-
● 【至急連絡】サーバー一時停止中 (51字) 森川林 nane 2026年10月27日 08時16分
19622 森の便りより
10/27(火)8:00の時点で、サーバーが停止しています。
原因は究明中です。
しばらくお待ちください。
-
● 言葉の森新聞2026年10月4週号 通算第1920号 (5855字) 言葉の森事務局 jun 2026年10月23日 11時32分
19620 森の便りより
言葉の森新聞2026年10月4週号 通算第1920号
文責 中根克明(森川林)
■■10月29日(木)・30日(金)・31日(土)は休み
10月29日(木)・30日(金)・31日(土)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■11月3日(火)は「休み宿題」
カレンダーに記載してあるとおり、11月3日(火)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
■■10月から読解検定が新しいやり方になりました
◆動画
https://youtu.be/yiYyem8Ukjs
これは、言葉の森の生徒向けの記事です。
新しい読解検定のページはこちらです。
https://www.mori7.com/ksd/
これまで、毎月22日から28日の間に、その月の読解検定の長文4題・問題8問を取り組むようにしていました。
しかし、10月からは、長文4題・問題8問を全部解くのではなく、長文1題・問題2問ずつを解くようにします。
理由は、一度に4編の長文を読み、8問の問題解くというのは時間がかかるために、じっくり読まないで解くこともあったと思われるためです。
新しい読解検定は、解答を送信したあと、間違えていた問題については、その理由を書いて送信するようになっています。
読解検定で大事なことは、1問も間違えずに解くことです。
もし間違えた問題があったら、その理由を理詰めで説明することです。
新しい読解検定では、生徒の解答と理由をもとに、AIが講評を返します。
AIの講評とは言っても、もとになる原稿は人間が考えたものですから、分かりにくいところも説明しています。
新しい読解検定は、どの月のどの学年の問題もできるようにしていますが、その月にはその月の自分の学年の問題を取り組むようにしてください。
なお、10月から、読解検定は、言葉の森の生徒およびご兄弟ご家族は無料で取り組めるようにしました。
ご兄弟ご家族で、生徒コードを希望される方は、個別れんらく掲示板からnaneあてにご連絡ください。
費用は、かかりません。
オンラインクラスの国語読解の授業の中では、担当の先生が、本人の解答を確認するとともに、間違えたところがあった場合の生徒の理由付けもチェックします。
読解力をつけるためには、問題文を緻密に読むことが第一ですが、もうひとつは、問題文の文章を繰り返し読むことによって、その文章に書かれている語彙や表現に慣れることです。
そのために音読マラソンのページを作りました。
読解力をつけるためには、読解検定で満点を目指すとともに、毎日の音読マラソンで難しい文章を読み慣れる練習をしていってください。
音読マラソンのページはこちらです。
https://www.mori7.com/kso/
こちらも、言葉の森の生徒およびご兄弟ご家族の方は無料です。
音読マラソンの長文は、現在、作文の課題フォルダに載っている長文ですが、このあと、読解検定用の長文、記述検定の長文も音読マラソンでできるようにする予定です。
■■2026年10月保護者懇談会資料
◆動画
https://youtu.be/AHjq1nN44cI
◆◆9月の保護者懇談会資料
9月の保護者懇談会資料は、発行できなくて申し訳ありませんでした。
すぐに発行しようと思いましたが、新しくいろいろなシステムを作っていたために、通常の仕事がほぼ全くできませんでした。
しかし、検定試験システムが一通りできたので、これからはいろいろなご質問やご要望にすぐ対応できると思います。
◆◆新しい検定システム
新しい検定システムは、7種類あります。
7種類も覚えるのは大変なので、頭文字を取ってアオキサストド(アオキ差すトド)というふうに覚えてもらうことにしました。
覚えなくてもいいですが(笑)
ア暗唱検定
オ音読検定→音読マラソンに変更
キ記述検定
サ作文検定
ススピーチ検定
ト図書検定
ド読解検定
これらの検定試験は、言葉の森の生徒であればすべて無料です。
また、生徒のご兄弟やご家族も、ご希望があれば無料でできます。
その場合は、生徒コードを発行しますので、個別れんらく掲示板でnaneあてにご連絡ください。
https://www.mori7.com/teraon/hkei.php
◆暗唱検定
https://www.mori7.com/ksa/
第一は、暗唱検定です。
暗唱は、小学校低学年の時期には非常に効果的な勉強なので、多くの人に取り組んでもらいたいと思いますが、暗唱という勉強法に慣れていないこともあって、暗唱をする人がなかなか増えませんでした。
そこで、今回はウェブでできる暗唱検定という形で、子供たちが毎日暗唱の学習をする励みになるようなページを作りました。
ただし、この暗唱検定のページは、まだ暗唱文集の範囲だけですので、今後、英語の暗唱のページも追加していく予定です。
◆音読検定=音読マラソン
https://www.mori7.com/kso/
第二は、音読検定(音読マラソン)のページです。
最初は、音読検定という名前にしていましたが、検定というよりも毎日の習慣として行っていくことが大事なので、音読マラソンという名前にしました。
国語力をつける学習で最も効果があるのが、難しい文章を繰り返し音読することです。
近年では、学校でも音読の宿題を出しているところがあるようですが、音読の意義がわかってやっているところは少ないと思います。
音読で大事なことは、文章を読むことよりも同じ文章を繰り返し読むことです。
それは、少し難しい言い方をすると、その文章に書かれている語彙を含めた概念を身体化することだからです。
というややこしい話は置いておいても、毎日3分程度の音読を続けることで、どの子も国語力、読解力、作文力が向上します。
その音読の効果が現れるのが約半年ぐらいですので、半年間、毎日欠かさず3分の音読を続けやすくするために、音読マラソンというページと作りました。
音読は、小学生だけでなく中学生でも高校生でも有効です。
言葉の森の生徒の皆さんは、ぜひこの音読マラソンのページを活用して、毎日3分の音読を続けていってください。
◆記述検定
https://www.mori7.com/ksk/
第三は、記述検定です。
国語の入試問題では、読解問題が普通ですが、難関校では記述問題が中心になります。
例えば、東京大学の国語の入試問題では、例年、選択問題がひとつもなく、すべて60字から70字、また100字から120字の記述問題になっています。(たまに読解問題が一問出ることもありますが)
日本の学生は記述問題が苦手だということが、全国学力テストやPISAのテストでたびたび指摘されています。
そこで、記述問題に独自に取り組める学習として、記述検定が行えるようにしました。
この記述検定は、小学3年生から高校3年生までができるようになっていますが、小学校低中学年の生徒でも記述の入力がしやすいように、音声入力ができるようにしました。
マス目のついたノートに手書きで記述の答えを書いたあと、それを音読して入力するようにしてください。
これは、他の検定試験でも共通です。
記述検定を利用して、作文とはまた別のやり方で、書く力と考える力をつけていってください。
◆作文検定
https://www.mori7.com/kss/
第四は、作文検定です。
これまでも、森リンによる作文評価を行っていましたが、新しい作文検定のページは森リンの仕様が少し変わっています。
ただし、新しい作文検定に全面的に移行するにはまだ手直しするところがあるので、作文学習についてはこれまで通りのやり方で続けていってください。
◆スピーチ検定
https://www.mori7.com/ksp/
第五は、スピーチ検定です。
日本人は他の国の人たちと比べて、人前で発表する練習の機会が少ないので、発表が苦手だということがよく言われています。
しかし、今回、大学入試の総合選抜型の試験でも面接が義務付けられるようになりました。
発表する練習というものは、発表をするための機会がないとなかなかできません。
アメリカの小学校では、低学年のころから家にあるものを持ってきて、みんなの前で発表するというような授業があるようですが、日本ではそのようなものはほぼありません。
ただ、じっと座って先生の話を聞いているような授業がほとんどです。
そこで、家庭でもできるスピーチの練習として、スピーチ検定のページを作りました。
最初は、解答サンプルを見て真似してみるとやりやすいと思いますが、子供たちはすぐに慣れて自分の言葉で的確な発表ができるようになります。
言葉の森では、オンラインクラスでも発表の練習ができるように、「ひとりひとこと」という時間を設けていますが、ここでも的確に発表できる生徒と、なかなか発表のできない生徒がいます。
発表は、能力ではなく練習量ですから、スピーチ検定のページを利用して、自分の言いたいことを発表するという練習をしていってください。
◆図書検定
https://www.mori7.com/kst/
第六は、図書検定です。
図書検定は、子供たちの読んでいる本の量だけでなく、質を高めるために作りました。
