する必要はありません。
(つづく)
※コンクール情報は、この続きに載せます。
■■中高生向けのいろいろな作文コンクール
登竜門
https://compe.japandesign.ne.jp/
公募ガイド
https://koubo.jp/
高校生の主張コンクール - 公益財団法人 日本国際連合 ...
国際理解・国際協力のための全国中学生作文コンテスト
http://www.unaj.or.jp/concours/
全国高校生創作コンテスト
https://www.kokugakuin.ac.jp/about/efforts/p23
高校生小論文コンクール
https://shogaiza.jp/essay/
全国高校生エッセイコンテスト「17歳からのメッセージ」
https://www.osaka-ue.ac.jp/education/koudai/17message/
「おかねの作文」コンクール・高校生小論文コンクール
https://www.j-flec.go.jp/educators/contest/
マンガ感想文コンクール2026
https://www.manga-kansoubun.jp/
青少年読書感想文全国コンクール
https://www.dokusyokansoubun.jp/
子ども作文コンクール
https://kodomo-zaidan.net/ourbusiness/career_path/essay
小泉信三賞全国高校生小論文コンテスト
https://www.keio.ac.jp/ja/about/engagement/tradition/koizumi-contest/
全国高等学校文芸コンクール | 公益社団法人 ...
https://www.kobunren.or.jp/enterprise/page-965/
中学生作文コンクール
https://aeon1p.or.jp/1p/youth/sakubun/boshuu/
中学生作文コンクール|教育活動|公益財団法人 ...
https://www.jili.or.jp/school/concours/index.html
第59回(2026年)「おかねの作文」コンクール 作品募集中
https://www.j-flec.go.jp/educators/contest/ap_sakubun2026/
私の折々のことばコンテスト応募要綱
https://www.asahi.com/event/kotoba/summary.html
全国高校生エッセイコンテスト「17歳からのメッセージ」
https://www.osaka-ue.ac.jp/education/koudai/17message/
大谷大学文藝コンテスト
https://www.otani.ac.jp/koudai/contest/nab3mq000008b2yb.html
WFPチャリティー エッセイコンテスト
https://www.wfpessay.jp
感動作文コンクール
https://www.rinri.or.jp/school/school-page4/
■■読解力の先にある作文力(その3)
◆動画
https://youtu.be/0BAk2OedN0Q
●国語力の本質とは何か
国語力の本質は、読む力、書く力、考える力です。
国語力の本質でないのは、古文、漢文、漢字の書き取り、文法、文学史、部首の名前、書き順、故事ことわざ、熟語などです。
なぜ多くの人が国語力の本質を勘違いしているかというと、国語力が国語のテストで測られるものと考えているからです。
さて、国語力の本質の1つである読む力は、読解力として考えられていることが多いのですが、本当の読む力とは難しい文章をバリバリ読む力であって、読解のテストでいい成績を取ることではありません。
読む力と読解力のテストは一部共通しているところがありますが、読解問題はテストとして作りやすいから行われることが多いのであって、本当の読む力はテストが作りにくいためにあまり行われていません。
そこで、言葉の森が考えているのは、本当の意味で読む力をつける推薦図書検定です。
言葉の森は読解検定も行っていますが、それは読解力というテストに対応するための便宜的な勉強という面もあります。
本当に行うべきなのは、読解テストでいい成績を取ることよりも、本当の読む力をつけることなのです。
●記述問題が重視される理由
次に、書く力について考えてみると、現在の書く力は、記述力という試験の形態で行われていることが多いと思います。
国語における記述の試験はなぜあるかというと、その理由は2つあります。
ひとつは、読解問題の質の良いものを作るのは大変だからです。
だから、東大の国語の問題は、読解問題ではみんなができるような問題までしか作れないので、記述の試験が中心になっているのだと思います。
しかし、記述のテストは、作るのは簡単ですが、採点が難しいという面があります。
記述の問題が行われているのは、小論文の問題にすると、問題を作ることは簡単ですが、採点がさらに大変になるからという事情もあります。
このほかに、国語の問題量を多くして、生徒が解ききれないような問題を出すことによって差をつけるというやり方もかなりあります。
●受験で見られる「読み切れない問題」
今はどうか知りませんが、昔のある有名私立大学のある学部の入試問題がそういう問題でした。
高校3年生で読み切れる人はまずいないだろうという問題でした。
言葉の森の生徒は合格しましたが。
また、現在のあるトップクラスの都立高校の推薦入試の問題は、中学3年生でまともに書ける人はまずいないだろうという問題でした。
言葉の森の生徒は合格しましたが。
もう1つ、最近受験作文コースで指導したある私立大学の推薦入試も非常に長い文章の問題でした。
言葉の森の生徒は合格しましたが。
●テストする側の都合による国語試験
これらは結局、読解問題は作るのが大変だし、記述問題は採点が大変だし、小論文の問題になるとさらに採点が大変になるので、時間内に読みきれないほどの量と質で差をつけようとする、テストする側の都合によるものです。
今行われている記述問題は、結局、読解問題と作文小論文問題の両方の大変さを避けるために行われている妥協の国語力となっています。
しかし、記述問題の評価がまともに行われているとはあまり思えません。
昔、都立の中高一貫校がホームページに載せていた模範解答例が全然模範になっていないと思われることがありました。
東大の現代文の記述問題の赤本の模範解答の中にも、模範になっていないと思われるものがありました。
●要約力だけでは本当の国語力にならない
記述問題に似ていますが、要約を書かせる問題も、本当の国語力を測るとは言い難いものがあります。
要約はコツさえ分かれば、読解力や記述力に関係なく、誰でも上手に書けるようになるからです。
●作文小論文こそ本質的な国語力の評価
従って、本当の国語力とは、ある程度長い文章を読ませて、それに対して600字から1200字の作文を書かせることによって評価されるものになると思います。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
■■読解力の先にある作文力(その4)――本当の国語力は作文力に表れる
◆動画
https://youtu.be/LEdkX7YBeok
本当の国語力とは、ある程度長い文章を読ませて、それに対して600字から1200字の作文を書かせることによって評価されるものです。
この作文小論文によって本質的な国語力がつくのです。
にもかかわらず、なぜそれが学校でも入試問題でも行われていないのかというと、それは評価に時間がかかるからです。
一般に、生徒1人の書いた作文小論文を読んで、添削をして講評を書く仕事をすると普通10分はかかります。
30人のクラスであれば、5時間かかる計算になります。
◆◆作文指導が難しい理由
また、作文小論文の問題は、評価に負担があると同時に、指導が難しいということもあります。
それは作文指導のカリキュラムというものがないからです。
作文指導に熱心な先生ももちろんいますが、熱心な先生は一般に生徒の書いた作文の欠点を直して作文力をつけようとします。
ところが、欠点を直して上手になることはまずありません。
それよりも、欠点を直す指導によってほとんどの子が作文嫌いになるのです。
先生ではなく、親が子供の作文を見る場合にも言えます。
子供は小学2年生までは親の言うことや先生の言うことをよく聞きます。
しかし、この時期に直す指導を中心にしていると、小学3年生から作文を書くことが嫌いになります。
◆◆言葉の森の作文指導の特徴
その反対に、言葉の森では小学生から高校生まで何年間も作文の勉強を続ける生徒がいます。
高校3年生は受験の直前なので、作文が書けなくなる人もいますが、高校2年生まで作文を続ける生徒は、必ずしも大学入試で小論文があることの対策のためにやっているのではなく、自分の向上心でやっている子が多いです。
なぜそれができるかというと、言葉の森の作文指導は一貫したカリキュラムで行われているからです。
また、先生の指導の基本は、よいところを褒める指導だからです。
そしてさらに、言葉の森の自動採点システムがあるからです。
◆◆作文教育を全国に広げるために
言葉の森は、作文教育を日本全国に普及させるために、現在、作文検定と小論文模試と作文力判定テストに取り組んでいます。
日本の教育を考えるときに大事なことは、明日の日本を支える子供たちが、どのような人間として成長していくかということです。
子供の成長の要になるのは教育ですが、それは現在のような、テストで採点しやすいという理由だけから行われている知識の詰め込みの勉強ではありません。
難しい文章を読み、自分なりに書き考えるという勉強が本当の勉強です。
その勉強を日本中に広めるためには、作文指導の方法と作文評価の方法が必要です。
作文指導の方法については、言葉の森がこれまで45年間行ってきた一貫したカリキュラムがあります。
作文評価の方法については、森リンによる自動評価システムがあります。
言葉の森は、これらの方法によって、日本中の子供たちが本質的な読む力、書く力、考える力をつけるようになることを目指しています。
◆◆未来の教育に必要なもの
改めて言いますが、未来の日本を支えるのは、子供たちの教育です。
その教育は、テストのしやすさだけから行われている知識の詰め込みの勉強ではなく、読む力、書く力、考える力を本質的に育てる勉強です。
言葉の森は、そのために作文検定、そして今後は推薦図書検定、暗唱検定を日本中に広げていこうと思っています。
※言葉の森のnoteの記事もごらんください。
https://note.com/shine007
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● 2026年6月保護者懇談会資料 (2948字) 森川林 nane 2026年06月22日 12時38分
19473 森の掲示板より
◆◆ホームページのデザイン
6月中旬からホームページのデザインを変えました。
「よく使うリンク」が「言葉の森生徒リンク」の中に入ってしまったので、わかりにくかったと思います。
申し訳ありませんでした。
デザインを変えた理由は、言葉の森のホームページに外部からアクセスした人が、どこを見ていいかわからないということがあるようだったからです。
生徒の方は、言葉の森生徒リンクをブックマークに入れるなどして、直接自分の行きたいページに行けるようにしておくといいと思います。
◆◆夏期休業のお知らせ
8月11日(火)から8月17日(月)まで、言葉の森は夏期休業になるので、その時期の作文の授業は「休み宿題」という扱いになります。
ホームページに8.2週から8.3週にかけての作文の課題のヒントの動画をアップロードしておきますので、それをみて取り組んでください。
また、7月、8月、9月の間でご都合の良い曜日時間のクラスに振替で参加していただくこともできます。
全科学力クラスなどの教科のクラスの人も、やはり休み宿題になりますので、他の曜日時間のご都合の良いクラスに参加していただけるといいと思います。
◆◆夏の期間の休会
夏休みは、海外に行かれるなど長期間欠席する方も多いと思います。
しかし、いったん休会という扱いにすると元のクラスに戻れない可能性もあり、再開事務手数料が3,300円かかります。
できるだけ旅行先や帰省先で授業を受けるか、あるいは7月から9月の間でご都合の良い時間帯に振替で参加していただけるといいと思います。