小学生の間は、何しろ面白い本をたくさん読むことが大事です。
読書という書かれた文字を読んで、心から理解したり感動したりするという「読む」身体化を身につけることが大事なのです。
しかし、小学校高学年、中学生、高校生になると、読む量だけでなく質も必要になってきます。
ところが、ほとんどの読書指導は、面白い本をただ読むだけという量の指導にとどまっています。
そこで、言葉の森では、よりレベルの高い読書に進めるように図書検定の仕組みを作りました。
図書検定リストはまだ130冊程度ですが、これからさらにリストを増やしていく予定です。
この読書リストは、海外の生徒でも利用しやすいように、Kindleのようなネットで読める本を中心にしています。
毎日の読書の目標は、ひとことでいうと、毎日50ページ以上、時間でいうと1日30分から1時間です。
この図書検定を利用して、ぜひ良書をたくさん読んでいってください。
◆読解検定
https://www.mori7.com/ksd/
第七は、読解検定です。
これまでも読解検定というものは行っていましたが、読解検定で大事なことは満点を取ることです。
少なくとも80点以上取れなければ、問題を解いた意味がありません、言ってもいいくらいです。
つまり、そのくらい厳密に読むことが読解力を高めるコツです。
ところが、現在の読解検定の平均は60点前後です。
そこで、今回の読解検定は、1回で1つの長文、2つの問だけという形にしました。
そして、間違った問題については、自分で正しい答えの理由を書いて送信するというようにしました。
1回で1遍の長文と2問の問題でしたら、じっくり読み解く時間があると思いますので、必ず満点を取るつもりで臨み、間違えた場合はその理由を明確に書くということで取り組んでいってください。
◆◆国語力を中心とした全科学力のアップを目指す
言葉の森のこれからの指導方針は、国語力を中心に全学力をアップさせることです。
そのために、新たに7種類の検定試験システムを作りました。
このほかに、毎月できる国語、算数、数学、英語の確認テストがあります。
これらを活用して、国語力を中心とした全教科の学力を高めるとともに、作文と読書によって思考力、創造力を伸ばす勉強をしていってください。
-
● 2026年10月保護者懇談会資料 (3494字) 森川林 nane 2026年10月22日 07時43分
19619 森の広場より
https://youtu.be/AHjq1nN44cI
◆◆9月の保護者懇談会資料
9月の保護者懇談会資料は、発行できなくて申し訳ありませんでした。
すぐに発行しようと思いましたが、新しくいろいろなシステムを作っていたために、通常の仕事がほぼ全くできませんでした。
しかし、検定試験システムが一通りできたので、これからはいろいろなご質問やご要望にすぐ対応できると思います。
◆◆新しい検定システム
新しい検定システムは、7種類あります。
7種類も覚えるのは大変なので、頭文字を取ってアオキサストド(アオキ差すトド)というふうに覚えてもらうことにしました。
覚えなくてもいいですが(笑)
ア暗唱検定
オ音読検定→音読マラソンに変更
キ記述検定
サ作文検定
ススピーチ検定
ト図書検定
ド読解検定
これらの検定試験は、言葉の森の生徒であればすべて無料です。
また、生徒のご兄弟やご家族も、ご希望があれば無料でできます。
その場合は、生徒コードを発行しますので、個別れんらく掲示板でnaneあてにご連絡ください。
https://www.mori7.com/teraon/hkei.php
◆暗唱検定
https://www.mori7.com/ksa/
第一は、暗唱検定です。
暗唱は、小学校低学年の時期には非常に効果的な勉強なので、多くの人に取り組んでもらいたいと思いますが、暗唱という勉強法に慣れていないこともあって、暗唱をする人がなかなか増えませんでした。
そこで、今回はウェブでできる暗唱検定という形で、子供たちが毎日暗唱の学習をする励みになるようなページを作りました。
ただし、この暗唱検定のページは、まだ暗唱文集の範囲だけですので、今後、英語の暗唱のページも追加していく予定です。
◆音読検定=音読マラソン
https://www.mori7.com/kso/
第二は、音読検定(音読マラソン)のページです。
最初は、音読検定という名前にしていましたが、検定というよりも毎日の習慣として行っていくことが大事なので、音読マラソンという名前にしました。
国語力をつける学習で最も効果があるのが、難しい文章を繰り返し音読することです。
近年では、学校でも音読の宿題を出しているところがあるようですが、音読の意義がわかってやっているところは少ないと思います。
音読で大事なことは、文章を読むことよりも同じ文章を繰り返し読むことです。
それは、少し難しい言い方をすると、その文章に書かれている語彙を含めた概念を身体化することだからです。
というややこしい話は置いておいても、毎日3分程度の音読を続けることで、どの子も国語力、読解力、作文力が向上します。
その音読の効果が現れるのが約半年ぐらいですので、半年間、毎日欠かさず3分の音読を続けやすくするために、音読マラソンというページと作りました。
音読は、小学生だけでなく中学生でも高校生でも有効です。
言葉の森の生徒の皆さんは、ぜひこの音読マラソンのページを活用して、毎日3分の音読を続けていってください。
◆記述検定
https://www.mori7.com/ksk/
第三は、記述検定です。
国語の入試問題では、読解問題が普通ですが、難関校では記述問題が中心になります。
例えば、東京大学の国語の入試問題では、例年、選択問題がひとつもなく、すべて60字から70字、また100字から120字の記述問題になっています。(たまに読解問題が一問出ることもありますが)
日本の学生は記述問題が苦手だということが、全国学力テストやPISAのテストでたびたび指摘されています。
そこで、記述問題に独自に取り組める学習として、記述検定が行えるようにしました。
この記述検定は、小学3年生から高校3年生までができるようになっていますが、小学校低中学年の生徒でも記述の入力がしやすいように、音声入力ができるようにしました。
マス目のついたノートに手書きで記述の答えを書いたあと、それを音読して入力するようにしてください。
これは、他の検定試験でも共通です。
記述検定を利用して、作文とはまた別のやり方で、書く力と考える力をつけていってください。
◆作文検定
https://www.mori7.com/kss/
第四は、作文検定です。
これまでも、森リンによる作文評価を行っていましたが、新しい作文検定のページは森リンの仕様が少し変わっています。
ただし、新しい作文検定に全面的に移行するにはまだ手直しするところがあるので、作文学習についてはこれまで通りのやり方で続けていってください。
◆スピーチ検定
https://www.mori7.com/ksp/
第五は、スピーチ検定です。
日本人は他の国の人たちと比べて、人前で発表する練習の機会が少ないので、発表が苦手だということがよく言われています。
しかし、今回、大学入試の総合選抜型の試験でも面接が義務付けられるようになりました。
発表する練習というものは、発表をするための機会がないとなかなかできません。
アメリカの小学校では、低学年のころから家にあるものを持ってきて、みんなの前で発表するというような授業があるようですが、日本ではそのようなものはほぼありません。
ただ、じっと座って先生の話を聞いているような授業がほとんどです。
そこで、家庭でもできるスピーチの練習として、スピーチ検定のページを作りました。
最初は、解答サンプルを見て真似してみるとやりやすいと思いますが、子供たちはすぐに慣れて自分の言葉で的確な発表ができるようになります。
言葉の森では、オンラインクラスでも発表の練習ができるように、「ひとりひとこと」という時間を設けていますが、ここでも的確に発表できる生徒と、なかなか発表のできない生徒がいます。
発表は、能力ではなく練習量ですから、スピーチ検定のページを利用して、自分の言いたいことを発表するという練習をしていってください。
◆図書検定
https://www.mori7.com/kst/
第六は、図書検定です。
図書検定は、子供たちの読んでいる本の量だけでなく、質を高めるために作りました。
小学生の間は、何しろ面白い本をたくさん読むことが大事です。
読書という書かれた文字を読んで、心から理解したり感動したりするという「読む」身体化を身につけることが大事なのです。
しかし、小学校高学年、中学生、高校生になると、読む量だけでなく質も必要になってきます。
ところが、ほとんどの読書指導は、面白い本をただ読むだけという量の指導にとどまっています。
そこで、言葉の森では、よりレベルの高い読書に進めるように図書検定の仕組みを作りました。
図書検定リストはまだ130冊程度ですが、これからさらにリストを増やしていく予定です。
この読書リストは、海外の生徒でも利用しやすいように、Kindleのようなネットで読める本を中心にしています。
毎日の読書の目標は、ひとことでいうと、毎日50ページ以上、時間でいうと1日30分から1時間です。
この図書検定を利用して、ぜひ良書をたくさん読んでいってください。
◆読解検定
https://www.mori7.com/ksd/
第七は、読解検定です。
これまでも読解検定というものは行っていましたが、読解検定で大事なことは満点を取ることです。
少なくとも80点以上取れなければ、問題を解いた意味がありません、言ってもいいくらいです。
つまり、そのくらい厳密に読むことが読解力を高めるコツです。
ところが、現在の読解検定の平均は60点前後です。
そこで、今回の読解検定は、1回で1つの長文、2つの問だけという形にしました。
そして、間違った問題については、自分で正しい答えの理由を書いて送信するというようにしました。
1回で1遍の長文と2問の問題でしたら、じっくり読み解く時間があると思いますので、必ず満点を取るつもりで臨み、間違えた場合はその理由を明確に書くということで取り組んでいってください。
◆◆国語力を中心とした全科学力のアップを目指す
言葉の森のこれからの指導方針は、国語力を中心に全学力をアップさせることです。
そのために、新たに7種類の検定試験システムを作りました。
このほかに、毎月できる国語、算数、数学、英語の確認テストがあります。
これらを活用して、国語力を中心とした全教科の学力を高めるとともに、作文と読書によって思考力、創造力を伸ばす勉強をしていってください。
-
● 言葉の森新聞2026年10月3週号 通算第1919号 (1487字) 言葉の森事務局 jun 2026年10月21日 09時33分
19617 森の便りより
言葉の森新聞2026年10月3週号 通算第1919号
文責 中根克明(森川林)
■■作文、読書中心の 国語教育――7つの検定試験をつくりました
暗唱検定、音読検定、記述検定、作文検定、スピーチ検定、推薦図書検定、読解検定。
◆作文力・読書力がこれからの本当の国語力
国語問題集の問題を解く力は、表面的な国語力です。
本当の国語力は、国語問題の背後にある作文力と読書力です。
これからは、AIの活用によって、入試でも作文、記述と、それらを支える読書力が重視されるようになります。
そのために、できるだけ早いうちに作文力と読書力をつけておく必要があります。
◆国語力のある生徒は、学力全体の伸びがある
国語力は、日本語で読み書き考える力ですから、国語の力だけではなく、あらゆる学力の土台です。
そのため、国語力のうち特に作文力と読書力のある生徒は、受験の時期に本格的に勉強を始めると、数学や英語の成績もすぐに上がるようになります。
国語力は、国語の成績のためだけでなく、学力全体の土台として育てておく必要があります。
◆7つの検定試験を活用して密度の濃い学習を
言葉の森は、これまでの長年の指導の蓄積をAIの活用と結びつけて、7種類の検定試験をスタートさせました。
検定試験は、生徒が解答を送ると、その場でAIが評価と講評を返すので、やりがいを持って取り組むことができます。
これらの検定試験は、言葉の森の生徒は、いずれも無料です。
◆音声入力システムにより短時間の作文学習
言葉の森の作文学習は、内容は充実しているものの、時間がかかるためになかなか取り組めないという問題がありました。
しかし、音声入力を活かした作文システムによって、生徒が構成を考えメモをするところまでが手書きで、その後はメモをもとにした音声入力で短時間の学習が行えるようになりました。
これが、これからの新しい作文学習法です。
◆小1から高3まで続けられる本格的国語教育
言葉の森の作文指導は、ひらがなさえ読めれば小学1年生から作文を始められることと、難関校の大学入試の小論文に対応する受験作文指導を行っていることという幅の広さが特徴です。
また、小学校低学年は、暗唱の学習が取り組みやすい時期なので、低学年から国語教育の土台を作ることができます。
さらに、推薦図書のリストによって、低学年向けの読みやすい本から、中高生向けの難度の高い読書へと進めていくことができます。
■■勉強なんて、誰でもできる
勉強なんて、誰でもできる。
人にわざわざ教わるものではない。
特に、国語などは、本を読んでいればいい。
と思って、そういうものではない作文教室を始めた。
しかし、意外にも勉強の苦手な子もいた。
だから、勉強も教えることにした。
そのとき始めたのが、読解マラソン。
要するに、難読を繰り返せばいい。
しかし、その繰り返しができない子がいた。
させられない親も多かった。
そこで、読解検定と国語読解クラスを始めた。
それで、国語力のつく子が増えた。
そして今、AIの活用ができるようになった。
それが音読マラソンだ。
音読を続けるコツは、親が注意しないこと、
音読をしたという形が残ることだ。
この音読マラソンによって、
読解力のつく子がさらに増える。
それは作文にも生きるし、
何よりも頭のよさにつながる。
しかし、大事なのはその先だ。
読解力はついて当然。
そのあとに、自分でしか書けないことを書く作文力と、
自分にしか思いつかないことをする創造発表がある。
(四行詩)
※創造発表は、全科学力クラスの4週目に行っています。
-
● 言葉の森新聞2026年10月2週号 通算第1918号 (3763字) 言葉の森事務局 jun 2026年10月14日 14時09分
19612 森の便りより
言葉の森新聞2026年10月2週号 通算第1918号
文責 中根克明(森川林)
■■記述問題で、読む力、考える力、書く力をつける――記述検定のページができました
◆◆小学3年生から高校3年生まで利用できます
記述検定のページができました。
https://www.mori7.com/ksk/
小学3年生から高校3年生までの課題があります。
言葉の森の生徒およびご兄弟の場合、利用は無料です。
ご兄弟が利用される場合は、生徒コードを発行しますのでご連絡ください。
◆◆難関校ほど記述問題を重視している
高校入試や大学入試では、難関校ほど選択問題よりも記述問題を重視しています。
それは、ひとつには選択問題では差がつかないということがあります。
もうひとつの理由は、受験生が優秀な場合、差がつくような選択問題を作るのが極めて難しいという事情があるからです。
◆◆記述問題で「読む・考える・書く」力を育てる
記述問題は、読む力、考える力、書く力からなる総合力を必要とします。
その点では作文と共通です。
しかし作文は、全て自分で考えて書くので時間がかかります。
記述問題は設問の焦点が絞られているので、短い時間で取り組むことができます。
だから、記述問題は、作文に必要な力を鍛える練習と考えてもよいと思います。
◆◆作文よりも短時間で取り組める
小学6年生以上の作文課題は、1200字書くので、約1時間半かかります。
記述問題は、焦点が絞られているので、30分でできます。
記述問題の字数は、60字から70字の課題が3問、100字から120字の課題が1問です。
これは東大の記述問題の傾向に合わせた字数です。
◆◆AIがすぐに具体的な講評を返す
記述問題も、作文の講評と同じように、AIが即座に講評を返します。
設問が絞られているので、講評も具体的です。
現在はまだ10月分だけをできるようにしていますが、すぐに1年間分の問題をできるようにします。
生徒のみなさんで、作文を書く時間が取れなかった週は、記述検定でカバーするというようなことをしてもいいと思います。
◆◆受験勉強では、できるだけ手書きで
記述問題を受験勉強の一環として行う場合は、できるだけ手書きで、マス目のある原稿罫や方眼罫のノートに書いていくといいです。
マス目で字数を計算しながら書き、書き終えたあと、音声入力でその原稿をテキスト化します。
記述問題の解答フォームは、全て音声入力もできるようになっています。
■■推薦図書検定のページをリニューアル――日常生活の中で良書に触れる習慣を
推薦図書検定(略称図書検定)のページをリニューアルしました。
https://www.mori7.com/kst/
◆◆第一の変更点――対象学年ではなく、図書検定の級を表示
変更点は、第一に、それぞれの本ごとに、対象学年ではなく図書検定の級を表示したことです。
図書検定の級の11級は小1・2相当、10級は小3、9級は小4、8級は小5、7級は小6、6級は中1、5級は中2、4級は中3、3級は高1、2級は高2、1級は高3相当です。
その級に該当する本を10冊、それぞれ基準点以上の成績で読み終えた場合、その級に合格するという仕組みです。
◆◆第二の変更点――○×問題を減らし、記述問題を充実
第二は、問題の形式を変えたことです。
○×式の選択問題は2問だけにし、本を読んでいればわかるような問題を中心にしました。
記述問題は3問にし、
1.最も心に残ったこと、
2.似た話や似た例、
3.全体の感想
をそれぞれ60字から100字で書いてもらうようにしました。
◆◆音声入力で低中学年の子も取り組める記述問題
この記述問題は音声入力で書くこともできるので、小学校低・中学年の生徒も記述問題に答えることができます。
また、60字から100字という制限があるので、学校の試験などで記述問題に答える際に、指定された字数に合わせて書く練習にもなります。
◆◆第三の変更点――学年に関係なく、いつでも好きな級に挑戦できる
第三は、問題数を増やし、いつでもどの問題もできるようにしたことです。
問題に取り組む級は、学年に関係なくどの級を選んでも構いません。
問題数は今後もさらに増やしていく予定です。
◆◆海外からも利用できる推薦図書リストを充実
推薦図書のリストも今後増やす予定ですが、海外の方も利用できるように、Kindleなどの電子書籍で読める本を中心にしています。
推薦図書のご希望などがあれば、「読書の森」の掲示板をご利用ください。
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=3
◆◆読書と作文は、自分を向上させるための勉強の中心