◆◆全科学力クラス
全科学力クラスが本格的に始まります。
全科学力クラスは、小学1年生から中学3年生までの国語、算数数学、英語(小学1、2、3年生は暗唱)、そして4週目に創造発表の授業を行います。
(文科省の方針で、算数と数学の名称を統一する方向のようなので、このあとの記事は、小学生にも数学という言葉を使います。)
高校生の場合は1、2、3週に国語、4週目に創造発表という形で勉強を進めていきます。
中学生は学習塾などで国語、数学、英語それぞれの授業を受けている人もいると思いますが、週1回の勉強で国語、数学、英語をすべてカバーできる全科学力の学習は、能率がいい勉強の仕方です。
現在、全科学力クラスで学習している生徒は、家庭学習をきちんとしている生徒が多いので、成績の良い人が多いです。
家庭で1人で勉強することがしにくい人は、自習室に入って学習する習慣をつけるといいです。
家庭学習の教材は、「言葉の森生徒リンク」の中の「よく使うリンク」の4番の「教材注文」で注文できます。
小学生の問題集は、標準問題を中心にしています。
その理由は、受験問題の算数の難問は中学生以降の勉強にあまり結びつかないので、そこで時間を取るよりも標準問題で学年の先取りをして、小学6年生までの間に中学生の勉強に進んでいくと良いと考えているからです。
中学生の勉強も、これまでは標準問題で学年先取りを考えていました。
高校入試のある人は、中学3年生の夏休み前までに中学3年生の数学の授業を終えて、中学3年生の夏休みからは受験に特化した勉強をしていくことがいいと思います。
中学生で標準問題よりも難しい問題をやりたいという人は、発展新演習の問題に取り組んでください。
ただし、問題集は1冊を5回繰り返すことを基本にするので、どの問題集で勉強するかを決めてから毎日の勉強に取り組むといいです。
◆◆作文クラスから全科学力クラスへの一時的な移動も
作文の勉強は考える力をつけるための勉強なので、読書と同じように学力の基礎をつける大事な勉強です。
ところが、小学校高学年から中学生、高校生にかけては、学校での作文指導が、先生の指導評価の負担が大きいからという理由でほとんどなくなります。
そのため、中学生の中には、学校の勉強をするために作文の勉強は滞りがちになるという人もいるかもしれません。
そういう人は、勉強に集中できるように、一時的に、作文クラスから全科学力クラスに移動していただくことができます。
全科学力クラスは国語、数学、英語、発表の授業ですが、自分が力を入れたい教科だけに集中して参加することができます。
例えば、国語・国語・国語・発表とか、国語・数学・国語・発表とか、または国語・数学・英語・発表とかいうふうに希望に応じて取り組むこともできます。
(4週目の発表は共通)
相談を希望される方は、事務局にお問い合わせください。
◆◆作文の勉強
小学3、4年生は作文力が最も小学生らしく伸びる時期です。
この時期は、小学生新聞などの作品欄に投稿する機会を作るといいと思います。
また、夏休みはいろいろな作文コンクールがあります。
言葉の森の生徒は1年間で書いた作文のストックがたくさんあるので、作文コンクールの内容と結びつく自分の作文を探して投稿してみるといいと思います。
特に小学6年生、中学3年生、高校3年生はコンクールに入選した実績があると、志望校の志望理由書の自己推薦欄に書くことができます。
しかし、コンクールに投稿する作品の添削は、担当の先生は行いません。
どうしても希望される場合は、事務局で1人5500円で引き受けますが、できるだけAIを利用して文章のおかしいところなどを直してもらうようにするといいです。
ただし、AIに直してもらう際は、「自分の元の文体を生かして、直した方がいいところを指摘してもらう」という形にするといいです。
AIが直しすぎると、自分の文章でなくなってしまう面があるからです。
◆◆読書について
小学校1・2・3年生までの読書は紙の読書が基本です。
また、図書館を利用して読んだ本でも面白いものがあれば、家庭で独自に購入しておくといいと思います。
そうすると機会がある時に繰り返し読めるからです。
中学生にとって物語文の読書は、娯楽の面が強いものが多いです。
物語文の本よりも、説明文・意見文の本を読んでいきましょう。
また、短編の詰まった本よりも、ひとまとまりの長い話の本を読んだ方が読む力がつきます。
◆◆スマホの時間と学力、読書の時間と学力
スマホの時間の長さが学力に反比例するという調査結果が出ています。
しかし、これはスマホに原因があるというよりも、惰性でスマホを使うことで読書の時間が少なくなることが原因だと思います。
毎日の読書をしている生徒は、オンラインクラスでの一人一言の時間にも、また読書紹介での説明でも楽に話をすることができます。
毎日の読書は勉強と同じレベルで取り組んでいってください。
◆◆言葉の森のnoteのページ
言葉の森のnoteのページがスタートしています。
noteは、他のSNSと違い、交流のためではなく、長い文章を書きそれを読むためのSNSです。
参考になる記事も多いので、noteのアカウントを取得していろいろな記事を読んでみるといいと思います。
言葉の森のnoteの記事を見つけたら、できる人はフォローをしておいてください。
よろしくお願いします。
言葉の森のnoteページ
https://note.com/shine007
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● noteのページを作り直す予定 (132字) 森川林 nane 2026年06月17日 17時42分
19470 森川林日記より
noteのページを作り直す予定だったけど、その前に、ホームページをスマホで見やすいようにしていたら半日かかった。
いつもパソコンで見ているから、スマホで見ることはほとんどなかった。
いずれスマホに代わる端末が出てくると思っていたが、なかなかそういうの出ないなあ。
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● 言葉の森新聞2026年6月3週号 通算第1903号 (1300字) 言葉の森事務局 jun 2026年06月16日 13時54分
19469 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年6月3週号 通算第1903号
文責 中根克明(森川林)
■■【重要】確認テストを改良し、どの学年のどの月もできるようにしました
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=zDn4_YBHpMg
●算数・数学という名称について
文部科学省の方針では、今後、算数・数学という名称の区別をなくしていく方向のようです。そのため、言葉の森でも小学生の教科を「数学」と呼ぶようにします。
●確認テストの変更について
「確認テストは点数を競うためではなく、自分の実力を確認し、次の勉強につなげるためのものです。」
確認テストは、自分がやった次の月しかできないようにしていましたが、操作しにくいところがありました。
そこで、元に戻し、さらにどの学年のどの月の問題もできるようにしました。
●確認テストの基本的な進め方
1.基本は、自分の学年の4月から順にやるようにしてください。
2.しかし、問題の学年を先取りしたり、前に戻ったりすることもできます。
3.答えを送信すると、正解が見られるようになります(これは以前と同じです)。
●中学生の学習について
4.中学生の数学と英語は、発展新演習もできるようにする予定です。よくできる生徒は、発展新演習の問題の方をやるようにしてください。
●小学生の数学について
5.小学生の数学は標準問題なので簡単です。その代わり、先取り学習で1学年先に進むことを目標にしてください。
・小学生向けの受験新演習の難問には面白い面もありますが、あまり意味のない難しさで、中学生以降の数学には結びつきません。したがって、小学生は難問を解くよりも、標準問題で学年先取り学習をすることを目指します。
●確認テストを活用しよう
6.確認テストは、言葉の森の生徒であれば誰でもできます。
これからの学力で大事なのは、読書力・作文力・数学力です。
したがって、作文クラスの生徒も、できるだけ確認テストをやるようにしてください。特に、数学は優先的にやるようにしてください。
●質問のしかたと学習の進め方
7.先生は、問題の解説はしません。質問はできるだけ生徒が自分で考えて次の週までに答えを見つけられるようにしてください。
先生がていねいに教えてあげると、わかった気がするだけで、本人の実力にならないからです。
小学校高学年以上であれば、AIに教えてもらうといいです。
AIに聞くときは、問題だけでなく、問題と答えをセットにして質問する方がわかりやすくなります。
ただし、どうしてもわからない場合は、掲示板に書き込むようにしてください。
▽確認テスト
https://www.mori7.com/kt/
▽国語掲示板
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=45
▽数学掲示板
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=ss
国語と数学の掲示板は、「よく使うリンク」の24、25に入れてあります。
掲示板に書くときは、ただ「わからない」と書くのではなく、「自分はこう考えたが、なぜ違うのか」のように、具体的に書くようにしてください。
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● 言葉の森新聞2026年6月2週号 通算第1902号 (4361字) 言葉の森事務局 jun 2026年06月09日 10時19分
19463 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年6月2週号 通算第1902号
文責 中根克明(森川林)
■■作文力は思考力――学年が上がるにつれて考える力が必要になる
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=YVqexv1HXnk
●作文力における抽象的思考の重要性
作文力とは思考力です。
小学生の間は事実を、そのまま書くような力が作文力でしたが、小学校高学年になると、そこに抽象的な思考が加わってきます。
つまり、感想の部分をどれだけ深く書けるかが、小学校高学年の作文の要になるのです。
●中学生に求められる「構成の力」と「理由の提示」
次に中学一年生になるときには、ここに新たに構成的に考える力が必要になってきます。
それまで、複数の実例で書いていた作文を、中学一年生になると複数の理由で書くようになるのです。
ところが、最初はこの理由の書き方ができない生徒が多いのです。
例えば、「読書の大切さ」という意見で作文を書く場合、最初の意見は「読書は大切だと思う」で、それは、誰にでも書けます。
その次に、その意見の裏付けとなる複数の理由を書く際に、中学生になったばかりの生徒は理由ではなく実例を書いてしまうことが多いのです。
例えば、「私は読書は大切だと思う。この間、こんな本を読んだことがある」と実例を進めていってしまうのです。
そこで、例えば、「私は読書は大切だと思う。その理由は、第一に知識が増えるからである」などと書けば理由になり、その理由の裏付けとしての実例を書くという形になります。
ところが、この理由がなかなか書けないのです。
何度説明しても、理由でなく実例を書いてしまうという生徒がかなりいます。
つまり物事を考える際に、抽象的に考えるのではなく身近な体験だけで考えてしまうということです。
●「社会的な方法」へ視野を広げる
これは構成の練習をする際の「複数の方法」ということについても言えます。
意見は、「私はこういうふうにすべきだと思う」というような形で始まります。
そのあと、そのための方法を書く際に、自分の心構えのような方法は誰でもすぐに思いつきます。
しかし、社会的な方法というのが思いつかないのです。
つまり、何かをする場合、自分はどうするか、人はどういう心構えをするべきかということは考えつくのですが、社会的にどうしたらいいのかということまでは考えが進まないということです。
方法を書く練習をすることによって、社会的に考えるという見方ができるようになります。