読書と作文は、将来の勉強の中心になります。
なぜなら、勉強の本当の目的は、成績を上げることではなく、自分自身を向上させることだからです。
◆◆毎日の生活の中に、良書を読む習慣を
読書は、特別な勉強として取り組むものではなく、毎日の生活の中で自然に続けていくものです。
推薦図書検定は、子供たちが良書に出会い、その本を読んで考えたことを自分の言葉で表現するきっかけになることを目指しています。
検定に合格することも励みになりますが、それ以上に大切なのは、本を読むことが生活の一部になることです。
■■スピーチ検定のページをリニューアル――面接対策だけでなく、トータルな発表力をつける練習に(言葉の森の生徒は無料)
◆◆言葉の森の生徒とご兄弟は無料で利用できます
スピーチ検定のページをリニューアルしました。
https://www.mori7.com/ksp/
他の検定試験と同じように、言葉の森の生徒およびご兄弟の利用は無料です。
(暗唱検定、音読マラソン、記述検定、作文検定、スピーチ検定、図書検定、読解検定。一部工事中のところもあります。)
◆◆小学生・中学生・高校生の3つのレベルでスピーチを練習
スピーチ検定は、ウェブ上でマイクによる音声入力をしていただくかたちで進めます。
スピーチ検定では、小学生、中学生、高校生の3つのレベルに分けて短いテーマを提示します。
それぞれのテーマには、200字程度の回答サンプルがありますが、サンプルに沿って話す必要はありません。
自分の体験や考えを自由に話してください。
スピーチの時間は1分から2分の範囲です。
考えながら話す場合、1分で200字ぐらいの話ができると思います。
◆◆AIの講評でよいところを伸ばす
スピーチの結果については、AIがテーマとスピーチの内容を照らし合わせて講評を書きます。
講評は基本的に良いところを褒める評価を中心にして、もっと良くしたらどうかという話も一言付け加えるようにしています。
森リン点は、スピーチの字数の多さではなく、表現語彙の密度を評価するものです。(森リンは、言葉の森の作文自動評価ソフト)
したがって、スピーチの時間が1分から2分の範囲であれば、話が長くても短くてもかまいません。
◆◆スピーチの内容の豊かさを森リン点で評価する
スピーチ検定で森リン評価を出す理由は次のようなことです。
話をする内容に、豊かな体験や豊かな知識や豊かな考え方があれば、表現語彙の密度は高くなります。
確かに、200字程度のスピーチでは、森リン点には誤差が出ます。
しかし、スピーチ検定として正式に行う場合、学年のレベル別に、初級の10級は1本のテーマについてのスピーチ、次の9級は2本のテーマについてのスピーチ、最後の1級は10本のテーマについてのスピーチをするようにします。
級が一つ上がるごとに、スピーチのテーマが1本ずつ増えといくというかたちです。
すると、1級では、合計で2000字程度のスピーチをすることになります。
スピーチ検定の森リン点は、100字あたりの語彙の種類数として計算します。
そこで、スピーチの中で森リン点を上げることがひとつの目標になるのです。
森リン点は、他人との比較よりも、自分の過去の点数との比較に使うということです。
◆◆よいスピーチで大切なのは、話し方よりも話の内容
よいスピーチをするためには、豊富な語彙を使って話すことが大事です。
豊富な語彙というのは、難しい言葉をたくさん使うこととは違います。
自分の体験や考えを、豊かな語彙を使って具体的に話すことが大事です。
スピーチ検定は、入試の面接対策としても利用できます。しかし、スピーチ検定の本当の目的は、面接試験で上手に答えることだけではありません。
自分の体験や考えを、相手にわかりやすく伝える力を育てることです。
この力は、学校での発表だけでなく、将来の社会生活のさまざまな場面で役立ちます。
◆◆豊かな体験と読書と思考が発表力を育てる
スピーチ検定で大切なのは、話し方よりも話の内容です。
スピーチ検定の点数を上げるコツは、作文の点数を上げるコツと同じです。
話の内容を豊かにしていくことが大事で、そのためには、いろいろな体験をして、いろいろな本を読み、いろいろ考えていくことです。
特に、読書はすぐに取り組めることなので、推薦図書検定(略称図書検定)などを利用してたくさんの良書を読んでいってください。
-
● ニ代目キャラクター (46字) 森川林 nane 2026年10月09日 13時11分
19605 読書の森より
推薦図書検定のニ代目のキャラクターは、森ゾウの森ファンです。
森のエレファントという意味です。

-
● 言葉の森新聞2026年10月1週号 通算第1917号 (3899字) 言葉の森事務局 jun 2026年10月05日 13時01分
19603 森の便りより
言葉の森新聞2026年10月1週号 通算第1917号
文責 中根克明(森川林)
■■10月12日(月)は「休み宿題」
カレンダーに記載してあるとおり、10月12日(月)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■読解検定を無料に――新しい読解検定は、生徒の解答に応じた解説付きでわかりやすくなります
新しい読解検定のページ
https://www.mori7.com/ksd/
音読の丘のページ
https://www.mori7.com/kso/
◆◆読解検定を無料にします
読解検定は、10月から、言葉の森の生徒とそのご兄弟を無料とします。
◆◆間違えた問題は、正解の理由を自分で考える
新しい読解検定は、ウェブ上で生徒が解答を送信したあと、間違えたところについては、生徒がもう一度問題文を読み、その問題の正解の理由をフォームに書き込むようになります。
フォームは音声入力もできるので、低学年の生徒でも正解の理由を書くことができます。
理由を書いて送信すると、AIが、生徒の解答や理由に応じた解説を表示します。
AIの解説とは言っても、そのもとになっているのは、言葉の森がこれまでに作成してきた解説です。
◆◆読解力をつけるコツは二つある
読解力をつけるコツは、2つあります。
まず、読解検定で100点が取れるように、理詰めに読む練習をすることです。
この理詰めに読むという練習をするだけで、読解の点数が上がり国語が得意になったという生徒が数多くいます。
しかし、解き方のコツを身につけるだけでは、読む力そのものはつきません。
◆◆難しい文章を繰り返し読むことで読む力がつく
そこで、もう一つ必要なことは、読む力をつけるために、読解問題に出てくるような難しい文章を繰り返し読むことです。
繰り返し読むことによって、読んだ文章を理解できるだけでなく、その文章に書かれているものの見方や考え方という概念的なものが、文章の文脈として身につくのです。
わかりにくいかもしれませんが、ある文章を繰り返し読んでいると、ほかの文章を読む場合でも、自分が読んだ文章の背後にあったものの見方や考え方という概念的なものを、初めて読む文章にも当てはめて読めるようになるので、読み取りが早く深くなるのです。
◆◆問題集読書を毎日続けることの難しさ
言葉の森では、国語読解クラスや全科学力クラスで、問題集の問題文を繰り返し読むという問題集読書を行っています。
しかし、問題集読書は生徒にとって張り合いがないために、意志の強い生徒でないとなかなか毎日は続けられません。
◆◆「音読の丘」で毎日3、4分の音読を
そこで今回、音読の丘というページを作りました。
音読の丘で毎日3、4分、文章を音読するという練習をしていってください。
音読の丘で毎日の音読をし、毎週の読解検定で理詰めに読むという練習をすることで、読解力は必ず上がっていきます。
◆◆読解力がつけば作文力も伸びる
読解力がつくと、作文力も向上します。
新しい語彙や新しい概念を自分の作文の中に盛り込むことができるようになるからです。
◆◆無料化に伴う今後の変更について
すでに10月、11月の読解検定を申し込まれた方については、申し込みを取り消させていただきます。
したがって、受検料に引き落としは9月分まで(11月5日付け自動振替)で、10月分以降の引き落としはありません。
今後の読解検定は、これまでのような問題文の郵送と、採点結果の郵送は行わないようになります。
また、定期的な読解検定の会場試験も行わないようになります。
毎月、家庭で自分の都合のよい時間を見つけて、その月の読解検定に取り組むようにしてください。
◆◆10月から毎週の読解検定に挑戦しよう
言葉の森の生徒のみなさんは全員、10月からぜひ毎週の読解検定に挑戦してみてください。
https://www.mori7.com/e/dolkun.jpg
△読解検定のキャラクター、ドルくん。
■■作文と読解の勉強に、「音読の丘」のページを活用しよう
◆◆言葉の森の生徒なら無料で使える
「音読の丘」は、下記のページです。
https://www.mori7.com/kso/
言葉の森の生徒であれば、どなたでも無料で使えます。
◆◆創設当初から続けてきた長文音読
言葉の森は、作文教室を始めた最初のころから、毎日の家庭の学習として、長文の音読をすすめてきました。
課題フォルダの長文は3か月で12週分ありますから、3か月毎日長文を1編音読すると、1つの長文について7回から8回読むことになります。
◆◆繰り返し読むことで考え方が身につく
音読の練習は繰り返して読むことが大事で、同じものを繰り返して読むことによって、語彙力、読解力が身についていきます。
回数が少ないと、ただ書かれている内容を理解するだけですが、ある文章を読む回数が増えると、その文章の内容に対する理解だけでなく、その文章に書かれていた概念が自分の「ものの考え方」として身につくようになるのです。