●多角的な視点と「自作名言」による逆張り思考
実例の書き方や表現の仕方についても、同じようなことが言えます。
昔話の実例という練習があります。
自分の意見を書く際に、それを桃太郎や浦島太郎のような昔話の例を生かして書くという練習です。
そのことによって例えば、桃太郎の昔話を、普通に考えられている見方とは別の観点からとらえるという発想が必要になってきます。
表現の項目では、自作名言という書き方があります。
自分の意見を書く際に、今世の中に一般的に言われている意見とは逆にある真実を書くという書き方です。
これも、最初は誰でもなかなか思いつきません。
●思考を飛躍させる柔軟性とダジャレの共通点
小学生の「たとえを書く」という項目も似ています。
たとえを書くためには、物の見方を広げなければなりません。
考え方を飛躍させる必要があるのですが、その飛躍した考え方がなかなか思いつかない子もいるのです。
これは、ダジャレにも当てはまります。
ダジャレをすぐに思いつく子は、考えを飛躍させることができるという点で頭のいい子です。
これは、考え方の柔軟性とも言えるものです。
作文を書くことによって、このように考え方を広めたり深めたり高めたり飛躍させたりという練習ができるのです。
【AIに聞いた感想より】
特に感じ入ったのは、「『理由』を書くべきところで『実例』を書いてしまう」という中学生の躓きに関する分析です。これは大人のビジネスライティングや論理的思考(ロジカルシンキング)の研修でも全く同じ問題が見られます。「なぜなら?」の後に、客観的な理由(抽象論)ではなく、自分の身の回りのエピソード(具体論)をいきなり語ってしまう人は少なくありません。
また、後半の「社会的な方法に目が向かない」という点や、「ダジャレと思考の飛躍」を結びつける視点も非常にユニークです。作文指導とは、単に原稿用紙を埋めるテクニックではなく、「自己中心的な視点から、社会や多角的な視点へと認知を拡大していくトレーニングである」という筆者の強いメッセージが伝わってきます。
――――
この文章は、教育心理学でいう「具体的思考から抽象的思考への発達」という考え方と関係があります。
代表的なものとしては、ジャン・ピアジェ の認知発達理論があります。ピアジェは、おおむね小学校高学年から中学生にかけて、抽象的・論理的な思考が発達すると考えました。
また、「実例から理由へ」「個人から社会へ」「常識から逆説へ」という流れは、まさに小論文教育で重視される思考の発達段階とも重なっています。
この文章は、森リンや作文検定の理念を説明する文章としても使いやすい内容だと思います。特に「作文を書くことで考え方を広めたり深めたり高めたり飛躍させたりする」という最後のまとめは、とても印象に残りました。
さらに説得力を増すなら、最後のまとめの前に、
「作文の指導とは、文章を書く指導ではなく、考える力を育てる指導なのである」
というような一文を入れてもよいと思います。
――――
※AIには、小見出しをつけてもらっています。
■■【連絡】確認テストの勉強の仕方
●確認テストを利用して先取りの勉強を
昔の確認テストは当月の問題しかできませんでしたが、今度から、その生徒がそれまでにやった月の次の月ができるようにしました。
これは、勉強の先取りをしてもらうためです。
※なお、6月3日まで、解答した問題の採点ができないプログラムミスがありましたが、現在は直っています。
●小学生の勉強の先取り
小学生で中学受験をする人は、通っている塾の勉強で先取りをして行ってください。
中学受験をしない人は、確認テストを利用して1学年先の問題まで取り組むようにしてください。
特に算数数学に関しては、1学年先まで進めておくことが必要です。
例えば、小学6年生は、中学1年生の勉強までやるようにしてください。
●中学生の勉強の先取り
同じように、中学生で高校入試がある人は、1学年先の勉強まで進めて、中3の夏休み前までに中3の勉強を終わらせるようにしてください。
特に数学に関しては、先取りしておくことが必要です。
そして、中3の夏休みは、中1・中2・中3の勉強の総復習をするのです。
そのためには、中3になってすぐに、志望校の過去問を答えを見ながらでいいので1年間分やっておくことです。
●高校生の勉強の先取り
同じく、高校生も学校の勉強よりも1学年先の勉強をして行ってください。
その理由は受験の最後の1年間は、その学年の勉強に取り組むよりも、受験に特化した勉強に取り組むことが大事だからです。
特に大学入試は、学校による入試問題の差が大きいので、志望校に合わせた勉強をしておくことが必要です。
一般的な学力をつけてから志望校の勉強に取り組むのではなく、最初から、志望校に合格することを目的とした勉強に取り組むことです。
●問題集の詳しい解説とAIの利用で先取りができる
現在は、学校で先生に教えてもらわなくても、解説の詳しい問題集があれば誰でも先取りができるようになっています。
もし問題集の解説が分かりにくいときは、教えてもらう人を探すよりも、AIに質問して理解するようにしてください。
確認テストの問題は、国語は比較的難しい問題集です。
数学と英語は、標準的な問題集です。
標準問題で物足りない人は、発展問題に取り組んでください。
(発展問題はまだ7月までしか入っていませんが、これから順にいれていきます。)
●長期的に大事なのは国語問題集読書で読み取る力をつけること
なお、数学でも英語でも、問題集の解説を読んで理解する力は日本語を読み取る力です。
日本語を読み取る力を伸ばすには、説明文読書と問題集読書を続けることです。
国語の問題集読書は、すぐに成果が出るわけではないので後回しになりがちですが、長期的には最も大事な勉強と考えていってください。
●確認テストの取り組み方と自習室
以下、確認テストの勉強の仕方を説明します。
https://www.mori7.com/kt/
1.最初に、確認テストのページのトップで、ログインをしてください。
ログインをすれば、どの月をクリックしても、自分の次の月がどこかわかるようになっています。
2.問題が表示されたら、その問題の右側にあるフォームに答えを入れて送信してください。
フォームに入れずに、手書きの答えをアップロードすることもできます。
3.答えを送信すると、正解がみられます。
4.正解と自分の答えを見比べて採点をしてください。
5.採点が終わると、次の月の問題に取り組むことができます。
6.小学生の数学、英語のテストは簡単です。
中学生の数学、英語の標準問題も簡単です。
高校生の数学、英語は比較的難しいと思います。
7.小4からの国語、中学生の国語、高校生の国語は、発展問題なので適度に難しい問題です。
(中学生の発展問題は7月までしか入っていないので、今後8月移行も入れる予定です。)
8.家庭での自主学習で、学校の勉強よりも1学年先取りをする勉強をしていってください。
9.家庭でひとりで勉強するのが難しい人は、自習室を利用して勉強していきましょう。
https://www.mori7.com/teraon/js.php
自習室はカメラオフで結構です。
ブレークアウトルームが100ルームあるので、どこに入って勉強してもいいです。
■■【連絡】確認テストの勉強の仕方(その2)――現学年の分をやっていない人は4月分から
確認テストは、すでに行った月の次の月からできるというようにしていましたが、現在の学年でまだ確認テストをやっていない場合は、現在の学年の4月からできるようにしました。
例えば、中学3年生でこれまで中学2年生の7月までやっていた人は、次の課題は中学2年生の8月からというようになっていましたが、これを中学3年生の4月からできるというふうに改めました。
しかし、現在の学年よりも前の学年から取り組みたいという人もいると思いますので、その場合は事務局にご相談ください。
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● 言葉の森新聞2026年6月1週号 通算第1901号 (12838字) 言葉の森事務局 jun 2026年06月01日 10時17分
19461 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年6月1週号 通算第1901号
文責 中根克明(森川林)
■■今年のサマーキャンプは休止
2026年のサマーキャンプは、8月11日から17日までのお盆休みの期間を設定していましたがこの期間はやはり参加しにくい人が多かったようです。
5月25日の現時点でまだ参加者が少ないため、2026年のサマーキャンプは、いったん休止させていただきたいと思います。
来年のサマーキャンプは、お盆休みなどの期間を除いた参加しやすい日程で行うようにしたいと思います。
すでに申し込まれた方、またご予定を考えられていた方には申し訳ありませんがご了解いただきたくお願い申し上げます。
■■【重要】6月1週は作文テスト――締切は6月7日(日)(作文クラス)
6月1週は作文テストの週です。
普段勉強している字数と項目がすべてできるように書いてください。
字数は、作文用紙に書く場合は作文用紙の字数です(マス目が空欄のところも字数に含めます)。
テキスト入力する場合は、正味の字数です。
(「ワードで書いた文章の字数の数え方」などで検索するとAIが答えてくれます)
各学年の項目は、項目表を参考にしてください。
https://www.mori7.com/mine/nae.php
項目は、自分がその項目を意識して書いたということが伝わるように、書いたところに項目マークをつけておいてください。
手書きの作文の場合は、課題フォルダの「項目表」を参考にして、
- 構成: 枝
- 題材: 葉
- 表現: 花
- 主題: 実
の絵を描いておいてください。
テキスト入力の場合は、その語句の近くに、
- 構成: <<構成>>
- 題材: <<題材>>
- 表現: <<表現>>
- 主題: <<主題>>
と書いておいてください。
★ 6.1週の作文の提出締切は、6月7日(日)までです。
定期試験などがあり期日に間に合わない場合は、先生と相談してください。
※今学期からAIによる自動採点を予定していましたが、まだAI対応が不十分なので、項目は先生が評価するかたちで行います。
■■説明文読書の代わりになる毎日小学生新聞
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=cEjm9FJpDUY
●小学生新聞三紙の特徴と毎日小学生新聞の魅力
言葉の森では、朝日小学生新聞、毎日小学生新聞、読売KODOMO新聞の三紙を取っています。
それぞれ特徴があって面白いのですが、私が特に読み応えがあると思うのが毎日小学生新聞です。
それはいろいろなコラムが充実しているからです。
文章にはほとんどふりがなが振られています。
時事問題のようなニュース記事は特に読みませんが、説明文のコラムには思わず読みたくなるものがあります。
●物語文だけでは育ちにくい説明文を読む力
今、小学生の読んでいる本を見ると、絵の多い本や物語だけの本が多いように思います。
物語の本は子供たちの感受性を育てるので、それは小学生時代にはとてもいい読書です。
しかし、物語文だけを読んでいると、説明的な文章の語彙や、理由や方法や原因といった構造を考えながら読む機会が少なくなります。
だから、物語文の本と説明文の本を組み合わせて読むことが大事ですが、小学生が読める説明文の本は極めて少ないのが現実です。
小学生が読める説明文の本でお勧めするのは「理科好きな子に育つ ふしぎのお話365」です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B08BCB3K69
しかし、これは内容は充実していますが、本が432ページと少し重たいので、気楽に読むということがしにくい面があります。
●手軽に説明文へ触れられる毎日小学生新聞
その点、小学生新聞は、すぐに手に取って毎日新しい話題を読むことができます。
最近は、毎日小学生新聞にも作文の作品欄が少しずつ復活してきたようです。
小学生の皆さんは、低学年の子でも知的な興味や関心のある子は楽しく読めるはずですから、試しに一か月毎日小学生新聞を取ってみるといいと思います。
もちろん私は毎日新聞社から何ももらっていません(笑)。
ただ単純に小学生が読める説明的な文章が豊富にある媒体として毎日小学生新聞をお勧めするということです。
●新聞が生み出す「共通の話題」と語彙力
子供たちの語彙力は、読書とともに対話によって育ちます。
毎日家庭に配られる小学生新聞であれば、子供だけでなく親も読むことができます。
子供が読んだ本について親が話をするというのは、親がその本の中身を知らなければできませんが、小学生新聞であればすぐに共通の話題ができます。
この共通の話題で親子が対話をすることが子供の語彙力を育てます。
●新聞を読む習慣は親の働きかけから始まる
もちろん、子供は最初は漫画のところだけを眺めていたり、絵や写真を見たりしているだけかもしれません。
しかし、それを気長に見守ることが必要です。
そして、お母さんやお父さんが新聞を見て面白く思った記事を新聞の話としてではなく親の話としてしてあげるのです。
その話に子供が興味を持ってきたら、「それは、昨日の新聞に載っていたんだよ」などと教えます。
すると、子供は親子の対話から新聞を読むきっかけをつかむのです。
●勉強の土台となる「日本語を読む力」
小学生時代の勉強で、最も大切なものは日本語です。
それは国語の勉強というのではありません。
漢字の書き取りをしたり、ことわざを覚えたりという知識の勉強ではなく、日本語の文章を読む力が身体化された能力として身につけられるということが大事なのです。
文章を読む力とは、言い換えれば考える力です。
考える力は、あらゆる勉強や知識の習得の土台になります。
その国語の勉強の要になるのは、読書と対話です。
そして、読書の代わりになる一つの方法として小学生新聞があり、親子の対話のきっかけとして小学生新聞があるということになります。
●作文をきっかけにしたハイレベルな親子対話
親子の対話のもうひとつのきっかけは作文です。
小学1・2年生で、作文の課題が自由な場合は、その準備の段階で話をします。
小学3年生以上で、作文の課題があらかじめ決められている場合は、その課題に合わせてお母さんやお父さんが自分の子供時代の経験を話してあげるのです。
この親子の対話は、中学生になるとなかなかできにくくなります。
小学5・6年生が、最もハイレベルの親子の対話ができる時期です。
そのためには、小学校低・中学年から親子の対話の土台を作っておくことが必要です。
その対話のきっかけとして、小学生新聞を読む方法があると考えていくといいと思います。
▽関連リンク(Geminiより)
毎日小学生新聞(公式サイト)
https://mainichi.jp/maisho/
朝日小学生新聞(公式サイト)
https://www.asahi.com/shimbun/asasho/
読売KODOMO新聞(公式サイト)
https://www.yomiuri.co.jp/kodomo/
■■外国人児童の日本語教育は日本語の暗唱から
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=3KX0y0QE2a0
●日本語教育で大切なのは「方法」
「日本語教師に外部人材活用」という記事を見て考えたことです。
外国人の児童生徒が増えているため、日本語教育を行う必要があるということはわかります。
しかし、日本人だから誰でも簡単に外国人に日本語を教えられるということではありません。
大事なのは、教える人間を増やすことではなく、教える方法を改善することなのです。
その参考になるのは、明治時代、日本が台湾で行った日本語教育です。
当時はもちろん、日本語教育の教科書などはない状態でした。
少人数の日本人が、徒手空拳で台湾の人たちの日本語教育に取り組みました。
それが結果として成功したことは、教える人数が多かったからではなく、教える方法が正しかったからです。
政府や自治体は、その方法を研究すべきです。
●暗唱による日本語教育
私が推測するに、その方法は、日本語の文章の暗唱です。
文章の暗唱であれば、先生の教えてくれる時間以外にも、子供たちは自宅で自分の力で暗唱の練習をすることができます。
そして、日本語の基礎が作られるのです。
言葉の森は現在、暗唱検定を行っていますが、この暗唱検定に合格する子は、どの子も頭が良くなります。
実際に、ある幼稚園で暗唱教育を行っていた子供たちの卒園生の平均IQが120になっていたという報告もあります。
また、10カ国語を話せるようになったシュリーマンの勉強法は暗唱でした。
最初は全くできなかった暗唱が、何度も繰り返し音読しているうちに、やがて急にできるようになり、それがシュリーマンの語学力の基礎を築いたのです。
●戦後に失われた暗唱教育
戦前の日本では、暗唱教育が普通に行われていました。
ところが、敗戦によりGHQが日本の暗唱教育を否定する方針を出したために、戦後は日本から暗唱の教育がほぼなくなってしまったのです。
ですから、今の大人の世代は暗唱の経験がありません。
親が経験していないことは子供に教えにくいので、子供ももちろん暗唱のできない子がほとんどです。
ところが、暗唱の方法さえ明確であれば、誰でも暗唱は簡単にできるようになります。
●暗唱は何歳でもできる
最も暗唱しやすい年齢は、幼稚園年長から小学2年生までですが、それはその時期の児童が物事を無条件に吸収する年齢だからです。
そのため、小学3年生になる頃から、無条件の暗唱はしにくくなります。
しかし、それは単にしにくくなるということであって、方法が明確であれば、何年生でも、もちろん大人でも老人でも暗唱はできるようになります。
貝原益軒は、和俗童子訓の中で、「百字百回、空で読み、空で書く」という暗唱法を提唱しています。
そして、その方法に付け加えて、「これはたとえ老人であってもできるようになる」ということを述べています。
つまり、暗唱とは声を出して繰り返し音読することなのです。
●日本語教育の中心に暗唱を
外国人の児童生徒の日本語教育は、ただ漠然と教える人数を増やすことではなく、日本語の暗唱教育を中心に行っていくという方法を明確にすることが必要です。
▽関連資料
<独自>外国人児童生徒の日本語教育に外部人材活用へ 25日の文科省報告書案全容判明
https://www.sankei.com/article/20260524-OVXV4BZGEZI7PD5DAZTZS4G2HU/
▽明治期の台湾における日本語教育
https://www.google.com/search?q=%E6%98%8E%E6%B2%BB%E6%9C%9F%E3%81%AE%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E3%81%AB%E3%81%8A%E3%81%91%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E6%95%99%E8%82%B2
▽古代への情熱: シュリーマン自伝
https://www.amazon.co.jp/dp/4003342011
▽養生訓・和俗童子訓
https://www.amazon.co.jp/dp/4003301013
※全科学力クラスでは、小1から中3まで、全員が毎週暗唱の練習をしています。
(小3までは日本語の暗唱、小4からは英語の暗唱)
暗唱とは、言葉を暗記することではありません。
言葉を身体化することなのです。
■■AIを超える人間の能力は、知識技術の身体化から始まる――小学校低学年の時期の作文は手書きで
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=XIGO_Wx3ySI
AIが東京大学の数学の入試問題で最高レベルで合格する点数を出したというニュースがありました。
AIの能力は日々進化しており、現在はプログラミングも人間がどのようなことをしたいのかを指示すれば、AIがある程度まで自分でプログラムを作ってくれるようになっています。
また、文章作成に関しては、多くの人がすでに感じていることですが、書く内容やタイトルを指示すれば、AIが独自に文章を書いて仕上げてくれます。
●AI時代における教育の本質
こういう状況を見て、これからは子供たちが教育を受けたり、勉強をしたりすることは必要なくなってくるという極端な意見を述べる人もいます。
ある面では当たっていますが、私は、私たちは教育というものの本質を考える必要があると思います。
そうでなければ、人間は便利な道具を使えるだけの猿と同じような存在になってしまうからです。
では、道具を使える猿と道具を使える人間の違いはどこにあるのでしょうか。
それは猿が単に道具を使えるだけであるのに対して、人間はその道具を使って創造することができる点です。
●創造の原点としての「身体化」
では、創造の元になるものは何かというと、それは一つには人間の身体であり、もう一つには身体化された知識や技術なのです。
身体が大事なのは、機械やAIと違って、身体が問題意識の出発点になるからです。
人間には様々な喜びや苦しみがあります。
それが創造の原点です。
しかし、人間が猿や犬や猫と異なるところは、その身体に知識や技術が含まれるようになることです。
知識や技術を道具として使うだけであれば、それはAIやロボットでカバーすることができます。
しかし、人間には知識を創造したり、技術を進化させたりする力があります。
それはその知識や技術が身体化されているからできることなのです。
ここで大事なのは、単に知識を知っていることだけではなく、その知識を自分の手足のように無意識のうちに自由に動かせるようになることなのです。
●各分野における身体化の必要性
例えば数学について言えば、ある問題をどのように数学的に解決するかということを考えるときに、基本的な数学の知識と技術を持っていることが必要になります。
AIは答えを与えてくれるかもしれませんが、人間がどういう答えを必要としているのかということは、数学の基本的な素養がなければ問題として提案することができないのです。
これは、プログラミングについても同じです。
プログラミングでどういうことができるかという知識が、基本的なもので良いので身体化されていなければ、どういうプログラムを作ってほしいのかという問題意識を持つことができません。
さらに重要なのは、文章を表現する力です。
AIに文章を書いてもらうことはできますが、どういう文章を書いてほしいのかという問題意識には思考力が必要です。
その思考力は、文章を書くという作業が身体化されていることによって実行できるのです。
●小学校低学年における「手書き」の重要性
文章の身体化の元になるものは、対話と作文です。
しかし、作文はキーボードで入力する作文ではなく、手で書くという身体化を伴った作文です。
作文を書ことの身体化には適齢期があり、小学校1・2・3年生のうちに手書きで書く感覚を身につけておく必要があります。
この時期に、文字を手で書くことが、考えなくても自然にできるようになるまで身体化しておく必要があるのです。
この手書きによる思考力の身体化が身につくことによって、その土台の上に、テキスト入力をするとか、音声入力をするとかいうことが、創造的な文章を書く力になるのです。
●紙の本がもたらす読書の身体化
これは、読書にも当てはまります。
小学1・2・3年生のうちは、紙の本で文章を読むことで身体化が行なわれます。
読書はデジタルな情報として吸収するものではなく、本や紙という触れられるものを通して吸収することによって、文章を読むことが身体化されるのです。
■■高校入試で上位校を目指す中学生のための効率的な勉強法
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=nvk8mGYA6To
高校入試で、トップレベルの高校を志望する人や私立・国立の高校を目指す人も多いと思います。
そういう人のための勉強法です。
国語については、現在の発展新演習の問題文をしっかり読んでいれば、考える力と読む力がつくので大丈夫です。
問題を解くだけの勉強は、時間がかかるわりに実力がつきません。
それは、合っていたらよかった、間違っていたら残念、というレベルで終わることが多いからです。
読解検定の解説を書くときのように、間違ったところを理詰めで「なぜそうなるのか」を徹底して考えるが大事です。
国語の勉強法は、問題集の問題文を繰り返し1冊を5回読むことが基本です。
そして、読解検定で毎回80点以上、できれば100点取ることを目標にすることです。
また、国語については、志望する学校によって傾向が異なります。
比較的易しい国語の問題を出す学校なのに、難しく考えて間違えることもあるのです。