その文章の中の、例えば一つの文を、その文だけでなく文章全体の文脈の中で理解するようになる。それが、概念として身につくということです。
しかし、ここまで理解して音読の練習をしている人はいないと思います。
だから、親も子も先生も、ただ1回でも読めればいいとか、または同じ読むのであれば、黙読の方が速く読めるとか思ってしまいがちなのです。
◆◆なぜ黙読ではなく音読なのか
なぜ黙読ではなく音読が大事かというと、黙読では、繰り返し読むうちに斜め読みになり、読んだ気になってしまうからです。
音読という動作が伴うことによって、初めて繰り返し読むことが続けられるようになります。
だから、音読は声を出して読むことが大事なのです。
◆◆音読は朗読とは違う
ところが、音読は朗読とは違います。
声を出すという動作によって繰り返し読めるようにすることが目的ですから、読み方は口の中でもごもご読むような読み方であったり、早口で読む読み方であったり、時々漢字を読み違えるというようなことがあったりしても、構いません。
それなのに、ほとんどの大人は朗読のようにしっかり読むことが大事だと考えて、つい子供の音読の仕方を注意してしまうことが多いのです。
これが音読が続かない原因です。
◆◆効果が現れるのは6か月後
音読を続けていると、語彙力が増えると同時に、文の流れやリズムがわかるので、文章が上手になります。
この効果が現れるのは、これまでの経験では、毎日音読を続けて6か月ぐらい経ってからです。
毎日3、4分の音読を6か月繰り返していくことが音読の目標になります。
◆◆音読が続かない二つの理由
ところが、多くの家庭では、この毎日欠かさず音読を6か月続けるということができません。
それは、子供が小学3年生ころになると自立心が出てくるので、人に言われたことをそのままやることに反発したくなる気持ちが出てくることと、子供の音読をそばで聞いている保護者がつい読み方を注意してしまうことによるものです。
小学3年生のころからの子供の反発は、自分の自立心の表れなので、親がその子供の意見に同意する必要はありません。
子供の意見は認めながらも、「大事なことだから続けなさい」と言っておけばいいのです。
◆◆AIが音読を聞いて記録してくれる
言葉の森は、最初は、毎日の家庭学習で音読が必須というような言い方で進めていました。
しかし、なかなか継続できる家庭がないので、現在は長文の音読ということはあまり言わなくなっていました。
けれども、作文の勉強の基礎になるものは、読書と対話と音読を続けることです。
そこで今回、「音読の丘」というページを作りました。
これによって、保護者がいちいち子供の音読をチェックしなくても、AIが毎日の音読をチェックし、それを記録につけてくれます。
AIの役割は、子供の読み方の細かい間違いを注意することではありません。
毎日音読を続けたことを確認し、その努力を記録することです。
保護者や先生は、その記録を見て、子供の努力を褒めてあげればいいだけです。
子供も音読を聞いてくれるAIがいて、その音読に対して返事をくれて、その音読の結果が記録に残るので、音読を続けられるようになります。
◆◆学校の音読の宿題とは時間を分けて
なお、学校で音読の宿題が出されている場合、子供は、学校の宿題に続けて言葉の森の音読もやるということは嫌がるのが普通です。
ですから、学校の音読は夕方やることにして、言葉の森の音読は毎日朝ごはんの前に必ずやるというふうに、時間を分けて続けていけばいいのです。
朝の音読練習が難しい場合でも、学校の音読とはできるだけ離れた時間帯に、言葉の森の音読をすると続けやすくなります。
「音読の丘」の操作は簡単です。
まず、明日から音読の練習をして、音読を毎日の習慣にしていきましょう。
なお、同じ文章で何度も練習できますで、お父さんやお母さんもぜひ「音読の丘」で試してみてください。
-
● 9月29日から新学期 (88字) 森川林 nane 2026年09月29日 05時47分
19599 森の便りより
9月29日から新学期扱いになります。
作文の丘から作文を送信する際、「山が違います」などの表示が出ることがありますが、こちらであとで修正しますので、そのまま送信してください。
-
● 言葉の森新聞2026年9月4週号 通算第1916号 (3360字) 言葉の森事務局 jun 2026年09月23日 14時33分
19593 森の便りより
言葉の森新聞2026年9月4週号 通算第1916号
文責 中根克明(森川林)
■■9月29日(火)・30日(水)は休み
9月29日(火)・30日(水)は、第5週のため通年クラスの授業はありません。
■■知識の詰め込みと競争の教育をやめて、読書、作文、発表の教育の日常化を
◆◆学校に行く必要性を感じなくなった子供たち
現在、不登校の生徒が増えている理由のひとつに、子供たちが学校に行く必要性を感じなくなってきていることもあると思います。
子供たちはまだ、世の中の大きな流れというものはわかりませんが、漠然と学校に行かなくても特に困ることはないと思いつつあるのです。
そしてその分、学校の魅力のなさがより大きく感じられるようになってきているのだと思います。
◆◆私も学校が退屈だった
私自身の子供時代を考えてみても、その当時は学校に行かないという選択肢は頭からなかったので、毎日仕方なく学校に行っていました。
しかし、授業中は退屈で仕方がないので、教科書のほぼ全ページに落書きを書いていました。真似しないでね(笑)。
そして、窓の外を眺めて、校庭で遊んでいるスズメたちを見ては、「スズメは自由でいいなぁ」と思っていたものです。
毎日、学校に行く動機を作るために自分が工夫したのは、「クラスにかわいい直子ちゃんがいるから、その子を見るために学校に行くのだ」という理由付けでした。
学校で気を紛らわせることのできるのは、図工の時間と体育の時間とテストの時間でした。
いずれも自分の意思でやることができるので、その時間は退屈しなかったのです。
このように、私が子供時代に考えた「学校に対する魅力のなさ」は、いまはさらに進化しているのではないかと思います。
◆◆受験と競争が教育の中心になっている
なぜそのような教育が行われているかというと、教育が子供たちを成長させるという目的よりも、受験に勝つことをより大きな目的にしているからです。
子供は、世の中の動きや自分の人生などは考えませんから、真面目で素直な子ほど、親や先生の言うとおりに行動しようとします。
しかし、それは子供にとって魅力的なものではないので、親や先生は子供たちを競争によって意欲付けようとします。
だから、真面目で素直で学力の高い子ほど、親や先生の求める詰め込み学習で競争に勝つことを目的とした勉強に時間を取られてしまうのです。
◆◆読書、作文、発表を学校教育の日常に
この状態を打破する方法はあります。
それは、国数英などのそれぞれの教科の学力はもちろん大切ですが、教科の学力以外に、読書と作文と発表の時間を学校教育の中で確保していくことです。
教科の学力が、詰め込みと競争で進められるのに対して、読書、作文、発表の教育は進めにくいものです。
それは、教科の学力が点数として表示されるのに対して、読書、作文、発表の学習は点数で表示できないからです。
そのため、点数での競争に便利な教科の学力だけが突出して行われるようになっているのです。
◆◆数値による評価と個性の評価
これを解決する方法は2つあります。
第一は、読書も作文も、その生徒の達成した結果を数値で表せるようになることです。
しかし、発表はまだ数値として表すような仕組みはありません。
そこで大事なことの第二は、点数として表せるような数字とは別に、発表する個性を評価する仕組みを作ることです。
読書、作文の学習が数値化されれば、読書と作文の教育がより日常的に行えるようになります。
そして、読書と作文には、数値で表されるものとは違う、その生徒の個性が表されます。
例えば、読書であれば、読書紹介やその読書に対する感想や対話の中に、その生徒の個性が現れます。
作文は、もっと直接的に個性の表れる学習です。
数値の評価とは別に、個性の評価があるということが、子供たちの読書と作文の学習を魅力のあるものにします。
◆◆発表で大事なのは「知りたいこと」より「したいこと」
発表も、同じです。
発表の学習は、発表の内容そのものが個性の発表になります。
しかし、発表の学習で大事なことは、自分の知りたいことを調べて発表するようなものにはできるだけしないということです。
知りたいことを調べて発表をするだけであれば、それは参考書の書き写しであったり、AIで調べたことをそのままコピーしたりすることであったりするでしょう。
では、どうしたらいいかというと、その生徒が知りたいことを調べて発表するのではなく、その生徒が自分のしたいことをAIと相談しながら発表するのです。
発表で大事なのは、「知りたいこと」ではなく「したいこと」なのです。
◆◆AIを「調べる道具」から「創造する道具」へ
たとえば、探検や冒険に興味のある生徒がいたとします。
「知りたいことを調べる」だけであれば、アムンゼン(アムンセン)の経歴やエベレストの登頂の記録など、調べる資料はいくらでも手に入ります。
しかし、「したいことを調べる」のであれば、「現在の社会で新しい探検や冒険をするとしたらどういうことが可能か」ということをAIに相談できるのです。
そして、AIが出してくれたいくつかの提案をもとに、さらにそれを深めて、自分だけの探検の案を作り上げるという形で話を進めることができます。
◆◆知識の詰め込みから、思考力と創造力の教育へ
このように、作文と読書の評価を数値化すること、発表学習を行動に結びつけること、という方法で、子供たちの学習は知識の詰め込みから、思考力と創造力を生かす個性的なものになっていきます。
このような教育を進めるために、言葉の森では、作文検定や図書検定という仕組みを作っています。
点数を取るために学ぶ教育から、自分の人生を作るために学ぶ教育へ変えていく必要があります。
作文検定、図書検定が、すべての学校教育で日常的に行われるようになること、そして発表学習の時間が確保できるようになること、それがこれからの教育が目指す大きな方向なのです。
■■第4週は清書。幼稚園生は作文(作文クラス)
幼稚園年中と年長の生徒は、第4週も普通の作文を書く練習です。自由な題名で作文を書いてください。
小学1年生以上の生徒は、清書を行います。
■清書の意義と方法
清書とは、これまでに書いた作文の中で内容がよかったものを書き直すことです。
内容がよいとは、個性、感動、共感などがあるということです。
書き直すときは、次の点に留意してください。
(1)漢字で書けるところは漢字で書く。
(2)たとえや自作名言を工夫できるところがあれば工夫する。
(3)似た話や続きの話を書くことによって字数を増やす。
(4)作文用紙の空いているところに絵などをかいてもよい。
■清書の投稿
清書した作文は、小学生新聞や一般紙などに投稿してみましょう。
手書きの清書の原本を、新聞社に投稿したり、コンクールに応募したりする場合は、清書のコピーの方を先生に送ってください。
新聞社に投稿する際は、作文用紙の欄外又は別紙に次の事項を記載してください。
(1)本名とふりがな(2)学年(3)自宅の住所(4)自宅の電話番号(5)学校名(市区町村名から)(6)メールアドレス。
投稿する際は、ペンネームを本名に訂正しておいてください。作文の中に友達の名前が固有名詞で入っている場合は、イニシアルなどに直しておいてください。投稿する作文の内容は、保護者がチェックしてあげてください。
同じものを複数の新聞社やコンクールに送らないようにしてください。これは二重投稿といって、もし両方に掲載されてしまった場合、掲載先に迷惑をかけることになります。
●小学生新聞の投稿先
■104-8433 東京都中央区築地3-5-4 朝日小学生新聞「ぼくとわたしの作品」係
■100-8051 東京都千代田区一ツ橋1-1-1 毎日小学生新聞「さくひん」係
●新聞社に送る清書は市販の原稿用紙に
新聞社に送る清書は、市販の原稿用紙に書いてください。
その理由は、清書は個人で送るものなので、自分で用意した原稿用紙に書くのが、社会的なルールとなるからです。
※清書した作文を投稿しない場合でも、額などに入れて家の中に飾っておきましょう。
-
● 【重要】ZOOMが従来どおり使えるようになりました (118字) 森川林 nane 2026年09月19日 15時48分
19591 森の便りより
9月中旬から、ZOOMが40分で切れる状態が続いていましたが、本日9/19から従来と同じように使えるようになりました。
長い間、ご迷惑をおかけしました。
原因は、ZOOMと日本のクレジットカード会社の連携ができていなかったためでした。
-
● 経験値を高める方法 (186字) あこやな akoyana 2026年09月19日 05時33分
19589 森リン掲示板より
中根先生
いつもお世話になっております。
お陰様で娘の○は作文教室に入ってから、作文を書くことは楽しくなってきました。
作文の点数のことですが、経験値の採点を高めるために、作文をどう工夫すればよろしいでしょうか。
絢の作文はよく森リンのベスト10に入っていますが、彼女の実力を参考するために、1年生の作文を提出する生徒数は毎週大体何人が居るか、教えていただけますでしょうか。
○ ○
-
● Re: 経験値を高める方法 (527字) 森川林 nane 2026年09月19日 14時11分
19590 森リン掲示板より
ご質問ありがとうございます。
経験点は、自分の行動を表す表現が多様に使われていることを示す点数です。
最近の作文では、
====
■経験語彙 5種 6個 (種類率83%) 27点
れる,作る,忘れる,探す,眠れる,
====
となっていました。
説明的な文章よりも、実際の描写的な文章にすると、経験点は高くなります。
しかし、小学4年生までは、点数にはあまりこだわらずに書くことを楽しむようにするといいです。
語彙を増やすためには、体験と対話と読書が大切ですので、作文の上の点数よりも、作文の土台となるところに力を入れていくといいと思います。
小1の課題を書いている生徒は10人程度だと思います。
小2の生徒も、最初の学期は小1の課題で書いています。
> 中根先生
>
> いつもお世話になっております。
> お陰様で娘の○は作文教室に入ってから、作文を書くことは楽しくなってきました。
>
> 作文の点数のことですが、経験値の採点を高めるために、作文をどう工夫すればよろしいでしょうか。
>
> 絢の作文はよく森リンのベスト10に入っていますが、彼女の実力を参考するために、1年生の作文を提出する生徒数は毎週大体何人が居るか、教えていただけますでしょうか。
>
> ○ ○
-
● 言葉の森新聞2026年9月3週号 通算第1915号 (1308字) 言葉の森事務局 jun 2026年09月17日 14時34分
19587 森の便りより
言葉の森新聞2026年9月3週号 通算第1915号
文責 中根克明(森川林)
■■9月21日(月)・22日(火)・23日(水)は「休み宿題」
カレンダーに記載してあるとおり、9月21日(月)・22日(火)・23日(水)は「休み宿題」となります。
作文個別と作文クラスの生徒は、ホームページの「授業の渚」か課題フォルダの「解説集」を参考に自宅でその週の課題を書いて提出してください。他の日に振替授業を受けることもできます。
「授業の渚」
http://www.mori7.com/nagisa/index.php
「ヒントの池」
http://www.mori7.com/mine/ike.php
作文以外のクラスの生徒も他の日に振替授業を受けることができます。
■■私がすすめる最もいい習い事
◆◆ノーベル賞の土台は、子供時代の読書だった
2025年に、ノーベル賞の化学賞を受賞した北川進さんと、同じくノーベル賞の生理学・医学賞を受賞した坂口志文(しもん)さんが対談している記事を読みました。
坂口さんの家庭は、両親が教育者で家にたくさんの本があるので、その本を読んで育ったことがありがたかったと述べていました。
北川さんは、幼稚園のころ1年間、何かの病気で休園した際に、両親が漫画や本をたくさん買ってくれたので、それで本好きになったということでした。
また、北川さんは、高校生のとき、中学生のときから続けていたバレーボール部に入りましたが、強いチームでないため練習がつまらなくなり、放課後に図書館に通って片っ端から本を読んでいたということです。
2人とも、子供時代は野山で遊んでいるばかりで、当時はもちろん学習塾などはなかったので、毎日の遊びと読書と学校の勉強だけの生活でした。
このように見てくると、子供たちにとっていちばん身につく習い事的なものは、やはり読書ではないかと思うのです。
◆◆オンラインクラスの読書紹介と、今後始める図書検定
言葉の森では、作文クラスも全科学力クラスも、どのクラスも授業の最初に全員の読書紹介をしています。
この読書紹介によって、みんなの読書の質と量が向上しています。
また、言葉の森では今後、図書検定の仕組みを日常化していこうと考えています。
この2つは、言葉の森の方針ですが、家庭でできることでもっといいやり方があります。
◆◆習い事のひとつのつもりで「予算内で本を自由に買っていい」とする仕組み
それは、読書を子供の習い事のひとつと見なして、「1ヶ月5000円以内なら何の本を買ってもいい」としておくことです。
5000円でなく、3000円でも、1万円でもいいと思います。
要するに、子供が自由に使える本代を、習い事の費用と見なしておくのです。
もちろん子供ですから、漫画を買ったり、くだらない本を買ったりすることは当然あります。
しかし、自分で選んだ本を自由に買えるということと、毎週のオンラインクラスの読書紹介が組み合わされれば、読書の量と質は確実に上がっていくと思います。
だから、子供たちにとっていちばんの習い事は、「予算の範囲で本を自由に買っていいという」家庭の方針になると思うのです。
-
● ZOOMからGoogle Meetへ (187字) 森川林 nane 2026年09月13日 06時46分
19572 森の便りより
ZOOMは本日9/13も引き続き40分で切れます。
現在、Google Meetに移行する準備をしています。
明日9/14から9/16にかけて設定が完了するようなので、そのあとオンラインのクラス作りをします。
設定に時間がかかるため、しばらくZOOMの不便な状態が続きますがご容赦ください。
Google Meetが開通したら、これまでと同じ状態で授業ができるようになると思います。
-
● Google Meetの設定 (87字) 森川林 nane 2026年09月13日 06時33分
19571 森川林日記より
昨日と今日、合計数時間、あっちをいじったりこっちを修正したりして、やっとGoogle Meetを設定する準備ができた。
実際に稼働するのは、まだ先になる。
ややこしすぎ。
-