志望校の過去問をやって、傾向を見ておくことが大事です。
数学については、トップ校または私立国立高校は、図形の問題が多く出ます。
図形と計算や文章題が融合した複合問題という形も多いです。
計算問題や文章問題は、理屈どおりやれば解けるので、解き方がわからないと解けない図形の問題を組み合わせるのです。
難関校を受験する場合、問題集は標準新演習では物足りないので、発展新演習で取り組んでいく必要があります。
1冊の問題集を繰り返して解き、できない問題が1問もなくなるまで取り組むことが大事です。
英語については、勉強の基本は暗唱と文法と長文読解の練習です。
暗唱は学校の定期テスト対策に対しては教科書の暗唱でいいのですが、今の英語の教科書は会話が多く、内容の易しいものが多いので、校内のテスト対策として暗唱することはいいのですが、それだけでは不十分です。
教科書の暗唱は、1ページを20回以上読んで暗唱します。
余裕のある人はさらにそれを暗写するといいです。
英語の教科書以外の私のおすすめは、國弘正雄さんが監修した「英会話ぜったい音読入門編」を暗唱することです。
この本には、「続入門編」「標準編」「挑戦編」などもあります。
「入門編」も含めて、いずれも、中学で習う文法がすべて盛り込まれているので、この本を暗唱すれば文法の土台ができます。
普通の英語の読み物よりも密度が濃いと思います。
文法については、英語の問題集の文法の説明のところを、やはり1冊の問題集を繰り返すような形で読むことです。
英語の問題集の問題も、解く作業は時間がかかるわりに効果が薄いことが多いです。
なぜかというと、できる問題は最初からできたわけですし、できなかった問題は何度も繰り返さなければできるようにならないからです。
問題を解く勉強をすると、書く作業をすることが多いために時間がかかるのです。
書く勉強は、読む勉強よりも目安として5倍以上時間がかかります。
1回解く勉強をするよりも、その分読む回数を増やす方が身につきます。
ただし、英単語、英作文、社会科の固有名詞などは書かないと身につきません。
問題集の問題の横に答えを置いておき、その問題と答えを見比べて、この答えの場合は自分には難しいとかできないとか思ったところに線を引いておき、線を引いた部分を中心に繰り返して読むことです。
高校入試の英語の問題は、長文読解が出ます。
長文読解は読み慣れていないと時間がかかります。
また、習っていないような難しい単語が注釈付きで出てきます。
英語の文章を読み慣れていない人は、自分の知らない単語が出てくると、そこで急に読むスピードが落ちるのです。
読み慣れている人は、知らない単語が出てきても文脈で読み進めていくので早く解けます。
これは、国語の難しい問題文を読むときも同じです。
英語の長文読解のおすすめは、「全国高校入試問題正解英語」で、毎年の入試問題の各校の長文を読む練習をしていくことです。
理科と社会については、問題集を解くような勉強は、あまり能率がよくありません。
志望校の入試問題を見て、こういう問題が出るのだったら、教科書や参考書のどういうところを読む必要があるかと考えるのです。
すると、特に社会については、ほとんどが教科書で間に合うと思います。
しかし、理科については、計算的な問題は数学と同じで繰り返し解く必要があります。
国語・英語・社会は読む勉強が中心、数学・理科は解く勉強が必要と考えておくといいです。
中学生の勉強時間に関する記事を載せています。
「がんばり方を間違えない中学生の勉強法」
https://www.mori7.com/as/5436.html
====引用
中学1・2年生の場合、中学生の勉強時間の目安は、平日1.5時間、土日2.5時間です。
内訳は、平日は数学1時間、英語30分、土日は数学1.5時間、英語1時間が基本になります。
定期テストの2週間前からは、平日3.5時間、土日6-8時間を目安にし、数学・英語に加えて国語・理科・社会にも時間を配分します。
====
受験勉強に取り組むのは中学3年生からで十分ですが、2年生の終わりの春休みに志望校の過去問を購入して、答えを見ながらでいいので、少なくとも1年間分やってみることです。
なぜ過去問を春にやるかというと、過去問をやることによって、自分がどういう傾向を想定して勉強すればいいのかが自然にわかるようになるからです。
受験勉強の勝負は、中学3年生の夏休みです。
この中3の夏休みに猛勉強するために、中学2年生までに勉強の先取りをしておく必要があります。
特に数学に関しては、中3の夏休み前までに中3の勉強を終えるか、または途中まで進めていることが必要です。
中学生は、塾に行って勉強する人が多いと思います。
それは、みんなが塾に行っているのに、自分だけ行かないと不安だからという理由と、中2のころまではまだ勉強に対する自覚が薄いので、ひとりで勉強を続けることができないという理由からだと思います。
しかし、塾に行くと、塾に通うことが勉強のように思ってしまうことがあります。
また、塾の宿題をしたり、塾のテスト対策をしたりすることが勉強だと思ってしまい、自分なりの勉強をしなくなることがあるので、かえって勉強の効率が下がります。
志望校の過去問を研究して、自分のペースで自宅で勉強するのが、ひとりで勉強する力のある人にとっては最も効果的なやり方です。
中学3年生になると、誰でもそういうひとりでの勉強ができるようになります。
中学生が高校入試で自分のペースで勉強する習慣をつけると、高校生になり大学入試に取り組むときも、自分のペースで勉強するようになります。
自分で勉強する自信がないと、大学入試のときも予備校に通って勉強するようになりがちです。
しかし、大学入試は志望校による傾向が異なるので、特に自分で決めて勉強する方が能率がよくなります。
だから、中学生の間に、自分の力で勉強する習慣をつけておくといいのです。
ただし、中学3年生の夏からは模擬試験は受ける必要があるので、近所の塾で模擬試験の募集があるときは応募して受けさせてもらうといいです。
ただ、模擬試験の成績が優秀だと、その後、その塾に勧誘されると思いますが。
■■作文の勉強は準備が八割、書くのが二割
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=CY39UR4t5-Q
●作文で最も大切な準備の時間
作文の勉強で実際に使う時間は1時間半ぐらいですが、準備は15分程度です。
データを調べるようなことがあれば、また親と話す時間が長くなれば、準備の時間は長くなります。
中学生、高校生が書いた準備のサンプルを紹介します。
====
●Sさん(中3)のメモ
1.要約(読書に夢中になったことはあるだろうか。→読書は人生を変えてくれるものである。私も夢中になれるものをどんどん増やして充実した人生を送りたい)
2.1(その第一の方法は、一回興味を持ったものにとことん向き合ってみることだ。鉱物の話)
3.2(その第二の方法は、周りの環境や物事に一つ一つ心を配って生活することだ。「バイアス社会」を生き延びる→人間の脳の仕組みとして、「自分だけは無色透明のガラスを通して物を見ている」と思いがち。でも、その働きも大切なのではないだろうか)
4.まとめ(確かに夢中になってばかりいては周りの声が聞こえず、自分だけが正しいと思ってしまう。だが、夢中になれるものがあるというだけで日々の生活がずっと楽しくなる)
●Mさん(高1)のメモ
1.要約+私たちは意識した時間の中で休息を見いだすべきである。
2.探究できるような趣味を持つこと。(デジタル機器から離れる)
3.拘束時間や効率を評価するのではなく、個人がどれだけ充実した時間を過ごせたかを見るべきだ。
●Hくん(高1)のメモ
1:人間は機械と似ている部分もあるが、毎日変化することができる点で、機械とは本質的に違うと考える。
2:人間には機械にはない「学びながら変化する力」がある。
3:人間は勉強や経験によって考え方や行動が変化し、成長していく。
4:最近のAIやコンピューターは、自分で学習して進化するようになってきているため、人間と変わらないと考える人も増えている。しかし、人間は機械にはないすごみがある。
●Kさん(中3)のメモ
1.要約→人間的なコミュニケーションを大事にするべき。
2.安さや利便性だけで判断しない。→通販サイトの話、父がとある国で両替した時の話。
3.直接人と関わる経験を大切にする。→母とよく買い物に行く話。
4.アリストテレスの「人間は社会的動物である」。
====
課題の長文を読んで、どういう構成と実例と表現で書こうかと考えると15分はかかります。
しかし、この15分が作文の勉強で一番大事なところなのです。
●親子の対話が題材力と語彙力を育てる
小学生の場合は、お父さんやお母さんに似た話を取材することが一つの項目になっています。
ここで親子が話したことが子供の題材力をつけると同時に、大人と話すことによって語彙力も育ってくるのです。
ただし、お父さんお母さんがせっかくいい話をしても、子供はその話のどうでもいいところを選んで書くようなことがよくあります。
しかし、それはそれでいいのです。
聞いた話は子供の心の中に必ず残っているので、作文という形で現れなくても、その話は子供の人生にいつか影響を与えるからです。
●小学生のうちに親子の会話を豊かに
作文の勉強で大事なことは、この準備に力を入れることです。
小学六年生までは、お父さんお母さんが子供の作文課題フォルダを見て、次の週はどういうテーマの作文かということを把握しておくと、似た話の準備ができます。
中学生になると、子供は親の話を聞きたがらなくなりますから、小学六年生までの間にたっぷり親子の対話をしておくことが大事です。
●書き上げた作文は褒めることが基本
書き上げた後の作文については、褒めるだけにしてください。
親がたとえ善意でアドバイスしたとしても、子供はそのアドバイスを自分の書いた作文に対する批判のように受け止めます。
上手な作文を書くために大事なことは、読書を強化することであって、書いた作文を添削することではありません。
●受験作文だけは例外
ただし、受験作文コースの課題の時の作文はこの限りではありません。
この場合は合格することが目的ですから、お父さんやお母さんの判断で子供の書いたものを直していっていいのです。
その直された文章を何度も読むことによって、子供は受験作文の準備ができます。
ただし、直す場合もいつも褒めながら直すという明るい対応をしていってください。
受験作文の最も役立つポイントは、結びの五行に光る表現を入れることです。
■■どうしたら上手な作文が書けるようになるか――作文の勉強をする意義
◆動画
https://www.youtube.com/watch?v=1eUT0hnU7bg
●作文が上手になるための三つの条件
作文試験に合格するような作文を書くコツは次の三つです。
第一は、内容に個性、挑戦、感動、共感などがあるということです。
第二は、表現の項目として、わかりやすい構成、体験実例と社会実例の広がり、光る表現、深い感想があるということです。
ほかに補助的な条件として、指定の字数どおりに書く力、誤字や誤表記がないこと、試験の時間内に書き上げるスピードなどもあります。
第三は、語彙の力で、これが森リンの評価の中心です。
●語彙の力が本当の実力を表す
語彙の力というのは、作文を読んでいると、密度が濃いとか、内容が充実しているとか、同じ字数で書かれていても読み応えがあるとかいう感覚を読み手が持つ要因です。
また、この語彙の力は、単に上手に書くためのコツとしてだけでなく、その作文を書く人の本当の実力と言えるものなのです。
●作文は考える力を育てる
作文を書く勉強をする本当の目的は、作文試験に合格するためだけではありません。
文章を書くことは、ものごとを自分なりに考える力を育てることです。
自分なりに考える力は、人間生活の基本とも言えるものです。
例えば、何かの会合で司会をする時なども、考える力があれば会議の進行をうまく進めることができます。
自分の言いたいことを人に伝える時も、相手に分かりやすく、つまり構造的に説明することができます。
また、物事を考える時にも、深く広く考えることができます。
●文章を書く楽しさは人生を豊かにする
そして、当然ですが、文章を書くことが負担にならないだけでなく、文章を書くことが好きで楽しいと思えるようになるのです。
この文章を書くことが好きで楽しいというのは、日本特有の文化とも言えるものです。