● 【重要】ZOOMが45分で切れた場合、再度アクセスしてください (127字) 森川林 nane 2026年09月09日 17時36分
19570 森の便りより
ZOOMの有料版の契約をしていますが、アメリカからの請求なので、クレジットカード会社が何度も支払いを止めてしまい支払いが完了していません。
そのせいだと思いますが、ZOOMが45分で切れてしまう可能性があります。
その場合は、再度アクセスしてください。
-
● 言葉の森新聞2026年9月2週号 通算第1914号 (2717字) 言葉の森事務局 jun 2026年09月09日 09時59分
19569 森の便りより
言葉の森新聞2026年9月2週号 通算第1914号
文責 中根克明(森川林)
■■口頭検定、改めスピーチ検定に
面接と口頭試問の検定試験は、「口頭検定」という名称から「スピーチ検定」という名称に変更します。
https://www.mori7.com/moriuma/
「スピーチ検定」は、面接、口頭試問だけでなく、一般的な自己紹介などのスピーチも評価する仕組みです。
面接、口頭試問の場合は、わかりやすく密度の濃い回答を評価し、一般的なスピーチの場合は、わかりやすくユーモアの感じられるスピーチを評価します。
■■森リン掲示板を作りました――森リン点を上げる二つのポイント、語彙の密度と字数
◆◆森リン点について質問できる「森リン掲示板」
「よく使うリンク」の17番に森リン掲示板を作りました。
森リンの点数についての解説は次のページにあります。
▽「森リン点の解説」
https://www.mori7.com/as/4526.html
しかし、この長い記事を読んでも、ある作文がどうしてそのような点数になるのかということは、具体的にはよくわかりません。
そこで、森リン点に関する質問があったとき、掲示板でその質問に対して答える形にしました。
具体的な作品についての質問の場合は、生徒コード・月・週がわかるようにしてください。
質問を公開したくない場合は、投稿する際にペンネームだけを書いて、コード・パスワードは空欄のまま送信してください。
すると、その投稿は表示されません。
こちらでその質問に回答したあと、質問そのものは削除しておきます。→森リン掲示板
https://www.mori7.com/ope/index.php?k=ms
◆◆書き直したのに森リン点が下がることがある
これまであった質問の中で、よくあるものは次のような質問でした。
「ある週の作文を、より良いものにしようと思い、清書の際に書き直したが、かえって森リンの点数が低くなった」という話です。
これは、実はかなり多くあります。
子供たちが作文をより良いものにしようと思って書くときには、どうしても字数を長くしようと思うことが多いものです。
しかし、森リンの点数の基本は、語彙の種類の集計なので、同じ語彙を使って字数を増やすと、文章の密度が薄くなってしまうことがあるのです。
どういう語彙が集計されたかということは、森リンの評価にある集計語彙の表を見ればわかります。
◆◆要約は語彙の密度が高くなりやすい
また、普段書く感想文の場合は、第一段落に要約を書いていますが、4週目の清書の週は要約を省き、要約の代わりに自分なりの説明を書くように勧めています。
すると、要約の部分は語彙の密度が高い文章になっていることが多いのですが、要約の代わりに自分なりの説明を書くと、語彙の密度が薄くなってしまうことがあるのです。
要約の元の文章は、プロの作者が書いたものですが、子供たちの書く文章は、当然、その元の文章よりも語彙の密度が低いのが普通です。
だから、子供たちの作文の本当の目標は、要約をする元の文章と同じぐらいの密度で作文を書けるようになることだとも言えるのです。
◆◆森リン点を上げるもうひとつのポイントは字数
森リン点を考えるとき、もうひとつ大事なものは字数です。
どうしたら森リン点が上がるかということのいちばんのコツは、字数を学年の200倍まで書くことです。
小学4年生だったら800字、5年生だったら1000字、6年生・中学生・高校生は1200字が目標です。
なぜこういう字数にしたかというと、昔の調査で、学年ごとに無理なく書ける作文の字数というデータがあり、それを参考にしたからです。
また、森リン点は、字数が少ないと誤差が大きくなりますが、1200字以上の字数になると、ほぼ誤差がなくなるという経験則があったからです。
それぞれの学期ごとの字数も決まっていますが、それは、その学年の級に初めて取り組む生徒が負担を感じないように、学年の100倍から始めるようにしているからです。
本当は、学年の200倍の字数が楽に書けるようになることが目標です。
◆◆字数が多い生徒は語彙も豊富
字数と森リン点は高い相関があります。
それは、作文の字数を長く書ける生徒は、一般に語彙が豊富だからです。
語彙が豊富で、書こうとする言葉が次々と浮かんでくるので、自然に作文の字数が長くなるのです。
ところで、字数の基準は学年の200倍ですが、その字数を超えていくら長く書いても、それ以上は森リン点に影響しません。
だから、まずは学年の200倍、小学6年生以上なら1200字以上書くことを目標にしていくといいのです。
◆◆長く書くコツは段落ごとの字数配分
では、どういうふうに長く書けるようにするかというと、段落ごとに字数の目標を決めるのです。
例えば、大きく4つの段落に分けて作文を書くとしたら、第一段落を300字、第二段落を300字、第三段落を300字、第四段落を300字として、合計が1200字になるという字数配分です。
この字数配分の練習をしていると、作文試験で字数指定がある場合にも役立ちます。
自分の書きたいことをいくつかの段落に分け、その段落ごとに字数配分をしていきます。
例えば、第一段落が長くなりすぎたと思えば第二段落を短くし、第三段落が短いまま終わりそうであったら第四段落を長くするというような調整を行っていくということです。
◆◆最後の段落を長くするには実例を加える
ところで、第一、第二、第三段落は、長くしようと思えば、実例をより詳しく書くことによって長くすることができます。
しかし、第四段落は、感想や意見になることが多いので、感想や意見で字数を増やすことは難しいものです。
そこでどうしたらいいかというと、自分の意見を書いたあとに、その意見をさらに補強する意味で、「例えば」と実例を付け加えていくのです。
低学年の生徒の場合は、「どうしてかというと」と、感想の理由を補強する文を続けることもできます。
◆◆語彙力を育てる基本は読書
森リン点を上げるためには、字数を学年の200倍まで書けるようになることです。
そのためには、言葉が次々と浮かんでくるような語彙力を育てていく必要があります。
語彙力を育てる最も大事な練習は、読書をすることです。
読書の量が増えれば、使える語彙が増え、字数も増えてきます。
作文の勉強の基本は、読書力です。
「推薦図書」のリストを参考に、面白く、かつ質の高い本を読んでいってください。
https://www.mori7.com/tosyo/
-
● 森の便り9月7日「進級テスト」「いろいろな検定試験」 (664字) 森川林 nane 2026年09月07日 16時49分
19561 森の便りより
●作文の進級テストの締切は9月7日(月)
作文の今学期の進級テストの締め切りは9月7日(月)です。
9.1週の作文は9月7日中に間に合うように出してください。
また、今後、作文の進級テストは森リンの評価も行いますので、低学年の方も含めてテキスト化した作文を送る練習をしておいてください。
テキスト化は保護者の方が入力してあげるよりも、生徒が自分で書いた手書きの文章を音声入力でテキスト化するということに慣れておくといいです。
音声入力で多少の読み違いがあっても、森リンの点数は大きくは変わりませんので、丁寧に音声化したものであれば多少原文と違っていても構いません。
なお、手書きで書いている方は、手書きの作文とテキスト化の作文は両方合わせて送っていただけるといいです。
●図書検定、スピーチ検定、暗唱検定のページを改良注
現在、図書検定、スピーチ検定、検定と暗唱検定の改良を行っています。
図書検定は自分の読んだ本があるかどうかを調べるための検索窓を作っています。
https://www.mori7.com/tosyo/
暗唱検定はオリジナルの英文暗唱を入れていますが、その他に現在練習している英語の暗唱文も入れる予定です。
また、今後「星の王子さま」などの英語も入れていく予定です。
▽英語版
https://www.mori7.com/morisika/indexe.php
スピーチ検定はサンプルを増やして、自分のスピーチの参考になる文章を見られるようにする予定です。
https://www.mori7.com/moriuma/
-
● 教育改革 (80字) 森川林 nane 2026年09月07日 14時16分
19560 森川林日記より
自分の目的は、日本を守り発展させるために、
現在の詰め込み競争教育に取って代わる
思考力、創造力、共感力を育てる
新しい教育を押し進めることだ。
132-131 地山謙
-
● 読解検定8月中1 一つ目の文章 (46字) ゆた yuta 2026年09月04日 19時37分
19558 誤字発見より
8月読解検定長文中1の1編目『父の会社が』
6段落目の頭の部分
家事の原因は、 → 火事の原因は
-
● Re: 読解検定8月中1 一つ目の文章 (86字) 森川林 nane 2026年09月05日 08時41分
19559 誤字発見より
ありがとうございました。
直しました。
今まで気が付かなかった。
> 8月読解検定長文中1の1編目『父の会社が』
> 6段落目の頭の部分
> 家事の原因は、 → 火事の原因は
>
-
● 言葉の森新聞2026年9月1週号 通算第1913号 (3265字) 言葉の森事務局 jun 2026年09月01日 11時13分
19549 森の便りより
言葉の森新聞2026年9月1週号 通算第1913号
文責 中根克明(森川林)
■■【重要】9月1週は作文テスト――締切は9月7日(月)(作文クラス)
9月1週は作文テストの週です。
普段勉強している字数と項目がすべてできるように書いてください。
字数は、作文用紙に書く場合は作文用紙の字数です(マス目が空欄のところも字数に含めます)。
テキスト入力する場合は、正味の字数です。
(「ワードで書いた文章の字数の数え方」などで検索するとAIが答えてくれます)
各学年の項目は、項目表を参考にしてください。
https://www.mori7.com/mine/nae.php
項目は、自分がその項目を意識して書いたということが伝わるように、書いたところに項目マークをつけておいてください。
手書きの作文の場合は、課題フォルダの「項目表」を参考にして、
- 構成: 枝
- 題材: 葉
- 表現: 花
- 主題: 実
の絵を描いておいてください。
テキスト入力の場合は、その語句の近くに、
- 構成: <<構成>>
- 題材: <<題材>>
- 表現: <<表現>>
- 主題: <<主題>>
と書いておいてください。
★9.1週の作文の提出締切は、9月7日(月)です。
定期試験などがあり期日に間に合わない場合は、先生と相談してください。
■■おすすめ図書のページができました
生徒のみなさんが毎週つけている「読書記録」をもとにした「おすすめ図書」をつくりました。
「よく使うリンク」の27番にリンクがあります。
https://www.mori7.com/osusume/
毎月、幼長から高校生まで合計100冊のリストを掲載します。
一緒に勉強している友達がどんな本を読んでいるかを見て、読書の幅を広げていきましょう。
小学校低学年の生徒は、中学年・高学年の本を見て、小学校高学年の生徒は中学生のおすすめ図書を見て、中学生の生徒は高校生のおすすめ図書を見て、自分のこれからの読書生活の参考にしてください。
これらのおすすめ図書リストは一般的なリストではなく、実際に生徒が読んだ記録を基にしたリストですので、その本を紹介した生徒の他の読書記録も見ると、自分の読書の参考になる本がさらに見つかると思います。
読書は今の教育の中ではすぐに成績には結びつくわけではないということで後回しにされがちです。
しかし、実は読書は、子供たちの学力にとってばかりでなく、人生にとっても大きな意味を持っています。
私のこれまでの経験では、読書をよくしている生徒は、その時点では成績に表れなくても、上の学年になった時に成績が伸びるようです。
つまり、読書によって考える力がつくので、いざ勉強をしようと思うと、勉強の内容が頭の中にすぐ入ってくるのだと思います。
この読書の効果は、東北大学の川島先生などもよく述べています。
「東北大学 川島隆太教授 インタビュー「読む&書く」からこそ学びは深くなる」
https://www.hj.sanno.ac.jp/feature/201911/ryuta-kawashima-interview.html
作文、小論文を書く力も、もちろん読書力を土台にしています。
読書の目標は、できれば毎日50ページ以上です。
こういう読書生活を中学生や高校生の時期ばかりでなく、大学生になっても、社会人になっても続けていければ、人生にも仕事にも大きく役立ちます。
おすすめ図書リストを参考にして、これからも読書生活を充実させていきましょう。
△おすすめ図書のキャラクターは、クジャクちゃんです。
https://www.mori7.com/e/kujaku.jpg
■■暗唱検定のページができました――暗唱の練習で、日本語力、英語力、記憶力が育つ
◆◆AIが暗唱をチェックする「暗唱検定」のページが完成
言葉の森の暗唱検定のページが完成しました。
https://www.mori7.com/morisika/
言葉の森の全科学力クラスでは、小学1年生から3年生までは日本語の暗唱、小学4年生以上は中学生・高校生も含めて英語の暗唱ということを目安にしてやっています。
この暗唱の練習は、これまでは担当の先生がチェックすることが中心でしたが、全員の暗唱チェックをするには少し時間がかかりました。
そこで、暗唱検定のページを作り、生徒がいつでも自宅で自分の暗唱をチェックし、練習することができるようにするという仕組みを考えました。
AIを使った暗唱検定なので、暗唱の結果を見て、AIが暗唱の出来具合を評価し、コメントします。
◆◆江戸時代の寺子屋教育とGHQによる暗唱の消失
話は少し遡りますが、江戸時代の寺子屋教育では、子供たちの日本語の勉強は音読・暗唱が中心でした。
太平洋戦争後の教育改革のなかで、学校の学習から暗唱が姿を消していき、戦後生まれの大人のほとんどは、暗唱の勉強を経験していません。
数少ない暗唱学習として残っているもののひとつが、掛け算の九九です。
◆◆九九に見る「大人の経験」が子供の教育に与える影響
しかし、九九以外は、日本語の暗唱の学習を経験した人がほとんどいないので、子供に暗唱の学習をさせることに対して大人の側にためらいが生じてしまうのです。
大人の経験が子供の教育に影響するということは、この掛け算の九九についても言えます。
九九は、日本では当然の常識として子供たちみんなが覚え、それが実生活にも役立つことを実感しています。
しかし、こういう効果をどれだけ説明しても、九九の文化の伝統のない国では、つまり大人がそういう経験をしたことのない国では、子供にそういう教育をさせることはとても難しいのです。
◆◆暗唱力と学力には深い関係がある
暗唱の練習にどのような効果があるかというのは、まだ科学的に解明されていませんが、私がこれまで言葉の森で子供たちの暗唱指導をしてきた経験でいうと、暗唱の力と学力はかなり高い相関があるように思います。
暗唱ができるから学力が高くなるのか、学力があるから暗唱ができるのかということが議論の分かれるところですが、暗唱と学力はかなり一致しているように思います。
暗唱の練習によって、作文に書く語彙が増えたり、文章を読むときの語彙が増えたりすることはあると思いますが、私が暗唱指導を続ける中で特に感じるのは、記憶力がついてくることです。
◆◆記憶力が高まれば、勉強の能率が上がる
今の学校の勉強の多くは、記憶力を必要とする勉強です。
記憶力の高い人は、教科書や参考書を何度か読むだけで、その内容が頭に入ります。
記憶力の高くない人は、読むだけでなく、手で書いて覚えて、それを何度も繰り返してやっと頭に入るというような勉強をしているのではないかと思います。
一度聞いたらすぐわかるという人と、何度も繰り返してやらないとわからないという人では、勉強の能率に大きな差が出ます。
暗唱の練習をしていると、この記憶を頭に残すコツが自然に育ってくるのだと思います。
◆◆暗唱検定を、毎日の家庭学習のきっかけに
ところが、先に述べたように、今の大人の世代は、自分で暗唱の練習をしたことがないので、子供に説得力を持って暗唱の練習をさせることがなかなかできません。
暗唱は、本来、毎日繰り返すことで身につく学習です。
そのためには、週に一度先生に聞いてもらうだけでなく、自分で何度でも確認できる仕組みが必要です。
そこで、暗唱検定のページを使って暗唱の練習をしていくといいと思ったのです。
現在はまだ、日本の古典を中心とした日本語の暗唱だけですが、近日中に英語の暗唱検定も入れていきます。
どちらに取り組んでもいいので、毎日の家庭学習の中で暗唱の勉強に取り組むきっかけを作っていってください。
▽参考資料
野口悠紀雄さんの「図解『超』英語法」より
https://www.mori7.com/izumi/gazou/2022/7201500140.jpg
-
● 暗唱検定の記事を載せました (257字) 森川林 nane 2026年08月31日 16時43分
19548 森の便りより
8月29日、ホームページに暗唱の記事を載せました。
「暗唱検定のページができました――暗唱の練習で、日本語力、英語力、記憶力が育つ」
https://www.mori7.com/as/5579.html
現在使えるのは、日本語の暗唱文集ですが、このあと、英語の暗唱文集も作る予定です。
暗唱の練習には、マイクを使って、滑舌よく話す必要があります。
普段の暗唱練習は、早口でやるのが上達するコツですが、暗唱検定でチェックする場合は普通の速さで読むようにしてください。
速く読める人は、普通の速さでも言うことができます。
-
● 未来の仕事 (93字) 森川林 nane 2026年08月30日 05時38分
19547 森川林日記より
教える仕事はなくなる。
教わる人がいなくなるから。
書く仕事もなくなる。
読む人がいなくなるから。
すべての人が創造を目指す。
残るのは、創造を励ます仕事。
そのためには、
自らも創造する必要がある。
-
● 8/26の欠席連絡 (76字) あかさふ akasahu 2026年08月26日 00時45分
19539 横瀬(よこせ/yokoko)先生の部屋より
お世話になります。
8/26はテスト前のため、欠席します。
ご連絡が遅くなり申し訳ありません。結局、
欠席連絡の仕方が分からなくて、こちらで直接連絡しました。