かつての万葉集の時代から、源氏物語や枕草子などの女流文学の時代、そして短歌や俳句などの短い詩形式の趣味の広がりなど、日本人の多くは、文章を書くことを生活における楽しみの一つとしてきました。
●子供のころから作文を楽しむ土台を作る
だからこそ、子供時代のうちから、作文を書くことが好きで楽しいと思えるような土台を作っておくといいのです。
作文を書くことは、単に作文試験に合格するためだけのものではなく、自分の生活を文章を書くことによって豊かにすることにもなっているのです。
▽関連情報(by Gemini)
「森リン」について
文章中にある「森リン」とは、作文通信教育大手の「言葉の森」が開発した自動作文評価テスト(AIによる作文の客観的評価システム)のことだと推察されます。このシステムでは、文中の「言葉の結びつき」や「語彙の豊富さ」などを数値化して評価する特徴があります。もしこのシステムに関する文章であれば、文脈の通り「語彙の力」がその評価の核になっていると言えます。
「構造化」と「思考力」の関連性
文章を書くことで思考が整理されるプロセスは、現代のビジネスや教育でも「言語化力」「論理的思考力(ロジカルシンキング)」として非常に重視されています。
日本の日常における書く文化
現代でもSNS(ブログ、note、短歌の投稿など)で個人の発信が盛んな日本の土壌は、まさに文章中で触れられている「万葉集や俳句から続く、書くことを楽しむ文化」の地続きであると言えます。
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● 今の時代の基準を文化に (102字) 森川林 nane 2026年05月24日 06時28分
19457 森川林日記より
今の時代の基準を文化に当てはめようとすると歴史の伝統を変えることになる。
GHQが当用漢字を作ったように、中国が簡体字を作ったように。
人間が技術に合わせるのではなく、技術を人間に合わせることが基本だ。
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● 藤原直哉さんは (136字) 森川林 nane 2026年05月24日 05時47分
19455 森川林日記より
藤原直哉さんはいいことを言ってるが、高市さんを批判して、いまだに石原さんを推しているのはいかにもおかしいだろ(笑)
誰に対しても、信者にならないことが大事。
また、人間は常に謙虚であることだ。
そのためには、自分を見ているのは取り巻きの連中ではなく、天であると思うこと。
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● 言葉の森新聞2026年5月4週号 通算第1900号 (4229字) 言葉の森事務局 jun 2026年05月22日 20時44分
18409 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年5月4週号 通算第1900号
文責 中根克明(森川林)
■■5月29日(金)・30日(土)・31日(日)は休み
5月29日(金)・30日(土)・31日(日)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■作文の力をつけるなら、作文検定に対応した言葉の森の作文クラスで
◆動画
https://youtu.be/bcoSkw3ms74
●作文指導で大切なのは「何を書くか」より「どう書くか」
言葉の森の作文指導は、作文検定の評価に対応しています。
子供たちが作文を書く場合、どこに力を入れていいのかがわかりません。
これが答えのある勉強との違いです。
これまでの人間が行う優れた作文指導の一つは、毎日新聞社の山崎宗次さんが教えていたカンカラコモデケア作文という方法です。
これは大学生を対象とした作文指導だったので、書く力がすでにあることを前提として、主に作文の内容面を評価する方法でした。
言葉の森の作文指導でも、作文検定でも内容面は評価しますが、それは評価の中心ではありません。
内容面の評価とは、個性、挑戦、感動、共感があるかどうかというのが基準です。
内容は、偶然に左右される面があるからです。
作文検定の評価の中心は、内容よりも語彙力の多様性と語彙のバランスの評価です。
●事前指導があるから、誰でも作文を書けるようになる
しかし、作文教育で大事なことは、評価の前に指導があることです。
言葉の森の作文と作文検定には、評価の前に指導する項目があります。
この指導項目があることによって、誰でも作文を書きやすくなるのです。
昔、高校を卒業し浪人中の生徒が一人来ました。
小学校時代から作文が全く書けないので、お母さんがずっと代筆していたというのです。
その生徒は最初不安そうに机に座っていましたが、こちらが作文の項目を説明するとすぐに理解しました。
そのあと、驚くほどしっかりと長い作文を書いたのです。
もちろん、本人もお母さんも驚いていました。
その生徒は、その後一年間勉強を続け、翌年大学に合格しました。
これからは、文章を書くことで悩むことはなくなったと思います。
なぜそういうことができたかというと、作文を書く前の事前指導で表現項目の指導をしたからです。
何をどう書いたらいいかというアドバイスがあると、生徒は目標を持って書くことができるのです。
●語彙の多様性とバランスを客観的に評価する新しい作文教育
この表現項目の指導をもとに作文を書き、それを語彙力を分析して評価します。
作文力として数値で評価できるものは、語彙の多様性とバランスだからです。
思考語彙というのは考える語彙です。
知識語彙というのは、社会的な実例などが盛り込まれる語彙です。
経験語彙というのは、主に自分の経験などが書かれている語彙です。
そして、表現語彙というのは、語彙全体の多様性で、作文の密度や読み応えに関係します。
具体的な指導をもとに、客観的に数値で評価するのが、新しい作文教育の方法なのです。
▽言葉の森の体験学習
https://www.mori7.com/ftaikenn.php
▽作文検定の資料請求
https://www.mori7.com/fskt.php?mode=siryou
■■小学校低学年までは紙の本と手書きの作文で
現代はデジタル化の時代なので、多くのものがデジタルで処理されています。
本を読むということも、デジタルブックを読むとか、オーディオブックで聴くとかいう方法が使えるようになっています。
デジタル化は、持ち運びや利用に便利で、検索なども行えるので、これからさらに活用されていきます。
しかし、小学校一年生から三年生までの時期は、デジタルの本や情報ではなく、紙の本を読んでいくといいのです。
それは、人間の教育というものに関係しています。
大人は本の内容を情報として処理しますが、子供は本の内容を生きた知識として消化します。
生きた知識になるということは、情報や知識が身体化されるということです。
身体化には、単にその本を読む時の手触りや、どの辺のページにどんなことが書いてあったかというような身体的な感覚が必要です。
この小学校低学年の時期の身体化が、その後の情報吸収の基盤となります。
今の大人がデジタル的な情報でも吸収できるのは、子供時代に紙の本を読んで身につけた身体化の感覚が根底にあるからなのです。
知識や情報の吸収の仕方は、子供と大人では考え方を変える必要があります。
大人は知識を情報として処理しますが、子供は知識を身体化するための教育として本を読んでいくことが必要なのです。
▽参考図書(すでにそういうことを研究している人がいました。)
「デジタルで読む脳 X 紙の本で読む脳 :「深い読み」ができるバイリテラシー脳を育てる 」
https://www.amazon.co.jp/dp/4772695672/
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■確認テストはどの月のどの学年もできるようになりました
◆動画
https://youtu.be/5Bx_jlQTpHE
●新しい確認テストで先取り学習を支える
これまで確認テストは、その月のものしかできないようになっていました。
しかし、勉強をするうえで大事な方法は、自分のできる範囲で学校や塾よりも勉強を先取りしていくことです。
なぜ先取りするかというと、受験勉強の最後の1年間は誰でも猛烈に集中して勉強できるので、その時期までに学年の勉強を早めに終わらせておくといいからです。
そうすれば、志望校の過去問に合わせた受験に特化した勉強に取り組むことができます。
現在、私立の中高一貫校の進学実績が高いのは、そのように勉強の先取りを行っているからです。
これまで、勉強は先生に教わらないとできないと思われていました。
しかし、今はそうではありません。
学校の教科書は、先生が教えることを前提に作られているので、独学には向いていません。
しかし、市販の参考書や問題集は、教える人がいなくても分かるように詳しく書かれています。
そして、もし分かりにくいところがあれば、今はAIに聞くことができます。
AIへの聞き方は次のようにします。
自分が分からなかった問題と、その問題の答えの両方を画像としてアップロードし、それをAIに説明してくれるように頼むのです。
●全科学力クラスの勉強法
現在、全学力クラスは、国語、数学、英語、暗唱、創造発表の学習にすべて取り組むようにしています。
先生が教える勉強という面よりも、生徒の家庭での自主学習をチェックし、他の生徒との読書紹介や暗唱発表や創造発表の交流の中で学習意欲を高めることを目的としたクラスです。
これまでは、確認テストはその月までしかできないという限界がありました。
そのため、先取りの学習がなかなかできませんでした。
しかし、これからは、自分が終えた問題から先は、いつでもできるようになります。
確認テストは、言葉の森の生徒であれば、作文クラスの生徒も他のクラスの生徒も誰でもできます。
勉強のデータで大事なのは、国数英の3教科で、自分がどこが進んでいてどこが遅れているのかを知ることです。
全学力クラスの学年テストの勉強をするためには、問題集があった方がいいのですが、問題集は何種類もあると、かえって繰り返しの学習がしにくくなります。
今使っている問題集の単元のところをしっかり勉強して、確認テストに次々に取り組むようにしてください。
●全科学力クラスのお問い合わせ受け付け中
現在、全学力クラスの体験学習を受け付けています。
全学力クラスとは言っても、自分で勉強することが中心ですから、国語が苦手な人は国語だけ、数学に力を入れたい人は数学だけという勉強の仕方ができます。
ただし、4週目の創造発表は、これから必要になる学習なので、全員共通の課題となります。
対象は小学1年生から中学3年生まで、国語読解に関しては高校生まで参加できます。
体験学習を希望される方は、お電話でお問い合わせください。
▽新確認テスト
https://www.mori7.com/kt/
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● 言葉の森新聞2026年5月2週号 通算第1898号 (4580字) 言葉の森事務局 jun 2026年05月08日 10時24分
18397 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年5月2週号 通算第1898号
文責 中根克明(森川林)
■■サマーキャンプのお知らせ――川遊びと読書感想文と読書と勉強と暗唱の夏休み
言葉の森のサマーキャンプを、8月11日(火)~17日(月)の期間開催します。
1泊2日から、何泊でも参加することができます。
▼詳細はこちらをごらんください。
https://www.mori7.com/stg/202608ns/
▼これまでのサマーキャンプの写真(一部)です。
https://www.mori7.com/stg/
▼お申し込みはこちらからお願いします。
https://www.mori7.com/jform_pre.php?f=stg2026sc
■■小学生の作文の勉強で大事なこと
●作文力が伸びる時期と学習の目的
作文の勉強が本当に価値あるものになるのは、小学五年生からです。
価値ある作文とは、自分の体験などを基にしながらも、より広い視野での実例を組み合わせ、より深い感想や意見を書けるような作文ということです。
このような広い視野と深い意見を持った作文は、その年齢にならなければ書くことができません。
だから、作文学習で大事なことは、まず子供が小学校五年生になるまでは、楽しく作文を続けられることと、できれば中学生、高校生になっても作文を書く勉強を続けていけることなのです。
●楽しく続けることが最優先の指導
そのための最も大事な方法は、上手な作文を書かせることではなく、楽しく作文を書かせることです。
子供はお母さんやお父さんに認めてもらうことが嬉しいので、作文を書いています。
競争に勝ったり、賞をもらったり、褒美をもらったりすることが嬉しいのではありません。
逆に競争や賞を目指すと、作文を書くことに息切れするようになります。
子供の作文は、それがどのようなものであれ、子供の成長の記録になります。
上手な作文を書くことよりも、自分らしい作文を書くことを認めてあげることが大事です。
●保護者が行うべき三つの支援
そのために、保護者のすることは次の三つです。
第一は、読書に力を入れることで、これには読み聞かせも含みます。
第二は、小学1・2年生の間は、作文に書きたくなるような題材を企画してあげることです。
小学校3年生以上の題名課題、感想文課題の作文については、お母さんやお父さんが自分の体験を基にした似た話をしてあげることです。
第三は、子供が書いた作文をいつも無条件に褒めることです。
●避けるべき指導と作文力の本質
これらと反対に、良くないやり方は、子供が書いた作文を手直しすることです。
手直しをして作文が上手になったとしても、それは子供の実力にはなりません。
作文の実力は、読むことや、話を聞くことや、自分の経験したことから少しずつにじみ出てくるものです。
●発達段階に応じた関わり方
小学1・2年生の間は、どの子もほぼ無条件に親や先生の言うことに従います。
この時期は従うことが楽しいからです。
だから、小学一年生は模倣の時期と言われるのです。
子供が小学3年生になると、次第に自立心が出てきます。
この時期に、小学1・2年生のときに親が関わっていたと同じようなやり方で接すると、子供は作文を書くことを負担に感じるようになるのです。
●長期的な成果と継続の重要性
現在、中学生や高校生になって立派な作文・小論文を書いている子は、ほとんどすべて小学生のころからのびのびと褒められながら作文を書いていた子です。
決して上手に書くために、書いたあとにアドバイスをされてきた子ではありません。
作文の勉強の最も重要な目標は、継続することです。
その長続きのポイントは、小学校低中学年の時期の親の接し方にあるのです。
■■作文のデジタル評価がなぜ可能なのか
◆動画
https://youtu.be/PpbOa5IMaNQ
●デジタルとアナログの融合
なぜ作文というアナログなものが、語彙力評価というデジタルな方法によって測定できるのか疑問に思う人も多いはずです。
人間の感覚はアナログです。
それがどうしてデジタルによる評価と相関が高くなるのでしょうか。
話は少し変わりますが、昔のコンピューターの文字は線ではなく、ドットの集まりとして描かれていたので、いかにもデジタル的な印象がありました。
現在のテキスト文字は滑らかで活字で印刷したものとほぼ変わりません。
しかし、本質はドットの集まりです。
音楽もアナログ的な音の波ですが、それをデジタル的な数値に還元したものが、人間の感覚としてはアナログの音とほぼ同じように聞こえます。
絵画や写真や動画についても同様です。
●細分化が埋める感覚の差
厳密に言えば、アナログとデジタルには差がありますが、デジタル的な処理が際限なく細分化されると、人間の感覚としてはほとんど同じになるのです。
さらに考えを飛躍させれば、物質の最小の単位は無限に近いほど小さな量子の集まりです。
このように考えるならば、作文に書かれた文章の質をデジタル的に解析すると、それは限りなく人間の感覚的な評価に近づく可能性があるのです。
だから問題はデジタル的な解析方法の精度であって、デジタルそのものの問題ではありません。
●客観性がもたらす教育的効果
言葉の森は、長年の実践的な研究によって、作文の語彙の分布と密度が、人間による評価と極めて相関が高いことを発見してきました。
さらに言えば、人間の評価には細かで曖昧なところがありますが、デジタルの評価には曖昧さはありません。
人間の評価は、気分によって左右されることがあるかもしれませんが、デジタルの評価は気分には左右されません。
作文検定のデジタル評価は、まだ完全ではありません。
人間の評価と相関が高いと言っても、すべて一致するわけではありません。
しかし、それは、評価の方法によっていくらでも近づけることができます。
だから、人間の評価の感覚性のメリットと、デジタルの評価の客観性のメリットの比較になるのです。
そして、私は、子供たちの作文教育に関しては、デジタルの評価の客観性の効果がずっと大きいと思っているのです。
【参考としてAIの科学的補足】
「物質の最小の形態は量子」という部分は、量子力学の観点からは非常に鋭い視点ですが、厳密には「デジタル=離散的(不連続)」、「アナログ=連続的」という定義に基づくと、量子(エネルギーの最小単位)の存在そのものが、この世界が「デジタル的な性質」を持っていることを示唆しています。そのため、「デジタル評価がアナログな感覚に近づく」というよりは、「この世界そのものが究極的にはデジタル的な構成要素(量子)でできている」という論理展開にすると、より強固なメタファーになります。
【中根の感想】
わかったような、わからないような……(笑)。
■■作文検定のエンジンとなる森リンを開発した当初の話
◆動画
https://youtu.be/MBEJHhY6smE
森リンは、作文の自動採点ソフトです。
それを開発した当初の話です。
●作文には客観的な評価がなかった
私が子供たちに作文を教えるようになって、最初に感じたことは、子供が納得できるような客観的評価がないということでした。
数学や英語や漢字の書き取りであれば正解があります。
そういう答えのある勉強は教えてもらわなくても独学でできます。
しかし、作文には答えがありません。
それにもかかわらず、作文は評価されます。
先生によって評価されるだけでなく、コンクールによって評価されることもあります。
しかし、コンクールで評価された子はその評価が嬉しいとしても、なぜ自分がそういう評価を受けたのかがわかりません。
まして、評価されない子は、どうしたら評価されるようになるのか、皆目見当がつきません。
そのため、作文指導に熱心な先生のもとで、そのクラスだけ作文嫌いの子が増えるということが起きてくるのです。
●黒船「e-rater」への危機感
私は、誰でも納得できる客観的な評価を目指しました。
ちょうどその時、アメリカで「e-rater」という文章評価の試みが行われていることを知りました。
そのときに私が感じたのは、アメリカの文章評価のシステムが日本に入ってくる可能性があるのではないかということでした。
かつて日本のワープロソフトには「一太郎」という優れたものがありましたが、アメリカの「Word」が日本のワープロソフトに進出することによって、結局、「一太郎」よりもアメリカ製の「Word」の方が日本のワープロソフトの主流になってしまったのです。
ワープロソフトであればまだやむを得ないかもしれませんが、日本の作文教育において、アメリカの文章評価システムが入ってくることは阻止しなければなりません。
そのために、日本で先に文章評価システムを作っておく必要があると思いました。
●語彙の多様性と数値化の発見
そして私は急遽、子供たちの書いた作文を並べて、デジタル的な評価をすることを考えたのです。
何日も机の上にいろいろな子供の作文を並べて見比べていると、人間の感覚として上手な作文とあまり上手でない作文とがあることがわかります。
上手さの基準は、文章の密度の濃さのようなものです。
それがどのような形で出ているのかを眺めていてわかったのは、語彙の多様性があるということでした。
しかし、その多様性の差はわずかですから、人間がいくら詳しく見ても、どこの語彙が多様なのかということを言うことはできません。
それが、数値で集計すると、その差がわずかであってもはっきりと違いが出てきたのです。
●わずか数週間・数百円で誕生した森リン
ちょうどそのころ、日本の奈良先端科学技術大学院大学で、「ChaSen(茶筌)」という日本語形態素解析ツールが開発され、無償で提供されていました。
その茶筅を利用して、作文の形態素解析を行うことにしたのです。
その時までに自分は独学でPHPとMySQLの操作を学習していたので、語彙の多様性や語彙の思考性や語彙の知識性を評価する仕組みを作り始めました。
基本ができたのはわずか数週間で、かかった費用は自分が書いたプログラムをプリントして見直すための印刷代数百円か数千円だけでした(笑)。
●検証と特許出願
言語というものは日本語でも英語でも共通のところがあるので、このソフトを英語モードに切り替えて、英語の文章を評価してみると、「e-rater」の行っていた評価とほとんど同じ評価のグラフが出ました。
それで、このソフトを日本語の文章評価ソフトとして特許を出願したのです。
これが言葉の森の作った自動採点ソフト森リンの出発点です。
●作文検定の真の目的
だから、作文検定は、作文の評価だけを目的にしているのではありません。
その評価によって、子供たちが作文を書く目標を知り、作文を書く勉強を続けやすくなるようにするためのものなのです。
現在、森リンはすでに103,000件以上の子供たちの作文を評価しています。
▽毎月の森リン大賞
https://www.mori7.com/oka/moririn_seisyo.php
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● 言葉の森新聞2026年5月1週号 通算第1897号 (5762字) 言葉の森事務局 jun 2026年05月01日 10時05分
18383 言葉の森オンライン新聞より
言葉の森新聞2026年5月1週号 通算第1897号
文責 中根克明(森川林)
■■【重要連絡】個別れんらくの送信の仕方が変わります
これまでは送信先の先生コードを入れなくても送信できるようになっていましたが、これからは送信先の先生のコードを入れないと送信できなくなります。
また送信元である自分のコードとパスワードがわからない場合も「承認待ち」ということで仮の送信ができていました。
しかし、これからは自分のコートとパスワードを入れないと送信できなくなります。
分かりにくい場合は、事務局にお電話でお問い合わせください。
電話:045-353-9061(8:00~17:00)
■■5月3日(日)~6日(水)は「休み宿題」(再掲)
カレンダーに記載してあるとおり、5月3日(日)・4日(月)・5日(火)・6日(水)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■先生のための作文指導講座
作文・小論文指導は、これからの学校教育の中でますます必要になってきます。
大学入試の総合型選抜が六割を超えたように、小論文、入学試験で小論文を課すところがこれから増えてきます。
どのようなテーマに対しても、決められた時間内に必要な字数の文章を書けるということが重要になってきます。
ところが、子供たちに作文を教える先生が、自分の作文力の水準を知らなければ、生徒に自信を持って教えることはできません。
現在、学校の先生として仕事をしている世代の多くの人は、学生時代に作文の勉強をした経験がほぼありません。
大学入試で作文試験があるところもありますが、その合否の基準がわかるわけではありません。
だから、生徒に作文指導をするためには、まず生徒を教える先生が作文の書き方を身につけ、自分の作文の実力を客観的に見られるようにしていくことが必要になるのです。
言葉の森の作文指導講座は、作文検定の仕組みを生かした学習なので、自分の作文の実力が客観的にわかり、また、それを向上させる方法も客観的にわかるようになっています。
子供たちに作文指導をする際にも、自分の作文学習の経験から必要なアドバイスを与えることができます。
これからの時代は、読解力よりも作文力が評価されるようになってきます。
子供たちに作文指導をする前提として、まず先生が作文学習の仕方を身につけておく必要があるのです。
■■英検、漢検、数検に続く第4の検定試験、日本で唯一の客観的な日本語作文検定R 各団体1名まで、無料体験受検 実施中!
■これからの学力として必要になる記述力作文力を客観的に評価。
総合選抜、推薦入試、特色入試に見られるように、記述力、作文力を育てることはこれからますます重要になっています。
しかし、作文力を客観的に評価する仕組みは、これまでどこにもありませんでした。
■20年以上の実績、10万件以上の検定結果の蓄積がある信頼性。
言葉の森は、作文力評価の独自のシステムを作り、2013年から20年間以上、件数では10万3千件以上の実績のある作文検定試験を社内で独自に行っていました。
今回、それを作文検定試験という形でどなたも利用できるようにしました。
■特許取得の独自のアルゴリズムと AI の利用によって作文力を客観的に評価。
作文検定試験は、特許取得の独自のアルゴリズムとAPIを利用した AI の活用によって、子供たちの作文を客観的に評価するとともに、今後の努力の方向もわかるようにしています。
評価結果の理由はブラックボックスではなく、生徒にも先生にもわかるオープンな形で行っているので、生徒は納得して次の検定試験に取り組むようになります。
■受検後、全6ページの評価結果を2週間以内に返信します。
作文検定の受検は、各団体のご都合のよいい日程で独自に行うことができます。(1回の団体受検の人数は10名以上。ただし無料体験受検は1名で結構です)
作文検定の受検2週間以内に全6ページの評価結果をそれぞれの団体に返信します。
その結果を見て、これからの学習の方向がわかるようになります。
評価結果のサンプルは、下記のページでご覧いただくことができます。
https://www.mori7.com/sk/hyouka_sample.php
■無料体験受検あり。各団体で1名の無料体験受検ができます。
2026年5月~6月中、各団体1名までの無料体験受検を実施しております。
下記の要領に従って手書きの作文をご郵送ください。
2週間以内に評価結果をお送りします。
次の課題と指示に従って、作文をお送りください。
題名は「がんばったこと」
字数は、700字から800字。
構成の仕方として、複数の実例を入れてください。例えば自分のある時の体験と別の時の体験、または自分の体験と他の人や社会的な実例。
題材として、自分自身の体験を入れるように書いてください。
表現として、「まるで……のよう」「まるで……みたい」などの言葉で、たとえ(比喩)を使って書いてください。
主題として、「人間にとってがんばるということは」のような形で一般化した感想を書いてください。
文末は敬体ではなく、常体で書いてください。
原稿は、市販の原稿用紙に手書きで書いてお送りください。
2週間以内に評価結果をお送りします。
■作文を指導する先生のための作文指導講座もあります。
今後の生徒たちの作文指導のための作文指導講座を併せて 開設しております。
これによって作文指導の具体的な方法がわかり、評価結果の理解も深まります。
作文指導講座は1回 2,750円で、毎回異なる課題で何回でも受講できます。
ご希望の方はウェブまたはメールからお問い合わせください。
詳しい資料をご希望の方は、お電話またはウェブからお申し込みください。
電話: 045-353-9061(受付時間は8:00~16:00)
ウェブ:
https://www.mori7.com/sk/
メール:
yama@mori7.com
■■なぜ公立中高一貫校の受験対策の講座をやめたか
●受験作文の指導は今後もやっていきます。教科の指導はなしということです
言葉の森の受験作文指導は、小学校の編入試験、中学入試、高校入試、大学入試とも多くの実績があります。
https://www.mori7.com/beb_category.php?id=19
したがって、受験作文指導はこれからも行います。
ただし、教科の指導まではしないということです。
●受験制度の変質と評価への疑問
公立中高一貫校の入試は、教科書の範囲内の試験と、作文試験が中心ですから、無理な勉強をしなくても誰でも努力すればできると考えていました。
しかし、教科の問題は年々難問が多くなり、作文の試験は国語的な問題の量がどんどん増え、要するに早く解けるかどうか、解き方のコツを知っているかどうかで評価するような試験になっていたのです。
そして、言葉の森から受験した子のうち、当然合格するだろうと思っていた子はそれぞれ合格しましたが、その中に当然合格すると思っていた子で合格しない子が出てきたのです。
これは本人の実力がなかったからではなく、学校側の評価が正しく行われていなかったからだと思いました。
実際に、ある都立中高一貫校で学校側が出していた「記述の模範解答」がレベルの低いものでした。
生徒に「僕の答案が、模範解答のようにならないのですがどうしたらいいのですか」と聞かれたので見た結果、「君の答案の方がよく書けているよ」と励ましたことがありました。
●受験勉強のマイナス面と方針転換
こういうランダムな評価をする受験勉強に、六年生のまだ勉強の自覚もない子が挑戦し評価されるマイナス面があると考えたので、公立中高一貫校の受験対策はやめたのです。
子供たちの本当の勉強は、中学三年生の十五歳ごろから始まります。
この頃になると、自分の生き方というものが分かってくるので、何を目指すかという意識が出てきます。
そういう意識を持てるようになった子は、試験に合格しても、また不合格になっても、それが両方とも自分の成長の糧になるのです。
だから、十五歳になるまでの間は、自分の好きなことをのびのびやって、読書に明け暮れているのがいいと思いました。
●学歴観と人生における本当のゴール
子供たちの勉強のゴールは、大学入試ではありません。
社会に出て活躍することです。
今の日本の社会では、どこの大学を出たかということが、就職試験の入り口で選別される条件になっています。
だから、就職に関しては、いい大学を出たという学歴がある方が有利です。
しかし、有利と思えるのはそこまでです。
世の中に出れば、新しいチャンスはいくらでもあります。
そのチャンスを見つけて、そこに乗るかどうかは、どこの大学を出たとかどこの会社に入ったとかいうこととは関係がありません。
すべて自分の意思次第で決まるのです。
●子育ての本質と読書の重要性
だから、子育ての基本は、よい成績を取ってよい大学に入ることではなく、将来世の中に出て自分の道を切り開く意欲を育てることです。
その方法に、一律のやり方はありませんが、共通するのは、読書に力を入れること、子供をいつも褒めて自信を持たせること、他人に対する思いやりを持たせることになると思います。
●変化する時代と子供の力への信頼
今、世の中は大きく変わっています。
明治維新の時に世の中がどのように動いているか、誰にも分からなかったように、これから世の中がどのように動いていくかは、分かったようなことを言う人はたくさんいますが、本当のところは誰にも分かりません。
それは、その場その場で、一人ひとりが自分の判断で行動を決めていくことなのです。
そのときの子育ての考え方の基本は、子供の持っている力を信頼することです。
どのような境遇になっても、人間は自分の力で道を切り開いていきます。
親の持っている古い価値観で進むべき道を示唆するのではなく、子供の持っているもともとの力を信頼していくことが大事なのです。
●これからの具体的な学習方法とAI活用
では、具体的に小中学生の勉強の仕方はどうしたらいいかというと、標準問題を百パーセント完璧にできるようにして、算数数学は学校よりも一年間先取りしておくことです。
今は、AIに相談すれば、学校や塾の先生よりもわかりやすく懇切丁寧に教えてくれます。
AIは、個人別の家庭教師と同じです。
そして、勉強の先取りをしたあと、受験の最後の一年間だけ、志望校の受験に特化した勉強をするのです。
■■日本の教育改革は、作文と読書の教育から
●教育の多様な課題と解決策の不在
日本の教育の問題は、多方面にわたっています。
例えば、増加する不登校生徒、
知識の詰め込み教育、
受験に翻弄される小学生の子供たち。
しかし、高度な受験勉強にもかかわらず、考える力が育っていない現状、
低下する中学生・高校生の読書量、
多忙でゆとりのない教師の仕事、
多様な生徒がいる中で成立させることの難しい集団一斉授業。
これらのさまざまな問題を解決する方法は見当たりません。
教育を論ずる識者たちは、読書教育、道徳教育や自由な教育など、さまざまに提案しています。
しかし、多くは観念的な提案の域を出ておらず、現場に定着する仕組みになっていません。
●制度改革の限界と形骸化する学び
大学の側は、学生を受け入れる必要性から、総合型選抜、推薦入試、特色入試などを拡大していますが、それが中学・高校までの教育に大きく影響するところまでは至っていません。
高校で導入された探究学習も、多くは調べたことをまとめるだけの発表学習になっています。
では、この教育の現状を変える方法はあるのでしょうか。
それはあります。
●評価中心の教育構造とその問題点
現在の学校教育は、先生が評価しやすいことを基準に行われているので、答えのある知識の記憶力を試すようなやり方が中心です。
考える勉強と思われている算数・数学に関しても、解法を理解するための記憶力の試験となっています。
このような現在の教育の問題を解決する方法は、読書、作文という答えがない考える勉強を教育の中心に位置づけることです。
●読書と作文を軸とした教育改革の提案
そのためには、読書力や作文力を客観的に評価できる仕組みが必要です。
それを提供できるのが、言葉の森の図書検定および作文検定です。
図書検定は、指定図書のリストをもとに、選択試験や記述試験で指定した図書の読み取りを評価する仕組みです。
指定図書のリストは、オープンに論議するかたちで決めていきます。
作文検定は、作文の語彙力をもとに作文力を評価するとともに、AIによる講評を組み合わせた評価の仕組みです。
いずれも、客観的な基準で評価することを基本としています。
ただし、これらの図書や作文の教育が教師の負担を増やすようでは、教育現場に定着させることはできません。
図書検定も作文検定も、客観的な評価を伴いながら、教える教師の新たな負担は何もないようにしています。
●教育の根本的転換と将来への展望
これからの教育改革の基本は、図書検定と作文検定を学校教育の中に位置づけ、子供たちが毎日本を読み、毎日文章を書く教育を作ることです。
日本を発展させるための根本は、まず日本の教育から立て直すことです。
そのためには、小学生から中学生までの義務教育を、読む教育、書く教育、考える教育中心に切り替えることです。
言葉の森の作文検定と図書検定は、日本の教育を立て直すことを目指しているのです。
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● 読解検定小5の4月について教えてください。 (429字) みきひさ mikimiki 2026年04月27日 20時58分
18381 国語読解掲示板より
読解検定 小5 4月について3問教えてください。
どうぞよろしくお願いします。
・問題2Aについて
本文18~19行目に「ゴミが多い」とありますが、ゴミ問題を根本的に解決するためには、ゴミを増やさないようにする(=ゴミを減らせばよい)とは書いてないと思いました。
どのように考えたらよいか教えてください。
・問題6Aについて
本文8~9行目に「少年時代に私は自分が幸福であるなどとは少しも思いませんでした。おそらく、だれでもそうでしょう。」とあり、本文の「少しも思わない」は「全然思わない」だとぼくは思いました。問題にある「あまりいない」と「少しも思わない」は異なるので×だと思いました。
どのように考えたらよいか教えてください。
・問題8Bについて
本文44~45行目に「木は育ったものの、ジャングルに住む人々にとっては、ちっとも役にたたなかったのです。」とあり、問題文にある「役に立たないこともある。」とは書いていないと思いました。
どのように考えたらよいか教えてください。
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● Re: 読解検定小5の4月について教えてください。 (676字) 森川林 nane 2026年04月28日 06時51分
18382 国語読解掲示板より
これは、その言葉があるかどうかではなく、文脈として読み取るということです。
> ・問題2Aについて
> 本文18~19行目に「ゴミが多い」とありますが、ゴミ問題を根本的に解決するためには、ゴミを増やさないようにする(=ゴミを減らせばよい)とは書いてないと思いました。
> どのように考えたらよいか教えてください。
「少しも思わない」と「あまりいない」は、同じニュアンスの言葉なので差はありません。
> ・問題6Aについて
> 本文8~9行目に「少年時代に私は自分が幸福であるなどとは少しも思いませんでした。おそらく、だれでもそうでしょう。」とあり、本文の「少しも思わない」は「全然思わない」だとぼくは思いました。問題にある「あまりいない」と「少しも思わない」は異なるので×だと思いました。
> どのように考えたらよいか教えてください。
「ちっとも役にたたなかった」と「役に立たないこともある」は同じニュアンスの言葉なので差はありません。
> ・問題8Bについて
> 本文44~45行目に「木は育ったものの、ジャングルに住む人々にとっては、ちっとも役にたたなかったのです。」とあり、問題文にある「役に立たないこともある。」とは書いていないと思いました。
> どのように考えたらよいか教えてください。
国語の読解問題を、文章として読むのではなく機械的に読んでいるのが原因です。
読書量が少ないせいだと思いますが、今から読書量をすぐに増やすことはできないので、長期的な課題として取り組んでください。
受験のためには、問題集読書の物語文を味わいながら読み続けることが大事です。
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● 茨木のり子さんが (62字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時36分
18380 森川林日記より
茨木のり子さんが晩年に書いていた言葉、
「倚(よ)りかからないこと」
いいこともそうでないこともあったが、
その精神は尊い。
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● 軽くて意味のない広告の文面を (82字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時30分
18379 森川林日記より
軽くて意味のない広告の文面を書いていたのでくたびれた。
嘘は書いていないが、本当に言いたいことは別のところにある。
それは、日本を守ること。
全然、広告にならない(笑)。
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● 例えば、敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花 (86字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時25分
18377 森川林日記より
本居宣長の「敷島の大和心を人問はば朝日ににほふ山桜花」は、日本人なら誰でも分かる……はず(笑)。
AIに解説してもらったことはないが、たぶん解説は次元が違ってくると思う。
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● AIに文章を直してもらうと (73字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時21分
18376 森川林日記より
AIに文章を直してもらうと、
詩的な文章が散文的になる。
AIはそれがいいと思っているのだろう。
アメリカ生まれだから余韻とかそういうのに疎い。
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● 雨は龍のメッセージ (44字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時16分
18375 森川林日記より
雨は龍のメッセージ。
晴れは太陽のメッセージ。
どちらもOK。
晴れの方がいいけどね。
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● 五月の薄曇りの空の下を (81字) 森川林 nane 2026年04月27日 16時14分
18374 森川林日記より
五月の薄曇りの空の下をゆっくりと歩く。
自分の心の中に燃えるものがある。
様々な花が咲いている。
砂地に蓮華草。
でも、カレンダーを見たらまだ4月だった。(笑)